ポッドキャストの現状と市場感
おはようございます、inadyです。
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では、今日のトピックをご紹介します。
なぜエンジニアが今ポッドキャストを始めるべきなのか。
今まさに私がポッドキャストをやっているわけですけれども、
これをなぜ始めたのかと、そして今聞いてくださっている方が、
なぜ始めるべきなのかという話をしてみたいというふうに思っております。
まずですね、私の話をする前に、
全体の今の市場感みたいなところを共有したいと思うんですけれども、
アメリカの話ですが、
2023年のポッドキャストの広告収益は19億ドルだったらしいんですけれども、
今年2026年の予測は26億ドルの成長が見込まれていて、
倍近くとまだ言いませんけど、1.5倍ぐらいの成長が予測されていますというデータが出ています。
さらにですね、アメリカのポッドキャストの普及率は全世帯で55%であるというところがあって、
ものすごく普及していますというところです。
一方でですね、これは第5回ポッドキャスト国内利用実態調査という日本国内の調査によると、
ポッドキャストの日本国内の利用率は17.2%とまだまだ低いという結果が分かっています。
アメリカが55%に対して日本が17%なので、
全然流行ってないじゃんというふうに捉えることもある意味できるかなと思っています。
かつですね、2020年が14%で、
2025年が17%なので、たった3%しか伸びていないという結果も事実としてあります。
一方で今後の期待として考えているのは、
20代の普及率が27%で、10代に至っては24%もあるということで、
若者を中心にかなり普及しているということが分かってきています。
これらの情報を踏まえるとですね、アメリカのトレンドが数年遅れて日本に来ると、
タイムマシン経営とよく昔から言いますけれども、
そういったことが来るんじゃないかというところと、
若い世代、今10代でいうと34%の普及率があるので、
これがそのまま順々に年齢が上がってくると、
日本のポートキャストの普及率が上がる方向に少なくともあるというところは間違いないかなと思っております。
ここまで全体の市場観、日本において、
今のところは全然ポートキャストが盛り上がっていないんだけれども、
上昇傾向にありますというところは共有できたかなと思っています。
ポッドキャストを始めた理由
ここからはですね、私自身、このinadi自身が何でポートキャストを始めたのかというきっかけの話からしていきたいと思います。
最初に思ったところはですね、
最近テックブログ見なくなったなというところがあって、
皆さんもかつてからテックブログって読んでいたと思いますし、
書いている人も非常に多いかなというふうに思っているんですけれども、
私個人的にはもう最近ほとんど見てないなというところに気づきがありました。
これはテックブログ、技術的なことを調べることが多いんですけれども、
生成AIで調べたほうが正確だし、
ドンピシャで自分が聞きたいことをパッと答えてくれるところがあるので、
わざわざテックブログ見ないよねというところと、
生成AIに聞いてわからなかったことに対して、
テックブログを見るんじゃなくて、
公式ドキュメントを見てしまって、
公式ドキュメントを見てもわからなければ、
公式ドキュメントを生成AIに渡して、
これってどういう意味みたいなところをさらに解説してもらうみたいな使い方をしています。
なのでテックブログの価値は昔から変わってないと思うんですけれども、
生成AIというさらに価値の高いものができてしまったことによって、
相対的に価値が下がってしまったというふうなことかなというふうに個人的には思っていて、
加えるとですね、
AIが書いただけのテックブログって最近すごく増えていてですね、
なんか見てもつまらないなというふうな状況になっているというところが、
このテックブログ見なくなったことに対して拍車をかけている部分です。
一方でですね、
私たちって今まで以上に人間らしさというところに植えてきているんじゃないかなと思っていて、
生成AIによって情報はすごく手っ取りばらく効率よく取れるようになりましたし、
コーディングもカーサーとかクロードコードとかによってすごく早くなりましたと。
