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2023-01-18 10:36

#354 哺乳類より魚類や爬虫類の寿命が長いのはなぜなのか?

2023.1.17収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、哺乳類の寿命についてお話をしました。
それではまた。

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00:26
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭SPPのちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2023年1月17日火曜日のホームルームの時間になりました。皆様いかがお過ごしでしょうかということで
先週末ね土日は非常に暖かかったんですけども、またちょっと寒波が入り出してですね
毎日寒いですね。日中はね10度台というかね2桁なんですけど
朝晩はちょっと冷えるなぁという感じでまぁこんな感じをねまぁ繰り返しながら春がやってくるわけですけども
この1月末にね大寒波がやってくるっていうことでねまあ寒いですよね。なんか電気代とかもねオール電化にしたら
豪雪したりとかは月7万円とかねそういう感じでねもうね高熱比も上がっておりますし物価も上がっているし寒いっていうことでね
あと新型コロナもね、いまだになんかいやいや言うてますしねなんか本当にもう暗い世の中だなという感じなんですけどもね
今日のお話はですね、哺乳類よりも魚類とか爬虫類の方の方が寿命が長いのは何なの、なぜなのか、何なのかっていうねお話をしたいと思います
まあ我々ね、人間100、最高で120年近く生きますからそういった我々人間としてみれば魚類爬虫類よりも長生き一緒っていうね感覚を持っている方もいらっしゃると思うんですけども
もうその最長の寿命ね、我々哺乳類の最長の寿命は人の120年もそうだし
あとシロナガスクジラの120年くらいなんだけど、それよりもですね、一概に全部平均したらそんなことないかもしれないけど
最長に生きる寿命がですね、やっぱり魚類とか爬虫類の方がですね長いんですよね
以前シーラカンスのお話をしましたけど、200年や300年生きている個体もたくさんいるし
あとは爬虫類でもガラパゴスゾウガメとかワニとかでも200年に達する個体がいるんですね
だからそこまでね、確かに人の120年は他の動物に比べれば長いかもしれないけど
でもその最長で生きるっていうところに観点を置くんであれば爬虫類とか魚類とかの方が長生きなんですよね
じゃあなんで一般的にね、哺乳類よりも魚類や爬虫類の寿命の方が長いんだろうと考えていきますと
03:00
これは2点あるんですけどね、切り口が
1つが遺伝子ですね、これもシーラカンスの時とか結構前から話してるんですけど
我々は大細胞分裂をしますよね、大体細胞の寿命って1ヶ月か2ヶ月くらいなので
常に大細胞分裂をしながらリニューアルをしていくわけなんですね
大細胞分裂をするとですね、どんどん短くなっていっちゃうんですよね、簡単に言うとDNAが
そのDNAの末端がテロメアって言って、このテロメアっていうものがどんどん短くなっていって
分裂できなくなるぐらい末端が短くなっちゃうと、その生き物の寿命がやってくるわけですよ
この末端のテロメアって呼ばれる末端の部分の短くなっていくスピードが
哺乳類の方が早いっていうのと、あと神経細胞とかそういったものは分裂をしないんだけど
老廃物が溜まっていくわけですね、この老廃物が溜まっていくと色んな疾患が起こったりするわけですけど
この分裂をしない神経細胞とかの老廃物を排除する構想であったりとか
老廃物の溜まりにくい性質が哺乳類よりも爬虫類とか魚類の方が優れているっていう観点から見ると
DNAとか遺伝子レベルでいうと、そういったところが哺乳類よりも優れているから寿命が長いというところが言うわけですね
あともう一個ですね、進化の要因から判断していくとですね
またこれまた面白い、哺乳類と魚類、爬虫類との違いが出てくるわけですね
我々って哺乳類って母親のお腹の中である程度育ててそこから出産しますよね
でも爬虫類とか魚類って卵で産みますよね
産みっぱなし、世話しない、あとはもう産まかせみたいなね
よくマンボウが3億匹の卵を産むっていうことによく言われてますけど
あれもちょっと諸説あるので3億っていうのはちょっとそこまでエビデンスがあるわけじゃないんですけど
多くの卵を産むわけですよ、魚類とかね
