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  2. #366 人間は一夫多妻制に向い..
2023-02-02 10:49

#366 人間は一夫多妻制に向いていない!?

2023.2.2収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、人間と一夫多妻の相性についてお話をしました。
それではまた。

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00:26
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
2023年2月2日、木曜日のちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、
岸田総理の方からですね、異次元の少子化対策ということでね、いろんな給付金を出したりとかね、
日本はですね、後期高齢化社会ですから、子どもの数も減っておりますし、去年なんかね、出生数も80万人割っているということでね、
もう本当に少子化対策は本当にね、大きな問題だということでね、もう解決しなければならない、すぐ解決しなければならない問題だということでね、
少子化対策を上げているわけですけども、いろんなね、そこじゃないよみたいな感じでね、バッシングを受けているわけですけども、
この少子化対策を話す上で必ず出てくるね、しょうもない意見がありましてね、
そんなんね、一夫多妻制にすればいいんだよとかね、ハーレムを作って一夫多妻制にすれば少子化対策は乗り越えられるんだ、みたいなね、
いう人がね、いると思うんですけども、まあね、ほんまにね、何を言っているのかなという感じなんですけども、
まあね、その一夫多妻制、一夫多妻制を強いているね、国々もですね、いくつかあるんですけども、
そもそもね、そもそも我々ホモサピエンス、人間はですね、一夫多妻制には向いていないよというですね、お話をしたいと思います。
一夫多妻制なんですけども、なぜ向いていないのかというとですね、科学的に生物学的に一夫多妻制は向いていないよというお話をしていくわけですけども、
一夫多妻制を行っている動物をですね、哺乳類ですね、いくつかあげるとですね、ゾウアザラシとかオランウータンとかゴリラがあげられるわけなんですけども、
この今あげた3つのね、この哺乳類ですけども、著しくオスとメスとで体格差があるんですね。
ゾウアザラシのハーレも作ったら結構有名ですけど、オスめちゃめちゃでかいんですよ。オスめちゃめちゃでかい。
オランウータンもゴリラもオスの方が大きいんですけども、ゾウアザラシは、その中でもゾウアザラシのオスのでかさはやっぱりでかいですよね。
で、これね、一夫多妻制ってね、まあいいように思うかもしれないけど、オスにとってみればもうめちゃめちゃ大変なんですよ。
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ハーレも作りますから、一番強いオスだけが生き残れるシステムなんですよ。
だから体が著しく大きくてですね、そのね、メスを巡ってハーレも作って群れを作ってその争いに勝つためにめちゃくちゃ体でかいしめちゃめちゃ力強いんですね。
それにあぶれちゃうともう後備とか思想を残すことができないんですよ。
っていうぐらいですね、もうすごい残酷なシステムなんですよね。
一夫多妻制、仮に人間がしたからといって、結局あぶれる人が出てくるんで、モテる人だけモテるので、これはそれで残酷だと思うんですけども、
著しく体がでかいんです。人間もオスとメスとでそれなりに体格差はあるけども、著しくゴリラやゾウアザラシのようにそこまでの違いはありませんよね。
こういったハーレも作って一夫多妻制を敷いているものはオスだけが非常に大きくて、
メスを独占するために日々争っているというかなりリスクのあることをやっているわけなんですね。
今オランウータンとゴリラをあげましたけども、類人猿で猿の仲間ですね。
一夫多妻制を敷いているのはオランウータンとゴリラぐらいしかいないんですよ。
近縁な種類をあげていきますと、チンパンジーとかニホンザルとかですよね。
このニホンザルとかチンパンジーというものはですね、どういうシステムをしているかというと群れを作るわけですけど、
体がオスとメスとの対角差もないし、我々と一緒で対角差がないので、あまり強い立場ではないので、
群れを作った方が危険を察知しやすいですし、生きる上で非常に利点があるわけなので、群れを作っているわけなんですけども、
チンパンジーやニホンザルはどういうことをしているかというとですね、卵婚制をとっているんですね。
この卵婚制何っていうことですけども、発情したメスがいたら、
