1. 岡大徳のポッドキャスト
  2. miiboとZapier MCPで実現!現..
2025-06-12 07:34

miiboとZapier MCPで実現!現場の課題を解決する会話型AIの作り方

spotify apple_podcasts youtube

プロトアウトスタジオ卒業生の元幼稚園教諭りゆさんが、教育現場で実際に困っていた「園全体のタスク進捗管理」という課題を、miiboとZapier MCPを活用してLINE Botで解決した事例が公開されました。プログラミング経験ゼロから始めて、現場の業務効率化を実現した開発ストーリーは、非エンジニアでもAI技術を活用できることを証明する貴重な実例です。

この記事では、ExcelのタスクデータをLINE経由で確認できる仕組みの構築方法が、実際の画面キャプチャとともに詳しく解説されています。特筆すべきは、話題のMCP(Model Context Protocol)技術を使いながらも、難しい設定なしに実装できている点です。教育現場のDXを身近なツールで実現する方法として、多くの非エンジニアの方々にとって参考になる内容となっています。

非エンジニアがAI技術で現場課題を解決する時代

りゆさんは、幼稚園教諭時代に「どの先生が何のタスクに取り組んでいるのか、園全体でのタスク進捗管理ができていない」という課題に直面していました。当時はアナログな方法しか知らなかったものの、プロトアウトスタジオでの学びを通じて、この課題をテクノロジーで解決する方法を見つけたのです。

実装されたLINE Botは、Excelで管理しているタスク表から、特定の先生の未完了タスクを瞬時に取得して表示します。「〇〇先生のタスク教えて」と話しかけるだけで、担当者名、タスク内容、期限などの情報が整理された形で返ってくる仕組みです。これにより、園全体の業務の見える化と効率化が実現しました。

重要なのは、このシステムが完全にノーコードで構築されている点です。miiboの会話型AI構築機能とZapierの自動化機能を組み合わせることで、プログラミングの知識がなくても実用的なソリューションを作り出せることが実証されています。

miiboとMCPの組み合わせが拓く新たな可能性

今回の実装で活用されたのは、miiboのWebhook機能とZapierのMCP(Model Context Protocol)です。MCPは、AIモデルが外部のデータソースやツールにアクセスできるようにする新しい技術標準で、これによりAIの活用範囲が大きく広がっています。

具体的な実装では、miiboのFunction Calling機能を使って、ユーザーの発話から必要な情報(担当者名)を抽出し、ZapierのMCPを通じてExcelのデータを検索します。この連携により、常に最新のタスク情報をLINE Botで確認できる仕組みが実現しました。設定に必要なのは、URLのコピー&ペーストと、用意されたJSONコードの貼り付けだけという手軽さも特徴です。

記事では、Webhook設定からFunction Callingのパラメータ設定まで、実際の画面を見ながら手順を追えるようになっています。これにより、同じような課題を抱える方々が、自分の環境でも同様のシステムを構築できるようになっています。

現場発のイノベーションが生まれる環境

りゆさんの事例は、プロトアウトスタジオが掲げる「企画・開発・発信を1人で実行できる人材」の育成が、実際の成果として結実した好例です。4ヶ月前はデジタル技術に触れたことがなかった元幼稚園教諭が、現場の課題を自らの手で解決するソリューションを開発できるまでに成長しました。

この成功の背景には、実践的なカリキュラムと手厚いサポート体制があります。毎週のプロトタイプ制作を通じて、技術だけでなく企画力や発信力も同時に身につけることで、単なるツールの使い方を超えた「課題解決能力」が養われています。そして、この事例はプロトアウトスタジオを卒業した後も継続できる環境が整っていることを示しています。

また、りゆさんは記事の最後で「実際に現場の先生たちにも使ってもらいながらどんどんパワーアップさせていきたい」と述べています。これは、作って終わりではなく、実際のユーザーフィードバックを受けながら改善していくという、真のプロダクト開発の姿勢を示しています。

