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スピーカー 2
ダイアログカフェ。筋書きのない対話から、新しいアイディアと自分自身に出会う場所。この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
今回はですね、税理士の高橋はじめさんをお迎えして、お話を聞いていきます。
はい。
まあね、税理士でありつつ、かなり、なんていうか、責めた感じの税理士、若かりし頃は特に。
やっぱり、新宿二丁目の税理士っていうのが責めてる。
そうなんですよ。
スピーカー 1
そういう肩書きだけで生きてる。
スピーカー 2
でも、生きれる。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
二丁目でやってます。この辺が覚えております。
ちくびが足を出しました。
スピーカー 2
そうですよ。本当ですよ。
そういうね、様々な人間模様を楽しんでらっしゃる、ちくび先生なんですが、
いろんな形の楽しみを知り抜いてらっしゃる大人ということで、
いろんな肩書きがね。
何だっけ?
生ハゲ伝導師。
生ハゲ伝導師。
スピーカー 1
はいはいはい。
生ハゲ伝導師。
スピーカー 2
生ハゲを伝導してらっしゃるそうなんですが。
スピーカー 1
そうですそうです。
秋田に友人がいて、そこに行った時に生ハゲ伝導師ってのがあるよってみたんです。
で、税理士になった頃に暇だったんですよ、仕事ないから。
改良したてなんてなるから。
じゃあちょっと暇だし、資格取りに行こうかな、生ハゲの。
で、小釜で行って、生ハゲ伝導師の資格を取って。
で、年に100人しか受けられない。
スピーカー 2
え、そうなの?受けるのが100人?
スピーカー 1
そう。で、年に1人落ちるかどうかわからない。
スピーカー 2
そういうのを行って、
スピーカー 1
現地とかと一緒ですね、講習を受けて最後に試験がある。
あーそうやつね。
観光プラス試験。
で、行ってですね。
試験は最初ちゃんとしてるんです。
生ハゲが無形文化財に選ばれた年いつですかとか、
言文する最古のお面は何地区のものですかとか、
そういうのを答えるんですけど、
最後の頃は、最近生ハゲ捨てられてますけどどうしたらいいですかみたいな。
スピーカー 2
助けてくださいみたいな。
スピーカー 1
だからまあ落ちないよねっていう試験だったんですけど、
それで生ハゲ伝導師になりまして、
確か369番っていう会員番号もあるんですよ。
すごい。
だから未だに毎年来ますよ、
2月にやる瀬戸祭りっていうののボランティアやりませんかみたいな。
確定新国直前なんだわ。
忙しい時期。
忙しい時期なんで。
生ハゲ伝導師になると何ができるんですか。
伝導です。
生ハゲ伝導師を取ったので、せっかくだからね、
うちの店でお披露目をしようと思って、
秋田のものを出してやろうと思ったんです。
やっぱり生ハゲ伝導師であるからには、
生ハゲのウエアを着ないとまずいじゃないですか。
スピーカー 2
ウエア。
スピーカー 1
ケデって言うんですけどね。
スピーカー 2
ケデ?
スピーカー 1
こういうのが伝導師の仕事です。
スピーカー 2
確かに確かに。
ワラみたいな。
ミノのような。
スピーカー 1
みたいなというかワラですね。
あれを小菓子観光協会に頼んだと1万円で作ってくれたんですよ。
スピーカー 2
1万円で作ってくれる、オーダーメイトで。
オーダーメイトで買えるってことですか。
スピーカー 1
買います。
スピーカー 2
1万円で。
意外と。
ワラだけどね。
確かに。
スピーカー 1
それでそれを着てやろうと思って、
でも一応大人なんで人気は着らなければいけないと思って、
東京でこういうことで生ハゲちょっとやってみようと思うんですけど、
いいですかって言ったら、秋田出身ですかって言われて、
違いますって言ったら、じゃあダメです。
スピーカー 2
なんで?
スピーカー 1
そうなの?
じゃあ伝導師は何にしたいんですか?
スピーカー 2
聞いたら、伝導してくださいって言われて。
どういうこと?
スピーカー 1
なんで秋田出身じゃなきゃダメなの?
スピーカー 2
分かんないです。秋田のものだからじゃないですか。
でも伝導師なんでしょ?
スピーカー 1
そこですよ。
スピーカー 2
伝導師ですよ。
それが伝える理由だよ。
そうですよ。
そこだよ。
スピーカー 1
解剖せよ。
今だったら開きますよ。
スピーカー 2
生ハゲを解剖せよ。
スピーカー 1
でもやっぱりダメって言われたからやっぱり着なかったんですね、ちゃんと。
ちゃんと伝導師だから。
だから結局入口のところにぶら下げておいたわけですよ。
でもみんないじるじゃないですか。
だから朝ボロボロになって店の入口の変化うまくないんですよ。
バラだから。
俺何のためにこれ買ったんだろうって思った記憶がありますけど、
スピーカー 2
それが生ハゲ伝導師として何かといったら最後の記憶です。
スピーカー 1
なんかさ、アイコンが生ハゲじゃなかった?
