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2022-08-04 09:53

#262 ウ◯コを食べさせて子育てするコアラ

2022.8.2収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、コアラについてお話しました。
それではまた。

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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。 ちょぼ先生の教室、2022年8月2日火曜日のホームルームの次回になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、 むちゃくちゃ暑いですね。本当に身の危険を感じるほどの暑さですけども、皆さん体調の方はどうでしょうか。
今日、埼玉県の方では最高気温41度を記録したということでニュースになっておりましたけども、それに匹敵するぐらい三重県の方も暑くてですね、本当に外出たくないぐらいですけどもね。
今週末に夏の甲子園の方が開幕するということですけどもね、こんだけ暑いんですけどね、やるんでしょうかね。
大阪ドームでやればね、全て涼しい。大阪ドームでやればね、熱中症がどう残るのか言ってますけども、そんな心配ないなと思うんですけども、甲子園は新格化されておりますからね。
甲子園教と言いますか。やるんでしょうけどもね、ぜひね。 求知の皆さん、体調には気をつけてほしいというところですけども、今日のお話はですね
コアラの面白い子育てというお話をしたいと思います。 動物園とかですね、あとは実際ねオーストラリアに行ってね、コアラ抱っこみたいなね
ことをした経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 なんかね、なんか前ニュースで見たんですけど、コアラ抱っこは病気がうつるから
そういうのも禁止するみたいなニュースを見たんですけどもね、今もやってるんでしょうかね。よくわかりませんけども。
コアラですけども、コアラは哺乳類ですね。哺乳類って大きく3つに分けるとですね、単行類、有体類、真珠類の3つに代別されるわけですね。
コアラのことなんかね、コアラベアーとか言ったりとかですね、あと漢字で書くとね、子守熊みたいなね、子を守る熊みたいな書くんですけど、熊とは全くの別ですね。
になります。まあそもそも原始的な哺乳類ですので、コアラはですね、お母さんのお腹というか、お腹に袋があるんですね。カンガルみたいな感じ、カンガルと一緒ですね、有体類、ある袋と書いてですね、有体類って呼びます。
で、コアラ生まれてからですね、まだ目も見えないぐらいの未熟なままで生まれて、お母さんのお腹の中、要は袋の中でお乳飲んだりとかね、してるわけなんですけども。
なので真珠類、我々真珠類に含まれますけども、その真珠類の前の段階ね、進化の前段階の原始的な哺乳類として誕生しております。
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さらにその原始的な単行類ね、カモノハシなんですけど、子供が生まれるのも、卵で生まれてくるから、子供が生まれるのも、うんち出すのも同じ穴から、穴が一つだけだから単行類って言うんですけどね、その中の有体類に含まれております。
真珠類の前の段階の哺乳類の原始的な哺乳類として分類しております。
コアラはいろんな特徴があるんですけども、先ほど言ったような袋があるということと、未熟で生まれて、未熟なままで生まれて、お母さんの袋の中で育つということと、あとコアラといえばあれがありますよね。
コアラ何食べるか知ってますか皆さん。ほとんどね、ほとんどユウカリの葉っぱしか食べないんですね。草食動物に分類されますよね。
このユウカリなんですけども、ご存知の方も多いかと思うんですけども、ユウカリには生産、生産カリとか言いますよね、生産が入っているので毒があるんですよね。
なので他の動物は普通は食べ物として適してません。豊富な食物繊維もあるし、消化しにくいし、さらに毒含まれているからあんま食べないんですよね。
なのでそれを裏を返せば、他の動物たちが食べないので競争相手がいないというメリットがあるんですね。
そこでコアラはどうしたかというと、ユウカリの毒を下毒して、毒栓して食べれるから、他の動物は食べないから、競争相手がいない、だからここまで繁栄したということも言えるわけなんですね。
これをユウカリの毒を消化する特殊な能力を獲得したんですね。ユウカリの葉を下毒できる、要は下毒できるということは、その毒を下毒できる微生物、腸内細菌が棲んでいるということなんですね。
その特徴としてコアラの毛腸というのが2メートル近くもあって、ここにユウカリの毒を下毒する微生物、腸内細菌が棲んでいるわけなんですね。
そこで下毒と消化、本当に食物繊維も豊富だから消化しにくいんですよね。
下毒して消化しやすいように毛腸2メートルぐらいあって、それを分解する微生物が棲んでいるから、ユウカリの葉を食べ物として、エサとして毒栓してここまで繁栄したということなんですね。
そのユウカリの葉を下毒できる微生物が棲んでるんだけど、赤ちゃんは微生物を持ってないんですよ。消化管の中に微生物を持ってないんで、ユウカリの葉を食べたらその毒で死んじゃうわけなんですね。
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赤ちゃんコアラ、お母さんコアラはどうしているかというと、その微生物を赤ちゃんに体内に詰まわせないといけないんですね。
それでどうしているかというと、大体1歳前ぐらいですかね、独り立ちする前ぐらい、ユウカリの葉を食べ始める前に特別なうんちを出すんですね。
独り立ちする前にお母さんが訪問からパップと呼ばれる特別なうんちを出して、微生化のうんちを赤ちゃんに与えるんですね。
要は自分の中に住んでいるユウカリを分解する微生物を赤ちゃんに渡すというイメージですかね。
なのでそれを食べてですね、体の中に腸内細菌、要はユウカリの毒を下毒してくれる微生物を食べることによって赤ちゃんがその体内に常在するようにパップと呼ばれるうんちを赤ちゃんにあげると。
そうすることによって赤ちゃんがユウカリの葉を食べてもオッケーなように常在菌、分解する菌を体の中に住ませて独り立ちしてユウカリの葉を食べても毒で死なないというような戦略をとってね、この戦略をしているわけですね。
これね人間にも言い換えることがあってですね、人間の腸にもですね、大体科学者の間では、中では1000兆個と言われるぐらい腸内細菌がいると。
なので自分の細胞って38兆個ぐらいだから、それよりも多い数、むちゃくちゃ多いですよね。
なので自分の細胞よりも多い数の腸内細菌がかかっているからこそいろんなものを食べて分解できます。
それで、いっぱい住んでるんだけど、この微生物とかもお母さんと接触している間に子供に乗り移るというかあれですけど、子供に渡して、そんな意識はないけどね。
隣同士にいるだけで微生物飛びかってますからね。
それで子育てする間に自分の中に住む、体内に住む腸内細菌を子供に渡すということをやってます。我々もやってます。
それの、もう進化バージョンじゃないけど、それのユーカリの歯を専用に分解してくれるものを渡すときに特別なウンチをお子さんにあげてるという形なんです。
我々もやってます。ウンチ食べないけどね。食べないけども、ウンチ食べるわけではないけども、隣同士にいるだけで腸内細菌のやり取りをしておりますのでね。
そういうふうにしてユーカリの歯を分解できるというものを渡して、ユーカリの歯を食べてですね、立派なコアラとして育っていくという感じなんですね。
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パップがどんなものかというのが、youtubeにも載ってますから、アップされておりますので、ぜひ見てみてください。
ユーカリの歯を分解できないから、これを渡さなあかんなというのが本能的にわかっているんですからね。
動物の子育てすごいなというお話でございました。
今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさま、さようなら。バイバイ。
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