誰もがAIを活用できる時代へ

プロトアウトスタジオのブログで公開されたりゆさんの事例は、非エンジニアでもAI技術を活用して現場の課題を解決できることを力強く証明しています。miiboとZapier MCPの組み合わせにより、プログラミング知識なしで実用的なLINE Botを開発し、教育現場の業務効率化を実現した成功ストーリーは、多くの方々に勇気と希望を与えるものです。技術の民主化が進む今、あなたの職場の課題も、AIを活用することで解決できるかもしれません。

プロトアウトスタジオブログ:【miibo×Zapier MCP】非エンジニアの元幼稚園教諭が園全体のタスク進捗管理LINE Botを作ってみた!(https://protoout.studio/2016077e4887806db9b0e29f6b810530)



Get full access to 岡大徳のメルマガ at www.daitoku0110.news/subscribe

サマリー

プログラミング経験が全くない元幼稚園の先生が、miiboとZapier MCPを用いて現場の課題を解決する事例を探ります。具体的には、園全体のタスク管理を効率化するためのラインボットを作成し、ノーコードで実現するプロセスを紹介します。

現場の課題解決事例
こんにちは。ザ・ディープダイブへようこそ。
こんにちは。
今日はですね、プログラミング経験が全くない方が、現場の課題を解決したという事例を深掘りしたいと思います。
元幼稚園の先生、梨央さんという方が、miiboとZapier MCP、こういうAIツールを使ってですね、
かつての職場の課題、園全体のタスク管理、これを解決するラインボットを作ったというお話です。
いやー、これは興味深いですよね。
そうなんです。元になった記事が、miiboとZapier MCPで実現、現場の課題を解決する会話型AIの作り方というものですね。
はい、拝見しました。
これをもとに、専門家じゃなくてもAI技術をどう使えるのか、その可能性を探っていきたいなと。
特に幼稚園での、誰がどのタスクしてるかちょっと分からないみたいな、そういう課題にどう取り組んだのかですね。
これは本当に、今の時代を象徴するような良い例だと思うんですよ。
つまり、専門知識とか高度なスキルがなくても、現場の本当に切実な問題をテクノロジーで解決できるようになったっていう。
うーん、なるほど。
しかもポイントは、プログラミング、いわゆるコーディングを一切せずに実現したという点ですね。
コーディングなしですか?
そうなんです。その鍵になったのが、会話AIを比較的簡単に作れるmiiboっていうサービスと、
それから、いろいろなツール同士をつないで自動化できるZapierの中のMCPという機能。
Zapier、MCP。
このMCPっていうのは、モデルコンテクストプロトコルの略で、比較的新しい技術なんですけど、
AIがExcelみたいな外部のデータとうまく連携するためのルールみたいなものですね。これも使われていると。
へー、ルールですか。なるほど。
その、りゅうさんが直面してた課題っていうのは、幼稚園でどの先生が今何のタスクをやっているのか、
園全体でよく分かってないっていう状況だったんですよね。
えー、ありがちかもしれませんね、そういう現場では。
当時はやっぱりアナログな方法しかなかったみたいで。
うーん。
それで開発されたのがLinebot。
例えばLineで〇〇先生のタスクを教えてってポンと送るとですね、
Excelで管理しているタスク表から、その先生の未完了タスク、担当者名とタスクの内容と期限ですね。
これを即座に表示してくれる。
それはめちゃくちゃ便利じゃないですか。
ですよね。いや、本当にすごいなと思って。
しかもこれが完全にノーコード、プログラミングなしでできちゃった。
そうなんですよ。
いや、これはなんか私みたいな素人でも、もしかしたらできるかもって、ちょっと希望が湧きますよね。
えー、まさに。
具体的にはどういう仕組みで動いてるんですか、その辺りちょっと専門的に。
はい、分かりました。
えっとですね、まずユーザー先生がLineで質問をしますよね、〇〇先生のタスクはみたいに。
うんうん。
そうするとまず、miiboがファンクションコーリングっていう、ちょっと賢い機能を使うんです。
