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2026-10-31 04:30

第12回|AI映像の音を分けて仕上げる。Pika H3 FlexとGensparkの動きづくり|2026年10月31日

2026年10月31日のクリエイターズAI。生成映像の音を分けて仕上げるPika H3 Flexと、立体のラフで試した動きを動画生成へ渡すGenspark Media Studioを紹介します。過去の発表と、番組からの応用提案を分けてお届けします。

【Pika H3 Flex|10月29日発表】米国・パロアルトのPikaによる、MiniMax H3を追加学習した動画モデル。画像・動画・音声を合わせて最大12参照素材を指定できます。音声はDialogue、Score、SFX、Foley、Ambienceの最大5系統へWAV出力可能。APIでoutput_modeをaudio-stemsに設定する有料追加機能で、公開モデルをローカル実行する場合には含まれません。

音声ステム出力の追加料金は生成動画1秒あたり0.001米ドル。API Clubは月10米ドルで同額のAPIクレジットが付与され、生成には別途従量分を使用します。通常の制作画面への提供は11月2日予定。2026年10月31日朝の確認時点で、全員が通常画面から利用できるという意味ではありません。

出典:Pika公式発表/仕様・料金・API出力設定/API Club利用条件/所在地

【Genspark Media Studio|10月27日発表】米国・パロアルトのMainFuncが開発。公式ヘルプでは、Add node → 3D Director Stage → Open stageで、白い模型による人物・物体の動きとカメラを試せます。Playで確認し、Set active camera → Movement to boardで動きの参照素材をボードへ出し、動き参照に対応した動画モデルへつなぐ手順を案内しています。

3D Director Stageはベータ版。動画・音声・3Dの生成にはクレジットを使います。個人Go・Plus・Proの週次無料枠はStandardの計画と標準画質の既定画像などが対象で、動画生成が無料になる意味ではありません。ワークスペース管理者による機能制限もあり得ます。二人がすれ違う場面で位置関係を先に試す例は、番組側の応用提案です。

出典:Genspark公式発表/公式操作説明・利用条件/開発元・所在地

【制作のヒント|音で同じ場所を感じさせる】Randy Thomの1999年の文章「Designing A Movie For Sound」は、音を出す機械を一度画面で示せば、その後は低い音だけでも機械や場所を連想させられると説明しています。古い扇風機を一度映し、別々に生成した人物のアップにも小さな回転音を残す例は、番組独自の応用案であり、Thom本人の実作品事例ではありません。せりふの聞き取りやすさを優先します。

出典:Randy Thom本人の文章(1999年)

各製品の仕様・手順は公式説明に基づきます。音声分離の品質や動画生成結果を番組で実操作検証したものではありません。制作上の効果は保証せず、具体例は試すための提案として紹介しています。

企画・制作:gamaccho(https://lit.link/gamaccho)

ナレーション:AIナレーター ひまり(Eleven v4:Akari)

BGM:Bubbly Motion(SUNO)

感想

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おはようございます。 クリエイターズAI、AIナレーターのひまりです。
2026年10月31日、土曜日のクリエイターズAIです。 今日は、生成した映像の音を後から分けて仕上げる話。
そして、立体のラフで試した動きを本番のAI映像へ渡す話です。 最後に、ショットのつながりを音で支える小さな演出の工夫もお届けします。
まずは、映像と音の仕上げです。 アメリカ・パロアルトを拠点とするPikaが、10月29日、Pika H3 Flexを発表しました。
MiniMaxのH3に追加学習した動画モデルです。 画像、動画、音声を合わせて最大12個、参考素材として渡せます。
例えば、人物はこの絵、背景はこちら、動きはこの動画、という具合に何を参考にするかを伝えて生成します。
注目したいのは、APIの出力設定で音声ステムを選ぶと、生成した動画の音を最大5つの系統に分けて書き出せること。
セリフ、音楽、効果音、足音などの動作音、そして環境音です。
全部の音が一体になっていると、セリフを残して音楽だけ小さくするのはひと手間でした。
分けて書き出せれば、編集ソフトで音楽だけ下げたり、環境音を隣のショットまで残したりできます。
これは、映像を作り直す前に音のバランスで仕上げられるという見方です。
ただし、提供範囲には注意があります。
この音声の分離書き出しは、Pika側の有料追加機能です。
公開されたモデルを手元で動かせば、そのまま使えるという意味ではありません。
現在は開発者向けAPIで提供され、一般向けの制作画面には11月2日から登場する予定。
料金や利用条件は公式案内を確認してください。
今日は発表内容の紹介で、分離した音の品質を私たちが実測したわけではありません。
続いては、映像の動きとカメラを組み立てる話です。
同じくアメリカ・パロアルトのMainFuncが開発するGensparkは、10月27日にMedia Studioを発表しました。
昨日も立体の試作を紹介しましたが、今回のポイントは、その試作で決めた動きを動画生成の参考素材へつなぐ手順です。
公式ヘルプでは、ボードで濃度を追加し、3D Director Stageを開きます。
誰が、どこで、どう動くか、とカメラの動きを伝え、まずは白い模型で動きだけ作って、と頼めます。
再生して、人物が柱の影に隠れすぎていないか、カメラが追いつくかを確認する。
使うカメラを選んだら、Movement to boardで動きの参照素材を書き出し、対応する動画モデルへ渡します。
例えば、2人がすれ違う場面。毎回、完成映像を生成して位置関係を確かめる前に、立体のラフで動線を試す使い方です。
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こうした確認の往復を減らせそう、というのが番組からの提案です。
ステージはβ版。動画、音声、3Dの生成にはクレジットを使い、無料枠ですべて作れるわけではありません。
最後に音の演出を一つ。音響のRandy Thomは1999年の文章で、
一度音を出す機械を画面に見せれば、その後は音だけでもその場所を感じさせられる、と説明しています。
ここからはAI映像への応用案です。
古い扇風機のある部屋なら、最初に扇風機を映し、人物のアップへ切り替わっても小さな回転音を残してみる。
別々に生成したショットでも、同じ部屋にいる感覚を音が支えてくれそうです。
ただし、セリフが聞き取りにくくなるほど環境音を大きくしないこと。
静かな場面ほどほんの少しの音を試したいですね。
今日は、Pikaの音を分けて仕上げる機能と、Gensparkの動きを引き継ぐ制作手順を紹介しました。
次の一本では、映像の切れ目だけでなく、その前後で何の音が続いているかにも耳を向けてみてください。
クリエイターズAI ひまりでした。
企画制作はgamaccho。
ナレーションはAIナレーターのひまりがお送りしました。
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