正しいことについてはもう基本的にAIで聞けば答えてくれる。
昔はハルシネーションとか言われてましたけど、
最近はかなり精度の高いものが入ってくるようになってきたっていう反面ですね、
いろんなことがAIで解決できるようになったからこそ、
その反動として人間ぽさとか人間らしさみたいなことがだんだん摂取できなくなって植えてきているんじゃないかなというふうに思っていて、
人間らしさって何かというとある意味不完全な判断ですね、
合理的じゃない判断をしてしまうとか、
親近感だとか信頼関係とか、
もっとダイレクトに言うとあの人好きだとかあの人嫌いだとかそういったものが相対的に価値が増しているんじゃないかなというふうに思っています。
このようにAI時代によって人間らしさに飢えているという、
私それから皆さんがどういうふうにこの人間らしさを摂取するかというと、
それが音声なんじゃないかなというふうに個人的には思っています。
これは個人的に考えているところではあったんですけれども、ちょっと調べてみると面白い研究結果があってですね、
イエル大学のマイケルクラウス先生という方の調査結果によると、
音声と映像を録画録音したものと音声だけを録音したものを実験する人に見せて、
その撮られている人がどういう感情なのか怒っているのか悲しいのかみたいなのを当てるっていう実験をしたんですね。
これの実験結果が普通は音声プラス映像の方がデータ量が多いのでそっちの方が正確に答えれるんじゃないかなと思うんですけれども、
実際は音声だけで試験した人の方がより正しい答えが出たというところがあって、
ある意味音声だけっていうのは情報が少ないんだけれども、話している人の人間らしさと感情とかそういったものが聞いている人に一番よく伝わるっていう実験結果かなというふうに思っていて、
ポッドキャストそれから昔からあるラジオとかにパーソナリティの方にすごく親近感を感じて、
この熱狂的なファンがポッドキャストラジオで生まれるっていうのはこういった背景があるんじゃないかなというふうに思っておりまして、
今の現代の人たちが植えている人間らしさみたいなのを一番ダイレクトに吸収できるメディアがポッドキャストなんじゃないかなというふうに仮説を立てました。
ここまでずらずらと話してきたんですけれども、まとめるとどういうことかというと、まずはテックブログ個人的にあんまり読まなくなったなというところと、
あとは自分としてもあんまり書くモチベーションが下がってきたなというふうに思っています。
これは自分自身がそもそもテックブログあんまり見ないので、自分が見ないものを書きたくないというところと、
それから生成AIによって生成されたうぞうむぞうの記事がたくさんあるカオスな世界にあんまりものを出していきたくないというところがあるというところなんですが、
一方でエンジニアって、昔からなんでテックブログを積極的にやっているかというと、アウトプットしたいというモチベーションが高い人が非常に多いと思うんですね。
私もそのうちの一人で、テックブログは正直あんまりやりたくないんだけれども、エンジニアとしてアウトプットは継続していきたいと。
アウトプットの媒体なんだというふうに考えたときに音声コンテンツは今の時代にすごく合っていると。
人間らしさとか人の感情が一番伝わるメディアだというところで、じゃあポッドキャストだなというふうに思った結果、
テックブログを昔からやっていたその代わりとして、それをポッドキャストでやってみようというのが全体のきっかけでした。
ポッドキャストの利点
それで実際にエピソード4までいきましたけれども、やってみてどういう良さがあったと。
きっかけは良いとして、やってみてどういうふうに思ったのかなというところを、
ポッドキャストをやったことがないという人が大半だと思うので、ぜひ共有したいんですけれども。
まず一つ目が思考の整理になるなというところです。
このポッドキャストを終了するときに、まず原稿、だいたい過剰書きでこういうことを話したいと書くんですけれども、
これを書くときにファクトのデータとか最新の情報を改めてもう一回リサーチするので、
それでインプットとして勉強になります。
その書いた原稿を話すんですけれども、話すときに誤魔化しか聞かないなというところが感じていて、
