1. 岡大徳のポッドキャスト
  2. 【NotebookLM音声概要】AIに専..
2025-05-12 08:06

【NotebookLM音声概要】AIに専門知識を与える!ナレッジデータストア完全解説

spotify apple_podcasts youtube

今回のポッドキャストでは、会話型AI構築プラットフォーム「miibo(ミーボ)」のナレッジデータストア機能について解説します。AIに専門知識を持たせたいけれど方法がわからない、プログラミングなしで簡単にAIを賢くしたいという方必聴の内容です。miiboデザイナーの岡大徳氏の知見をもとに、AIに知識を与えるためのRAG技術と実践的な活用法を紹介します。

miiboのナレッジデータストアは、最新の検索拡張生成(RAG)技術を使って、AIに専門知識を与える強力な機能です。たった3ステップで設定でき、AIのハルシネーション(事実と異なる回答)を大幅に抑制し、より信頼性の高い応答を実現します。この機能を使いこなすためのベストプラクティスも具体的に解説しています。

miiboとは?会話型AI構築の革命

miiboは、プログラミング不要で誰でも簡単に会話型AIを作れるプラットフォームです。社名の由来は「自分自身(Me)でも簡単にAI化できるボット(Bot)」という思いからきています。初心者からプロの開発者まで幅広く使える汎用性と、AI開発から運用までをサポートする豊富な機能が特徴です。

miibo(ミーボ)の特長は、さまざまなLLM(大規模言語モデル)を切り替えて使える「LLMフラット」な設計にあります。これにより特定のLLMに依存せず、用途やコストに応じた最適な選択が可能です。また、多様な外部サービスやデータと連携できる「Connect Everything構想」で、AIの活用範囲を大きく広げます。

ナレッジデータストアとRAG技術の威力

ナレッジデータストアは、AIに与える専門知識を保持するためのデータベースです。この機能の核となるのがRAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)技術です。AIが会話の文脈に応じて外部データを検索・参照し、より適切な応答を生成するこの仕組みには4つの大きなメリットがあります。

RAG技術の最大の利点は、AIがもともと持っていない最新情報や専門知識を反映できることです。さらに、AIが事実と異なる情報を生成する「ハルシネーション」を大幅に抑制できます。また、回答の根拠となったデータを示せるため応答の信頼性が向上し、必要な情報のみをプロンプトに挿入するためコスト削減にもつながります。

3ステップでAIに専門知識を与える方法

ナレッジデータストアの活用は驚くほど簡単で、3つのステップで完了します。まず設定画面からナレッジデータストアを開き、次に知識となるデータを追加します。最後に、ナレッジデータストアと接続するチェックボックスを有効にするだけです。

データの追加方法は多様で、テキストの直接入力、URLからのインポート、PDFなどのファイルアップロード、CSVやJSONの読み込み、Notionページからのインポート、API経由での登録などが可能です。特に重要なのは3番目のステップで、このチェックを忘れると、せっかく入れたデータが使われないので注意が必要です。

精度を高めるための3つのベストプラクティス

ナレッジデータストアの精度を高めるには、3つの重要なポイントがあります。まずベースプロンプトでの応答コントロールです。AIにナレッジデータストアの情報だけに基づいて答えるよう明確に指示し、情報がなければ「わかりません」と答えるよう設定します。

次にプロンプト構造と見出しタグの使い方です。ベースプロンプトでは見出しタグを使って構造化できますが、ナレッジデータストア内のデータには高レベルの見出しタグを使わない方が良いとされています。これはAIが全体指示と参考情報を明確に区別できるようにするための工夫です。

最後にデータ入力の工夫です。一つのデータに一つの話題を含め、データフォーマットを統一することで、AIが必要な情報を素早く正確に見つけやすくなります。これらの工夫により、AIは与えられた知識をより意図通りに活用できるようになります。

まとめ:AI活用の可能性を広げる

miibo(ミーボ)のナレッジデータストア機能は、専門知識を持ったAIをプログラミングなしで作れる革新的なツールです。この機能を使えば、あなたの仕事や趣味の分野で、信頼性の高い専門家AIを簡単に構築できます。AIへの専門知識の付与が身近になることで、より実用的なAI活用の可能性が広がります。

