2025-07-26 19:11

101:R7技術士第二次試験の振り返り(機械部門-必須編)

令和7年度技術士第二次試験の振り返り回です。機械部門の必須問題について、復元論文代わりに私が回答した骨子について話しました。



■参考URL

過去問(R7もそのうち追加されるはずです)

https://www.engineer.or.jp/c_categories/index02022221.html


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サマリー

令和7年度の技術士第二次試験における機械部門の振り返りに関するエピソードです。特に必須科目の試験問題の内容や個人の選択科目での経験について詳しく述べられています。機械部門の技術士第二次試験の振り返りでは、設計の重要性や人材育成、リスク管理という課題が探求されています。特に、品質、コスト、納期のバランスを考慮するQCDや倫理的視点が強調されています。

試験の概要
こんにちは、つねぞうです。
DESIGN REVIEW-FM第101回目、始めていきましょう。
今回は、先日受験した技術士第二次試験の振り返りをしてみようかなと思っております。
はい、ちょっと何週間かポッドキャストをお休みしていたんですけれども、
実はこの技術士の第二次試験というものが、先日7月21日にありまして、
一応その勉強に専念するために、ちょっとお休みさせていただいておりました。
で、ちょっと振り返りをね、していきたいなと思うんですけれども、
今回、第3回目の事件になります。令和5年に1回目を受けて、
筆記でダメでしたので、翌年、令和6年にも受けて、
また筆記がダメで、今回3回目、令和7年度技術士第二次試験、
7月21日、3連休の最終日、月曜日ですね。
月曜日に受験してきました。
私は神奈川県で受験していますので、会場はビジョンセンター横浜という、
前回、去年と同じ会場でしたね。
正直、3回目なんですけれども、過去一番勉強しなかった回でしたね。
3回目ということで、論文を書く試験なんですけれども、
時間内に論文を書き切れるかというところが一つ、最初の段階なんですけれども、
一応3回目なので、一応書き切れるというのは分かっていたので、
今回、手書きの勉強、手書きの練習というのは全くやりませんでしたね。
試験の前の日に、一応シャープペンがちゃんと出るかなというのを確認するために、
回答用紙、1枚ぐらいかな、ちょっと漢字が怪しい単語の練習をしたぐらいで、
論文はほとんど、ほとんどというか、論文は全く今年は手書きでは書いていません。
iPadで勉強しているんですけれども、昨年、おととしに書いた論文だったり、
インターネット上で公開されている、誰かが書いた論文の例だったり、
あとはいろんなところから出ている、スキヤ記述とかいろんなところから出ている回答例を参考にして作った、
自分の問題集みたいなものをiPadで見ると。
あとはよく経済産業省とかいろんなところから出ている資料を、PDFなんかの資料も見ると。
そういうのが主な勉強方法でしたね。
試験の席なんですけれども、毎回結構いい席を引き当てているというか、番号が若い席でした。
1回目はね、0001って一番最初に多分申し込んだので、一番前の席でしたし、
昨年も0004だったかな、なので一番端っこの一人席でしたね。
今年も一応そこそこ若い番号でしたので、一人席で、よく言われている席ガチャっていうんですかね、
隣の人の消しゴムをかける、振動でかけないとか、そういうことは全くなく、集中して受験することができました。
では早速、私は機械部門ですね。技術士第2次試験の機械部門、いろんな部門があるんです。
必須科目の問題
技術士っていうのは、総監っていうのを入れて21部門あるんですけれども、私は機械部門を選択しています。
機械部門の、その中でも選択科目っていうのがいくつかあって、私は機械設計っていうのを選択しているんですけども、
その中でもね、機械部門でも機械設計のほかに材料強度と信頼性、あとは機構ダイナミクス制御、
そして熱動力エネルギー機器、流体機器、加工生産システム、産業機械っていう、1,2,3,4,5,6、6個の選択科目があります。
試験問題としては、午前中に必須問題といって、その機械部門6科目あるんですけども、
そこの共通の問題、そして午後からは、それぞれの選択科目ごとに用意されている選択の問題があります。
まず今回は、午前中に行った必須科目の振り返りをちょっとしてみようかなと思います。
はい。必須科目はですね、朝10時から12時の2時間、2時間ですね。
2時間で600文字図面の原稿用紙3枚を使って問題を書きなさいという、そういう内容ですね。
はい。今回どういう問題が出たかというと、
一つ目は、新しく開発した技術というものを採用するときにどういった課題があるか。
