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2022-05-01 08:47

#200 雨上がりに突如現れる緑色のブヨブヨは地球の救世主!?

2022.4.26収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、緑のブヨブヨのお話しです。
知ってますか?あのブヨブヨ。
それではまた。

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00:26
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教授のちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年4月26日火曜日のホームルームの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということで、じめじめしております。
こんなにじめじめしていたら、梅雨に入ったのかなというぐらい、今日はじめじめしています。
今晩から雨が降って、明日の朝方ぐらいまで雨が続くのではないかという、私の住んでいる東海地方ではそういうことを言われています。
今日は皆さんに、雨上がりの日に庭や階段の下など、じめじめしたところに突如現れる、わかめのようなブヨブヨした緑色のものを見たことはありませんか?
雨上がりの日に出てくるので、突如として現れるんですけど、あれはなかったのに、雨上がりの日にブヨブヨしたわかめみたいなのが生えているみたいなね。
そういったことを見たことがある人もいると思うんですけども、実はあのぬるぬるのブヨブヨした緑色の物体の正体、何か知ってますか?
実はね、あれね、生物なんですよ。生き物なんですね。
あれね、その辺の緑色の植物が丸まったやつじゃなくて、劣気とした生き物なんですよ。生物なんですよ。
あれはね、イシクラゲと呼ばれるですね、生物なんですね。
で、このイシクラゲなんですけども、ブヨブヨした見た目がわかめみたいな感じなんで、海藻とかワカメではなく、さらにクラゲでもなくてですね、細菌の一種なんですね。
要はバクテリアです。細菌ですので、要は大腸菌とか乳酸菌に近い仲間なんですね。
生物学的に言えば卵巣類、卵巣というグループの生物でですね、生物学的にはわかめとかよりもずっとずっとずっと古い時代に誕生したものなんですね。
で、学名がですね、面白くて、ノストックコミューンって言うんですけどね。その名付け親は偉大な錬金術師パラケルススが学名をつけたという風にも言われているわけなんですね。
03:04
この卵巣ですけども、地球にまだ酸素がなかった時代、地球っていうのはもともと二酸化炭素だらけでしたから、酸素がなかった時代の30億年ぐらい前に誕生してですね、地球上で初めて水から、水ね、液質を水から酸素を作る史上初の生物として生まれたんですね。
要はですね、この卵巣のおかげで、このね、地球上に酸素あふれる星となったのはこの卵巣のおかげなんですよね。で、この卵巣が作ってくれた酸素のおかげで、酸素を利用してエネルギーを使ってね、呼吸と言われますけども有給物を酸素を使って分解してエネルギー物質、ATPを作るということにつながったわけですけども、
この卵巣のおかげで酸素できたし、この卵巣のおかげで作ってくれた酸素のおかげでオゾン素ができて、紫外線が地球にあまり届かなくなったということでね、もうこの今我々は生きているのは卵巣のおかげと言っても過言ではないというぐらいね、素晴らしい生き物なんですね。もう大先輩だし、地球の感謝しなければならない。
感謝しても敷き尽くせないほどの素晴らしい生き物なんですね。石クラゲね。石クラゲ単体を取り上げてみても素晴らしい生き物でしてね、乾燥状態で100年以上耐えて生き残っていたという報告もあるわけですよね。だってね、突如として雨降って洗われていくわけでしょ。
もともとは乾燥状態でめっちゃちっちゃいでしょ。普段はね、めっちゃちっちゃい。もう本当にね、カピカピの状態で、小さい小さい状態なんだけど、雨降ってきたらその水を利用してね、酸素を作り出してエネルギーに変えてね、生きるための活力を作るわけですけども、その能力に注目した金沢大学の坂本俊夫教授によるとですね、紫外線を吸収したり、水から酸素を作ったりとか、老化や病気の原因によって、
細菌を取り除いたりする能力まで持っているということがわかってですね、これらの特性を利用して、将来はですね、生物を乾燥保存する技術につながるんじゃないかというふうにして研究しているわけですね。
さらにこういった厳しい条件に耐えることができますし、空気中にある二酸化炭素や窒素を利用して有機物を作り出す能力を持ってますので、そこに注目してですね、
これはまた千葉大学の犬伏教授ですけども、空気中の無機物、二酸化炭素や窒素を利用して有機物を作るので、土壌、土の中が有機物あふれる植物とか生き物が育ちやすい土壌に作り変えてくれるので、この石クラゲを利用して砂漠化を止めるというような研究にも利用されているわけですね。
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ちょっとちらっとね、全部は読んでないんですけど、論文の方を読ませていただいたんですけど、内モンゴルとか中国の方での砂漠化が進んでるんですけども、そこに石クラゲを培養して砂漠化のところに置くと有機物があふれる土壌になって、ある程度砂漠化が止められるみたいな論文があったんですけども、
全部は読んでないんですけども、そういった石クラゲの能力を利用したものを食品の保存に使われたりとか砂漠化を食い止めるというような働きも持っているということで、今後大注目の生き物と、しかも30億年前に誕生してますからね。
これだってようやくその素晴らしさに気づき、その素晴らしい能力を砂漠化や食品保存に利用するように研究もされているということでね。これね、すごいよね。あなたのおかげで私が酸素を吸い込むことができますみたいなね。ぜひ感謝してください。石クラゲありがとう。ノストックコミュニティありがとうということでね。
しかもね、これね、あるネットの記事を読んだんですけども、石クラゲを洗って乾燥させて粉末状にしてね、塩とか入れるとね、これね、ふりかけとしても使えるんですね。私やったことないですけどね。ちょっと怖いですけど。ということで、食べることもできるんですね。
さらに洗って、元々もわかみたいじゃないですか。見た目がね。醤油ぴってかけてトロっていく人もいるらしいですよ。ということでね、食品ということで自分で食べることもできるということでね。こんな素晴らしい生き物ないっすよ。ということでね、今日はですね、石クラゲについてお話ししました。
明日楽しみですね。自分のお家の庭、階段の下とか、じめじめしたところに突如現れますから、あ、石クラゲだと。そういうことを思いながらですね、明日の雨上がり楽しみにしていてください。ということで今日はこの辺で終わりにします。それでは皆様さようなら。バイバイ。
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