このポッドキャストを聴いたあなたも、どんな知識をAIに与え、どのように活用するか想像してみてください。仕事の効率化、専門知識の継承、趣味の探究など、AIとの新しい協働の形が見えてくるかもしれません。

NotebookLMに提供したソース「miibo(ミーボ)のナレッジデータストアの使い方を解説!」:https://daitoku0110.net/miibo-datastore/



Get full access to 岡大徳のメルマガ at www.daitoku0110.news/subscribe

サマリー

今回のエピソードでは、miiboという会話型AIプラットフォームのナレッジデータストア機能について詳しく解説しています。専門知識をAIに効果的に教える方法や、Retrieval Augmented Generation(RAG)の仕組み、さらにその活用時のベストプラクティスについて触れています。

miiboとナレッジデータストアの概要
さて今回は、miiboっていう会話型AIプラットフォームですね。 特にそのナレッジデータストア機能に注目します。
miiboデザイナーの岡大徳さんの解説記事を基にして、AIに専門知識をどううまく教えるか、そのあたりを掘り下げていきましょう。
AIもっと賢くしたいなとか、自分の右腕みたいにしたいなって考えているあなたには結構面白い話だと思います。
そうですね。この記事、miiboの基本からまさに中心機能のナレッジデータストア、この仕組みとか、じゃあどうやったらうまく使えるのっていうかなり実践的なところまでちゃんと書かれてますね。
やっぱりプログラミングとかいらずに誰でもAIカスタマイズできるっていうのが大きな魅力かなと。
はい。今回のこの話で、miiboとナレッジデータストアの可能性みたいなものを解き明かして、あなたがAI開発をもっと身近に感じられるようになれば嬉しいです。
では早速本題に入りましょうか。まず、miiboそのものについて少し。
これってチャットGPTみたいなLLM大規模言語モデルをベースにして独自の会話AIを早く作れるプラットフォームってことですよね。
しかも初心者からプロの開発者まで使えるっていうその汎用性もあると。
まさにその通りです。社名の由来もなんかちょっと面白くて、自分自身MIでも簡単にAI化できる、BOTできる、そういう環境を作りたいっていう思いからmiiboらしいんですよ。
MIプラスBOTでmiibo。なるほどなーって感じですよね。
面白いですね、その由来。ではその中核機能のナレッジデータストア、AIに専門知識を与えるデータベースってことですが、これ具体的にはどういう仕組みで動いてるんですか。
ここで重要になってくるのがRAGですね。
Retrieval Augmented Generation、検索拡張生成と呼ばれる技術です。
これは最近AI界隈だとすごく注目されているアプローチなんですけど。
RAGですか、はいはい。
ナレッジデータストアに入れた情報をAIが会話の文脈に応じて、いわば外部の参考資料として検索して参照して、それを元により適切な応答を作るっていう仕組みですね。
なるほど、RAGっていうのはmiiboだけのものじゃなくて、最近よく聞く技術なんですね。
それで具体的にどんなメリットがあるんでしょう。
そうですね。大きな利点は、まずLLMがもともと持ってない最新情報とか、あればすごく専門的な知識、これを反映できることです。
それから、AIがもっともらしい嘘をついちゃう、ハルシネーションって言いますけど。
ハルシネーションありますね。
これをかなり抑制できる、大幅に減らせるっていうのが大きいですね。
さらに回答の根拠、つまりナレッジデータストアのどの情報を参照したのかっていうのを示すことも可能になるので、やっぱり応答の信頼性がグッと上がるわけです。
なるほど、AIのいわゆる知ったかぐりを防いで、しかも根拠もちゃんと示せるようになると、それは使う側としてはすごく心強いですね。
じゃあ、その便利なナレッジデータストア、実際に使うのってやっぱり専門知識とか結構いるもんなんですか。
それがですね、驚くほど簡単なんですよ。
本当に?
ナレッジデータストアの活用テクニック
基本は本当に3ステップで。
3ステップ?
はい。まず1、設定画面からナレッジデータストアを開きますよね。
