2026-03-15 14:16

135:なんだか気になる「計算尺」

今回は「計算尺」について話しました


■参考URL

計算尺についてのポスト

https://x.com/tsunezo_works/status/2032033065317642453?s=46&t=NHTn0pDpw9T9FalsJ26tuQ


ヘンミ計算尺株式会社 計算尺の歴史

https://hemmi-inc.co.jp/history/


Spotifyプレイリスト

→https://open.spotify.com/playlist/3pUTlR6CrR0ESTqPXqFuSR?si=Dixms0TZQ32ETZ8o5QkzqQ


■プロフィール

つねぞう

ものづくりが好き。工作機械メーカーで設計をしている。猫を飼っている。


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下記で文字起こしが読めます。

https://listen.style/p/designreviewfm


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サマリー

今回のDesignReview.fmでは、工作機械の設計者であるつねぞうさんが、アナログ計算機の一種である「計算尺」について解説します。切削速度計算尺の写真がSNSで反響を呼んだことをきっかけに、計算尺の基本的な仕組み、種類、そして現代では趣味の対象となっている背景などを、自身の体験や参考書籍を交えながら紹介します。また、計算尺の代替となるスマホアプリについても触れ、その魅力と歴史を振り返ります。

計算尺への反響と番組の趣旨
こんにちは、つねぞうです。 DesignReview.fm 第135回目。 この DesignReview.fm は、世の中の様々なもの、主に工業製品について、私の主観で勝手にデザインレビューをしていこうという番組です。
本日はですね、計算尺の話をしようと思います。 先週ポストした中で、少し反響が多かったものがありまして、
古いフライス板についていた 切削速度計算尺というものの写真をですね、ちょっと撮ってポストしたんですね。
これがなぜか、ある層に受けたのか。 いいねがですね、380いいね、インプレッション23,600ぐらい、3月14日の時点で
ついておりました。 これどういうものかというとですね、工作機械、フライス板、ちょっと古いフライス板なんであれですね。
NCではなくて、人がハンドルを回して動かすタイプの、ニー型みたいな風に呼ばれる。 ヒザのね、ヒザのニーですけども、ニー型フライス板みたいな感じで呼ばれる。
昔ながらのフライス板なんですけども、この フライス板の横の方にね、ぺろっと貼ってあった計算尺なんですね。
切削速度、計算尺と書いている通り、その今使おうとしている 工具系と、あとは主軸の回転数からその切削速度を暗算することなく算出するよと。
その切削速度がその工具の仕様に合っているかどうかを判断してね、みたいなものだと思うんですね。
これがなぜか受けましたということで、ちょっと今日その計算尺の話をね、してみようと思います。
計算尺入門と基本的な仕組み
今回種本がありまして、新世紀の計算尺入門というね、なんていうのかな、技術書の同人誌的なものなんですけども、
富永大輔さん、工学、 情報工学の博士の方ですね。書かれた本なんですけども、
これはね、なんだったかな、技術書店っていう、あのこういう技術系の同人誌をいっぱい売っているイベントがありまして、
技術書店16、2023年なので、3年、2、3年前に買ったものなんですね。
実際その会場に行って、いろいろ見ている中で、実際この本と一緒に計算尺の実物も展示してあって、
ちょっとお話しさせていただきながら、面白いなと思ってこの本を購入したんですけども、これをちょっと元にね、今日お話ししていこうと思います。
はい、そもそも計算尺とは何かというところなんですけども、簡単に言っちゃうとアナログの計算機ですね。
まあアナログの計算機と言われてパッと思いつくのが、ソロ盤があると思うんですね。あの釜がね、5つぐらい並んでいるソロ盤があると思うんですけども、
その一種と言っていいでしょう。アナログの計算機です。計算尺はいろんなタイプがあるんですけども、一番基本的な直線型っていうものは、
2本の定規の、2本動く定規があって、2本の定規の目盛りを合わせてあげることで、
かけ算だったり、割り算、あとは二乗とかね、立方根とか三角関数というようなものを計算できる。
