00:05
こんにちは、こはるです。いつも聞きに来てくださってありがとうございます。
昨日は、「あなたの受験ストーリーを聞かせてください。」というコラボライブを初めて行いました。
ゲストは、個性心理学認定コーチのひつじさんでした。
1時間近く幼少期から受験期、そして現在までのお話を伺ったんですけども、実はライブ中、電波がかなり悪かったんですよね。
最初はBGMも入ってたんですけども、途中から途切れてしまっていて、終盤でアプリが落ちてしまったり。
夫に娘の寝かしつけを頼んでいたんですけども、夫が先に寝落ちをしてしまって、娘が私のいた部屋に乱入してくるっていうことがあって、
すごくハラハラしながら、「私、話ちゃんと聞けてるかな?」っていう状態で、すごくハラハラドキドキっていったライブだったんですよ。
なので、ライブが終わってから、「ひつじさんの良さ、ちゃんと引き出せてたんだろうかな?」っていうのがすごく心残りだったんです。
心残りだったんですけども、ライブに来てくださった方とかが、すごく面白いお話でしたっていうことでコメントいただいたりして、私も聞き返してみると、
ひつじさんのお話、学びがたくさん、本当にたくさんだったなと思いまして、なので今日は、ひつじさんの戦い方の話と、戦いから見えてきたモチベーションの話、
この2つをお届けしたいと思っています。
ライブ後期みたいな形で、私なりの考察を交えながら、ひつじさんのことをお話しできたらなと思っています。
人には人それぞれの戦い方があるんじゃないか、そんなお話です。
この番組は受験の現場で指導経験を持つ親子の対話コーチ小春が受験生ママに向けてお届けするチャンネルです。
受験を通してママも子どもも自分の人生を選び直す、自分と対話する機会にしてほしい、そんな願いから発信をしています。
まずひつじさんの戦い方がとても興味深かったですよね。
今回ひつじさんのお話を聞いていて、私が一番印象に残ったのが、自分がどこで戦えるのかをかなりわかっていたということでした。
これはもうひつじさんは中学受験をされていて、4年生の頃から塾に入っていたっていうことだったんですよね。
塾の順位表だったり座席表だったり、そういったものがゲーム感覚のようで結構好きだった、面白かったっていうお話があったんです。
03:08
例えば1番から25番ぐらいまでに入るのはちょっと無理だな、厳しそうだな。
でも50番ぐらいまでなら狙える、50番以下には行きたくない、みたいに自分の中でかなり現実ラインを見ていたっていうのもすごく面白いところだなって感じました。
誰よりも上に行くっていうことではなくて、私はここの中だったら戦いに行ける、輝くことができるっていう場所を見つけて戦いに行っている。
そして50番以下には行きたくないって言った。
だからそこは何とか阻止する、二重目標みたいな形で立てられていたんだなって感じました。
つまりここを目指すという目標と、ここから下には絶対に落ちないという上限と下限のようなものを自分なりに持っていた。
これってかなり戦略的だなって思いました。
そしてもう一つ印象的だったのが、あの子はすごい、だけど私は私と切り分けて考えられるっていうところでしたね。
すごく成績の良いお友達がいたとしても、あの子はすごいなぁと素直に認められていたこと。
もちろんあんな風になりたいなと思ったことはあると思います。
でもなんで私はあの子みたいになれないんだろう、私ってダメなのかなというところまで自分を否定することはなかったっていうお話があったんですよね。
これって受験ではかなり大きい力なんじゃないかなと思います。
あの子はあの子、私は私、この切り分けができる。
だから誰かに勝つではなくて、私はどこで戦う、私はどこなら目指していけるっていう発想ができたと思うんです。
私はこれ、どちらかというとかなり苦手なタイプで、なんでこの人みたいにできないんだろうとか。
仕事でもね、同じようなワーママさん、時短のワーママさんがいて、めちゃくちゃ仕事がテキパキできて、マルチタスクの処理能力がめちゃくちゃ早くて、
気持ち変えて、みたいな先輩ワーママが前の職場にはいたんですよ。
その先輩を見ては、なんで私はこんなに処理能力が遅いんだろう、この人の何回もかけてやっとこの仕事ができるのに、みたいなふうに感じてしまうことってあったんですよね。
それってある意味、私は自分への期待とか、自分への理想みたいなのは高かったのかなっていう気もしています。
06:07
辻さんは、自分らしくっていうお話をされていたときに、自分なりの自分のあり方、希望、理想みたいなものがあるっていうお話もされていて、
それが多分、自分はどこでだったら輝けるのかなっていうことを常に考えていらっしゃったのかなって。
だから、辻さんのあの子はあの子、私は私という切り分け方を聞いて、正直羨ましいなって思いました。
これをね、小学生の時とか、大学受験の高校生の時とかにできていたっていうのは、すごい能力ですよね。