数打ち当たる場みたいな感じでラッキーラッキー残った生き残ったみたいなね
感じの生存の手抜きをとっているわけですね
仮にマンボウが3億を産むとしましょう
3億匹卵を産んで、もしもですねその3億の半分近くが生き残った場合
1億5千匹ですよね、なので1億5千匹がどんどんどんどん指数関数的に増えていくとですね
もう海中がねマンボウで埋め尽くされますよね
どんだけ卵を産んで死ななければね
ということはほとんどそんなたくさん産んでるけどもほとんどが死んじゃってるって話ですよね
でもその生き残ったマンボウにしてもガラパゴスゾウガミにしてもワニにしてもね
産みっぱなしだからほとんど親の保護がないから非常に過酷な世の中を生き抜いてきたわけですよね
ということはですねやはり生き残った個体っていうのは
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それだけ長生きできる能力が他よりも高いっていうことになりますよね
そんだけいっぱいバーンって産んでほとんどが死んでるのに
今マンボウがいるっていうことはもうめちゃくちゃの競争をね勝ち抜いてきたわけなんですよ
ということはそいつとその個体の子孫を残せば長生きできる可能性が広がりますよね
早く死んじゃうやつにとか比べると
ということは遺伝的にこいつは長生きできるということが判断できるわけですね
やっぱりそういう自分の子孫を残したい自分の子孫を未来英語残したいんであれば
やはり長生きするパートナーを見つけた方がより長生きできますよね
そういった能力があるからほんまに生き残ってきたんだから
なのでですねそういったもそもそも生き残っているイコール
長生きできる能力を備わってるからこそ
やはり哺乳類よりも魚類とか爬虫類の方が長生きできる個体が多いってことは
それだけ勝ち抜いてきた生き残ってきた遺伝子を持っているっていうので
その子孫を残していくとより長生きになるっていうことなんですよね
一般的にですね哺乳類っていうのは赤ちゃんを産みました子育て終わりました
そうするとですね死んじゃうやつが多いですよね
要は保護して生き残って子孫を残したら死んでいく
あとはもう子孫を残す能力がないくなっていくと死んでいく個体というのはほとんどなんですね
永久死ってありますよね我々葉生え変わって今度この永久死が生えたら
それ抜けたら葉生えてこないじゃないですか
そういった生きるための能力っていうのは子孫を残す能力がなくなると
葉もそうだし老化が始まるしずっと生き残ることができないんですよね
人間は生産能力がなくなっても葉が抜けても入れ歯したりとか
渋毒生きる生き物なんだけどそれは得意的なものなんだけど
一般的に哺乳類っていうのは歯抜けました怪我しましたとかね
生きる能力がなくなっちゃうとすぐ死んじゃう生き物なんですね
それに代わってですねサメなんかねサメとかあとはハチウリもそうですけど
葉生え変わってくるんですよ永久死生えてても永久死じゃないよね
歯が抜けたとしてもまた新しい歯が生えてくるということで
生産能力がある限り生きてる限り子孫を残せる能力が備わっているっていう点で見ても
やはり哺乳類よりも優れているってことは長生きできる能力が
哺乳類よりもありますよということなんですね
我々は本当にね渋滞してるわけですよ
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言うとね怒られそうな感じもしますけどね
一般的に動物学的に見て哺乳類っていうのは
役目が終わったら死んでいくっていうのは流れなんだけど
ハチウリとか魚類っていうのは生産能力がある限り
生きるための能力が非常に高い
そもそも遺伝子レベルでテロミアの速度も遅いし
ナクランティクス速度も速いし遅いし
神経細胞とかの老廃物の排除する能力も優れてるということで
長い寿命っていう観点で見れば哺乳類よりも
ハチウリとか魚類の方が優れているということを
進化的に遺伝子レベル的に見ていくと
そういうことが挙げられるから
だから哺乳類よりも長生きだよということが言えるわけなんですね
ということで我々はね
渋得いきたいよねということで
限りある命必ず我々絶対死にますからね
今生きる今生きているところを大事にしてですね
子孫繁栄じゃないけどもこういった思いっていうのを
子供に伝えていくということもですね
それは動物学的に当たり前のことというかね
自然の流れなので自分の命を大切に
子孫の命に受け綱ってして
渋得生きていきましょうという感じですかね
ということで今日はこの辺にしたいと思います
それではみなさんさよならバイバイ
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