シャチの繁殖能力と生存戦略
はいみなさんこんばんは、こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうかということで、大谷さんの移籍先が決まりましたね。
ロサンゼルスドジャースということで、大方の予想通りになったのかなという感じですけども、その契約金がすごかった。
北米スポーツ史上最も多い、10年総額1,014億円でしたっけ?15億円かな?
14億円か15億円だと思うんですけど、それぐらい、言ったら年貿100億円ですよ。100億円プレーヤーなんてね。
そんな人がいるなんて、野球界でね。すごいですよね。
本当にね。 日本人ですよ。
大谷さんって、岩手県出身で、花巻東高校で、二刀流を日ハム時代からやってて、それがいつの間にか、10年総額1,000億円プレーヤー。
これはほんまにすごいですよね。
日本の報道を見てると、大谷さんはお金だけを価値に見出してないみたいなね。
後払い制するみたいな感じで、野球に集中するための贅沢なプレーヤーだと思うんですよ。
大谷さんは、お金だけを価値に見出してないみたいなね。後払い制するみたいな感じで、野球に集中するための贅沢なプレーヤーだと思うんですよ。
贅沢税とか免れるとかなんかよくあるんですけど、あと貰い制するみたいな感じでですね、お金だけじゃないんだと。
二刀流がしっかりできて、環境も大事にするみたいな感じの報道が多いんですけど、
まあまあ、お金のことを考えていないと思うんですよ。
お金のことを気にしなければ、無償でやってるわけじゃないですか。
それでも1,000億ってことを選ぶっていうことは、代理人の影響もあると思うんですけど、
お金も大事やで。
やと思ってると思いますよ、大谷さんは。 それだって生きていくために必要ですから
その辺のね、なんかお金だけじゃないみたいな、 めっちゃ美化させようとしてるみたいな
日本の行動はね、どうかなって感じはしますけども、 まあでもね、やっとね、強いチームに
なりましたから。言い方悪いかもしれないけど。 だからあのワールドシリーズとかね、
ポストシーズンで大谷さんが見れるかもしれない っていうのはね、でも11の連続は出てますもんね。
なのでまぁそこはちょっとね、期待したいなぁ と思ってるんですけども、ぜひね、
来年度のMLBの放送はちょっと楽しみだなといったところでしょうか、ということで。
今日のお話はですね、シャチを取り上げたいと思います。 シャチです、もうね。
海の生態系の頂点に君臨するっていうことをね、 海の王者とかね、そういうふうにね、
よく言われると思うんですけども、このシャチですね、
あるね、
珍しい特徴があるんですよ。
特徴があるので、しかも我々と同じね、特徴があるので、 それをね、ちょっとね、ピックアップして
取り上げてみたいなぁと思いますけども、これ何かというとですね、我々は、
当たり前なので、そんなに得意なことをと思ってないと思うんですけど。
得意な、そのね、稀なことだと思ってないと思うんですけど、
我々ってね、あのメスですね、女性メスね、
繁殖能力が終わった、要は並形してからも生きる、
生きてますよね 生きることができるんです
これね 基本的にね 動物界 自然界のね
ものっていうのはですね 繁殖能力ができなくなれば
その生き物っていうのは その動物の寿命が尽きるんですね
繁殖できる年齢と寿命っていうのはですね ほぼ同じなんですよ
鮭とかもそうですよね 産卵をすぐ亡くなってしまいますし
鳥とかもそうですし カメとかも
基本的に繁殖できる能力イコール寿命なんですよ
でも我々ってですね 平型語っていうかね
繁殖能力がなくなったとしても その後ですね
そうですね 毎週3,4,10年生きることができますよね
これがですね めちゃくちゃレアなんですよ
このレアな特徴をですね シャチも備えてるということなんですよ
シャチとかね ゴンドウイルカとか一角とか
結構海生哺乳類系に多いんですけど
平型語も繁殖能力を失った後も 長生きなんですよ
だいたいね シャチっていうのはですね
40歳から45歳ぐらいまで 繁殖能力があるんだけども
そこからですね 平型語 繁殖能力がなくなってから
だいたい最低でも16年生きると
中にはですね 80年90年生きるものもいると
寿命がね なのでその繁殖能力がなくなってからですね
10年近くですね 生きることもできるということなんです
これがもうめちゃくちゃレアなんですね
シャチってですね めちゃめちゃ体でかいですよね
だいたい3000から4000キロぐらいで
7、8メートルぐらいの体格ですよ
40頭ぐらいの群れを作ってですね
極地から赤道付近まで幅広くね