大人になっても、あの人はこんなに仕事ができる、あの人はこんなに発信が上手、なんで私はできないんだろうって思えば、いくらでも比較ができると思うんですよね。
でも、あの人が輝いている場所と、私が輝いている場所は違うということもある。
なのに、私たちはすっぽりそこが抜け落ちてしまっていることがあるんですよね。
辻さんの受験ストーリーから、私はそんなことを感じました。
そして、一番考えさせられたのが、実はちくわの話なんですよね。
まだライブのアーカイブ聞いてない方がいらっしゃいましたら、ぜひ概要欄に貼っておきますので、聞いてみてください。
辻さんはご自身のことを、自分はちくわみたいと表現されていました。
これは、辻さんがね、自分はあまり芯のある子ではなかったっていうことを表現されて、ちくわみたいってお話をされていたんですけど、
自分の中にこうしたいとか、あれやりたいっていう、強い芯があるタイプではないっていうお話をされていたんですよね。
習い事も仕事も、自分からやめたいと思ったとしても、言い出すことができないというお話もありました。
でもその一方で、役割やタスクを与えられるとすごく安心すればいい。
すごく安心することができる。
例えばこれをやればいい、ここを目指せばいいというものが明確になると、そこに向かってダッシュできるっていうことだったんです。
だから辻さんにとって、まさにね、受験生っていう役割が安心材料だったんですよね。
このテストでこれぐらいの点数を狙っていく。
このクラスの中でだったらこれぐらいの順位を目指すという目標がある。
09:01
それが力を出すための基礎になっていたということではなかったんでしょうか。
ここでもしお子さんのこと、あるいはご自身のことを考えながら聞いている方がいたら、ちょっとね、確認してみてください。
自分で目標を決めると燃えるタイプですか?
目標を支持されると安心するタイプですか?
人と競争すると頑張れる?
昨日の自分と比較の方が頑張れる?
褒められるがエンジンやモチベーションになる?
役割や締め切りがあると動きやすい?
逆に細かく決められると苦しくなる?
どうでしょう?これどれが良いとか悪いとかっていう話ではないんですよね。
この子はこういう条件だと力が出るんだと知るための材料です。
そしてできればお子さんだけじゃなくて、じゃあ私はどうなんだろうっていうのも見てほしいです。
この視点を持ってもう少しだけ羊さんの話を聞いてみてください。
ここで私はずっと、最近ずっと考えているモチベーションの話につながったんですよね。
私たちは子供に自分で目標を決めよう。あなたは何がしたいの?
自分で考えて選ぼうと言いたくなることがありますよね。
自己決定理論っていう話もあって、自分で決めるのが大切なんだよっていう話はいろんなところで聞くと思います。
もちろん私もそれが大切な場面はたくさんあるなと思っていて、
特にこの受験っていうのを通して自分の人生を考えていく。
自分はどんなふうに自分の人生を選び取っていくのかを考える。
そういった機会だなとは思っています。
ただ今回の羊さんの話を聞いていて、本当に全員そうなのかなっていうのを思ったんですよね。
心理学では内発的動機づけ、外発的動機づけという言葉があります。
もしかしたら聞いたことがある方もたくさんいらっしゃるかと思うんですけども、
ざっくり言えば、面白いからやるっていう自分の内側から出てくるような好奇心みたいなものが内発的な動機づけ。
一方で褒められたい、認められたい、誰かに求められている、目標を与えられたというようなもの、外からのエネルギーのものが外発的動機づけです。
一般的には内発的動機づけのほうが大事だよとか、モチベーションを維持していくためには大切なことなんだよっていうほうが
12:09
多いというか、そういうふうに思われがちですよね。
でも今回、羊さんの話を聞いていて、いや、待てよって私は思ったんです。
羊さん、今のお仕事をしながら、CFPの試験を受けられたっていう配信をされていたと思うんですけども、
これ1年とかではなくて、昨年、確か昨年くらいから勉強されてたと思うんですよね。
今年の春に合格されたということで、CFPの試験ってめちゃくちゃ科目数多くて、本当に大変なんですよね。
私も金融機関にいたことがあって、AFPまでは取ったんですけども、CFPって本当に片手間にやって合格できる試験ではないなって思っています。
でもその資格を取って、羊さんが何かね、副業に活かしたいよとか、これからの自分のキャリアに活かしたいよっていうことではなかったそうなんです。
上司に取った方がいいんじゃない?って勧められた。
だから羊さんとしては別にめちゃくちゃ興味がある、面白そうではなかったっていうことだったんです。
上司だったりとかチームメンバーに資格があることで喜んでもらいたい。何か力になれるかも。じゃあやろうってなったそうなんですよね。
これすごくないですか?
