読書感想文の悩み
夏休みの宿題、あの特に読書感想文。 あーありますね。親子で何を書けばいいのかなーとか、どうすればいいんだっけって頭を悩ませた経験、皆さんありませんか?
まあ定番の悩みですよね。 今回はですね、そんな悩みに、あの会話型のAI、えっとmiiboっていうのを使ってアプローチした記事がありまして。
これちょっと深盛りしていこうかなと。プログラミングとかいらずに、AIが子供をこう導いてくれるって言うんですけど、一体どういう仕組みなのかちょっと一緒に見ていければと思います。
この取り組みの面白いところっていうのは、AIが単に文章を作るんじゃなくて対話なんですよね。
対話ですか?
対話を通じて子供の考えを引き出して、それを整理していく、その思考のガイド役みたいなところにあると思うんです。
なるほど。
だから既存の作文ツールとはちょっと違う、新しい学びの形かもしれないですね。
記事によると、読書感想文には大きな壁が2つあるって指摘されてますね。
そうですね。
何を書けばいいかわからないっていうのと、それからどう書けばいいかわからない。
まさに。前者の方は子供の中に感想とか考えの種みたいなものはあるんだけど、それを言葉にするのが難しい。
ありますね。
後者の方は、そもそも読書感想文ってどういう要素で成り立っているのか。
例えば、本を選んだ理由とかあらすじ、あとは心に残った点、それから本全体のテーマ、読んで考えたこと、自分の経験との比較、最後に自分の意見みたいな。
その構成自体を知らないと。
そういうことですね。親御さんがずっと月切りでサポートするのも時間的に難しいじゃないですか。
本当に。そこでこのミーボーの出番というわけですか。
そういう流れですね。
具体的にはどうやって解決するんですか。
鍵になるのが7つの質問なんですよ。
7つの質問。
これが読書感想文の骨格を作るための構造化された問いかけになっているんです。
具体的にはまず1つ、なぜこの本を選んだのって聞く。これが目的の部分ですね。
なるほど。
2つ、本の内容はどんな感じ。これがあらすじ。3つ、面白いと思ったところとか注目した点は。
4、テーマは何だと思う。
5、これを読んで何か考えてみたいことってある。
6、似たような経験とかってしたことあるかな。
最後に7、全体を読んでどう思った。これからどうしたい。この流れで順番に答えていくんです。
なるほど。質問に答えていくこと自体が構成要素を埋めていく作業になるっていう。
そうなんです。
これでどう書けばいいかがクリアになると。
そういうことです。質問が道筋を示してくれるんで、子供は1つ1つ自分の考えを言葉にしていけば自然と感想文の骨組みが出来上がっていくという仕組みですね。
しかもそれをAIでやるのにプログラミングの知識がいらないっていうのはちょっと驚きですよね。
AIの活用法
そこが大きいですね。
記事だと簡単な3ステップって紹介されてますね。まずAIへの指示、プロンプトっていうんですかね。それを設定して。
それから会話の流れ、シナリオ機能っていうので7つの質問を配置して、後は公開するだけみたいな。
そうなんです。AIへの指示っていうのは、例えばあなたは読書感想文のアドバイザーだよみたいに役割を与える感じですね。
なるほど。
シナリオ機能でどの順番でどういうふうに質問を投げかけるかっていうのを設定する。
こうして作ったAIが子供とチャットみたいな感じで対話して回答を引き出して整理して、場合によっては文章化までサポートしてくれると。
実際に使った方の声として質問に答えるだけで完成したっていうのはそうかなと思うんですけど。
多少辻褄が合わないような回答をしても、AIがうまく糸を組んでまとめてくれたっていう感想もあるみたいですね。
それは興味深いですね。
これは単に構成がわかるだけじゃなくて、何を書けばいいかっていう、その考えを引き出す部分でもかなり強力なサポートになってるってことですかね。
まさにそこがですね、このアプローチの非常に面白い点だと思うんですよ。
AIが単に情報を整理するだけじゃなくて、子供のまだ整理されてない思考とか、うまく言葉にできない感情みたいなものを解釈して形にする手助けをしてる可能性がある。
解釈ですか。
辻褄が合わない回答でもっていう部分は、AIがかなり柔軟な対話パートナーとして機能してるってことじゃないかと思うんですよね。
なるほどな。つまり単なるテンプレートに当てはめるんじゃなくて、子供の中にあるものを引き出す職場みたいな。
そうですね。ある意味、そういう役割も果たしていると。忙しい親御さんに代わって、一人一人のペースとか思考の癖に合わせて寄り添ってくれる。
個別最適化された思考の壁打ち相手みたいな感じですかね。
壁打ち相手ですか。
ええ。これは学習支援としてすごく大きな可能性を感じますよね。
いやー面白いですね。今回見てきたこのMevoを使った読書感想文サポートというのは、構造化された質問とAIの対話によって具体的な課題を解決しようとするアプローチでしたね。
思考整理を手伝うっていうAIの使い方は確かにこれは注目だなと。
そうですね。しかもこのMevoというプラットフォーム自体は無料で始められるらしいですし。
そうなんですね。
読書感想文以外にも、いろいろな対話型のAIを作るのに応用できるみたいですから、試してみる価値は十分あるんじゃないでしょうか。
こういうAIによる学習サポートって、これからもっと我々の身近になっていくのかもしれないですね。
そう思います。さてそこでですね、最後にこれを聞いてくださっているあなたにちょっと考えてみてほしいなと思うのは、こういうツールが子どもの書く力そのものに長い目で見たときにどう影響していくんだろうかということなんです。
深い問いですね。
単に便利な手間を省くツールなのか、それとも思考のプロセスを豊かにして結果的に書く能力自体を育む、そういうものになり得るのか。
その可能性と、課題というかその境界線ってどこにあると考えますか。