世界中の海に生息してるわけですけども
このね 地域や集団によって好みの餌が異なるらしいんですね
鮭を食べるとか 鮭を食べるとか
メイン狙っているグループだとか
アザラシとかクジラ派とかね
そういったね 海の王者ですから
超肉食なのでね
そういったグループによって
いろいろ好みが違うっていうのもあるんだけども
これね 今後の人間は特にそうなんだけど
子供を産むことのできないね
このおばあちゃんシャチは
群れの中のシャチに何か影響を与えてるのかな
っていうのをですね
気になった
40年以上ですね シャチの研究をしている
ナットラス博士らの研究グループが調べたんですね
これの繁殖能力なくなったおばあちゃんシャチって
群れの中でどんなことをしてるんだろう
どういう意義があるんだろうね
その平型後も生き残ってるということは
何かしらいい影響を与えてるんじゃないかな
ということをですね
疑問に思ったわけですね
おばあちゃんシャチの存在と子供の生存率
この博士たちがですね
アメリカとカナダの
人間に生息するシャチを
1頭ずつ個体識別したと
尻尾とかで結構識別できるんですが
次に餌が多い少ない時期で
おばあちゃんシャチがいる群れといない群れにおける
子供の生存率を比べたらしいんですね
40人ぐらいの
40匹ぐらいのですね
40頭ぐらいの群れで生息してますから
これを識別してですね
そうするとですね
驚愕の事実と言いますかですね
分かってきたことなんですね
分かったことと言えばですね
子供の生存率とおばあちゃんの関係ということですね
論文出したわけなんですけど
おばあちゃんがいる群れはですね
そうでない群れと比べて
子供の生存率が極めて高かったということなんですよ
おばあちゃんシャチのおかげで子供
要は孫ですね
孫の生存率が上がったということなんですよ
特に主な餌であるキングサーモンが少ない時期は
おばあちゃんの存在が
子供の生存により重要であった
ということなんですね
この博士たちはですね
おばあちゃん子供に食べ物を共有したり
狩りの仕方を教えていたりするのかもしれない
ということなんですけども
母親がね
いわゆる自分の子供が狩りに出てる時にですね
孫が外敵に襲われないように守るっていう
防御システムが向上するっていうのもありますし
おばあちゃんシャチがいるかいないかでですね
非常にその孫の
生存率が変わるということなんですね
でこのね
おばあちゃんの存在が
胸の中の子供の生存率を上げるといった効果はですね
おばあちゃん効果っていう風に言われるんですね
これ人間にも当てはまるんですよ
人間のそのおばあちゃんね
そのまあ
繁殖能力がなくなってしまった後
その生きる意義というかですね
それをね
あのおばあちゃん効果って言うんですけども
要は自分の娘の子供
要は孫をですね
世話したりとか
今経験上ね
子育てしていたから
そういった経験を共有したりとかすることによってですね
非常に良い効果が現れる
生存戦略上良い効果が現れること
おばあちゃん効果って言うんですよ
これはねもう昔から言われてることなんですけど
これがねシャチにも当てはまるということなんですよ
要は孫を守り
孫の生存率を上げ
でそういったその狩りの仕方とか
そういったものをね
要はもうおばあちゃんの知恵をですね
その胸の中で共有することにより
より生存率を高めるということなんですよ
それを込めて生存戦略上
おばあちゃんはなくてはならないもの
ということなんですね
おばあちゃん効果と人間の生存戦略
ということでね
本当にね
孫にとってみればね
ママも好きだし頼れるけども
やっぱりおばあちゃんバーバも好きだよと
言ったところですね
悲しいことにね
私はオスですけども
シャチのオスは短命です
50年近くしか生きないということでですね
なのでおばあちゃんね
そういったところもね
ちょうど似てますよね
女性の方の方が
平均寿命の方が
長いですし
シャチにもそういったことを当てはめてですね
おばあちゃんの知恵とかね
おじいちゃん効果
見つけられなかったんですけど
あるんですかね
おばあちゃん効果で
孫の生存率を上げているということでね
繊維繁殖能力がなくなったけど
それで寿命が尽きないのは
そういった知恵とか
帰りの仕方とか
孫を守るとか
そういった生存戦略上
なくてはならないものなので
繁殖能力がなくなった後も
長生きできるということなんで
本当にいろんなおばあちゃんから
教えてもらったことがたくさん多いですからね
やはり人間にもフィードバックできることかな
というふうに思いますね
ということで
今日はこの辺にしたいなと思います
それではまた
さよなら
バイバイ