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脳神経外科専門医が語る頭痛外来の真実|山本俊先生インタビュー
2026-05-18 12:46

脳神経外科専門医が語る頭痛外来の真実|山本俊先生インタビュー

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頭痛に悩む方は日本に数多く存在しますが、その多くが市販薬での対処を当たり前と考え、専門的な治療にたどり着いていません。この現状を変えるべく、自身も片頭痛経験者である脳神経外科専門医・山本俊先生は、頭痛外来での診療と並行して情報発信活動に取り組んでいます。今回のインタビューでは、山本先生が頭痛外来を始めた背景と、専門医だからこそ伝えられる頭痛治療の本質について、岡大徳がお話を伺いました。

山本先生は脳神経外科専門医として、頭痛外来を運営しています。頭痛外来では、初めて激しい頭痛を経験した患者さんと長年頭痛に悩み続けてきた患者さんの2種類に対し、それぞれに合わせた診療を実践しています。さらに、自身の片頭痛経験を活かした患者さんへの共感と、Substackを通じた情報発信により、頭痛外来に来られない方にも届く取り組みを進めています。

山本先生の経歴と頭痛外来への取り組み

山本俊先生は、脳神経外科専門医として臨床経験を積み、現在は博士課程に在学しながら頭痛外来を運営しています。命に関わる頭痛を数多く診てきた経験が、患者さんに与える安心感の違いとなって表れています。山本先生のより詳しい経歴については、ご自身の自己紹介記事【自己紹介】【ver0】医療現場のガチな修羅場をくぐった脳外科医が、あなたの「つらい頭痛」になぜ本気で向き合うのかをご覧ください。

脳神経外科の専門性は、頭痛外来において大きな強みとなります。山本先生は臨床の最前線で命に関わる頭痛を数多く診療してきました。この経験により、患者さんに対して根拠ある安心感を提供できる立場にあります。

頭痛で困っている人の多さと治療の進歩が、山本先生の活動の原動力です。現在の医療では頭痛治療が大きく進歩し、多くの患者さんを助けられるようになっています。この事実に山本先生自身が感動し、頭痛外来の開設をはじめとする幅広い活動を積極的に展開しています。

頭痛外来における2種類の患者さんと診療アプローチ

頭痛外来には大きく分けて2種類の患者さんが来院し、山本先生はそれぞれに応じた診療を行っています。初めて激しい頭痛を経験した患者さんと、長年頭痛に悩み続けてきた患者さんです。どちらの患者さんに対しても、しっかりと受け止める姿勢で外来を運営しています。

初めて激しい頭痛を経験した患者さんには、危険な頭痛の発見が最優先となります。この種の患者さんに対しては、丁寧な問診、神経診察と画像診断が診療の命となります。画像検査で問題がなければ患者さんを安心させると同時に、なぜそのような頭痛が起きるのかについても踏み込んで説明することを心がけています。

長年の頭痛持ちの患者さんには、信頼関係の構築から診療を始めます。この種の患者さんは、周囲の理解が得られなかったり、医療機関で適切な対応を受けられなかった経験を抱えていることが多いものです。山本先生は、患者さんの話をしっかり受け止める姿勢から始め、治療が大きく進歩している事実を時間をかけて伝えることで、信頼関係を築いています。

信頼関係の構築には、診察の入り口に工夫を凝らしています。山本先生は、頭痛の場所を尋ねる代わりに、日常生活への影響を最初に聞くようにしています。仕事や家庭でどのような困りごとを抱えているかから対話を始めることで、患者さんの緊張を和らげ、スムーズなコミュニケーションを実現しています。

自身の片頭痛経験が生んだ患者さんへの共感

山本先生が頭痛外来に注力する最大の理由は、自身の片頭痛経験にあります。子供の頃にひどい片頭痛を抱え、人に分かってもらえない辛さを経験しました。この経験が、患者さんの痛みを理解できる強みにつながっています。

患者さんとの信頼関係は、生のコミュニケーションから生まれます。山本先生は「本当に辛いですよね」という共感の言葉を起点に、患者さんとの関係を構築しています。1人当たり30分かけることもありますが、痛みを理解する姿勢こそが最も大事だと考えています。

山本先生自身の片頭痛は、年齢とともに頻度が減少しました。男性の場合、加齢に伴い頻度が少なくなるパターンがあり、山本先生もこのパターンに該当します。一方で女性の場合は一生付き合っていくケースが多いため、「付き合っていくもの」として治療でどれだけ改善できるかを伝える診療を実践しています。

