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こんにちは、リスナーのみなさん。知財図鑑ポッドキャストにようこそ、ホストの千鶴です。
今日のゲストは、知財ハンターの新井さんです。
よろしくお願いします、千鶴さん。
今日のテーマは、UWB方式の見守りセンサーです。
これは一体どんな技術なんでしょうか?
そうですね。UWB方式の見守りセンサーは、非接触かつカメラを使わないセンシング技術を活用した見守りシステムです。
このシステムは、対象者からの反射電波を解析することによって、その人の位置や姿勢、さらには呼吸や動きの強さまでを検知することができるんです。
電波だけでそんなに多くのことがわかるんですか、すごいですね。
はい。実はその電波の解析を、AIや機械学習を用いた独自のアルゴリズムで行うことにより、とても高い精度で情報を抽出することができるんですよ。
なるほど。AIや機械学習って聞くとちょっと難しそうですけど、要は電波を使って賢く情報を読み取るわけですね。
その通りです。しかもこのシステム、センサー1台で、壁やドア越しにも約40平方メートルもの範囲を見守ることが可能なんです。
UWB電波は、非常に広帯域の電波を使用しているため、物理的な障害物を投下する能力が非常に高いんです。
ちなみに、UWBは、ウルトラ、ワイド、バンドの略です。
壁越しにも聞くなんて、すごいですね。
夜間や煙、蒸気の中でも検知能力に影響を受けずに機能します。
また、カメラを使用しないため、プライバシーを信頼する心配がないですね。
なるほど。では浴室などプライベートな空間でも安心して利用できますね。
そうですね。これが、特に福祉施設や家庭での安全性を大幅に向上させるポイントです。
素晴らしいですね。このシステム、福祉施設での見守り以外では、どんな応用可能性がありますか?
そうですね。カメラを使わないので、サウナでの異常検知や利用者の位置情報を収集して、よりパーソナライズされた体験を提供できると思います。
サウナでの新しい体験、面白そうですね。
あとは、暗くても機能するので、睡眠状態をモニタリングして、生活習慣を改善させることもできると思います。
なるほど。カメラを使わないという特徴は、いろんなシーンで活用できそうですね。
新井さん、今日も面白い話をありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
それでは、今日はこれでお別れです。また次回の資材図鑑ポッドキャストでお会いしましょう。