そういう話ですね。
ちょっと一応せっかくなんで問題文を読んでみましょうか。
はい。機械部門必須科目1の一つ目。
あ、そうそう。2つあるんですよ。必須科目が2つあって、そのうち1つを選ぶんですけども、その1つ目。
機械設計に求められる仕様は高度化し、設計製造を取り巻く社会的な環境も変化してきている。
これらの状況に対応して新しい技術を開発する必要があるが、
その利用にあたっては社会や環境に重大な影響を与える可能性があることを十分認識する必要がある。
本文は、工役を確保するために新しく開発した技術を、
負の側面も含めて多面的に理解した上で製品に採用する際の考え方について問うものである。
質問が4つあるんですけれども、
1番目。工役に影響を及ぼし得る新しい技術を一つ想定せよ。
機械部門における技術者としての立場で、その技術を機械製品やシステムに適用する場合に、
工役を確保するために解決すべき技術課題を多面的な観点から3つ抽出し、観点を明記した上でその技術課題の内容を示せと。
いつもの感じですね。多面的な観点から3つ課題を抽出しなさいと。
その観点も明記しなさいということですね。
2つ目の問題は、その1つ目で抽出した3つの多面的な課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げてその理由を述べよと。
そしてその課題に対する複数の解決策を示せ。
3つ目は、その解決策をすべて実行した上でも残存し得る、もしくは新たに生じ得るリスクとそれの対策について専門技術を踏まえた考えを示せ。
4つ目は、1から3までの業務遂行にあたり技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を第一に即して述べよと。
そんな問題です。
その問題の流れとしてはいつも通りの感じなんですけども、今回機械部門の必須では、大体3番目のときに波及効果、解決策を実行したときの波及効果を示せなんていうことが聞かれることが多かったんですけども、今回聞かれてないんですよね。
選択科目の体験
2つ目、2つあるうちの2つ目はですね、こちらはある機械部品を1つ想定したときに、制度、制度でいろんな幅があるんですけども、その制度にまつわる技術的な課題というものを話しなさいよ、説明しなさいよと。
そういう問題です。
こちらもちょっと問題を読んでみようと思います。
1-2
機械製品の設計から製造までの様々な段階において、実験式の制度、設計ツールの解析制度、数値解析の誤差、部品の加工制度、組み立て制度などのある幅を持った不確かしさまたは誤差が必ず存在する。以下ではこれを総称して制度と呼ぶことにする。
これらの制度は相互に関係しており、最終的な製品の特性や性能を向上させるためには、各段階での制度の定量的な評価とその相互関係の評価等が必要とされる。
機械部門における
問題1
機械部門における技術者としての立場で、機械製品を一つ想定し、最終的な製品の特性や性能を向上させるための制度にまつわる技術的な課題を多面的な観点から三つ抽出し、それぞれの観点を明記した上で内容を示せ。
問題2
一例抽出した課題のうち、最終的な製品の特性や性能に対して最も重要と考えるものを一つ挙げ、これを最重要とした理由、他の制度との相互関係も含めて述べる。
さらにその課題に対する複数の解決策を機械部門の専門技術用語を交えて示せ。
問題3
解決策をすべて実行しても残存し得る、もしくは新たに生じ得る懸念事項を示し、その対策について専門技術を踏まえた考えを示せ。
4つ目が、技術者としての倫理、社会持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を第一に即して述べようと。
そういう問題でしたね。
私どちらを選択したかというと、2つ目、制度の話を選択しました。
普段工作機械を設計していますので、制度というのは切っても切り離せないものでして、
普段から考えることが多いというところで、2番目の制度に関わる問題を選んだんですけども、
どうかなというところがあって、令和5年、令和6年度、両方とも筆記がダメだったんですけども、
どちらも筆数問題がダメだったんですね。
専門科目、選択科目の方はA評価だったんですけれども、専門がダメで筆数がダメだったんですけれども、
復元した論文とかをちょっと見てみると、やっぱり専門的なことを書きすぎているところがあるんですよね。
どうしても筆数科目というのはちょっと広い視野で見なきゃいけないんですけれども、専門的なところに入りすぎてしまって、
今回も工作機械というものを1つ想定してしまうと、専門的に書きすぎてしまうかなという心配はあって、
実際ちょっと専門的にもしかするとまた今回もなってしまったかもしれないんですけども、
