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ロングインタビューが話題です。
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ラジオトーク社長の井上香里さんのロングインタビューが話題です。
こうしたトップへのインタビュー記事は、様々な思惑や忖度があって、私はいつも遠目に読んでいるんですよね。
ただ今回の記事は、インタビュアーの方が同性で、しかも業界に明るいということで、
初めて知る井上社長の知られざる事実と思いを知って、そして公式資料から今後の戦略を読み解くと、
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それでは早速学んでいきましょう。
スピーカー 1
おはようございます。フリーでマーケターをしながらクリエイター活動をしています。カグアです。
この番組はインフルエンサーやクリエイターの経済活動や最新トレンドを緩く解説するラジオ番組です。
毎日配信をいつも皆さん聞いてくださって本当にありがとうございます。それでは今日のお品書き。
インタビューで明かされたこと。ラジオトークはMCNを目指している。
私とラジオトークの思い出の3本です。
さあラジオトーク社長の井上香里さんのインタビュー記事。結構各所で話題を何回もよく見れるんですけども、今回は本当にロングインタビューですね。
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はいこちら。音声こそ人の魅力を伝える最適ツール。見た目や肩書きでなく話で勝負できる音声コンテンツに惹かれて、
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JPスタートアップスという媒体の7月22日の記事です。
いやーもうスクロールすると本当に何ページにもなる超ロングインタビューで、井上香里さんやっぱり女性社長というのもあってメディアの注目度はやっぱり高いんです。
ボイシーの尾形さんと並んで非常に露出も多く注目度も高いんですが、それでもですねここまでのロングインタビューは本当に初めて読みますね。
女性の方もですね、スタートアップ界隈やこういったIT界隈にも明るくて、かつ女性ということで、ある程度もちろん井上社長が話したいことをちゃんと書きつつも、
井上社長が本音というかポロッと話しているような感じの行間も感じたので、今回ちょっと取り上げようと思ったんですね。
ですからラジオトークが、例えば2022年2月には10万人の配信者を超えたとか、年間で1000万以上の売上を達成したトーカーが登場しているとか、
そういった他の媒体でも読まれる内容が前半あることはもちろんあります。
ただですね、本当に井上社長のこれまでのキャリアですとか、あと本当に若い頃の話とかもされていて、
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その中でですね、カミングアウトというか、多分私は初めて読んだと思うんですが、こちら。
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スピーカー 1
ちょっと引用しますね。
当時、私は29歳でした。女性としては出産の適例でもありますが、もともと妊娠も出産も難しい体質でした。
本気で出産を目指すなら、いわゆる妊活の時間を確保しなくてはと考えると、企業という未経験のものに挑戦することに、以前は尻込みしてしまっていたのかもしれません。
はい、書いてあるんですよね。いやー、なんかこういう体質の方だったんですね。いやー、存じ上げなかったです。
ただ、こういうこともあって、その仕事とプライベートを両立される方もたくさんいらっしゃいますが、
彼女の場合は、もう本当にラジオトークに専念して、その結果、子供というかですね、人口にも貢献すると。
人口という言い方が正しいかどうかわからないですが、記事の中に結果的に人口にも経済成長にも貢献する道もあるかもしれないという下りがありまして、
そういう道を選んだと。トレードオフではなく、しばらくラジオトークに専念する人生にしようと決意したということが書かれていて、
ああ、こういう背景があって、あの全力、前向きというキャラクターなんだなと、パーソナリティなんだなというところがものすごく腹落ちして、
いやー、すごい方だなと思いました。さあ、そんな井上社長なんですが、この記事を読めば読むほど、あれですね、一番なんかテック企業かもしれないと思いました。
ボイシーやスタンドFMももちろんエンジニアさんたくさんいらっしゃるんですけども、私もIT業界長くいますが、
IT業界ってやっぱりエンジニアさんの横のつながりや、ライトニングトークとかイベント登壇とかをして、
本当に根付いた個々の活動というのもものすごく大事なんですよ。
で、ラジオトークはそういった社内のライトニングトーク、プレゼン大会とかだけではなく、社外にもどんどんエンジニアさんがイベントで登壇するなど、
本当にそのいわゆるGoogleとかDNAとか、ああいうテック企業がやっている人材活動も本当に徹底されているんですよね。
そういうのがこの記事からも読み取れて、ああ、なるほどなと思いました。
で、どういうところでなるほどなというのは後でまた紹介しますが、その中でこちら、エンジニアコミュニティや他社のイベントで登壇するメンバーが多い会社だと思いますと、
ということが書いてあって、その際プレゼン資料をスピーカーデックで公開する取り組みを行っています。
スピーカーデックというのは、いわゆるプレゼン資料をネット上に公開するウェブサービスの一つなんですね。
