miiboの概要と特徴
さて、今日はmiibo、miiboと読むらしいんですが、これ会話型AIを驚くほど早く作れるっていうプラットフォームですね。
デザイナーの岡大徳さんという方が書かれた記事がありまして、これをもとにですね、このツールが一体何なのか、そしてまあこれを見ている皆さんのビジネスとか
アイディアにどう活かせるのか、一緒に探っていきたいなと。 プログラミングがいらないっていうのは、かなりこう気になりますよね。
そうですね。この記事を読むと、miiboっていうのは、チャットGPTとか、クロードとか、いろいろな大規模言語モデル、LLMって呼ばれるものを、その目的に合わせてカスタマイズできると。
それで独自のAIをスピーディーに開発できるプラットフォームということみたいですね。 技術的なそのハードルをぐっと下げて、
AI開発の経験がない方から本格的な開発者の方まで、本当誰でも簡単にAIを作って、しかも運用できる、そういう環境を目指しているということらしいです。
まさに記事にも爆速開発って言葉がありましたね。 運営しているのは株式会社miibo。社名も面白くて、自分自身つまりmiを簡単にAI化、
ボットにできる環境を作りたいっていう、そういう思いがmiiboに込められているそうですね。 なるほど、そういう由来なんですね。
彼らが目指しているのは、AIともっと人間が共存して、AIを自然に当たり前に使える社会。 そのために会話型AIの社会実装を進めていると。
じゃあ具体的にどんな特徴というか魅力があるのか、ちょっと見ていきましょうか。 お願いします。まずLLMフラットっていうのが挙げられてましたけど、これはどういうことなんでしょう。
LLMフラット、これはですね、特定のLLM、例えばGPTKってよく聞きますけど、それだけじゃなくて、
クロードとか他のいろいろなモデルもですね、 性能とかあるいはコストに応じて自由に切り替えられるっていう、その柔軟性のことですね。
なるほど、特定の会社に縛られないと。 そうなんです。だからプロジェクトに一番合った脳みそを選べるわけですよ。
これ自前目全部やろうとすると、開発も運用も結構大変ですからね。 うん、確かに。
ミーボーを経由するメリットはまあそこが大きいかなと。 なるほど、選択肢が多いのはいいですけど、逆にこう選ぶのが難しくなったりは。
ああ、いい点ですね。そこはミーボー側でちゃんと性能とかコストの情報は提供してくれるみたいなので、それを参考にしつつ、
まあ実際に試しながら最適なものを見つけていくという形になるんじゃないでしょうか。 なるほど、なるほど。
それからもう一つ、コネクトエブリシング構想っていうのもありますね。 コネクトエブリシング?
ええ、API連携はもちろんなんですけど、例えばNotionとかGoogle Sheetsとか。 ああ、普段使っているツール。
そうですそうです。そういうツールともっと簡単に連携できるコネクターを今後提供していく計画だそうです。
データソースをつなげるのが簡単になると、これはかなり実用的ですね。 例えば社内のFAQみたいなのをGoogle Sheetsにまとめておいて、
それを参照して答えてくれるAIを作る、なんていうのが手軽にできちゃうかもしれない。 まさにそういうことですね。
さらにもう一つ注目したいのが、ユーザーごとに会話をパーソナライズするステート機能です。 ステート機能?
はい。これは例えばですけど、ユーザーさんの名前とか趣味みたいな情報をプロンプトの中に、なんていうか特定の記号で
はてなユーザーの趣味みたいな形で埋め込むんですね。 そうするとAIがその情報を記憶していて、ちゃんと会話に反映してくれるんです。
これでAIとの対話がぐっと人間同士の会話に近づくというわけです。
ただ質問に答えるだけじゃなくて、ちゃんと自分のことを知ってくれてるなって感じられるわけですね。
これは体験としてかなり大きな違いになりそう。 あと専門知識を持たせる機能もありましたよね。
はい、ありました。ナレッジデータストアですね。 これはベクトルDBっていう技術を活用してるんですけど、
簡単に言うと専門的な文書とかファイルを登録しておくと、AIがその内容を理解してそれを参照しながら質問に答えてくれるようになるんです。
いわゆるRAG、リトライブオーグメンティッドジェネレーションっていう、AIが外部の知識を検索して回答を生成する仕組みですね。
RAGですか? それが簡単に利用できるということです。
なるほど、ということは一般的な知識だけじゃなくて、例えば自社の製品情報にすごく詳しいAIとか、
特定の業界の専門知識を持っているAIみたいなものが作れると。 まさにその通りです。
しかも使い方もかなり簡単そうで。 サインインして作るAIの名前とか、プロフィールみたいなのを設定して、あとは指示、つまりプロンプトを入力するだけ。
プロンプトも、なんかテンプレートを選んだりとか、さらにすごいのは、AIにプロンプト自体を考えてもらうこともできるらしいですよ。
実用的な応用と考察
AIにプロンプトを考えてもらうんですか? それは初心者にはめちゃくちゃ心強いですね。
そう思います。
作ったAIは、ウェブサイトのチャットとかは、もちろんそうですけど、スラックとかラインとかそういうのにも組み込めるんですか?
はい、そういう連携もできるようです。 なので活用シーンはかなり広そうですね。
なるほどね。
無料のトライアルプランもあるみたいなので、まずは気軽に触ってみるのが一番いいかもしれないですね。
というわけで、今回はmiiboについてその概要と主な特徴を見てきました。
いろんなLLMを選べて、データ連携とかパーソナライズ機能も結構しっかりしていて、そして何よりAI開発の最初のハードルをぐっと下げてくれるプラットフォーム。
そんな印象ですね。
そうですね。技術的な難しさをあまり感じさせずに、でも簡易本格的な開発にも侵されるような多機能性も持っている。
このあたりのバランスがmiiboの面白いところかなと思います。
うん。AI開発って聞くとちょっと身構えちゃうかもしれませんけど、miiboみたいなツールを使えば、何か自分のアイデアを形にするスピードが格段に上がりそうな気がしますね。
そうですね。
もしあなたが、例えば特定の知識を教えるAI先生みたいなのとか、あとは簡単な問い合わせに答える自社専用のBotとか、そういうのを作りたいなって考えているなら、これは試してみる価値、大いにありそうです。
ええ、そう思います。最後に一つ、ちょっと思考の種というか考えてみてほしいことがあるんです。
何でしょう?
miiboの由来がMeeプラスBotだったように、もし皆さんが自分自身の一部、例えば何か得意な知識とか、あるいは話し方の癖とか、そういうものをAIに移植するとしたら、最初に何を教え込みたいと考えますか?
自分の分身AIみたいなことですか?
まあ、そんなイメージですね。それをちょっと考えてみることが、もしかしたらAIとの新しい関わり方とか活用のヒントを見つけるきっかけになるかもしれませんね。