興味がないものを2年かけて、2年?私正確なところ忘れちゃいましたけども、1年以上かけてやるんです。
私だったらね、これね、興味ないですで終わった可能性がすごい高いなって思います。
私はね、まさにね、自分の興味関心がないところにはあまりエネルギーを注げないタイプなので、
本当に羊さんのやったらどう?とかやりなさいって言われて最後までやりきる力って本当に素晴らしいなって思いました。
誰かに与えてもらった目標が自分を動かすエンジンになる?これもね、あの立派な戦い方なんだなーっていうのを思いました。
そして受験期のモチベーションについても羊さんは家族や友人、塾の先生など大切な人たちの喜ぶ顔が見たいっていうお話をされていたんですよね。
ここも私はすごく大事だなって思ったんです。
親に喜んでもらいたいって聞くと、親の顔色をうかがっているんじゃない?って思うことありませんか?
もちろんそうしたケースもあります。成績がいいと認めてもらえないとか、成績がいい私じゃないと価値がないんだ。だから頑張らなきゃいけない。
15:12
そんな風に思っている子もいると思います。
もちろんそうしたケースもあって、親の期待に応えなきゃ。怒られないようにしなきゃ。親を悲しませないようにしなきゃ。
そうやって自分をどこか犠牲にして頑張り続けてしまう子っていうのもいるんですよね。
でも大切な人が喜んでくれることが自分も嬉しいという子も一方でいるんです。
羊さんはその後者だったんじゃないかなと思いました。
この同じ親に喜んでもらいたいという言葉でも、その子の内側にある意味は全然違う。
だからこそ子供の行動だけを見るんじゃなくて、この子にとってそれはどんな意味があるんだろうと考えてみることが大事なんじゃないかと思いました。
そしてこれが現在の羊さんにもつながっていると思ったんですけど、
羊さんはお仕事を続けながら、個性心理学だったり発信活動だったり、様々な活動にチャレンジされていますよね。
じゃあそこまで活動してるなら今の仕事を辞めて独立したらっていう話になるかというと、
いやそれは自分らしくないっていう話だったんです。
ここは個性心理学を学ばれている認定コーチだからこそなのかもしれないんですけども、
羊さんはご自身のことを囲いがあるからこそその中で自由に輝けるタイプっていう話をしていたんですよね。
これもめちゃくちゃ面白いですよね。
自由って何にも縛られないことだと思いがちだけど、
人によってはある程度枠があるからこそ安心して自由になれるっていうこともある。
安定した土台や役割、目標、タスク、そういった土台があるからじゃあこれもやってみようと動ける。
逆にその会社員っていう縛りが不自由に感じる。
もっともっと羽ばたいていきたいんだ。
もっともっと自分の最良で仕事がしていきたいんだっていう方もいる。
どちらが良いとか悪いとかっていうことではないですよね。
今回羊さんのお話を聞いて私が一番皆さんにお伝えしたいというか皆さんと一緒に考えたいなって思ったのは、
人には人それぞれのエンジンのかかり方があるということです。
自分で目標を決めた方が萌える子もいる。
誰かに最初の目標を決めてもらった方がエンジンがかかりやすい子もいる。
18:02
競争が好きな子もいれば順位表をゲームとして楽しめる子もいる。
誰かに喜んでもらうことが嬉しい子もいる。
一人で黙々とやる方がいい子もいる。
ある程度の枠がある方が安心してできる子もいる。
だからこの子にも自分で目標を決めさせなきゃ、全部自分でやらせなきゃではなくて、
この子はどんな条件があると力が出しやすいんだろうと見てみる。
それがその子の自分なりの戦い方を見つけることにつながるのかな、そんなことを考えていました。
今日の羊さんの話を聞いて子供にもっと主体的になってほしいと思っている方がいたら、
今夜一つだけ試してみてください。
それはこの子は何をしたら動くべきか、ではなくて、
この子は何があると安心して動けるのかを考えてみること。
明確な目標?誰かからの期待?競争?応援?それとも自由?
正解を探さなくて大丈夫です。
もしかしたらうちの子はこれかも?っていうぐらいでいいと思います。
私自身もまだまだ探求中のみです。
人ってそんなに簡単に分類できないし、今回の羊さんのお話を聞いただけでも、
そういう力の出し方もあるんだなぁという発見がありました。
だから私もこれからいろんな方の受験ストーリーを聞きながら、
人が自分らしく力を発揮できる条件って何なんだろうという問いをもう少し追いかけてみたいと思います。
そして最後に、もしよかったら皆さん自身の受験やお子さんのことを思い出して、
この子はここなら戦えるなぁと思った瞬間があったらぜひ教えてください。
あるいはうちの子、目標を立てるより誰かに決めてもらった方が動くかもとか、
いやいやうちは逆で決められるとすっごく嫌がっちゃうとか、
ぜひコメントやネタで教えてください。
私も皆さんの事例からまた考えてみたいと思います。
はい、今日はこの辺で失礼したいと思います。
あなたの受験ストーリーを聞かせてくださいの裏側から小春がお届けしました。
また次回お目にかかりましょう。小春でした。