だからパワーポイントの資料とかをアップロードして、いろんな人が見れるようにするというようなサービスです。
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スピーカー 1
探しましたよ。はい、こちら。ラジオトーク会社案内ガイドと、なんか会社の案内かと思いきや、いわゆる多分投資家というか人材募集向けの説明資料なんですよ。
その中にありました、こちら。音声市場を牽引する職業トーカーを輩出、配信者は1アカウントに留まらずブランドへIPへ育つです。
要はですね、このラジオトークが人材募集をするそのスライドの中で、私たちはこういうことを目指しているんですよというロードマップを紹介するページが11ページにあるんですよ。
で、まず最初のステージは職業がトーカーになると。これはもう本当に今実践されてますよね。
尊内竹内さんとか本当にもう専業でトークをやられている、トークというかライバーですかね。ライバーをやられている方が多数出始めているというところではこのファーストステージはもうクリアされていると。
で、次に書いてあるのが3年後、MCN化を促進と書いてあるんですね。
アプリ以外でも売れるトーカーへ。音声データに留まらずギフティング以外でのマネタイズポイントを増やしマルチチャンネルで活躍と。
これどういうことかというと、現状でも実は尊内竹内さんや旬さんといった超人気トーカーさん、トップのトップ中のトップですよね。
ラジオトークのトップ中のトップの方はメンバーシップ実は実装されてるんですよ。
スタンドFMやボイシーなどでもメンバーシップありますけども、実はラジオトークも一部のそういったトップユーザーにだけ機能を開放してるんですね。
で、月額1000円、ポイントなんですけども1000円で、ただ上手いなと思ったのが、毎月投げ銭、ギフティングをすればするほど類型のポイントが溜まっていって、ファンの方に位がつくんですよ、ランクが。
それがね、ライブのコメントにマークとして出るので、まあやっぱり溜めたくなるんですよね。これはね、上手いと思いました。
多分YouTubeとか他の、YouTubeとかではなくて、もしかしたら他のライブアプリとか、17ライブから来たエンジニアの方もいらっしゃるということなので、そういったアプリからのヒントがあったかもしれないんですが、
これはね、月額1000円で固定ながら、そういう位がつく、ランクがつくっていうのは上手いなと思いました。
ですから、そんないたきふちさんとか、もう本当にトップのライバーさんの中には、いわゆる重課金者と呼ばれる、数十万円以上課金してる人が実は何人もいて、いやーすごいなと思いました。
そして5年後、世界で愛されるブランドへグローバル展開というくだりがあって、ここで紹介されているのは、楽曲デビューはアニメ化、オフラインのイベントを通じて配信者のトーカーとしてのブランドを持ち、世界のムーブメントを目指すと。
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スピーカー 1
これだからあれですよね、YouTubeでいうと、東海オンエアさんとかヒカキンさんとか、それからマイクラのマイッキーの、なんとかシスターズ、マイゼンシスターズだ、マイゼンシスターズといったようなブランド、でもそれってYouTubeがやってるわけじゃなくてUUUMがやってるわけじゃないですか。
ラジオトークは3年後、MCN、これ要はUUUMのような事務所なんですね。事務所、広告代理店事業を始め、そしてさらに5年後にはその事業でそういったIP、ブランド戦略をやっていくということなんですね。
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いやー、音声広告でがっつりいくのかと思いきや、なんと広告代理店事業、ブランド事業、MCN事業で今後の成長をさらに加速していこうという戦略だったんですね。
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概要欄にこちらの社内資料、会社案内ガイド載せておきますので、ぜひリンクで見てください。私、ラジオトークの思い出としてはあれなんですよ。もともと私、Anchorでポッドキャスト配信してたんですけども、Anchorって半年に1回ぐらい配信こぼしがあるんですよ。
アップルポッドキャストに配信されないこととかあったりして、結構うーんって思うことが多かったんですよね。ラジオトークにしたから1回もそういうことないんですよ。もちろん12分に限定してるとか、かなりラジオトークって制限があるじゃないですか。そういうところで安定稼働してるんだろうなぁとは思っていたんですが、
ただやっぱり今回のこの会社案内ガイドを見ると、ここまでテック企業でやってたんだ。それは確かにもう安定するわというラジオトークへの信頼を私は今回より高めましたね。
だから井上社長のインタビューの記事の中にはここまではもちろん書いてないんですけども、そういうところも匂わせつつ社長の人柄を引き出す。本当に今回のインタビュアーさんの記事の書き方やバランスの取り方って本当にお上手だなと思いました。
なのでちょっとね今回ラジオトークについてあんまり私語ることなかったんですけど、思いを語らせていただきました。今後もラジオトーク使わせていただきますのでどうぞよろしくお願いします。
この番組ではインクルエンサーやクリエイターの経済活動を緩くわかりやすく配信しようと頑張っている番組です。皆様からのご質問やご意見、レターなどいただけると本当に励みになります。
概要欄にあります匿名のGoogleフォームやラジオトークやStandFMのレター機能などでぜひコメントいただけると嬉しいです。
今日もご視聴ありがとうございました。それでは皆さん、いってらっしゃい。