そういった計算機です。で、目盛りを合わせるだけで暗算をしなくていいっていうのが特徴で、
先ほど話したアナログの計算機の一種であるソロ盤っていうのは、暗算の補助器具というような位置づけですので、
ソロ盤は暗算しないといけないですね。そこが計算尺とソロ盤の違うところというか、
計算尺は目盛りを合わせるだけで暗算はしなくていいので、そこが優れているところかなと思います。
計算尺の登場シーンと現代での状況
映画とかね、アニメとかでもたまに出てくることがあって、代表的なところで言うとジブリですね。
ジブリのカゼタチヌという堀越二郎さんという戦闘機を設計していた方のお話があるんですけども、
この中で堀越二郎が計算するときにこの計算尺というのを左手で操作しながら使っていたというシーンがありましたね。
それで見たことがある人が多いかなと思います。この直線型のポピュラーな計算尺なんですけども、
もう今は生産はしていないそうで、私はですねメルカリで試しに購入してみました。
ヘンミというメーカーの小さい計算尺なんですけども、どういうものかなというのをやっぱり実物に触りたくて、この本を買ってすぐにメルカリで買ってみました。
多分今でもメルカリとかヤフオクとか見てみると計算尺で検索するといろいろ出ていると思います。
こういった計算尺なんですけども、今は使われなくなりましたね。それはなぜかと深く考えるまでもないんですけども、
電卓ができたからですね。電卓という便利なものが生まれたので、こういった計算尺を使う必要がなくなりましたよと。
今はスマホにも電卓アプリが入ってますから、必要な時にパパッと計算できてしまうということで、
こういった計算尺というものの需要はなくなってしまい、今はねもうほぼ趣味の対象となっているという感じみたいですね。
計算尺の種類と専門計算尺
この計算尺、いろんな種類がありまして、直線型の他に円盤型、渦巻型、円筒型というようなものがあります。
この直線型がある意味ベースとなるんですけども、その直線型をいろいろ作る上でもっと高精度にしたいとか、その計算を高精度にしたいとか、
計算できる桁数を増やしたいとかってなってくると、どんどんどんどんこの直線型が長くなってくるんですね。
メモリをね、定規のメモリをいっぱい増やす必要があるので長くなっちゃうんですね。
長くなってくると使いづらくなっちゃうので、それをどうしようかというところで生まれたのがその他の円盤型とか渦巻型とか円筒型というタイプで、
直線のメモリをグルーっと丸くしますので、コンパクトになるというところでいろんな形が生まれてきたというところです。
この計算尺、先ほど話したように掛け算、割り算、あと二乗とかね、立方向、三角関数というものだけじゃなくて、そういう一般的な計算だけじゃなくて、
様々な専門の計算尺があります。 まずその私が写真をポストした切削速度の計算尺というのをそれに当たりますね。
まあやってる内容は掛け算割り算なんでしょうけども、その計算している対象がその切削速度とか工具系とかところに特化した計算尺。
あとはこの新世紀の計算尺入門に例として載っていたのはMBI、非満子数ですね。非満子数を求めるための計算尺。
あとは温度上昇の計算尺というのも書いてありました。 二酸化炭素の排出量をメモリを合わせてあげると、
温度上昇の、何度温度上昇しちゃうよっていうのがわかると。まあそういう計算尺もあるそうですね。
計算尺の自作とアプリでの利用
でまぁさっきお話ししたようにこの計算尺っていうのは今はもう完全に趣味の対象とほぼほぼなっているそうで、
この計算尺を個人で作る人もいるそうです。この本を新世紀の計算尺入門に書かれた富永大輔さんもそういう個人で計算尺を作る人で、
この本の中には計算尺の仕組みも書いているんですけども、計算尺の作り方っていうのも書いています。
こういう風なプログラムを組んでメモリを決めるとか、物理的にその
レーザー加工機で切り抜いて作るようみたいなね作り方も書いてあります。
で、なかなかその計算尺自分で作るのは大変ですし、わざわざ買うほど、ちょっと興味あるけどわざわざメーカーとかでね、買うほどじゃないなーって方にお勧めなのが、
アプリですね。スマホのアプリでもこの計算尺あります。
まず単純に計算尺で検索してみると、もうそのまま計算尺っていう名前のアプリが出てきます。
無料でダウンロードできますので、こちらちょっと試してみるのがいいかなと思います。
シンプルな直線型ですね。まっすぐな形の計算尺がダウンロードできます。
