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2022-10-11 09:17

#297 生物の能力は脳細胞の数に比例するのか?

2022.10.5収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、生物の能力と脳細胞の数についてお話しました。
それではまた。

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00:25
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭SPPのちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年10月5日水曜日のホームルームの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、今日ねめちゃくちゃ寒かったんですけど、夕方以降夜もうね11月の中旬ぐらいかなっていうぐらいのねもうなんかもう肌寒いを通り越して
普通に寒かったんですけども、皆さんのお住まいのところはどうでしたかね。なんかもう夕焼けがね、すごい寒いのとプラスして夕焼けが綺麗でなんかもうねなんか寂しくなるこのね、もう秋の終わりみたいなぐらいの気温だったんですけども、なんかもういきなり秋きたな、もう冬近いやみたいなね、感じでですね、着々と季節は進行してるなという感じが受けたんですけどもね。
今日のお話はですね、生物の能力は脳細胞の数に比例しているのかどうかというねお話をしたいと思います。要はね、脳が発達していれば生物としての能力も高いのかというお話をね、ちょっとしたいと思います。
我々ね、人間、ホモサピエンスの大人の脳細胞っていうのはね、大体約120億個、120億個ですよ。めちゃめちゃ多いですよね。120億個でできてるんですね。それに対してですね、昆虫と比べますが、昆虫の脳細胞は約100万個ということで、単純に比較すればですね、1万個の差があるということで、
じゃあ1万倍人間の方が能力が上なのかと言われたらですね、まあそこまで単純な話ではないんですね。そのまま一つ例をとってみてもですね、蛍光灯ってあると思うんですけどね。蛍光灯って白い光がですね、ずっとついてるように見えますよね。
でもあれ実はですね、実は消えたりついたりをずっと繰り返してるんですけども、我々の目にはですね、ずっとついてるように見えるんですね。なぜかというとですね、物理時間は連続的に流れるんですけども、動物の脳内、我々も含めて動物ね、動物の脳内では時間は連続的に流れずに、こうね、理算的にパッパッパっていう信号でしかですね、要はついたり消えたりじゃないけど、オンオフとかね。
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そういった理算的に連続じゃなくて、断続的にしか認知することができないんですね。で、その度合いっていうのはですね、動物の種類によって異なるんですね。例えばカタツムリだと1秒間に4回以上の点滅は識別できないんですよ。
言い換えればですね、4分の1秒以下の短い時間の差はカタツムリには同時として考えられるんですね。だからカタツムリの目の前でですね、4分の1秒以下で、こううわーって指をバーって動かしたりとかするとですね、それは連続的に見えてるんですよ。
で、まずは、じゃあ我々人間はって言われたらですね、人間の場合は個人差があるんですけども、だいたい15分の1秒、1秒は15等分にして、15分の1秒から60分の1秒の間隔の以下のもの、それより早いものは連続的にしか見えないんですね。
で、蛍光灯はですね、1秒間に100回または120回点滅しているので、どんなに感覚の鋭い人でも60分の1の時間を認識できるとしてもですね、どんなに感覚の鋭い人でも点滅しているようには見えないんですね。もう人間の限界なんですよ。
でもですね、ハエの解像度っていうのはですね、人間よりはるかに高くですね、150分の1秒程度なんですね。なので人間よりも2倍以上の解像度で見えるということでですね、ハエにはですね、蛍光灯がはっきり点いたり消えたりしているのが見えるということなんですね。
これすごいですよね。だから時間の解像度というカテゴリーだけで見ればですね、確かに脳の細胞は1万倍で、ハエも1万分の1かもしれないけども、その目の時間の解像度に関しては人間よりハエの方が能力が高いということなんですね。
さらにさらに色を感じる能力も昆虫と人間とは異なるんですね。ミツバチとか蝶っていうのは赤い色がわからないんですけども、代わりにタンパ蝶側の紫外線はよく見えるわけなんですね。
なので人間の目にはですね、モンシロ蝶っていうのは白だと思うんですけど、オスもメスも白色してるから白やなと感じがするしか認識できないんだけど、モンシロ蝶にとってみれば、実はオスとメスとで色が違うんですね。
何が違うというと紫外線の反射量が違うんで、モンシロ蝶から見てみればですね、オスとメスの白別がくっきりわかるんですね。だから目の波長の見え方もですね、確かに脳の能力は違うかもしれないけど、目の見え方は全然違うってことで、我々紫外線見えませんからね。
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全部一色にしか見えない、モンシロ蝶にしか見えない。だからモンシロ蝶は今日見た夕焼けとかも違う色に見えてるかもしれないということでね、これまた面白いですよね。
あとですね、2匹の蝶がですね、絡み合ってくるくる回りながら飛んでいるのを見たことがある方もいると思うんですけど、これはですね、オスがですね、メスに対して飛びながら求愛しているシーンなんですけども、よく見てるとですね、相手の動きに対して合わせて瞬時にシンクロして飛んでいるのがわかると思うんですけども、
人間の脳細胞はですね、確かに1万倍で多いんだけども、こんな芸当は真似できないんですよ。こうやってシンクロしながらね、相手に合わせて瞬時に動くってことがですね、実は人間は苦手としてるんですね。
なのでシンクロナイドスイミングとかって、今はアーティスティックスイミングって言うんですかね、とんでもない練習をして息を合わせてますよね。とんでもない練習をしてとんでもない習熟度を上げないと、ああいったシンクロっていうのはできないんですよ。
でも昆虫なんてね、そんな教えてもらってもないし、井村コーチもいないしね、町にね、文章長の、あかんだそこ合わせなあかんやんかみたいなね、文章長そんな指導されてないですよね。だから瞬時に相手が動いた通りに動くことができるんだけど、我々は瞬時に動くシンクロっていう分を見れば非常に苦手なんですね。
どんな人もね、スポーツね、最初新しいスポーツを始めるとやっぱりね、ぎこちないし、できないですよね。それが何年も何年も練習してるとですね、サッカーをずっとやってて、サッカーを何年もやってるからこそサッカー上手くなってとかね、野球上手くなったりしますよね。
だから急にずっとサッカーやってていきなり野球しても、サッカーめちゃくちゃ上手いのに、あれ野球全然いいやんみたいなね、そういう生徒いませんでした?そういう同級生いませんでした?あれもやっぱりね、瞬時に動いたりとか、それを動くことっていうのは非常に苦手としてるんですよ。
だからここで習熟して練習してね、やってるわけですね。村上選手もですね、ヤクルト3冠を取ったけど、じゃあサッカーにいきなり来た時に得点めっちゃ取れるかって言ったらそうでもないですよね。だからシンクロっていうか、そういう瞬時の動きというものは我々苦手としてるんですけども、昆虫はそういうことができるということなんですね。
ということでね、我々の脳細胞は多いかもしれないけども、脳細胞が多いからといって全ての能力が引き入れている、優秀だというわけではないということがですね、これからもわかるのかなということですね。我々道具も使えるし、こういった言語も扱えるから、そういった点で言えば昆虫とか他の動物よりも優れているのかもしれないけども、脳の細胞の数が多いからといって全てが優れているわけではないよということが分かります。
そういったものが多様性というものかなと思いますので、皆さんはどうでしょうかということですね。ということで今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆さん、さよならバイバイ。
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