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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教授のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりましたということで、今日3月1日ですね。
3月1日はですね、だいたい公立の高校はですね、全国的に見てね、だいたい今日がね卒業式の方も多いのかなということでですね、まあ新しい角でということでね、まあノーマスク卒業式みたいなね感じで
ネットニュースでね、よく流れておりますけどもね、皆さんとかどうだったんでしょうかなという感じですけどもね、もう顔の一部となってますしね、今の高校3年生は
高校入学時にはもうコロナ禍で入学式もなかったところも多かったので、なかなかマスクいきなり外せって言われてもね、なかなか対応は難しいかなという感じはしておりますけどもね
まあ大学生活はね、コロナ禍も明けてね、ただ楽しいね、いつも通りの大学生活が送れるといいかなというふうにまあ願っておるって感じですかね
今日のお話はですね、トウモロコシは宇宙からやってきた植物っていうねお話をね、したいと思います
何言うてんねんってね感じかもしれませんけどもね、トウモロコシね皆さんねすごいですよ、世界三大穀物のうちの一つですね、トウモロコシ、米、小麦
その生産量が一番多いのがトウモロコシなんですね、トウモロコシが一番、トウモロコシ、小麦、お米の順番ですかね、その次がジャガイモなんですけども
っていうぐらいですね、トウモロコシっていうのはですね、もう世界で、世界中で多く生産されている、栽培されている植物の一つなんですね
まあ食べるも良し、あとはですね、工業用アルコールとかですね、段ボールなどの資材とか石油に代替されるバイオエタノールということでですね
食べるもの以外にもいろんな用途として使われているというぐらいですね、もうスペシャルな植物なんですけども
このね、世界でたくさん栽培されているトウモロコシなんですけど、実に変わった不思議なですね植物なんですね
あとね、出どころもよくわからないっていうね、結構こんだけ栽培されているのに、謎に包まれている植物なんでございますね
で、トウモロコシなんで謎かというとですね、まず一つ目ですけども、明確な祖先種、祖先がわからない野生植物がないんですね
例えばですね、私たちが食べる稲にはですね、お米ですね、祖先となった野生の稲がありますし、小麦はですね、直接の祖先があったわけじゃないんですけども
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タルホ小麦とかエンマ小麦という植物がですね、品種変えるとかね、それをさせることによって今ね
タルホ小麦とかね、そういったものがあるっていうのはもう明確にわかってはいるんだけど
トウモロコシはね、どのようにして生まれたのか、全く謎に満ちているんですね
一応ですね、トウモロコシはですね、中米原産、メキシコとかボリビアとか中南米原産なんですけども
祖先種ではないかって考えられている植物にテオシントと呼ばれる植物がいるんですけども
テオシントの見た目はね、トウモロコシっていうぐらいですね、見た目も違うしですね
このテオシントがですね、祖先種っていうふうに言われていて
祖先種だったとしてもテオシントには近縁の植物はいないんですね
なので色々な触説があるので、テオシントじゃないかっていう今の段階、科学の段階、今のサイエンスの段階ではテオシントって言われてるんだけど
テオシントの近縁種もないし見た目も違うからどうなのっていう感じで
祖先種そのものが原産種っていうものそのもの自体が謎に包まれてて分からないんですね
もうそのこと時点でもうほんまに宇宙から来たんちゃうのみたいな
言われてもおかしくないぐらいですね、謎に包まれているわけなんですね
でトウモロコシはグループ分けした時にですね、二つ目の謎ですけども
イネ科植物の分類なんですね、イネ科植物なんですけども
それでもね、同じイネ科植物を取り上げてみてもトウモロコシだけちょっと異質なんですね
一般的に植物っていうものは一つの花の中にオシベとメシベがある両生花、両方の生がある両生花なんですね
中学校の時に勉強したと思いますけどオシベにメシベがあってですね
そこに花粉がメシベに付くと樹粉を押した種になるみたいな近くにあるわけです
同じ花開いてその中にオシベとメシベがあるんだけど
トウモロコシはですね、茎の一番先端がですねオシベなんですね
でメシベどこなんってことなんですけど
茎の途中にですね糸状のものがポンって出てくるんですね
基本的にオシベとメシベが離れてるんですね
でトウモロコシを栽培している様子とかトウモロコシが実っているところをね
何回ご覧になった方も多いと思うんですけども
