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2023-10-05 09:55

#546 旅行そのものよりも計画することが幸福度を上げる!?

2023.10.5配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、旅行の計画と幸福度についてお話しました。
それではまた。

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00:26
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、
学校現場の方ではですね、2学期も始まり、1ヶ月半ぐらいがね、たちましたかね。2学期はですね、もうイベントごとが目白押しでございましてね、
私は元高校教員なので、高校の先生やってましたから、2学期といえばまずは文化祭ですよね。9月の中旬ごろからね、下旬ごろの学校もあると思うんですけども、文化祭でね、
普段見れないね、こんな特技があったんや、みたいなね、いう発見にもつながりますし、文化祭が終わったら終わったら体育祭ですよね。
5月とか6月にする学校もあると思うんですけども、大体この時期ね、小学校とか中学校ね、9月、10月に行われて、今ね、運動会シーズンだと思います。
それが終わったらですね、秋の遠足でございますよね。高校のね、秋の遠足、大体11月に行われるんですけども、高校の中でね、
一大イベントといえばですね、やっぱり修学旅行ですよね。高校2年生の時に行くところね、まあ学年は違うかもしれませんが、高校2年生の11月ごろにですね、
行きますよね。修学旅行がですね、高校生活の中でも一番胸躍るというかね、楽しみなイベントだと思います。
今ね、中間テスト時期ですので、中間テストが終わったらですね、一気に修学旅行モードになってですね、部屋割りであったりとかね、半ギメとかあったりとかね、テンション上がりますよね。
でね、この旅行ってね、めちゃめちゃ面白いじゃないですか。修学旅行に限らずね、旅行行くの楽しいじゃないですか。旅行行ってる最中も楽しいし、旅行行ってから行った後にね、いろんな思い出話をみんなとするのも楽しいと思うんですけども、
旅行行く前の計画段階のところね、計画するのって、旅行の計画するのめちゃくちゃ楽しくないですか。ここでランチ食べようとかね、ここでこう買い物しようとかね、ここでこのアクティビティ入れようかなということで、
今ね、修学旅行のね、校庭とかね、今は班で決めてる学生さんもたくさんいらっしゃると思いますが、普通に社会人になってからもですね、旅行の計画自体がめちゃめちゃ面白い。ここ行こうかな、ここ行こうかな、みたいなね。
旅行行くの行った最中は行った後ももちろんね、楽しいし幸福度も上がるんだけど、旅行行く前のこの計画がですね、これまた幸福度がめちゃめちゃ上がるよ、めちゃめちゃ楽しいよっていうのがですね、科学的に裏付けがありますので、
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今日はですね、旅行そのものよりも計画することの方が幸福度が上がるよ、科学的な根拠ありっていうね、お話をちょっとしたいと思います。これはですね、1530人のオランダ人を対象に行われた調査で、
2010年の論文ですね、ナオジンが2010年の論文によりますとですね、旅行中、つまり旅行そのものによって上昇した幸福度は旅行終了後に長くても2週間で消失してしまったのに対し、旅行前の幸福度の上昇は最大でなんと8週間も持続したということなんですよ。
なので、楽しみだなーって言った後に2週間ぐらい続かないんだけど、旅行行く前は8週間続いたということなんですね。これどういうことかというとですね、旅行による幸福度の上昇の大部分は旅行の最中ではなく、ワクワクしながら旅行の計画を立て、それを楽しみに日々を過ごすことから生まれるといえることですよね。
旅行を楽しみすぎて前日寝れへんみたいなね、そういう経験をしたこともあると思うんですけども、やっぱり旅行行く前の方が、科学的に見ても幸福度は続くということなんですよ。
なので、これ言ってしまえばですね、もう今すぐね、2ヶ月後、8週間ね、56日ね、2ヶ月後の旅行を計画し、さらに料金の前払い、払い込みを済ませることで、8週間にわたり幸福度が続くワクワクしてるということが言えるわけなんですよ。