情報発信活動を始めた理由と今後のビジョン

山本先生が情報発信活動を始めた理由は、頭痛患者さんが自らにかける「スティグマ」を変えるためです。スティグマとは烙印を意味する言葉で、「頭痛は市販薬で対処するもの」「寝込むのは諦めるしかない」と頭痛患者さん自身が思い込んでいる現状を指します。この思い込みは、医師自身が発信しなければ変えられません。

頭痛外来で待つだけでは届かない患者さんが、世の中には数多く存在します。治療を求めて来院する患者さんは助けられても、来院に至らない患者さんは助けられません。山本先生は、自ら発信することでスティグマにとらわれた患者さんにも届けたいと考えています。

山本先生の発信プラットフォームには、Substackを選択しています。Xはアルゴリズムに依存し投稿が流れてしまう一方、Substackは記事を資産として積み重ねられる点が優れています。頭痛患者さんが興味を持って訪れた際に、様々な治療法を知ることができる情報の蓄積を目指しています。

山本先生のビジョンは、全ての頭痛患者さんに届く大きな声を発信できる医師になることです。頭痛外来で待つだけでなく、自ら発信することで、スティグマに閉じ込められた患者さんにも届けたいと考えています。リスナーに対しては、フォローだけでも構わないので、専門医がフィルターをかけた情報を周囲にも伝えてほしいと呼びかけています。

まとめ

山本俊先生のインタビューを通じて、頭痛外来における専門医の役割と情報発信の意義が明らかになりました。山本先生は脳神経外科専門医として頭痛外来を運営し、2種類の患者さんそれぞれに応じた診療を実践しています。自身の片頭痛経験が患者さんへの深い共感と発信活動の原動力となり、Substackを通じて全ての頭痛患者さんに届く声を発信することを目指しています。頭痛に悩む方とその周囲の方は、専門医のフィルターを通した価値ある情報に触れることで、新たな治療の選択肢を知ることができるはずです。

📩 山本俊の「頭痛」と「脳」のメルマガ 頭痛治療の最新情報や、AI時代の「脳」に関するテーマを専門医がお届けします。



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サマリー

脳神経外科専門医の山本俊先生は、自身の片頭痛経験を活かし、頭痛外来で患者に寄り添う診療を行っています。初めての激しい頭痛や長年の頭痛に悩む患者それぞれに合わせたアプローチで、命に関わる頭痛の鑑別から信頼関係の構築までを重視。また、頭痛患者が抱える「スティグマ」を解消するため、Substackを通じて専門医の視点から質の高い情報発信に力を入れ、全ての頭痛患者に希望を届けたいと語ります。