もうちょっとその問題の特性として、ある程度専門的なところに行かざるを得ないのかなと思ってます。
もうしょうがないかなと。
もしこれでダメだったら、もう技術の問題と私の相性は悪いんだなと。
諦めようかなと思ってますね。
その骨子を簡単に説明してみようと思うんですけども、
まず1つ目の多面的な観点から3つ追出せよというところで、3つの観点として私は設計、あとは部品調達、あとは組み立てという3つの観点を選びました。
それぞれの課題としては、設計の課題はいろんな設計上誤差を考えなきゃいけないよというところで、
そのQCDの見通しをいかに立てるかというところが課題ですねという話をして、
2つ目部品調達の観点であれば、サプライチェーンの中で調達する部品、外注加工した製品の加工制度だったり、
技術士試験の課題
購入してきた購買品の制度などなど、そういったものが想定した通りになってないよという課題がありますねと。
3つ目組み立て、組み立て特に工作機械というのは、組み立てに高度な技術が必要になりますので、
そういった組み立て制度を維持するためには人材育成だったり、ベテラン技術者の暗黙地を形式化しないといけないねという、
ちょっとそこに人材の話を入れることで多面的な観点ということにしようかなということですね。
1つ目の設計はある意味QCDのQ、クオリティの部分で、部品調達のところはQCDのD、デリバリーというところ。
QCDも振ったし、あとは人材の話もしたしというところで、多面的って判断してくれないかなというところですね。
2つ目の最重要課題としては1つ目の設計、QCDの見通しというところを選びました。
この理由としては、その設計段階、製品のライフサイクルコストを考えたときに、
そのライフサイクルコストの80%は設計段階で決まってしまうからというところと、
その設計段階のときに組み立て性だったり、部品の加工性というところ、デザイン4Xですね。
デザイン4Xというところを考えておくことで、他2つの課題に対しても解決できるというところで設計を最重要課題としたと。
その解決策としては、コカネントエンジニアリングをすることで、設計段階から組み立て性だったり、部品の加工性というところを、
さっき言ったデザイン4Xですね。デザイン4Xを考えた設計をしましょうと。
倫理と社会的持続可能性
あとはその設計段階の精度を高めるために、まずはファーストオーダーアナライシス、初期の見通しを立てる解析をやって、そこから始めましょうよとか。
あとは妥当性確認ですね。設計したものをちゃんと評価してあげることで、PDCAをしっかり回して設計段階の精度も上げていきましょうよと。
そういう解決策を挙げました。
リスク、残存しているリスク、新たに生じるリスクとしては、ちょっとここは微妙だなと思うんですけども、
いくら工場で精度の良いものを作っても、お客様の工場環境が良くないと、結局その基礎とか工場の環境温度が良くないと精度が出ないよって話をして、
そういうリスクがありますねと。懸念事項がありますねと。
その対策としてはやっぱり設計上、お客様の工場環境が悪くても精度に影響が出ないような設計にしましょうとか、
しっかりお客様と前もって話しておきましょう、そんな話をしました。
ちょっとその1,2,3でやっぱりね、振り返ってみると専門的になりすぎたかなというところがあるんですけども、
4番目の技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点というところをちょっと多めに書いたんですよね。
最後3枚目の3分の2ぐらい使って多めに書きました。
倫理にあたっては、精度を重視するあまり作業者、組み立て者だったり加工する人たちが危険にならないように、しっかりと安全を確保しましょうと。
そのためには安全確保するための必要な事具というものも、あらかじめ設計の段階から考慮しておきましょうと。
社会持続可能性の観点からも、3Rだけではなくてサーキュラーエコノミーを目指すために廃棄物ゼロですね。
廃棄物ゼロを目指すための分解性設計だったりメンテナンス性、その部品の製品寿命を伸ばすためにメンテナンスして長く使えるためにメンテナンス性設計をしましょうと。
そういう話を書きましたね。
振り返ってみると、ちょっとやっぱり専門的になりすぎたかな、今年もという感じですね。
やばいかもしれない、今年も。
ということで、令和7年度技術士第二次試験問題を振り返ろうの第1回目、筆数科目ですね。
私は1の2を選びましたというところで振り返ってみました。
ということで今回は以上です。
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はい、ではお疲れ様でした。
ご安全に。
19:11

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