ファンクションコーリング。
これは送られてきたメッセージの中から、あ、これは先生の名前を知りたいんだなとか、タスクについて聞いてるなっていう、その必要な情報だけをちゃんと抜き出す技術です。
ここでは担当者名を抽出するわけですね。
なるほどなるほど、賢いですね。
で、次にmiiboのWebhook機能っていうのが動きます。
Webhookっていうのは、まあ簡単に言うと、miiboがZapierに対して、この情報でちょっと仕事をお願いって通知を送る仕組みみたいなものです。
はいはい、通知を送る。
この通知を受け取って、Zapier MCPが起動すると。
ほうほう。
そしてそのZapier MCPが、裏で動いているExcelファイルですね、そのデータを検索して、該当する先生のタスク情報を見つけ出す。
Excelを検索してくれるんだ。
そうです。で、見つけた結果を今度はmiibo経由でユーザーのLINEに返してくれると。こういう流れですね。
へー、なんかすごい連携プレイですね。
ええ。で、記事によると、この設定自体もなんかURLをコピーしてペタッと貼ったりとか、あとはJSONコードっていうデータを記述する形式があるんですけど、それも提供されたものを貼り付けるだけで連携が完了するらしいんですよ。
コピペでですか?
そうみたいですね。
え、じゃあそのMCPみたいな新しい技術もそんなに簡単に?
ええ、かなり導入のハードルは低いように書かれてましたね。難しい設定とかはほとんどいらないと。
いやー、それは驚きですね。しかも、ギュウさんはもともとそのデジタル技術とかに詳しかったわけじゃないんですよね。
そうなんですよね。
それがプロトアウトスタジオっていうところで学んで、たった4ヶ月でこれを開発したっていう、すごいですよね、その行動力というか。
技術の民主化の可能性
ええ、素晴らしいと思います。そのプロトアウトスタジオ自体が企画して開発して、それを発信する、これを一人でできる人材を育てるっていう方針だそうです。
へー。
まさにその成果が出た例なのかなと。単に知識を学ぶだけじゃなくて、実際に課題を見つけて技術を使って解決するっていう、その実践的な学びが大きかったんでしょうね。
なるほどな。で、りゅうさん自身も実際に現場の先生たちにも使ってもらいながら、これからどんどんパワーアップさせていきたいっていうふうにおっしゃってるんですよね。
ああ、いいですね。
作って終わりじゃないっていう、そのプロダクトをそどけていく姿勢もすごくいいなと思いました。
まさにそうですね。で、この話って特定の幼稚園だけの話じゃないと思うんですよ。
うんうん。
つまりこれを聞いているあなたが技術の専門家じゃなくても、自分の身の回りの、例えばこれなんか非効率だなとか、情報共有もうちょっとうまくできないかなとか、そういうふうに感じる問題ってあると思うんです。
ありますね、絶対。
そういうのに対して、今日紹介したみたいなmiiboとかZapierとか、そういうアクセスしやすいAIツールとか自動化ツールを使って、何か解決策を見つけられるかもしれない、そういう可能性を示してるんですよね。
なるほど。現場の課題を自分たちの手でテクノロギーを使って解決していくっていう、そういう視線が大事ってことですね。
まさにそこだと思います。
いやー、今回は探究すごく面白かったです。まとめると、miiboとかZapier、MCPみたいなツールをうまく組み合わせれば、プログラミング経験がなくてもですね、現場のリアルな課題を解決できる実用的なAIアプリケーション、今回で言えばLinebotみたいなものが作れると。
そういうことですね。
まさになんか技術の民主化みたいな言葉が実感できますね。
本当にそう思います。では最後に、ちょっとあなた自身に問いかけてみてほしいんです。
はい。
あなたの職場とか、あるいは日常生活の中で、これ毎回手作業でやっててちょっと面倒だなとか、あの情報いつも探すのに時間かかるんだよなみたいに感じてる場面ってありませんか?
うーん、ありますね。頭にいくつか浮かびます。
ですよね。今日紹介したようなそのコーディングがいらないツール、こういうのを使えば案外解決できることがあるかもしれない。あなたが改善できそうな何か身近な小さなプロセスを一つちょっと考えてみていかがでしょうか。
07:34

コメント

スクロール