トウモロコシがふっくら実ったその先端って何か糸になってますよね
あれを菌糸って言うんですけど糸状になってますよね
あれがメシベなんですね
でその糸に1個1個その1個1個につぶつぶが付いたのが
我々が食べているトウモロコシなんですけども
なので普通花の中にですねオシベメシベがあるんだけど
別々になる
でもその糸状のメシベのところが
あれで花粉をキャッチしようとしてるんだけど
離れてるから
ほんまにキャッチできてるの?みたいなね
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というくらいちょっと離れてはいるんですね
でこのメシベ、メバナの部分が私が常に食べるトウモロコシになるんだけど
受粉をした時にどんどんふっくら実っていってですね
黄色いつぶつぶができるわけですね
あの黄色いつぶつぶがないって言うと受粉をして
糸状のものにつぶが付くので
あれが種子、種なんですね
あの黄色いトウモロコシの部分が
つぶつぶが種子なんですよ
でもね
この3つ目の謎に入るんですが
種ってね
撒いて土に落ちて散布して
そっから芽が出てまた植物体
親と同じような形になってきますよね
種そのものは散布するためにありますよね
それをいかに遠くに飛ばしたりとか
どっかに運んでもらうとかね
そういったことを工夫を凝らしながら
植物っていうのは
自分の生息分布を広げていくわけですね
例えばタンポポなんかは畑で飛ばすし
あとオナモミとかも
動物とかの体にくっつけて
遠くに運んでもらって
土に落ちてですね
そっから芽が出るってことなんですけど
トウモロコシ考えてみてください
あの黄色いつぶつぶの種子が
緑色の皮で包まれてません?
お前散布する気あんの?みたいな
種ですよね?みたいなね
っていうぐらいガードしちゃってるんですよね
どうやってそれで散布するの?みたいな
その緑色のやつを剥いでみても
種子落ちることないですよね
結構しっかりついてません?
焼きトウモロコシとかね
お祭りの時に結構人気の屋台になりますから
結構強い力で噛まないと
種子取れないですよね
自然界にポンと置いておいても
ポロポロ落ちるわけでもないし
種子散布する気ないの?みたいなね
いう感じですよね
でもその種子が落ちないことには
子孫を残すことができませんからですね
どうなってんの?っていう感じですけども
これももはやトウモロコシはですね
人間の力を借りないと
自分の命を繋ぐことが
子孫を残すことができない状態になってるんですね
お花と芽花も離れてるし
そのお花を取ってきてね
芽花の菌糸のところにピピってつけて
樹粉完成しました
種ができました
でも種も落ちないから
人間がブリブリ剥いてって
その種を取り出してまた植えるでしょ
だから人間の力を借りないとですね
子孫を残せないような植物なんですね
トウモロコシっていうのはね
なので要は人間に飼われている
家畜みたいな植物なんですよね
だからもう花から人間ありきで
誕生してきたんじゃないかということでですね
宇宙人が古代人の食料として
期限前5500年ぐらい前から
栽培が開始されてるっていうので
なので宇宙人が古代人の食料として
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トウモロコシを授けたのではないかという風に
都市伝説として噂されている植物が
トウモロコシなんでございますね
だからね実際のところ宇宙から来たかどうかは
定かではないんですけども
このね奇妙な特徴がたくさんあるので
植物学者たちはですね
このトウモロコシのことを怪物と呼んでるらしいですね
というぐらい謎のベールに包まれている
トウモロコシでも一番生産されている穀物は
トウモロコシということですね
まだまだ得体の知れない謎がたくさん包まれてるっていうね
ロマンにあふれた
その中にもロマンが詰まってるわけですよね
黄色いツブツブの中にね
というぐらいねよくわからないんだけども
一番栽培されてて
いろんな病棟にも使われるというね
素晴らしい植物なんでございますね
ということでね
最後にトウモロコシって我々ね言ってますよね
なんでトウモロコシかっていうとですね
当時ポルトガルから16世紀くらいに伝わったんですけども
モロコシっていうものがあって
それがですねトウから伝わった
要は中国から伝わったので
トウモロコシという風に言われてます
トウガラシもそうですけども
結構ねトウっていうか中国から伝わった食品が多いので
トウって何々ついてる植物がですね
日本には多いということでね
最後はね雑学で締めてみましたけども
ということでですね
今日はですねトウモロコシ謎に包まれた
宇宙から来たのっていう風にね
都市伝説がささやかれている
トウモロコシのご紹介をいたしましたということで
今日はこの辺にしたいと思います
それでは皆さんさよならバイバイ