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2023-07-28 12:17

#514 ビタミン・ミネラルのサプリは死亡率を上げる!?

2023.7.28配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、ビタミンとミネラルのサプリメントについてお話しました。
それではまた。

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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。ということで、皆さんはですね、サプリメントとかね、摂取しておりますか?
サプリメントとかですね、アンチエイジングとかね、何かこういう健康食品というものがですね、非常にですね、多く出回っておりますし、本当にね、身近に買えます。
コンビニでもね、買えますから、非常にですね、我々の生活に深く根差しているんですけども、今日はですね、そのね、ビタミンとかミネラルとかね、そういったサプリメントを取りすぎると、あまり良くないよ。もしかしたら死亡率が…というね、お話をしたいと思います。
ビタミン、ミネラルについてですね、今日はこういうターゲットを絞ってお話しするんですけども、このビタミンやミネラルってどういったものか、皆さんね、ご存知ですかね。
ビタミンはですね、生物が正常に生きるために、微量必要なんですけども、自分ではそれを生成・合成できず、他の天然物から栄養素として取り入れなければならない有機物の一種なんですね。
水溶性のものと、使用性のもの、水と油のものがあってですね、たくさん非常にあります。ビタミンAとかビタミンBとかビタミンCとかね、そういった言い方をしますよね。
溶酸とかね、いろんなものがあるわけですけども、ミネラルっていうのは、動物にとって必要な無機成分で、有機物に含まれる4元素、水素、炭素、酸素、窒素以外の全ての生態元素を指すんですね。
人の場合は、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、マグネシウム、鉄、アエンなどがこれに当たるというわけなんですね。
タンパク質やその他の化合物と結合して、生態構成分となったり、血液や体液の浸透圧やpHを正常に保つなどの働きがあるということなんですね。
こういったビタミンやミネラルは天然物しか摂るしかないですから、体がだるいなあとかいうときにビタミンAとかビタミンCを摂って健康にしようみたいな考えになる方が非常に多いですよね。
マルチビタミンとかアンドミネラルとかいった感じで商品名として並んでいるのが多いと。
手軽に買えるので、ついつい利用してしまうという方がたくさんいらっしゃるのかなというふうに思いますね。
この手軽すぎることがサプリメントの欠点というか弱点というか、それが挙げられるのかなということなんですね。
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ビタミンというのは、さっきも言ったように必要不可欠な栄養素なので、植物を食べたものの形で摂取されないとビタミン欠乏症になってしまうんですね。
有名なのがビタミンB1欠乏によるカッケ、ビタミンC欠乏症によるカイケツ病が有名なんですけども。
ビタミン不足だからサプリメントとかを摂ろうとしますよね。
この油性のビタミンというのは非常に組織への蓄積性が高くて、ビタミン過剰症になる可能性が非常に高いんですね。
人の場合に明らかなビタミン過剰症として報告があるのは、ビタミンAとビタミンDなんですね。
ビタミンAは過剰になりすぎると、頭痛とか吐き気とか、皮膚が乾燥したりとか、関節痛になったりとか、
ビタミンDが過剰症になると、高カルシウム結晶とか人血液、私の血液が左の方にあるんですけども、取りすぎるとダメ。
ちょうどいい量になるように人間は調査されているので、少なかったら欠乏症になるんだけど、
じゃあ、いっぱい取ろうと思うと、蓄積性って過剰症になってしまうので、取りすぎもあまり良くないんですよね。
ここでビタミンAを例にして、通常の食品、レバーとか、レバーにたくさん含まれているものがおりますから、
通常の食品、レバーを食べた場合と、ビタミンAのサプリから取る場合を考えてみたいと思うんですけども、
食品には、生きるために栄養分として取るという一次機能と、味・香り・食感・食べる楽しみといった二次機能、
免疫機能増強・肥満防止・老化・抑制など、体調を調節するという三次機能があるんですね。
レバーに含まれている栄養素は、ビタミンAだけではありませんし、たくさんいろんなものが含まれているんですね。
ミネラルやビタミンも含まれているし、他のビタミンも含まれているし、脂肪酸などを同時に取ることができるんですね。
これは一次機能ですね。生きるために栄養分を取るとしている一次機能です。
そしてレバーには、味や香り・体積があるので、食べ飽きたり満腹になったりして、適度な量で食べるのをやめることができるということなんです。
これは二次機能で、過剰摂取を防ぐことができるということです。
食品だとお腹いっぱいになりますよね。
三次機能では、レバーを食べることで、ビタミンAだけではない他の成分の様々な機能を期待できるということで、
食品で取ると食べている感があるし、過剰摂取になることはないですよね。満腹になっちゃうので。
ビタミンAは確かに多く含まれているんだけど、それ以外のものも含まれているから、複合的にいろんな栄養分が取れるということなんです。
でもサプリメントだと、ビタミンAの機能しか期待できますよね。
ビタミンAのサプリメントって語っているから、ビタミンDがAよりも多いというわけではないですから、
それしか機能しか期待できないし、手軽だし、醸材だから食べ過ぎちゃうんですよね。
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二次機能というものがほとんどないですよね。味、香り、食感、食べる楽しみという二次機能も弱いし、