で、2、知識となるデータを追加していく。
そして3、ここが一番こう忘れちゃいけないというか重要なんですけど、ナレッジデータストアと接続するっていうチェックボックス、これにチェックを入れること。
あー、そのチェック。
このチェックを忘れると、せっかく入れたデータが使われない、知識として反映されないので、ここは注意が必要ですね。
3ステップでチェック忘れに注意と。
聞くとシンプルですけど、なんかこう落とし穴みたいなものって本当にないんですかね。
例えば入れるデータの形式がちょっと違うだけで全然読み込んでくれないとか、そういう?
あー、良いところに気づきましたね。
まさにそのデータの質というか、入れ方が精度を左右するんです。
記事でもその精度を上げるためにいくつかのベストプラクティスが紹介されていて、ここがまさに使いこなしの肝になりますね。
お、ぜひ詳しく聞きたいです。
はい。まず一つ目はですね、ベースプロンプトでの応答のコントロールです。
ベースプロンプトっていうのはAIの基本的な性格とか応答のルールを支持する設定の部分ですね。
ここでナレッジデータストアにある情報だけに基づいて答えてくださいとか、あるいはもし情報がなければわかりませんと答えてくださいみたいな。
そういう制約をしっかり書くことが大事なんです。
なるほど、なるほど。AIの行動ルールをまずそこできっちり決めてあげるわけですね。
ええ、それがRAGの精度を高める上で非常に重要になってきます。
で、二つ目なんですけど、プロンプト全体の構造、特に見出しタグの使い方ですね。
見出しタグですか?あのシャープとか使うやつ?
そうですそうです。マークダウンのシャープとかダブルシャープとか。
ベースプロンプトの中ではこういう見出しを使っても大丈夫なんですけど、
ナレッジデータストアに入れる一つ一つの知識データ、こっちにはそのシャープとかダブルシャープみたいなレベルの高い見出しは使わない方が良いとされてるんですね。
へー、それはまたどうしてなんですか?
えーとですね、これはAIが情報を処理するときにどこまでが全体への指示、ベースプロンプトで、
どこからが検索してきた参考情報、ナレッジデータかっていうのをはっちり区別しやすくするためと考えられますね。
指示と参照情報をAIが混同しないようにする、まあ一種の工夫です。
あーわかりやすい。AIに対してこっちは大元の指示書だよ、こっちは後で見る参考メモだよって、ちゃんとラベル分けしてあげるみたいなイメージですかね?
まさしくそういうイメージであってますよ。で、3つ目がデータ入力の工夫です。
まず一つのデータ入稿に一つの話題を守る。ごちゃ混ぜにしないってことですね。
それからデータフォーマットを統立する。例えば常にQ&A形式で入れるとか、そういうルールを決めるんです。
これは例えるならちゃんと整理された本棚みたいなもので、
AI、つまりRAGシステムが必要な情報を素早く正確に見つけ出すのを助けることになるんです。
散らかった部屋だと探し物見つけにくいですよね。あれと同じ理屈です。
確かに、ごちゃ混ぜの情報をバーッと入れるより、ちゃんとトピックごととか形式ごとに整理して入れた方が
AIも検索しやすい。それは納得です。
なので、こういう工夫をすることで、あなたがAIに与えた知識が
より意図したとおりに、そして正確に活用されるようになるということです。
いやー、今回はmiiboのナレッジデータストアについて
RAGの仕組みからかなり具体的な活用テクニックまで深く掘り下げてきましたね。
専門知識を持ったAIをプログラミングとか全然なしで、
しかも無料で試せるっていうのは、これ本当に大きな変化ですよね。
ええ、そう思います。
AIっていう強力なツールを、より多くの人が手軽に活用できるようにしたい、という
miiboの思想みたいなものが、この機能によく現れているなぁと感じますね。
さて、これを聞いているあなたに最後に一つ、ちょっと考えてみてほしいことがあるんです。
もし、特定の専門知識を持った会話AIを、こんなに手軽に作れるとしたら、
あなたはどんな知識をAIに与えて、どんなふうに、どんな場面で活用してみたいと考えますか?
ご自身の仕事とか、あるいは趣味の世界が、AIでどう変わるか、どう拡張できるか、
ちょっと想像してみるのも面白いかもしれませんね。
08:06

コメント

スクロール