あとちょっと変わったところだとダクトテーブルっていうアプリもちょっと出てきまして、これ建築ですね。建築分野のダクトっていうその空気をね、
換気扇とかの空気を流すダクトの選定ツールみたいな形なんですけども、これもあの先ほど話したその専用の専門の特化したような計算尺なんですけども、
その風を送る換気扇とかの圧力とか風量などからそのダクトのサイズを計算してくれるっていうので、
新日本空調株式会社というところが出しているアプリですね。これも無料でダウンロードできそうだったので見てみると面白いかもしれません。
あとは英語ですね。英語で計算尺のことをスライドルーラーと言うんですけども、このスライドルーラーで探せば英語のアプリも出てきます。
一番上に出てくるのがデジタルスライドルーラーというもので、日本語で出てくる直線型だけではなくて円盤型とか円筒型の他のタイプのも
されました。実際ダウンロードしてみると。はい、なので他の円盤型とか円筒型の計算尺の動きというものもちょっと試してみたい方はこちらの
英語の方でもねやってみると面白いかもしれません。まずはアプリから始めてみるとお手軽ですね。私が購入した、メーカーで購入した計算尺を作っているメーカー
計算尺メーカー「ヘンミ」の現在
ヘンミなんですけども会社としては残っていまして、ヘンミ計算尺株式会社という名前です。
社名にね計算尺と残っているんですけども、もう製造はしてなくて今の事業はですねホームページ見てみるとプリント基板の製造だったり
流体制御機器、あとは半導体製造装置関係の事業を行っているようです。ただその会社のホームページにはね計算尺の歴史というページがあって
計算尺のね、生まれから
このヘンミという会社がどういう風に計算尺に携わってきたかという歴史が書いてあるページがありましたのでこちら概要欄にリンクを貼っておきます。
興味がある方は見てみてください。
計算尺の魅力とリスナーからのコメント紹介
ということで今日はねざっくり計算尺というものについて話してみました。
こういう計算尺ね今もう使いません。仕事では全然使わないんですけどもなぜかこう
人をね引きつける魅力みたいなものがありますよね。こう昔ながらのロストテクノロジーというか失われたりないんでしょうけども
なんだろうなんかこうロマンを感じるというかね使わないんだけど手元に置いておきたくなるようなそんな魅力があります。
はいということで今日は計算尺について簡単にお話ししてみました。
このポッドキャストへの質問などお便りは概要欄のGoogleフォームからお待ちしております。
またXでハッシュタグデザインFMをつけてポストしていただけると探しに行けます。
えーと前回の科学系ポッドキャストの日の科学系ポッドキャストの日のところですね。
テーマは人工でしたけどもそこについていくつかあのXでねコメントいただいたのでそちら紹介します。
まずは金丸さん。金丸さんもねポッドキャストやってますね。
プラントライフというポッドキャストやってられる金丸さんからいただいたのは私ダイヤモンド人工ダイヤモンドのお話をしたんですけども
ダイヤモンド工具を使って良い材料化動画の判断科学的な知識が求められる点が興味深いというところでそうですね。
ダイヤモンドに含まれる炭素がこう結びついてしまう材料。
鉄とかねそういったものの切削には向いてないよという話をしたんですけどもそこがやっぱり科学的なところなのでそこにさすが金丸さんくりついてくれましたね。
そしてオニエのわら人形さんからですね。
ダイヤモンドカッターでも金属やステンレス削れないって知りませんでした。
マイクラよろしく万能だと思ってたということでありがとうございます。
マイクラのダイヤモンド工具。工具じゃないのかな。マイクラはいろんな道具の材料にダイヤモンド使いますけどもあれは何でも削れますもんね。
うちの子供たちもよく最近はあんまりやってないけど昔よくやってましたね。
ダイヤモンドって聞くと硬くてね硬いという特徴があるので何でも削れちゃうんじゃないかというふうに一瞬思っちゃうんですけども向き不向きがあるよというところを皆さん教わったです。
こんな感じであのハッシュタグデザインFMつけていただけると見に行けますのでぜひぜひお願いします。
そしてこのポッドキャストがいいなと思ったら各ポッドキャストアプリでのフォローそして高評価つけると今後の励みになりますのでぜひぜひお願いいたします。
エンディング
お疲れ様でした。ご安全に。
14:16

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