導入と山本先生の紹介
スピーカー 2
岡大徳が配信する岡大徳のポッドキャスト。今回は、脳神経外科専門医、頭痛外来をされている山本俊先生にお越しいただきました。山本俊先生、お願いします。
スピーカー 1
皆さん、初めましての方は初めまして。脳神経外科専門医の山本俊と申します。私自身が頭痛を持ち立った過去から、今ですね、頭痛で困っている方を増すべく頭痛外来をやっております。よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。今回は脳神経外科専門医の山本先生にお越しいただき、ネット上に情報があふれる今、なぜ現役の先生が自ら筆を取りメルマガという形で発信を始めたのか、その背景にある患者さんへの思いと専門医だからこそ伝えられる頭痛外来について伺っていきます。よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
山本先生の経歴と頭痛外来への思い
スピーカー 2
まず山本先生、どういった活動をされているかという部分なんですけど、山本先生のご自身のご経歴を教えていただいていいですか。
スピーカー 1
はい、私自身は医師としてバリバリ臨床の最前線に立ってきたというところから、今は白紙家庭に在学中なんですけれども、それに並行する形で2つの施設で頭痛外来をやってまして、頭痛というのは脳の専門、特に脳神経外科とか脳神経内科の先生がされることが多いんですけれども、
特に脳神経外科の場合ですと、命に関わるような頭痛をたくさんこれまで見てきましたので、患者さんに与えられる安心感も違うかなというところで、あとは単純に頭痛で困っている人がいかに多いかということ、そしていかに今助けられるようになっているかということを、本当に自分自身は感動したというところで、どんどんやっていきたいなというふうに思っていて、
自身で頭痛外来を開設したりとか、いろんな活動をさせてもらっています。
頭痛外来の概要と患者の種類
スピーカー 2
ありがとうございます。今言った頭痛外来ということなんですけれども、頭痛外来ってどういったものでしょうか。
スピーカー 1
はい、もう言葉の通りですね、頭痛で困っている方がやってくる外来なんですけど、大きく分けて、ここ最近初めてすごいひどい頭痛がしたっていっていらっしゃる方から、もうずっと頭痛持ちで困ってて、もうどうにかどうにかならないかと思ってもやっと来られるっていう、2通りの患者さんがいらっしゃいます。
どちらもすごく大事で、普段と違うっていう、ご自身だけが分かるペインを持ってこられることも、危ない頭痛を見つけるために非常に重要ですし、特にずっと困ってきて、何かのきっかけでということも、とても大事、その一歩を踏み出されたということがすごく大事なことで、しっかりそういったものを受け止められるように、外来をさせてもらっています。
患者タイプ別診療アプローチ
スピーカー 2
ありがとうございます。2通りの、2種類の患者さんいるってことなんですけども、そういった方々に対してどういった治療をされているんですか?
スピーカー 1
そうですね、まずこれまでと全然違う頭痛を経験したという方は、私の一番の専門の危ない頭痛を見つけるということが一番の仕事になりますので、しっかりと問診をする。あとはやっぱり何より画像診断ですね。結構それが命みたいなところがありますので、問題がもしなければ、ちゃんと安心させてあげるということと、
あとはやっぱりなぜそういう頭痛が起きるのかというところをやっぱり知りたいという方が多いですので、ただ異常がありませんでした、でおしまいではなくて、そこからさらに踏み込んで、どうしてこういうことが起きているかというところもできる限り説明しようと思っています。
あとはずっと頭痛持ちでという方が来られた場合は、本当にですね、たくさんのペインを抱えていらっしゃることが多いです。周りの人に理解されなかったとか、あと医療機関をすでにかかったことがあるという方も全然目立たしくなって、やっぱりそういったところで、さっき言ったような、画像印象はありません、おしまいですって終わっちゃったりだとか、まともに頭痛の話を聞いてもらえなかったりとか、そういう一個一個ちゃんと受け止めますよっていう姿勢から始めたりとか、
そういうのは大事にしてまして、あとはもう本当に、これだけ治療が変わってよくなっているんだよっていうことを、しっかり時間をかけてお話しして、関係を構築する、信頼関係を構築するところから、すごい大事にしてますね。
信頼関係構築の工夫と対話の重視
スピーカー 2
ありがとうございます。たくさんの方が来られているというところで、お話を受け止めて、安心していただいて、信頼関係を築いていくということだったんですけど、山尾先生ご自身が気をつけられている、その信頼関係を築くための工夫とか何かありますか?
スピーカー 1
そうですね、たくさんあって全て語りきれないくらいなんですけど、まずは日常生活にどういう影響があるかっていうことを最初に聞くようにしてるんですね。
いきなり頭痛がどこに起きるんですかとか、そういう質問を始めることも多いかなと思うんですけど、結構それって難しいんですよ。頭痛持ちの人っていろんなところが痛くなったりとか、どこって言われると難しかったり。
それちょっと外来診察に緊張感が生まれちゃったりすることもあるので、まずはどんなことに困っているのか。
日常生活ですね、仕事、家庭、そういうところでどんなペイを抱えているのかというのを最初に聞くようにしてますね。いろいろある工夫のうちの一つです。
自身の片頭痛経験と患者への共感
スピーカー 2
ありがとうございます。日常生活の影響とかそういったお話を聞くというのはすごく対話を大事にされていて、すごくお時間もかかると思うんですけど、そういった部分に対してどうして山本先生は頭痛外来というのを始めたというのは何かありますか。
スピーカー 1