自分があんまり理解していないまま発言してしまうと、声のトーンが明らかに変なんですよね。
分かってないな、自分ごと化されてないな、みたいなふうに乗って、
ちょっとじゃあもう一回取り直しということになって、もう一回調べるということが起こるので、
中途半端な知識でやれないという難しさの反動として理解をしっかりできるというところがあります。
最後に加えて言うと、まず収録しますよね、原稿を書くインプットがあって、
それを収録して話しますよね、アウトプットして、それを最後に編集するときに自分で耳で聞くので、
書いて話して聞くみたいな、いろんな自分の中の語感を使ってやっていくので、すごく脳に定着するというのがあります。
昔から勉強の方法で喋って覚えるとか、聞いて覚えるとか、書いて覚えるとか、いろんなタイプの人いると思うんですけども、
これを全部やっているという感じですかね。なので思考の整理をしつつ、自分の脳にもすごく定着していくというところがあって、
これがやってみてよかったのが一番かなというふうに思っています。
次は話し方のトレーニングになるなというところです。
自分で収録したボットキャストを少なくとも1回か2回ぐらいは聞いて編集をしないといけないんですけども、
やっていると自分のフィラーの多さというか、変な語尾が多いとか、そういったのにすぐ気づくんですね。
編集である程度を消すんですけども、消す作業もめんどくさいっちゃめんどくさいので、
できれば編集したくないので、そういう変なフィラーとか変な語尾を言わないようにしたいという、
ポッドキャストのメリット
そういう矯正ができて、まだ4回目なのでいきなり全部は修正できないんですけども、
ちょっとずつですね、修正をしていって、聞いている人にとって耳心地のいい話し方になるようにするにはどうしたらいいのかなということを日々考えながらやっていて、
これはですね、ポッドキャストだけじゃなくて会社で会議をするとか雑談をするみたいな時でもすごく役立つとすごく生きてくるところなので、
ポッドキャストをやっていることが日常的な仕事とか日常会話でも生きていくというところがあって、
それも非常にやってみてよかったなというふうに思っております。
最後にですね、考えながら話す練習になっているということです。
話し方トレーニングの話とちょっと近いんですけども、
同じくですね、編集の後工程の手間を減らすためにできるだけ変なことを言わないようにしたいなというふうに思っているんですね。
変なことを言ってしまうとそこを切ったりとかつなぎ替えたりとかやらないといけないので、
それを防ぐために自分がこれを言いたいって頭の中でパッと思い浮かんだ時に、
プロデューサーみたいな人が自分の背後に仮想的にいて、
その人が今それを言ってしまうと編集で後で消さないといけないからそれは言うなみたいなのが練習になるというところで、
あとはプロデューサーがですね、あまりああだこうだ言ってしまうと話が止まってしまうんですね。
止まってしまうと無音の区間があるので、それもまた編集しないといけないので、
プロデューサーは的確な判断をしないといけないんだけども、かつ迅速に判断をしないといけないというところが、
自分の脳の中でやりながら話しながらみたいな瞬発的な思考力みたいなのを鍛える練習にもなって、
これも非常にポッドキャストをやって良かったメリットかなと思って、
これが4回プロポッドキャストを収録して思っているところです。
今後の展望と継続的な挑戦
総論で言うとですね、ポッドキャストでアウトプットもできて、テックブログの代わりとしてアウトプットもできるし、
新しいスキルもどんどん身につくし、単純に楽しくやってますというところが感想です。
次にですね、今後やっていきたいところを2つ話したいんですが、
まず1つ目はビデオポッドキャストへの挑戦です。
今まで3回は音声だけでポッドキャストをやっていたんですけれども、今回はビデオで収録してみております。
もしこの配信がビデオ、例えばYouTubeとかSpotifyだとビデオで配信できるので、
ビデオでもし配信できていればうまくいけているし、もしできていなければちょっと今回うまくいかなかったというところなんですが、
とにかくビデオポッドキャストをやってみたいと思っています。
これは今すごくビデオポッドキャストが流行っていて、著名なポッドキャスターの方はどんどんプラットフォームYouTubeに移行して、
