ウェブ制作の基礎力
ちょいさきトーク、あなたよりちょっと先を歩いてきた人の、Webと仕事の話。 この番組では、フリーランスでWeb制作をしている私、けいが、上司じゃないけど、ちょっと気軽に話ができる隣の席の先輩のような立場で、Webと仕事について語ります。
実はお盆前ぐらいに一通おたよりをいただいていたんですけれども、ちょっと収録のタイミングなんかの関係で、そのおたよりの質問に回答するのがちょっと先になってしまいそうなので、
ちゃんと見てますよーというのと、おたよりへの感謝の気持ちを先にお伝えしておこうと思います。 これ、私が毎日投稿を無理なく続けるために、結構な量を取り溜めをしておりまして、その関係上をいただいたおたよりをお読みはしてるんですけど、それに対して回答を返すタイミングっていうのがちょっと先になってしまうっていうことがあるなぁどうしようかなぁっていうのをちょっと今考えてはいます。
ただそんなにジジネタを扱っているわけではないので、じっくり考えた上で、多少時間がかかっても納得いく回答をお答えするということでやっていこうかなと思いますので、もし今後おたよりをくださっても、お返しをするのがちょっと2週間、3週間、1ヶ月とかかかってしまうこともあるかもしれないんですけれども、必ずすべてに回答はするつもりですので、その点はご了承いただけるとありがたいです。
ここまで8月の1週目は、私がフリーランスとして独立した頃の話をテーマにしました。そして先週はウェブディレクターとして活躍されているしおりさんの対談をお聞きいただきました。
そしてそろそろテーマとして、ウェブの制作自体のスキルアップの話、ここのもう少し聞きたいなと思ってくださっている方もいるんじゃないかなと思いましたので、今週はウェブの現場で生きる基礎力にフォーカスをして話を進めていきたいと思います。
ということで、今週もChatGPTに考えてもらったおたより風の質問に答えていきます。
ウェブ制作の仕事って、実際に現場に入るとどんな力が求められるんでしょうか?スキルを高めたり活かしたりするためにおすすめの勉強法や取り組みがあれば教えてください。
というこの質問に、今週1週間かけて答えていきたいと思います。
今日と明日の前半は主にインプット寄りの話、そして末期の後半3日間は主にアウトプット寄りの話をしていきたいと思います。
まずウェブの勉強のインプット、ここに関しても読む力、これが大切になるんではないかと思っています。
ウェブ関連の書籍、技術書、いろいろあります。そういったものを読んでいくのももちろん大切なんですけれども、
もっと重要視してほしいなと思っているのが、公式のドキュメントを読むということです。
私がよく使っているWordPressでも何でもそうなんですけれども、ある程度の大きな規模のプロダクトになると、
必ず公式サイトにドキュメントというのがあります。困ったときはそこを見に行くのが一番解決の近道になるんですね。
ただ、公式のドキュメントを読むっていう、これも一つのスキルだなと思っておりまして、皆さんも経験あるんじゃないかなと思うんですけど、
何か調べ物をしていて、Googleで検索をして、ドキュメントのページが検索に引っかかってきても、それを飛ばして、
個人で解決方法やこういうことをやりましたよって書いてあるブログの方を先に読みに行ってしまうっていうことはないでしょうか。
これは私自身もそういうことをやってたので、とても気持ちはよくわかります。
やっぱり公式のドキュメントって、どうしても使っている言葉が難しかったりとか、そもそも英語だったりとかして、読むこと自体が結構大変なんですよね。
ドキュメントに書いてある言葉自体がわからなくて、それをまた調べに行かないといけなかったりするので、
それよりは、初心者向けに紙砕いて説明している個人のブログの方を優先して読んでしまうということが多かったんですけど、その気持ちもよくわかります。
ただ、そればっかりをやっていると、やっぱり実力伸びていかないなというのをある段階から感じるようになりました。
古い記事に書いてあることが使えないなって思うこともだんだん出てきまして、
WordPressもそうですし、ウェブの世界の技術って移り変わりが早いので、
そのブログに書いてあることが今でも使えるのかっていうのを、いちいちその裏を取るっていうその手間が余計にかかるなというのを感じるようになってきました。
ですので、もし公式のドキュメントを読むのを避けてきたなという方は、ちょっとここらで心を入れ替えて、
よし頑張るぞと思って、しっかりと公式のドキュメントを読み込むということを頑張ってほしいなと思います。
