ことばの地図 #24 起死回生
2026-07-30 11:47

ことばの地図 #24 起死回生

💎 今回のことば

  起死回生
.......................................


【ことばの地図
〜あなたの言葉に、景色を添えて〜】

うつ病で家から出られずにいた、どん底の時。
整体の先生からいただいたこの言葉を、
布団の中で泣きながら、
呪文のように唱えていたそうです。

この言葉を口にすると、

私は大丈夫。
必ず元気になれる。

そう自分を信じることができる気がしたと、
教えてくださいました。

今回、私が思い浮かべた景色は、
夜明け前の暗い部屋にともる、
小さな灯りでした。

一気に明るくなるわけではない。
でも、心の奥に、
ほんの少し灯りがともる。

🌿あなたが苦しいとき、
心の中で何度も唱えてきた言葉はありますか。

🌿今のあなたを、
もう一度信じるための言葉は何ですか。


……

人がそれぞれ、
人生の中で大切にしている言葉。
勇気をくれた言葉。
支えになった言葉。
これから大切にしていきたい言葉。

この【ことばの地図】シリーズでは、
皆さんから寄せていただいた
それぞれの「大切な言葉」をご紹介しながら、

その言葉から私が思い浮かべた景色や
感じたことをお話しします。

いつか、写真と言葉を添えたエッセイ集を出版したい。
そんな夢の実験として始めた小さな企画です。

誰かが生きる中で
大切にしている言葉が
今のあなたの心に響くこともあるかもしれない。
そう思って
そっとお届けします。

コーヒーでも飲みながら、
ゆっくり耳を傾けていただけたら嬉しいです。

「あなたが今、大切にしている言葉は何ですか?」

ぜひ、コメントやレターで教えてください✨


……


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#言葉
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#自分を信じる
#人生の転機
#ライフデザイン
#コーチング
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感想