さっき言ったように、払い込みをする、お金の払い込みをする、前払いをするということがポイントで、これまたね、科学的な裏付けがあるんですけども、先払いをするということがポイントなんですね。
なぜかというとですね、人間はお金を払うことに苦痛を感じるからなんですね。神経経済学者のナットソンが、2007年の論文によるとですね、つま先をぶつけて痛みが起こることを予測するときに活性化される脳領域が、
ぶつけるかかと、小指、つま先とかそこをぶつけるような、痰水ぶつけたら痛いでしょうね。それを予測できるような映像とか画像を見てですね、そうすると脳の領域が痛い痛いっていうね、そういう経験があるから、痛みに関係する脳の領域が高い価格を見せられたときにも、同じ領域が活性化されるということが発見されたわけなんですね。
これどういうことかというと、お金を使うことはね、文字通り炭素の角に小指をぶつけると一緒で、痛みと同じ領域が反応するということだから、お金を払うってことはね、高い価格を見せられるとか、お金を払うとか、お金を生じると痛みを生じるんですね。痛いんですよ。
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なので、せっかくの幸せな旅行中に支払いの痛みが発生すると、幸福度が半減しちゃいますよね。こんなに金がかかるのか、宿泊費、旅行行くの楽しみだったけど宿泊費高いなとかね、いうふうになってしまうと、せっかくの楽しかった旅行が半減しちゃうんですよね。
そこでですね、痛みを前払い、お金を払うことによって痛みを前払いしちゃうみたいな。先にお金を払ってしまえば、実際に旅行に行く際はあたかも無料化のように感じますよね。
パッケージで、先払いで、クレジット決済で、航空券とか、宿泊費とか、あとはそういった関係するものを先に払っちゃう大まかな大きなお金がかかってしまうもの、痛みを生じることですから、痛みが生じてしまうお金の支払いは先に済ませちゃう。
そうすることによって幸せな気分が続くし、旅行行った最中も痛みを伴わなくて済むみたいな。あたかも無料だから、払ってるけどね、旅行中は無料の感覚を味わえるということで、そうすると幸福度が持続するということなんですね。
さらにこの計画段階が幸せ幸福度のマス裏付けのさらなる研究もありまして、南カリフォルニア大学で行われた研究によりますと、チュンラ2009年の論文では学生たちにテレビゲームをプレイする前に1分間そのゲームがどれぐらい楽しいかを想像してもらうと、よりゲームを楽しめることが分かったということなんですね。
なので未来の楽しみなイベントに期待することは、イベントそのものをより楽しくする効果があることが推察されたということで、やっぱり旅行を予約し、それを楽しみにすることでさらに旅行が充実したものになるので、幸福度を感じたければ、2ヶ月先の旅行を予約し、さらに痛みを伴うお金の支払いを先払いしておいて、旅行行った最中も幸せを持続させるということですね。
旅行行った後は大体2週間ぐらい楽しみが続きますから、その間にさらに2ヶ月後の旅行を予約すると、さらにお金を支払ってみたいなね、そういうループをするとですね、無限幸福ループが続くということです。
お金は続かないけどね、2ヶ月に1回行ってたら年に6回旅行行くことになりますので、なかなかそれはお仕事もあるしね、忙しい方もいらっしゃいますから、なかなかそれは難しいかもしれないけども、
科学的に言えばですね、旅行行くよりも旅行の前段階の計画が幸福度もあるし楽しい、しかも持続力がすごい、2ヶ月持続しますからね、ということでですね、皆さんもですね、これから年末ね、お冬休みに入っていきますけども、
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すっかりですね、この秋めいてきましたので、交絡シーズンになりましたからですね、先の先取りで先の旅行を予約して計画するとですね、幸福度が続くと、それはもう科学的には裏付けがあるよということなんで、ぜひね、そういったことを意識しながらですね、やってもらうとですね、日々の生活が彩りを与えてくれてですね、楽しい人生を送れるよといったところですから、ということで今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さようなら。バイバイ。
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