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CALL4 92 Episodes

今、知りたい“公共訴訟”を専門家にいろいろ聞いて、一緒に考えてみませんか? 法律に詳しくない人でも気軽に聞けて、楽しく学べる Podcast!

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#67(後半)

#67(後半)

Dec 17, 2025 58:33

公共訴訟の原告の方を特別な存在としてではなく、私たちと同じように迷い、働き、生活してきた一人の人として迎え、話を聴いていく。このシリーズ第一弾のゲストは、千葉県の児童相談所・一時保護所で働き、労働環境の改善を求めて裁判を起こした飯島さん。前半では、裁判の話に入る前に、子どもと向き合う仕事を選んだきっかけや、一時保護所という現場の実態を伺いました。インタビュー後半では、「原告になる」という選択の、その先を深堀ります。なぜ飯島さんは、声を上げることをやめなかったのか。判決を受けて、何を考えたのか。公共訴訟という形でアクションを起こすことの重さが、率直な言葉で語られます。「ここまで調べ、話を聞き、言葉を引き出してもらった経験は、これまでほとんどなかった」原告としての体験が言葉になるとき、そこには「変えるための裁判」だけでなく、「考え続けるための対話」の時間が生まれていることが伝わってきます。何かを変えられるかどうかはわからない。それでも、立ち止まって考え、具体的な行動を選ぶ人がいる。その選択の重さと切実さに、ぜひ耳を傾けてください。(0:00) 動き始めた過程・内部での問題提起と限界・裁判という選択肢が現実になるまで(14:00)  裁判に託した期待・一時保護所の実態を社会に知ってほしい・職員も「使い捨てにされていい存在ではない」・裁判しなかったら、「本当死ぬとき後悔するな」(21:17) 原告としての経験・柵の向こうで・尋問の準備は生活習慣から・メディア報道と反応(32:10) 判決の受け止めとこれから・「声を聞いている判決」・即日控訴から見えた行政の構造・これからの一時保護所/政策に望むこと(44:14) 「原告になる、ということ」・原告としての負荷・裁判が終わっても「人生は続く」という視点・公共訴訟を支える仕組みの重要性・かけがえのない経験

#67

#67

Dec 17, 2025 44:44

職場の環境や制度に「おかしいな」と感じた経験を持つ方は、決して少なくないのではないでしょうか。けれど、その違和感を行動に変えようとする人は絞られ、さらに裁判という選択肢をとる人、ましてや「これは自分だけの問題ではなく、みんなの問題だ」と公共訴訟の形で声を上げる人は、ごくわずかです。本シリーズでは、そうした「特別な存在」に見えがちな原告の方を、私たちと同じように迷い、働き、生活してきた一人の人として迎え、「公共訴訟の原告になるとはどういう経験なのか」を、丁寧に聴いていきます。シリーズ第一弾のゲストは、千葉県の児童相談所・一時保護所で働き、労働環境の改善を求めて裁判を起こした飯島さん。インタビュー前半では、裁判の話に入る前に、飯島さんがどんなきっかけで子どもと向き合う仕事を選び、どんな現場で、どんな声を聴いてきたのかをたどります。学生時代に続けていた子ども電話相談のボランティア。電話の向こうの子どもが自分で考えを整理し、電話を切っていく瞬間。そして、一時保護所で、家庭を離れた子どもたちと寝食を共にする日々。それらの経験は、「勇気ある誰かの物語」であると同時に、社会の条件が少し違っていたら、私たち自身が立っていたかもしれない場所を映し出します。前回のエピソード(#66)では、哲学者リチャード・ローティの思想を手がかりに、「誰が当事者になるかは偶然であり、だからこそ他者の語りに耳を傾けることが連帯につながる」という視点を紹介しました。今回はその考えを、抽象論ではなく、一人の人生の具体的な経験を通して確かめていく回です。忙しい日々の中の、ほんの少しの時間。この回だけでも、ぜひ耳を傾けてみてください。(0:00)  オープニング/ゲスト紹介/「原告」として語る前に ・CALL4フェスやシンポジウムで語る場を経験して感じたこと ・経験を共有することの意味(5:00)  「裁判の当事者」になる前の自分・大学時代の子ども電話相談ボランティア・相談の難しさとやりがい ・言葉を返さなくても起きる変化(15:40)  一時保護所という場所 ・どんな子どもたちが、どんな状況で過ごしているのか ・職員の役割と過酷な労働実態(37:46) 理想と現実のあいだで ・「子どもの最善の利益」を図るはずの現場で感じた違和感