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00:05
おはようございます。
そらめぐの「明日はきっと晴れ。」
コーヒーとチョコレート、そして、歌が大好きなそらめぐこと、ライフデザインコーチの砂川めぐみがお送りします。
今日の言葉は、起死回生です。
ことばの地図シリーズでは、ご縁のある人たちから寄せてもらったそれぞれの大切な言葉を、人生の地図に残る言葉としてご紹介しながら、その言葉から私が思い浮かべた景色や感じたことをお話ししています。
それでは、今日の言葉の地図を開いてみたいと思います。
今日の言葉は、起死回生。
この言葉をくださった方は、ご自身の人生を振り返って、
私は本当にジェットコースター人生だったのです。
最近は落ち着いていますが、かっこ笑い。
ひとつだけと言われたら、この言葉かなー、と書いてくださいました。
この起死回生という言葉に出会ったのは、その方がうつ病で家から出られずにいたどん底の時だったそうです。
その時、生体の先生からいただいた言葉が、起死回生でした。
ご本人は、起き上がれない布団の中で、泣きながらこの言葉を呪文のように唱えていたそうです。
当時は毎日泣いていたこと、そして当時小学校1年生だった娘さんから、
お母さんはなぜ笑わないの?と言われるたびに、とてもつらかったことも教えてくださいました。
このお話を読んだ時、私は胸がぎゅっとなりました。
起死回生という言葉は、とても力強い言葉です。
でも、この方にとっての起死回生は、元気な人が勢いよく立ち上がるような言葉ではなく、
起き上がれない布団の中で、泣きながら握りしめていた言葉だったんです。
そう信じるために、何度も何度も唱えていた言葉です。
この言葉を口にすると、自分を信じることができる気がした、と教えてくださいました。
03:06
私はそこに、人が本当に苦しい時に、たった一つの言葉が命綱のようになることがあるんだな、と改めて感じました。
誰かにとっては、ただの四文字熟語かもしれません。
でも、その人の人生のある瞬間には、その言葉が、今日を越えるための支えになることがある。
布団の中で泣きながら、何度も何度も唱える。
その声は、外には聞こえなかったかもしれません。
でも、その言葉はきっと、その方の内側で、小さな火のように灯っていたのだと思います。
私がこの言葉から思い浮かべた景色は、夜明け前の部屋です。
カーテンはまだ閉まっていて、部屋の中はまだ暗い。
布団の中で体を起こすことも難しい。
時間だけが過ぎていくように感じる。
外の世界は動いているのに、自分だけが取り残されているような感覚。
でも、その暗い部屋の中で、小さく何度もつぶやく言葉がある。
気仕返せ。気仕返せ。気仕返せ。
その言葉は、一気に部屋を明るくする光ではないかもしれません。
でも、暗闇の中で、自分の心の奥にほんの小さな明かりを灯してくれている。
そんな景色です。
そして、その明かりは、少しずつ、本当に少しずつ、夜明けの方へとつながっていく。
この方は、その後しばらくして、2年間飲んでいた抗鬱剤をやめることができたそうです。
今も、この言葉を聞くと、あの時の状況がありありと思い出される、と書いてくださいました。
でも、今なら、鬱になった理由もわかるようになって成長したなぁと思う。と、自画自賛です。笑い。とも書かれていました。
そして、今は完全復帰で幸せな人生です。と伝えてくださいました。
この最後の言葉を読んだ時、私はこの方の今の姿が浮かびました。
私は、その辛かった時代のこの方を知りません。
06:04
私が実際にお会いしたこの方は、とってもチャーミングで、柔らかくて、思わずこちらまで笑顔になってしまうような方でした。
お会いできたことが嬉しくって、私の方から、初めましてなのに、思わず抱きしめてしまったことも鮮明に覚えています。
でも、お話ししていると、その柔らかい口調の奥に、とても深い力強さがあることも感じました。
だからこそ、今は完全復帰で幸せな人生です、という言葉には、ただ明るく笑っているだけではない、そこまで歩いて来られた人の静かな強さを感じました。
苦しかった時間を無かったことにするのではなく、あの時は本当に辛かったとちゃんと覚えている。
でも今は、なぜそうなったのかを少し分かるようにもなり、自分の歩いて来た道を成長として受け取れるようになっている。
それは本当に深い意味での起死回生なのだと思いました。
ただ元気になったというわけではなく、自分を取り戻した、自分を信じ直した、そしてあのどん底の時間さえも今の自分につながるものとして見つめられるようになった、そんな回復の物語を感じました。
私たちは人生の中で、もうダメかもしれないと思うような時間に出会うことがあります。
何をしても苦しい、前向きになりたいのに前を向く力が出ない、人の言葉が届かない、笑いたいのに笑えない、そんな時間があるかもしれません。
その時に必要なのは、早く元気にならなきゃ、と自分を急がせることではないのだと思います。
無理に笑うことでも、頑張って明るく振る舞うことでもない。
ただ、自分の中にある小さな明かりを完全には消さないこと。
たとえ今は布団の中にいても、たとえ涙が止まらなくても、いつかまた自分は起き上がれるかもしれない。
そう思わせてくれる言葉を、心のどこかに置いておくこと。
この方にとってのその言葉が既視改正だったのだと思います。
今回の言葉が指し示している方向を、私なりに表現するなら、
09:03
どん底の中でも自分を信じる明かりを消さない方向です。
既視改正とは、一気に人生が逆転することだけではないのかもしれません。
泣きながらでも今日を超えること。
動けない日にも自分を完全には見放さないこと。
小さな言葉を頼りに、もう一度自分の命の方へ戻っていくこと。
そしていつか、あの時の自分を振り返って、
よく生きてきたね、よくここまで来たね、そう言える日が来ること。
それもまた既視改正なのだと思いました。
それでは最後にあなたに問いを。
あなたが苦しい時、心の中で何度も唱えてきた言葉はありますか?
今のあなたをもう一度信じるための言葉は何ですか?
そして過去の自分にかけてあげるなら、どんな言葉を届けたいですか?
どん底の中で握りしめていた言葉が、いつか誰かにとっての希望の明かりになることもあります。
あなたの言葉に私が景色を添えていきます。
聞いているあなたには違った景色が見えたり、違った音が聞こえてくるかもしれません。
この放送を聞いて感じたことや、ふと浮かんだ気づき、
あなたの中に見えた景色や音や音楽があれば、コメントやレターで届けてくださると嬉しいです。
コーヒーでも飲みながらゆっくり聞いていただけますように。
それでは今日はこのへんで。
明日はきっと晴れ。ソラメグでした。
また次回お会いしましょう。
空はどこまでも自由。晴れの日も曇りの日も雨の日もあります。
でも心のどこかで明日はきっと晴れ、そう思えたならまた一歩を踏み出せる気がします。
この番組では日常の中にある小さな幸せや心が少し軽くなる言葉、
人生を豊かにする気づきの種をお届けしています。
11:47

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