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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
今日も今日とて暑かったですね。 めちゃくちゃ暑いね。毎日ね。本当にね。もう災害級の暑さで、全国各地で今年一番とか、今季一番とか、そういったニュースが飛び交わっておったんですけども、
朝、NHKのニュースを見ておりましたら、朝の時点で、17都道府県から15か17ぐらい、もう熱中症警戒アラートがね、その警戒アラートのニュースがありまして、屋外で活動するとかね、スポーツするのは危険ですから控えてください、みたいなニュースが朝の時点でね、もう8時前ですね。
段階でニュースになっておりましたので、アナウンスしておりましたので、本当にね、日曜もっと増えてるかもしれませんよね。15、17以上になってるかもしれませんしね。非常に暑かったということで、この暑さがですね、日曜まで続くということで、日曜は40度に迫るところがね、全国各地で見られると最悪ですよね。
もうめちゃくちゃ暑いもん、ほんまに。だから頭クラクラしてきましたもんね、暑すぎてね。もうなんか水分補給とか熱中症対策とかよく言うけど、もうその度が超えてるんでね、もう一歩も出たらあかんっすね、ことにね。ということで、えー、まあ本当にね、気をつけていただいて、何かね、まあ営業レストランに出ないといけないとかですね、もうスポーツしなければならないとかね、夏のね、オーシャル予選始まってますから、暑いからね、
治療中止とかはね、もうなんないもんね、もうやんないといけない場面が結構ある人もいると思うんですけども、本当に、本当にもう気をつけていただいて、命が一番大事ですからね、ということでね、
まあこんだけはめちゃくちゃ暑いんですけども、山に登ればね、ちょっとは涼しくなるかなと。だいたいね、まあ100メートル登ればですね、気温にしてね、だいたい0.6度とか0.7度ぐらいね、まあ下がっていくわけなんですよ。
めちゃめちゃ高ければ高いほどですね、まあそれだけね、気温はどんどん下がっていくわけなんですけども、その時にね、一番高い山登ったら涼しいんちゃうかなということでね、まあ一番高い山は、世界中の中で地球上の中で一番高い山はと聞かれたらですね、皆さんね、エベレストというふうにね、答えると思いますし、
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まあ小学校の社会、もう小学校のもう、社会でも習うよね、一番高い山はと聞かれたらね、一番何々のところはって結構クイズとかもありますし、山はって言われたら必ずね、エベレストだと思うんですよ。
今日のお話はですね、そんなあなたの常識が覆ってしまうかもしれないね、内容なんですけども、一番高い山ってね、実はエベレストじゃないんだよっていうね、お話をしたいなと思います。
エベレストってどんな山なのかというとですね、ヒマラヤ山脈のエベレストということでね、ヒマラヤ山脈、エベレストはですね、このね、標高約4500メートルほどのチベット高原の上に乗っかった山なんですね。
そもそもエベレストってどうやって誕生したのかということなんですけども、エベレストはですね、昔インド大陸とユーラシア大陸の間の海だったんですね。エベレストのね、あのてっぺんでね、貝殻見つかったりとかですね、そういった化石が見えてるんですよね。
もともと海だったんですよ。火山じゃないんですよね。2つの大陸、インドとユーラシア大陸がぶつかって衝突したときに合体して、隆起してるんですよ。今なりに隆起してるんですよ。
このね、インドとユーラシアの間にあった海が消滅して隆起していったので、エベレストのてっぺんとか頂上付近っていうのは海系のものがね、化石として発掘されるわけなんですよ。
これね、エベレスト、チベット高原4500m級のチベット高原のヒマラヤ山脈の上にぴょんって乗っかってる、隆起してグインってね、隆起した山ということで、8848m。これがですね、一番高い山っていう風にね、皆さん習ったと思うんですけども、実はね、違うんですよ。
じゃあ、一番高い山、エベレスト以外にあるの?ってことなんですけども、これはね、どこにあるかというとですね、世界一の山がですね、太平洋にあるんですね。リゾートで有名なハワイ島にある山が一番高いんですね。