なのでいっぱい食べれちゃうしということで、過剰摂取になってしまうということなんですよ。
でもそれにしても、欠乏しているからとお医者さんに言われると取っちゃいますよね。
でも厚生労働省が毎年行っている国民栄養調査の結果では、平均的な日本人はビタミン不足ではありません。
これははっきりデータとして出ております。
現在の日本人は糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルのすべての栄養素を十分取っていますということなので、
わざわざサプリメントに補わなくてもOKなんですよね。過剰摂取になってしまう可能性が非常に高いようになっちゃってるということなんですよ。
唯一足りてないものは、ミネラルであるカルシウムだけが所要量に達していないということで、それ以外は十分だし、
食べている食品とか、出回っている流通している食品でもそれで十分なんですよ。
だからサプリメントにわざわざ補わなくても、それは欠乏症で診断を受けている方っていうのは、
中にはそれに該当しないかもしれないけど、基本的に日本人で普通に来ていたら、
食べ物で十分ミネラルやビタミンというのは摂取しているから、わざわざサプリメントで保管しなくてもOKな状態の日本人の方が多いということなんですね。
ちょっとこのアメリカの研究によるんですけど、ちょっと心配なデータがあります。
米国で流行っているビタミン、ミネラルのサプリについては様々な研究が行われておりまして、
これなぜかというと、アメリカは国民皆保険じゃありませんから、非常に高額な医療費を請求されます。
だから、医者にかからないということが非常に大事で、だからサプリメントとか非常に多く出回っております。
病院に行くと、もう金めっちゃかかるから、救急車呼ぶだけでも100万とかそんなのかかりますから。
なので、その状態にならないために、自分で栄養素を補おうということで、非常にサプリメントが非常に多く出回っていて、
非常にめちゃめちゃ飲んでるんですね、アメリカの方々はね。
1986年、米国アイオワ州の55歳から69歳の女性、38,772人、平均年齢で言うと61.6歳ですけども、
15種類のビタミンやミネラルのサプリについて、どれを飲んでいるかを質問票で尋ねた調査があると。
すると対象者の62.7%が、少なくとも1種類のサプリを飲んでいましたということなんですね。
多くの方が飲んでますよね。
2008年まで、なので22年間追跡調査を行いました。
2008年まで追跡調査を行い、15,594人の死亡を確認しましたということなんですね。
この結果を受けて、2011年10月に医学誌、アナウンスオブインターナルメディシンに発表された報告によると、
サプリを飲んでいたグループと飲んでいなかったグループの総死亡率を比べると、
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今から言う衝撃の結果を言うんですけども、
マルチビタミン、いっぱいビタミン含まれてますよというサプリメントですね。
マルチビタミンでは6%。ビタミンB6では10%。
硫酸では15%。鉄では10%。マグネシウムでは8%。
アンエンでは8%。銅では45%。
それぞれ飲んでいたグループの死亡率の方が、かえって高かったということなんですよ。
なので、今挙げたサプリメントを飲んでいる方の方が、飲んでいないグループに対して、
死亡率がそれぞれ高かった。10%前後ですね。
銅系のミネラルのサプリメントは45%ですよ。
資金属が蓄積してしまいますからね。排出できないからその影響もあるのかなと思うんですけど。
一方、カルシウムのサプリを飲んでいたグループの総死亡率が、
飲んでいないグループよりも9%低かったので、
カルシウムのサプリは日本人も足りてないし、
これ飲むのは割とアリなのかなという科学的なデータがよく見とれるわけですけども、
カルシウムのサプリを飲んでいたグループの総死亡率が、飲んでいないグループよりも9%低かったということなんです。
その他のサプリについても、ビタミンA、ベータカロテン、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、セレム。
飲んでいたグループの総死亡率が、飲んでいなかったグループと同等が高い傾向にあったけども、
誤差範囲に収まっていたということですね。
さっき言ったマルチビタミン系のものは明らかに高いけども、
それ以外のやつは、ノーデートが誤差の範囲内だよということになっているということなんですね。
発表した研究者になるとまとめになるんですが、
この結果を考察する際の注意点としては、一部のサプリについては、
もともとその人が病気などの症状を持っているからこそ飲んでおり、
例えば貧血に対する殺血のサプリとかね、
その結果としてサプリを飲んだグループの死亡率が、
かえって高くなった可能性を否定できないと。
死亡率めっちゃ高いから飲まないほうがいいよっていうまでは言えないけども、
死亡率がかえって高くなってしまったという可能性は否定できないということなんですね。
今回の結果は、ビタミンやミネラルのサプリの長期的な安全性について懸念を生じさせるものだと、
長期的に飲むのはあまり良くないんじゃない?というふうに指摘しているということなんでございますね。
なので、必要で十分な食物を摂れてますし、それで栄養分を摂れてますから、
わざわざサプリで保管しなくても、長期的に飲もうとかえってちょっと危ないんじゃない?
という結果が出ておりますので、皆さんもうちょっとサプリメントの在庫を増やすとか、
そういったものに重きがいくんじゃなくて、自然のものを、もうちょっと良いものを食べようかなとか、
日本産も食べようかなとか、そっちの方を気をつけた方がいいんじゃないかというふうに思いますね。
ということでね、健康第一ですからね、ということで今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
12:17

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