個人のブログって、その書いてる方が困ったところだけピンポイントで取り上げて説明をしていることが多いんですけど、
公式のドキュメントって、例えば何らかの関数があるとして、その関数はどういう役割で、
どういう引数やパラメーターが指定できて、どういうふうな使い方をすればいいのかっていう構造のサンプルが書いてあったりすることも多いので、
自分が解決したいことだけをピンポイントで知るだけではなくて、それに付随する周辺の情報っていうのも一緒に得ることができますし、
関連の関数でこういうのもありますよっていうのが、リンクが貼ってあったりすることもあるので、
そういうところをいもづるしっきに辿っていくことで、こういうやり方もあるんだっていうのを知ることができたりもします。
これは、学生の頃、語学の勉強とかをしていて、辞書を都度引くっていうことをしてたかと思うんですけど、
あれと一緒なんですよね。辞書を引くことって、その意味を知るだけではなくて、
例えばその英単語だったら、その英単語の品詞は何で、名詞だったり助動詞だったり、
どういう使い方をして、どういう例文があるのかっていうのが体系的に書いてあって、
私も学生の頃、英語の先生に辞書をしっかり引く癖をつけなさいっていうのを言われてきたこと、今思い出したんですけど、
辞書を引くこと、ウェブで言うと公式のドキュメントをしっかり参照しに行くことってとてもめんどくさい作業なんですけど、
それってしばらくやっていくとだんだん慣れてきます。読み方のコツもだんだん身についていきますので、
はじめは苦戦すると思うんですけど、それは成長痛だと思って、しっかりと読み込む癖をつけてほしいなと思います。
今の時代ですと、ChatGPTもありますし、結構ドキュメント系だと、
GoogleのノートブックLMなんかが必要な情報を読み込む手助けになってくれるかなと思います。
もちろん、1から10まで全部AIに任せて、自分で全部読むっていう手間を惜しんでいたら、
10成長できるところが1ぐらいしか成長できなかったりすると思うので、
読む力の向上
何から何までAIに任せちゃうっていうのはやめたほうがいいと思うんですけど、
自分が読みづらいところを少し助けてもらうとか、また翻訳ソフトとかもそうですね。
Google翻訳、DeepLとか、そういった翻訳ツールを使って読みづらいところを少し助けてもらうっていうことをしながら、
公式ドキュメントを読み解いていけば、だんだんと実力はついてくると思います。
そうすると、今度個人のブログを読んだときに、そのブログに書いてあることの信憑性の判断っていうのもしやすくなってきます。
例えば、このコードをコピペすれば動きますって書いてあった場合に、
じゃあそのコードはどこから持ってきたんだっていうソースをちゃんと書いてないものは、
ちょっと信用に値しないなっていう判断をしたりとか、
逆に参照モードとして公式のドキュメントがしっかりと記述してあるようなものは、
ある程度参考にしてもいいかなとか、
あとはソースが書いてなかった場合に、
この人はきっと公式のここからサンプル持ってきたんだなっていうのを自分で判断できたりとか、
そういったことがありますので、しばらくは時間はかかるとは思うんですけども、
公式のドキュメントを読む、しっかり時間をとって読むようにするっていうのをぜひやってほしいなと思います。
この読む力というのは、読学をする方にとってもスキルの柱になるものだと思っています。
誰かに聞いてしまえばそれでも早いんですけど、
実際はそれでは解決できなくて、
やっぱりまず調べる、出てきた公式のドキュメントをしっかり読んでみるっていうのが、
実際ウェブの制作の現場で求められてくるスキルになるかなと思います。
読んで試して、それでもつまずくあれば誰か聞ける人がいれば聞く、
いなければフォーラムとかで聞くっていうのがスマートなのかなと思います。
読む力があると学びのスピードがやっぱり早いなと感じますので、
最初は得意じゃなくても、だんだん時間をかけてもいいのでやっていく中で、
読むスキルっていうのを上げていってほしいなと思います。
今これを聞いてくださっているあなたは、
普段ちゃんとドキュメントを読んでいますでしょうか?
しっかりドキュメントを読んで助かった経験のある方、
もしくはそこを怠ってしまって苦労した経験がある方いますでしょうか?
もしそういう経験があれば、
ショイサキトークのハッシュタグやおたよりで教えていただけると嬉しいです。
最後までお聞きくださりありがとうございます。
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