ハワイ島にある山の中で一番最高峰と言われるのがマウナケア山ですね。マウナケア山の高さはですね、4205mなんですよ。いやいやいやとね、2倍近く違いますやんと。
エベレストは8848mだから、マウナケア山4205mだから、フリザレも高いんだけどね。いやいや、何言うてんねんみたいな、計算できへんのかっていう感じにね、思われるかもしれませんけども、このね、マウナケア山の高さ、4205mというのは、海面からの高さなんですね。
どういうことかというとですね、マウナケア山というのは火山島で、プレートからマントル海流からマグマがどんどん吹き上がってきて、それが山となっているんですけども、このね、マウナケア山の一番山の下ってどこにあるのかというとね、海底にあるんですよ。
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で、エベレストはチベット高原、地上から0mのところからね、地上0mから4500mのチベット高原の上に、さらに4000mくらいの高さのものがピョンって乗っかった感じなんですね。下から上までね。それが下から上までが8848mなんで、隆起してるからね。
で、下の部分も一番下のところも地上から現れてるんだけど、マウナケア山は海面からの高さなので、じゃあその下に火が埋まってるって言い方あるかもしれないけど、海底付近が一番下なんですよ。
じゃあその海底どこなのってことなんですよ。一番マウナケア山の本当の1号目はどこにあるのかっていうことですね。海底6000mのところにあるんですね。めちゃめちゃ深いんですよ。それだけ太平洋ですから、海溝とか海底とかかなり深いんですけども、海底6000mのところが1号目なんですよ。
なので、それを足すとですね、1万m以上になるわけなんですよ。1万と500mと1万500mくらい。なので、エベレストよりも1km近く、1000m近く高いんですよね。
見上げる場所が違うので、だいぶ反則気味ではあるんですけども、ハワイ火山の巨大さがよくわかるかなというふうに思うんですよね。6000m潜って見上げることはなかなかできないし、6000m潜れる潜水艦はまだできてはないかな。
深海6000mとか深海3000mか。中国の潜水艦で6000mくらい潜れるやつもあるんだけど、水圧がすごいから、6000m以上潜ることはなかなか難しいんだけど。
見上げられないからなんとも言えないけど、山というものをね、始まりからその一番てっぺんまでっていうことを測ることをね、その概念を通すのであればですね、マウナケア山が一番ね、世界中の山で一番でかいということなんですね。
じゃあなんでこんなにね、ハワイにはどうしてこんなに巨大な火山ができたのかということなんですけど、先ほどちょっとちらっと言いましたが、最近の研究でわかってきたんですが、ハワイの真下の地球の奥深くからマントルが上昇しておって、
それに伴って発生するマグマが海洋プレートを貫いて火山になったと推測されているんですね。しかもですね、海洋プレートの移動も無視してマグマを供給し続けるので、ここまで巨大になったということなんですね。
この場所をですね、常にマグマが出ているので、ホットスポットという言い方をするんですね。このね、ハワイ島の下でマントルはなんで上昇するのか、そもそも海洋プレートはどうして移動するのかとかですね、
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大変よりは海面も海溝も深いところも落ち込みがあって、海洋プレートはリサイクルされているんだけども、大変よりは海溝はほとんどない。なんでこんな違いが生まれてくるのかっていうのはね、まだまだ研究が進んでいなくて、まだまだわからないところが多いんですね。
常にマグマを供給し続けるホットスポットなんだけども、その深い仕組みであったりとか、メカニズムっていうのはですね、まだまだわかってないですよね。ここまでいろんな科学技術が発展しているけども、まだまだ地球って謎が多いというところなんですね。
ということでね、今日のお話はですね、エベレストが一番高い山じゃないよと。見上げる位置が全然違うので、なかなか話す気味ではあるんですけども、一番高い山は海底6000mのところが一番ね、裾野になっておりまして、そこからさらに海面からの高さ4000mなので、それを全部足して合わせると、1万m級の山が実は世界にはあるよといったところですね。
ということでね、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。