発情したオスと次々と交尾をしていくという生存戦略をとっているわけなんですね。
このシステムのいいところはですね、群れの中にいながら発情したメスとすぐ交尾できるので、非常に子孫を残しやすいですよね。
でもですね、人間もですね、今は文明とか文化とか倫理観があるから一夫一妻制を強いているということで、
昔、20万年前に我々誕生しますから、20万年くらいのまだ進化したての頃は、
じゃあ卵婚制をとっていたんじゃない?一夫多妻制だったんじゃない?と言われたら、実はそうでもないんですよね。
チンパンジーとかは卵婚制をとっているんですけども、デメリットもあって、それほんまに自分の子供なの?という感じなんですよ。
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卵婚制をとっているオスっていうのは非常に抗がんがでかいんですよね。
体重比にして0.8%ほどオスの抗がんは体重比にしてそれぐらいあるんですけども、ホモサピエンスのオスの場合は0.06%なんですよ。
これ何が言いたいかというと、自分の子孫をとりあえず残せるチャンスがあったら、発情したメスに対して交尾しますよね。
だから精子が多い方が有利ですよね。
だから非常に抗がんも大きいし精子の量も多いんですけど、人ってそこまで多くないんですよ。
チンパンジーとか卵婚制をとっているニホンザルとかチンパンジーとかと比べたら精子の量というのは少ないんですよ。
だからその歴史観点から見て、そこから形態的に考えると、古来から卵婚制はとっていないんだなというのがわかるわけですよ。
一夫多妻制でハーレムを作ってメスを一匹のオスが独占するっていうのでもないし、体格から見てもね。
そういった体の中の形態的から見ても卵婚制もたぶんとっていないぞということになるわけなんですよ。
ホモサピエンスは古来から20万年前からすでに一夫一妻制やったということが、そこからでも論じることが、想像できることができるんですね。
一夫一妻制を選んだ人間の利点は何かというと、人というのが唯一直立二足歩行している動物なんですよ。
他は見渡して待って、ちょっと立てたりするけども、すでに直立で二足で歩いている動物というのはホモサピエンスだけなんですよ。
他の類似犬を見渡してもいない。
直立二足歩行だとめちゃめちゃデメリットがあって、足が遅いしめっちゃ目立つんですよ。
当時アフリカから誕生したときに、ヒマラヤサンビクができて、乾いた風がサハラ砂漠の方に、
それでサハラ砂漠ができたんだけど、森に生きていたのに森がどんどんなくなっちゃったんですよ。
そうしたときに草原に進出したんだけど、めっちゃ目立つんですよ、二足で立っているから。
そんなのサーベルタイガーにしてみれば、なんかあそこに人おるでみたいなね。
めちゃくちゃ餌食にされてたんだけど、だから弱い存在だったんですね。
我々何か握り潰せるほど悪力も強くないし、牙もないし、噛み殺せるほど牙とかもないし、相棒の力もないし、弱い存在だったんですよ。
だから群れの中にいたんだけど、だいたい群れの中にいると、マランコンセントを取ったり一夫多妻制をするんだけど、
群れを作りながら、我々というのは一夫一妻制だったんですよ。
これ、なかなかめちゃめちゃ珍しいんですよ。
なので、確実に子孫を残せるということと、確実にその子孫は自分の子供だよということが認識することができるし、
オスメス関係なく子育てができるというシステムを、もう20万年前からずっと続けているということなんでございますね。
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直立二足方向にすると、手が空きますから、果実を運んだりとか、気になる異性に対しても果実を運んだりとかするための利点だったから、直立二足方向になったという話もあるので、
だから全てが慈しんで子育てしたりとかするための体の形態になっているし、そもそも我々は一夫一妻制だったから、
一夫多妻制とかランコン制は、そもそも向いていないということになるんでございますね。
ということで、現在はいろいろな社会、生きていかなければならないから、みんな働いているし、共働きだし、
子育てに全部が集中できないんだけども、そもそも我々は一夫一妻制で、ちゃんとオスメス関係なく子育てをしているという歴史が昔からありますから、
自分の子供をオスメス関係なく大切に育てていこうということなんですね。
それのためには少子化対策とか政治的な力とか経済的な力は必要なんだけど、生物学的科学的に見て一夫一妻制はずっと続けているから、
オスメス関係なくしっかり子育てしましょうねということになるんでございますね。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
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