YouTubeから配信しているんですね。
これはビデオの方がリッチだとかそういう話ではなくて、単純に聞いている人がほとんどYouTubeで見ているというところがあって、
YouTubeは音声のプラットフォームではなくて動画のプラットフォームなので、
動画付きで出した方が単純にレコメンドされやすい、よく見られやすいという傾向があるので動画で出していて、
私もその流れに乗ってビデオでちょっとやってみたいなと思っているのが一つ。
それから今週に1回毎週金曜日に配信しているんですけれども、これを継続的に続けたいというふうに思っています。
もともとはですね、ポッドキャストを始めるにあたって子育てもしていて仕事もしていて、
わりと忙しいのでやれるタイミングでやろうと月に1回とか2回とか決めずにやろうと思っていたんですが、
それだと続からそうだなと単純に思ったんですね。
今週は忙しいとか今月は忙しいとか今年は忙しかったってなって結局やらないんじゃないかなと思ったので、
忙しいんだけれどもとにかく毎週金曜日出すと決めてやるというふうにやっています。
この1週間のルーティンが非常に良くてですね、前の週にやった改善点とかをまた次の週にちょっとずつ改善していくと、
アジャイルというかスクラムみたいな感じでちょっとずつ改善していくというところも週1でやるメリットかなと思っておりまして、
ポッドキャストっていうのはTikTokとかYouTubeみたいに一個パッと出して突然バズるみたいなことは基本なくて、
1年やってようやくちょっと聞いてくれる人が増えて、3年とか5年とか長く長くやればやるほどじわじわと聞いてくれる、
コアなファンがちょっとずつ付いてくれるっていうメディアなので、とにかく長く続けるっていうところを目標としてやっていきたいと。
長く続けるって遠い目標を立ててしまうと難しいので、とにかく週1コンスタントにちょっとずつ改善しながら出していくっていうところを目標にやっていきたいというふうに思っております。
では今回のまとめを最後にしたいと思います。
なぜポッドキャストを今やるべきなのかというところで言うと、ポッドキャストをポッドでやってるのはなくてですね、
テックブログを皆さんやっているのが時代とともに変化した形なだけだというところがまず一つです。
改めて整理するとテックブログっていうのは生成愛によって価値が下がってきてますよねっていうところと、
とはいえエンジニアとしてアウトプットはしたいということを考えたときに、
テキストメディア以外の選択肢として今の時代に最適なものの一つが音声なんじゃないかと。
音声を配信するプラットフォームってポッドキャストだよねっていうところがまずやるべき理由の一つ目です。
それからですね2つ目がポッドキャストを継続することによって思考の整理力とか話す力、フィーラーを減らすとか、
それから変な語尾をやめるとかそういったところですね。
エンジニアにとって求められる非テックな領域のスキルがすごく向上すると。
いわゆるコミュニケーション能力が作っているところで非常に良いかなというふうに思っております。
最後はですね市場間でも話しましたけれども、日本においてはポッドキャストは今のところあまり浸透していないと。
逆に言うと今後もし伸びればですけれどもブルーオーシャンになる。
今始めておけばブルーオーシャンになることは間違いないので、
今のうちに皆さんエンジニアの方やってみてはどうですかというご提案になります。
ということで今回はエンジニアがなぜ今ポッドキャストを始めるべきなのかという話をしてみました。
最近ポッドキャストが楽しすぎてですね、もともとの趣味だった英語学習にあまり時間が割けていないというのはまた別の問題があったりするんですけれども、
これは立た直しながらポッドキャストも楽しみながらやっていきたいなというふうに思っております。
ということで最後に番組のご紹介させてください。
この番組はYouTube、Appleポッドキャスト、Spotifyで配信しております。
ぜひお好きなプラットフォームからサブスクライブをお願いします。
ご感想リクエストもしございましたら概要欄のフォームからいただけると大変嬉しく思います。
では次回の配信でお会いしましょう。
ご視聴ありがとうございました。