そうですね、やはり私自身が偏頭痛をすごい経験したんですね。特に子供の頃にひどい偏頭痛持ちで、やっぱり人に分かってもらえないというところも私自身が経験したところがあるので、やっぱりそこを分かってあげられるというのは一つの強みかなと思っていて。
本当に辛いですよね、みたいな。本当に生のコミュニケーションから生まれる信頼関係とかだと思うんですけど、多少そこに時間がかかってもそこをしっかり痛みを分かってあげるよっていうところから関係を構築する。そこが一番大事だなと私は思っているので。
本当30分とか人にかかっちゃうこととか極端な話あるんですけど、それでもいいくらいに思っていますね。
スピーカー 2
確かにご自身の偏頭痛の経験から患者様に寄り添うことができるというのは非常に患者さんも安心して受けられるかなと思います。
そういった中で山本先生自身は偏頭痛になった時にどのように改善されていったんですか。
スピーカー 1
そうですね、正直僕も全然お医者さんにかかったけど、ただ痛みが出たっていうところで終わっちゃったっていう感じだったので。
これはちょっと男性の場合、時々年を取っていくにつれて頻度が少なくなってくるっていう方がいまして、僕はちょっと幸いそのパターンで、今の時々起こるんですけど。
もちろん自分自身で生活を気をつけてとかそういうことをした上で、幸い頻度は少なくなってきたっていう感じなんですけど、特に女性の方だと一生付き合っていかれる方とかもいますので、付き合っていくものだよってそこからどんなに治療で変えられるかみたいな話をするようにしてますね。
スピーカー 2
そういった山本先生ご自身の治療の経験、体験からお話を聞いていただけるというのは非常に患者さんも安心いただけるかなと思います。
情報発信活動の動機「スティグマ」の解消
スピーカー 2
そういった中でメルマガの発信とかいろんな活動を取り組まれていると思うんですけど、どうしてそういった活動をされようと思ったんですか。
スピーカー 1
頭痛持ちの方はある種、市販薬という薬局で言っている、いろんなお薬があるんですけど、頭痛には対処するというのは当たり前になっている方が非常に多いんですね。
ある種、ちょっと難しい言葉で、スティグマっていうんですけど、楽陰とかそういう感じの意味の英語なんですけど、自分自身にスティグマをかけている。
頭痛は、たかが頭痛で市販薬でやるのが当たり前なんだ、寝込んじゃうのはもう諦めるしかないんだみたいな、そういったところは自分自身が発信していかないと変えれないんですね。
本当治療を求めてきた人だけが頭痛側にやってくるんですけど、そうならない人は全然助けられないので、そこがやっぱり発信の一番の理由になっています。
スピーカー 2
確かに一人で困って悩んでいる方に対して発信することでそういった方に届いたら、すごく希望の光になるかなと思います。
情報発信のビジョンとプラットフォーム
スピーカー 2
そういった中で今後、どのような姿、ビジョンとかどういうふうになりたいかというのはありますか、山本先生ご自身が。
スピーカー 1
そうですね、やはりただ頭痛側で待っているだけではなくて、自分から発信をして、スティグマを自分にかけて、世界に広がっていない方に自分自身から発信することで、
本当に世の中にたくさんいる頭痛の方を全員に届くような、大きな声を発せられるようなドクターになりたい。それがやはり一つの私のビジョンになっています。
スピーカー 2
ありがとうございます。ビジョンを達成するために具体的にどのような発信というのは考えられていますか。
スピーカー 1
そうですね、正直私自身も発信というものを始めたのはごく最近のことで、やはりいろんなプラットフォームがあるかなと思うんですけど、やっぱりXはアルゴリズムに乗らないとなかなか広がらないといろんなことがやっている中で、
このサブスタックというのはすごく私の可能性を感じている媒体で、例えば自分が積み上げた記事が、Xの場合ただポストでつらっと並んでいても、頭痛持ちの人が見てもどこを見たらいいのかわからなかったりすると思うんですけど、
サブスタックというのは自分の資産をその記事としてスタックできる、積み重ねられるということがいいので、誰かが例えば興味を持って見てくださったときに、自分のページをいろいろ見るとすごくこんな事例もあるんだって知れるとか、そういった意味でこのサブスタックって価値があるかなと思ってまして、そういうのを一個一個積み上げる。
あとは、これがどのくらい日本で広まるかってこれからかなと思うんですけど、本当に頭痛持ちの人が入ってきたときに知ってもらえるような足を積み重ねていきたいなと思っています。
リスナーへのメッセージとまとめ
スピーカー 2
ありがとうございます。最後に山本先生からそういったリスナーの方へメッセージってありますか?
スピーカー 1
頭痛を持っていらっしゃる方もいると思いますし、お家族とか近くにいる方もすごく多いと思うんですよ。わざわざ言わないだけでみんなすごく多いと思いますので、
特に専門医がフィルターをかけた良い情報っていうのはやっぱり価値があると思ってますので、こんな治療あるらしいよとか、こんな治療があるんだ、じゃあ家族に行ってみようとか、そういった気持ちになるような話を心がけてますので、
ぜひフォローだけでも全然いいんですので、私が発信する情報を聞いて、ご自身ももちろんですが、周りにも伝えるということをぜひやっていただけるといいなと思ってます。
スピーカー 2
ありがとうございます。今回は山本先生お越しいただいて、頭痛が何かに関してお聞きしました。山本先生のメルマがまたリンクで貼っておきますので、またよろしくお願いします。山本先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
12:46

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