自然の脅威と健康法の変化
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、長いね、バカンスも終わりまして、北海道のね、しれとこ半島に4泊5日で行っていたんですけども、おとといですかね、月曜日に帰ってまいりまして、
昨日はゆっくり休みまして、今日からまた配信の方スタートしようかなと思っているんですけども、今日ですね、午前8時半頃ですかね、カムチャツカ半島を震源とするマグニチュート8.8位ですかね、大地震が起こりまして、
北海道から種ヶ島とかね、太平洋側をね、全域津波警報が出ておりまして、避難指示が出ておりまして、90万世帯ですかね、の方々が避難指示というところでね、私は2日前まで北海道にいましたので、
北海道の近くの震源ですから、カムチャツカ半島から津波がですね、千島列島ですか、くなしり島とかですね、そこからですね、しれとこ半島に向けてね、津波が押し寄せたということで、非常にね、タイミング的にね、しれとこ半島に行っておりましたので、
非常にね、ちょっと怖かったなっていうね、ちょっとタイミングがずれてたら、津波のね、その避難指示も出ている地域にいましたからですね、非常にちょっとね、本当に自然っていうのは怖いなと言ったところで、まだね、解除されておりませんからですね、もう海に近づかないことがね、まず第一ですから、高台に逃げるということが大事ですので、その後ね、避難指示が出ている、津波警報が出ている地域にお住まいの方はですね、気をつけていただいてと、言ったところですよということで、
今日のお話はですね、皆さんですね、歩いてますか?健康法っていうかね、健康に過ごすためにはですね、1日1万歩歩きましょうみたいなことをね、結構言われると思いますし、聞いたことあると思いますけども、最新の研究でですね、1日1万歩、健康のために毎日1万歩歩かなきゃならないとかね、1日1万歩っていうのはですね、この常識はですね、古いからですね、
古いかもしれないよというね、お話をしたいと思います。これね、1日1万歩というね、常識がですね、覆されるっていうようなこの研究が出てまいりまして、じゃあ何歩なんて言われてるんですね、もっと少ない歩数、もっとっていうのはちょっとね、もっと少ないってわけじゃないんですけど、7000歩、1日7000歩歩くだけで、7000歩も結構歩きますけどね、十分にね、健康効果が得られるということが、
研究で明らかになったということなんですね。これ最新のですね、本当にね、2025年の7月23日付けの医学誌、The Lancet Public Healthって呼ばれるですね、こういった医学論文雑誌があるんですけども、そこに掲載されております。これね、研究したのがですね、オーストラリアシドニー大学の研究なんですけども、この研究ね、結構すごくて、過去10年間の膨大なデータを分析して、歩数と健康の関係を徹底的に調べたんですね。
具体的に言うとですね、10カ国以上で行われた57の研究を分析し、1日何歩歩けば健康効果を得られるのかということをですね、調べたということなんですね。
これで判明したのが先ほども言いましたように、1日7000歩でも死亡リスクや心疾患、認知症、うつ症状のリスクを大幅に減らせるということが分かったということなんですね。具体的に見てみるとですね、1日7000歩を歩くと、2000歩の場合と比較して、以下のようなですね、効果が得られるということが分かったんですね。
死亡リスクが47%もダウン、心臓病のリスクが25%減と、心臓病のリスクに関連する死亡リスクも47%もダウン、がんによる死亡リスクも37%も減少、認知症リスクも38%も低減と、うつ症状の発生率も22%も減るし、転倒リスクも28%ダウンということで、
これを見るだけでもですね、実際に無理にですね、1万歩を目指す必要はないということがこの研究から分かるということで、この研究チームはですね、この7000歩をですね、現実的で到達可能な最大効率のスイートスポットというふうに呼んでいるということで、つまりですね、頑張りすぎなくてもしっかり健康効果が得られるおいしいところというところなんですね。
7000歩を実現するための工夫
それぐらいですね、非常に7000歩でも大きな効果があるよということなんですね。
これね、じゃあ1日1万歩を目指してね、1日1万歩歩いてる人はどうなの?ということなんですけども、効果はあるんですけども、効果の伸びがですね、歩けば歩くほど緩やかになるということなんですね。
具体的にどういうことかというと、2000歩よりも4000歩歩く、その人と比べた場合、効果は大なんだけども、4000歩よりも7000歩歩く方がより効果が非常にあるということで、絞りリスクとかね、そういった減少率が非常に高いということなんですね。
7000歩から1万歩、7000歩の人と1万歩の人と比べると、効果はね、確かに効果はあるんだけど微増ということで、4000から7000、2000から4000の人に比べればですね、絞りリスクの減少とかそういった効果がですね、微増であると。
もちろん効果的だけども、7000歩でも十分得られるから、とりあえず7000歩を目指して歩くのがいいんじゃないというふうに、この研究結果から静岡大学のことを言っているということなんですね。
じゃあこの7000歩って、どういうぐらい歩いたらいいのっていう目安がちょっとわかりにくいですよね。
7000歩っていうのはですね、だいたい5キロに相当すると歩いてね。時間にして1時間くらいの軽いウォーキングに相当するんですけども、これを一気に歩かなきゃいけないってことはないということで、少しずつ積み重ねることで、一度に7000歩歩くんじゃなくて、積み重ねでもいいということをね、この研究者たちが言ってます。
具体的に言えばですね、通勤時の一工夫ということで、最寄りの駅まで一息分歩いてみたりとかですね、バスを途中で降りて歩いてみたりとか、ランチタイムにちょっとだけお昼休みに15分くらい会社の周りを散歩してみるとか、階段を積極的に利用してエスカレーター、エレベーターを使わずに階段を使う習慣を作るということで、オフィスへの行き帰りで合計30分、家に帰ってから30分のウォーキングでも無理なく7000歩はクリアできるよということを言っていると。
なのでですね、積み重ねで大丈夫ですから、ちょっと歩いてみようかなということで、ちょっとプラスアルファ歩くだけで7000歩は到達できるということを言っているということで、この研究が教えてくれることはですね、完璧を求めるよりもまずはできることから始めるということの大切さと、高すぎる目標よりも持続可能な行動こそが健康を作るというメッセージということがですね、心に響いています。
ということで、ちょっとでいいんだけど、ちょっと多めに歩くだけで7000歩は到達できるから、その7000歩を歩くだけでかなりの健康効果があるということがですね、57の研究を徹底的にデータを分析した結果から言われておりますから、エビデンス付きなので、ぜひ一日一番は結構しんどいですから、7000歩でいいんだという心のね、このね、よりどころというかですね、この心のゆとりが生じますから、無理なく楽しく健康的なね、
毎日を過ごすために一日7000歩という目標を持って歩くとですね、健康効果が非常に高いということでね、明日から始めてみませんかということでね、まあ、と言いながらですね、まあ、むちゃくちゃ暑いですから、私も白徳半島から帰ってきてですね、本州ってこんな暑いんやっていうふうにね、感じましたので、こんなに炎天下に歩くのちょっとしんどいかもしれませんけども、まあ、室内でもいいですからね。
あのー、オフィスワークでね、デスクワークの中心の方はちょっと立ってみてね、ちょっと歩いてみたりとか、足踏みするだけでもいいと思いますので、まあ、できることからコツコツと積み重ねていいので、一日7000歩を目指して歩くとですね、非常に効果的と健康的に過ごすことができますので、ぜひね、お試しあれということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではまた明日。さよなら。バイバイ。