スピーカー 2
昔そうでした。
スピーカー 1
昔そうでしたよね。
昔は今はなんかいろいろ他にも人生自信が持てることができたからいいんですけど、
その頃はアイデンティティがそれしかなかったんですよ。
スピーカー 2
生ハゲ伝導師。
そうなんだ。
生ハゲ伝導師しかなかったので、それで勝負って思ってましたけど。
アイデンティティがないときにそういう何でもいいから、
何か資格ちょっとしかも珍しいやつ。
これ結構いいですよね。
だからなんかちょっと行き場を失った芸能人みたいなやつですよ。
確かにね。野菜そぶりやってさ、全然関係ないのに取っちゃうみたいなやつですよね。
だから僕ツイッターのあれがまだ生ハゲタックス。
スピーカー 1
タックス、タックス。確かにそうだった、そうだった。
だからそれしかアイデンティティがなかった頃の産物です。
スピーカー 2
確かにね。
スピーカー 1
なるほどね。
だからそれに頼らなくてもやれるようになったこの20年の進歩。
スピーカー 2
確かに。進化。
そこからまた広がってるから、あとなんだっけ、お城めっちゃ回ってますよね。
スピーカー 1
日本百名城っていうお城があって、
それのスタンプラリーがあるんですよ。
スピーカー 2
スタンプ帳を手に入れたらラリーにするじゃないですか。
スピーカー 1
前もJRがやってたウルトラマンの怪獣のスタンプラリーみたいなのがあって、
電車に乗せるべきやつだから改札の外にあるんですよ。
車で回りましたからね。
スピーカー 2
いやいや、JRだよ。
スピーカー 1
お前らの思う通りになかったんだって。
スピーカー 2
今あれなんだっけ、コナンやってるよ。
コナンのスタンプラリー。ちょっと前までやってた。
スピーカー 1
だから子供のそういうのに付けるのが大変なお父さんお母さんは車で回るとリスキーです。
ガソリン代は高いかもしれないけど。
スピーカー 2
確かにね。毎年いろいろやってるんだよね。
ポケモンとかレゴとかいろいろやってるけどね。
スピーカー 1
車です。
スピーカー 2
車でね。
スピーカー 1
で、日本百名城はちゃんと回って
スピーカー 2
80ぐらいまで行った段階で続日本百名城って出てきて
スピーカー 1
だから進捗が80から40に急に落ちるっていう。
スピーカー 2
百名城って結構日本全国ほんと毎週毎週いろんなとこ行ってませんでした?
スピーカー 1
行ってました。熱心なときは。
スピーカー 2
すごい100個って
結構ね。大変ですよね。
すごいメジャーなところなんて一部じゃないですか。
一部です。
だって天使閣がほとんど残ってないわけじゃないですか。
スピーカー 1
サラチみたいなとこありますよ。
スピーカー 2
そうですよね。
百名城なのにサラチもあるんですか?
スピーカー 1
ありますよ。原っぱとか。
え、それは。
百名城の一番とかそうです。ねむろの。
スピーカー 2
何城なのそれ。
よくわからないですけど。
ねむろの原っぱ?
え、なぜ百名城?
スピーカー 1
なんか一応政治が動いてるじゃないですか。
スピーカー 2
政治が動いてる。
スピーカー 1
各県必ずあるので。
で、その続百名城まで入れると200じゃないですか。
あと3つなんですよ。
スピーカー 2
197?
スピーカー 1
197なんですよ。
スピーカー 2
もう行ったの?
すごい。
何年かかったんですか?
スピーカー 1
いやでも10年くらいかかってるじゃないですか。
すごいでしょ。
スピーカー 2
そういうライフワークがいっぱいあるわけ。
さっきの47都道府県のね、あの酒場?
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
あれはいくつやったんですか?
スピーカー 1
あれ45くらいまで行ったけど。
スピーカー 2
あと2個?
スピーカー 1
でもコロナになって、コロナで何年も経ってるうちに
スピーカー 2
どこやってないか忘れちゃったんですよ。
スピーカー 1
メモってないから。
だからちょっとね、なかなかもう難しいんですけど。
スピーカー 2
でもこのさ、47都道府県やろうって思いつくとこまであれだけど
それ45個までやるとか、200個、197までやるとか
この執着心がすごいじゃないですか。
すごい。
執念でしょ。
スピーカー 1
それがもっと違うところに活かされてれば
もうちょっと偉くなってくるかもしれない。
スピーカー 2
いやいやいや。
すごい、なんかネタがむちゃくちゃある。
一番エネルギー注いでるのが城のスタンプってちょっとダメなんだよ。
それって一人で行くんですか?
スピーカー 1
一人で行くこともありますし、
前職の同期のやつがお城好きなんで、歴史が好きなんで
そいつ連れて行くと、一緒に行くと解説機になるんで。
だからまあそれもありますし、
あと場所によっては家内だったりもしますし。
まあまちまちですね。
あと残ってる3つは一人で行く可能性結構ありますね。
スピーカー 2
あとどこ?
スピーカー 1
一個は中津川、岐阜の苗木城。
スピーカー 2
苗木城、聞いたことない。
スピーカー 1
あとは新宮、和歌山の。
スピーカー 2
桃鉄で止まりにくい駅だ。
スピーカー 1
和歌山こうなってるじゃないですか。
スピーカー 2
右のほうなんてアクセスむちゃくちゃないんですよ。
スピーカー 1
新宮から1時間くらい取るまで北に上がって
この三重の山の中にある赤木城。
この3つが今残ってて。
それこそですね、ライフワークみたいなこと言ってましたけど
終わった後俺どうやって行ったらいいの?
スピーカー 2
いやいやいや、続々。
いやいやもう終わりですよ。
あと3つ、しかもなんとなく地域的に
スピーカー 1
1回で回ろうと思えば回れそうな3つ。
スピーカー 2
ちょっと岐阜は遠いから。
スピーカー 1
新宮と赤木城は一緒に行くつもりですね。
2回も行きたくない。
スピーカー 2
確かに。
コンプリートしたいのか、させたくないのか。
スピーカー 1
コンプリートしたいです。早く終わらせたい。
僕はもう200個回り終わったら
その中で不満もあるわけです。
なんでこれが百名城?
終わったら俺の百名城を選ぼうと思って。
スピーカー 2
勝たれるわ。
選定しようと思って。
スタンプ帳作ろうと思って。
スピーカー 1
俺の百名城。
スピーカー 2
200全部行った人って?