ポッドキャスト収録時のマイクの角度ですね、向きをどんな塩梅にしておけば一番いいのかっていうのはちょっとわからなかったりすることがあると思うんですよね。
なかなか収録する経験がなかったりとか、ゲストの方と話してたら盛り上がっちゃってマイクオフ気味になっちゃったりとか、いろんなマイクのポジショニングの悩みですね。
マイキングの悩みってあるかなと思うんですけれども、本当に今日はこれからポッドキャスト撮ろうかなというそこのイスナーのあなたがですね、こんな感じでマイクを置いておけば大丈夫ですよっていうのをですね、いくつか提案させていただきたいなというふうに思います。
この番組はポッドキャストのことを勉強できるポッドキャスト番組をお届けしています。
ポッドキャストに関係する最新のテック情報やKizaレビュー、海外情報、ライフハック情報などAppleポッドキャストキーステーションに、最近はSpotifyとYouTubeでもビデオポッドキャストでお届けしています。どうぞよろしくお願いいたします。
ということでですね、これからポッドキャスト収録を2026年はやっていこうかなと思うときに、マイクあんまり使ったことがないから、じゃあ実際どうすればどう置けばいいのかわからないということがあるかなと思います。
まず大前提として皆さんにやっていただきたいことは、マイクをしっかり固定しようということですね。
よくパネルディスカッションなんかでマイクを持ちながらっていうね、ワイヤレスのマイクとかワイヤードのマイクを持ちながら収録してるっていう方もいらっしゃるかなと思うんですけども、
それはポッドキャストには基本的には向かないですね。特別なシーンの時だけワイヤードのマイクとかワイヤレスのマイクを手に握りながら話すということはあります。
ただ普通のポッドキャストの場合は基本マイクは固定してください。固定していただきたいなと思います。マイクスタンドとかマイクのホルダーとかに固定しておく必要があります。
なぜ固定しなければいけないのかというと、それは端的に言うとマイクを持ちながら話してるとマイクを握った時の手でガチャガチャする音が入っちゃうんですよね。
入っちゃったりするので、それでちょっとやめてほしいなと。編集さんとしてはやめてほしいなというふうに思っちゃうんですよね。
あとは普通にマイク握ったりしてると自然にマイクから離れていっちゃったりとか自分の手で位置決めするじゃないですか。
そうするとマイクって邪魔だなみたいな感じで遠ざかっちゃうことがあったりするのと、人によって持つ位置とか違ったりするのでマイクによっても結構重かったりしますからね。
そういう点ではSHUREのβ87Aあたりは非常に軽くて女性用のキンキンするような高音域の声もしっかり入るので基本的には私は好きでよくβ87A使ってます。
話が脱線しましたけれども、最初に言いたかったことはマイクはちゃんと固定してくださいということですね。マイクスタンドとかマイクのホルダーにしっかりつけてくださいということでした。
そしてマイクのポジショニングなんですけども、私の6年間の総合をすると別ポジとしては左斜め45度もしくは右斜め45度の少し下側から斜め45度の15度下ぐらいからマイクを口元に当てるということでした。
これがなぜ良いかと言うといくつか理由があるんですが、1つ目がマイクを垂直に当てないことで破裂音の除去につながると、破裂音が入りづらくなるというところが1つあります。
そして、喋っている人の目の前の視界が割と開くと、あわよく言えば台本とかで手元に資料を見ながら話すことができると。マイクが斜め45度から当てられているので、何か手元に資料を置いたときも見えるというところがあります。
例えば、リスナーのあなたの中にはビデオポッドキャストもやりたいという方がいらっしゃると思います。斜め45度からにすることによってビデオポッドキャストからの見た目的な問題、そういったところもかっこよくマイクが当たっているみたいな感じですね。
マイクがお顔を邪魔しないというところから、そういうのがいいんですよね。だから微妙な違いがあるんですよ。海外のビデオポッドキャストを見ていると、だいたい斜め45度、ちょっと右下左下15度くらいからマイクが出ているというのがほとんどだと思うんですけど、そういう理由ですよね。
見た目的にもいいし、目の前が開くので台本なんかも見れるし、あわよくばゲストの方と視線を合わせやすくマイキングを設定するということができます。
あと何個か言うと、マイクと口の距離感的なもの。この番組でも何度もご紹介させていただいたかと思いますが、ビデオポッドキャストを見ている方はだいたいわかると思うんですけど、握り拳一つぐらいですね。一つぐらいを開けて、そして一つぐらいがちょうどマイクと口の間に入るぐらいですね。そのぐらいの距離感にしていただいてお話しいただけるといいかなと思います。
これが大体のマイクのベスポジですね。離れすぎちゃうと遠いし、音が小さくなるし、周りの環境音も拾っちゃうしということがコンデンサーとかでもありますね。
あとはやっぱりね、マシュアのSM7BとかSM7DBとかですね、そういったマイク、ダイナミックなマイクになると噛みつくぐらい近づいていいというようなこともありますが、実際に噛みついちゃうと、今ロードキャスト噛みついちゃって、赤いピークマークがバンバン上がってるんですけど、こんな感じになっちゃうマイクもあります。
マイクの機材によっては、ゴッパーみたいに噛みついちゃったり、SM7Bみたいに噛みついちゃっても割れないという特別なマイクもあるかもしれませんが、基本的にどのマイクもですね、近づきすぎちゃうと割れがちになっちゃいますので、若干開けるというところですね。
近づきすぎ防止のためにポップガードを入れるという対策もありますけど、これは私個人的には好きじゃないですね。ちょっと見えづらくなるんで、視界が悪くなるんで、ちょっとそれはしてないです。ただマイクと口の距離は本当に握り拳一つ入るぐらいが、ほとんどのダイナミックマイク、コンデンサーマイク、コンデンサーの場合はちょっと開けた方がいい場合がありますけども、ほとんどのマイクでこれで大体調整できます。
近いほうがいいです。割れない程度に近いくらいが一番ちょうどいいですね。編集する私にとっては非常にありがたいことになってきています。そんな感じでしょうかね。
あと何か気をつけることあるかな。さっき2つ目ぐらいで話した破裂音の問題ですね。マイクの機種によっては直角でマイクを口に当てたいという方もいらっしゃるかなと思います。ただですね、この辺、まっすぐに当てると破裂するというマイクもあるんですよね。
ボディブローのように声のパパパっていうのが結構起きるというコンデンサーマイクもあったりします。これはダイナミックマイクなんですが、ちょっとやってみましょうか。まっすぐに今向けて話していくと、今まっすぐに向かって話してますけども、
これを斜め45度にすると、
というような感じになります。もう一回まっすぐにします。
はい、という感じですね。もう破裂する台風の直撃を何とか45度で抑えちゃうという小技を使うと割と楽です。
はい、ちょっとこのローロープロキャスターにもう一個ウィンドシールドを、中にもう一個自分で入れたというのがあるので、破裂が感じられづらいくなってますが、これでもでも小細工している割にはちゃんとまっすぐになると破裂が入りやすくなってますね。
機種によって全然入り方が全然違うので、コンデンサーの場合はもっと入りやすくなったりするので、お気を付けいただきたいなというふうに思います。
はい、ではポッドキャスター収録時のマイクの向きと角度、別ポジですね。もう一度おさらいなんですが、別ポジとしては斜め45、右斜め45、もしくは左斜め45。