【イベント告知】#66『正しさ』より『語り続けること』を信じる――ローティと公共訴訟の希望論【6周年イベント@関西】

【イベント告知】#66『正しさ』より『語り続けること』を信じる――ローティと公共訴訟の希望論【6周年イベント@関西】

Dec 4, 2025 1:02:29

勝訴判決が得られず、「原告や弁護団の努力が認められていないと感じる…」と少し落ち込み気味のCALL4スタッフ。しかし、判決に至るまでの軌跡は決して“なかったこと”にはならない――そう思わせてくれたのが、哲学者リチャード・ローティの思想でした。今回はローティの哲学を手がかりに、公共訴訟やCALL4が「世界の残酷さをどうすれば減らしていけるのか」を考えます。カギとなるのは、「会話を続けること」。さらに、「会話を続ける」ための処方箋となるようなトークイベントとワークショップを行うCALL4関西フェス(後述)についてもご紹介します。公共訴訟やCALL4の活動について新しい観点を提示し、希望を取り戻すヒントを探る回です。【イベント概要】ありがとう6周年!『CALL4関西フェス』2025年12月7日(日)15:00〜18:30(開場14:30、閉場19:00)参加無料/事前予約制(先着順)in SOU大阪市北区本庄東3-4-40大阪メトロ谷町線・堺筋線「天神橋筋六丁目駅」徒歩10分詳細はこちらからhttps://www.call4.jp/column/?p=4187ご予約はこちらからhttps://call4kansaifes2025.peatix.com/15:00〜16:15 トークセッション第1部:声をあげると、何が生まれる? —公共訴訟の現場から—公共訴訟に声をあげたユース世代の原告3人それぞれのストーリーを聞き、憲法学者の木下昌彦さんとともに、その「あげられた声が法と社会をどう動かすのか」についても語り合います。16:15〜17:15 茶話会:Crossborders おやつ多国籍スイーツ&ドリンクを販売予定!ご来場の皆さんやゲスト、CALL4メンバーとで交流タイム♪17:15〜18:30 トークセッション第2部:正義を語りなおす [朱 喜哲さんとの法×哲学カフェ]哲学者の朱 喜哲さんをゲストをお迎えしての哲学対話! 公共訴訟を「社会の残酷さを減らすための会話」の実践として捉え、その営みがどんな正義を形づくるのかをみんなで考えます。(0:00) オープニング〜「敗訴判決」に対する悔しさ(9:47) ローティの思想の概要の紹介〜「会話を終わらせる」とは?(13:05) 「再記述」「理解のひだを広げる」ことにより、多様な言葉や会話を守ることが多様な社会の形を守ることにつながる(18:48)「私たち自身も当事者だったかもしれない」と考えること〜CALL4 6周年フェス@東京とエブリシング・エブリウェア ・オールアット・ワンスから※「マルチバース」を「メタバース」と言い間違えています🙇‍♀️(27:30) 「本質主義」を突き詰めると共感を妨げ残酷な世界に向かう?(33:40) 分断に抗うための一つの処方箋としてのホックシールド『壁の向こうの住人たち』(38:10) 敗訴したからって終わりじゃない!公共訴訟やCALL4の活動は原告の語りを可視化し共感を広げ連帯を産む「社会に発生した会話」(50:30) CALL4 6周年イベント@関西で「会話」を体験し「アイロニスト」をめざそう!

#65 期日カレンダー紹介 2025年11月

#65 期日カレンダー紹介 2025年11月

Nov 1, 2025 12:07

今回のテーマは2025年11月の期日カレンダー紹介です。期日カレンダー紹介は、CALL4ホームページの「期日カレンダー」の内容をもとに、今月に期日が予定されている訴訟の概要と、その期日の内容をお伝えします。気になる!という期日がありましたら、ケースページを読んだり、傍聴に行ってみたりしてはいかがでしょうか?【期日カレンダーはこちら】https://www.call4.jp/search.php?type=action&run=true※ 最新の期日予定を確認したい方は、CALL4ホームページをご覧ください。※ 一部、傍聴ができない非公開手続きの期日もございます。

#64「私は取調べを拒否します」Tシャツが危険物?―黙秘権と表現の自由を守る訴訟

#64「私は取調べを拒否します」Tシャツが危険物?―黙秘権と表現の自由を守る訴訟

Oct 6, 2025 38:33

「私は取調べを拒否します」と書かれたTシャツがあります。このTシャツは、黙秘権を行使できるようにという思いで、松本弁護士がAさんに差し入れたものです。しかし、羽曳野警察署は、このTシャツを危険物として取り上げました。このような行為は、Aさんの表現行為の弾圧であり、また、Aさんの黙秘権を侵害し、弁護人の弁護活動を妨害するものです。「『取調べ拒否』Tシャツを奪うな!―黙秘権と表現の自由を守る訴訟」は、このTシャツを取り上げることの違憲性・違法性を訴える訴訟です。今回のPodcastでは原告のお一人である松本亜土弁護士、代理人の津金貴康弁護士、湯浅彩香弁護士をゲストにお招きしています。10月23日(木)には第一回期日が大阪地裁で行われます。ぜひ傍聴にお越しください!【ケースページはこちら】https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000157#case_tab【目次】(00:00)オープニング(02:00)訴訟の概要(02:59)Tシャツについて(07:55)黙秘権(21:07)表現の自由(25:58)弁護権(30:23)公共的意義(34:40)エンディング【アンケートはこちら】https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfFmpv4qGk-QlENfvNJOksgsQczXGqPy1HERUOmtbih65mywg/viewform⭐︎CALL4マンスリーサポーター募集中⭐︎https://www.call4.jp/other.php?key=donation

Your GOTY ゲームラジオ 〜だれかのイチオシゲームレビュー〜

Your GOTY ゲームラジオ 〜だれかのイチオシゲームレビュー〜

あなたにとっての今年一番のゲームとそのレビューを投稿するサイト、「YourGOTY」に投稿いただいたみんなのGOTYから、気になるレビューをひとつピックアップして、毎回いろいろ話してしまおうという番組です。 誰かのイチオシレビューを楽しむもよし、新しいゲームとの出会いを楽しむもよし。 そして、あなたの書いたレビューが紹介される事もあるかもしれません! YourGOTYウェブサイトとあわせてお楽しみください! 【毎週木曜日 0時配信】 🏆️YourGOTY https://your-goty.com/ ✉️番組へのご感想ご意見 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScXaIsUB6Djo0O6XreZF2uqJhqJF_5yKnjSTuzYNmcQhezvUQ/viewform LISTEN https://listen.style/p/yourgoty?HLQH7XMg

News Comet ニュースコメット(AI 音声テスト終了)

News Comet ニュースコメット(AI 音声テスト終了)

*こちらは AI クローン音声のテスト番組です。 News Comet(ニュースコメット) 1日1つ、3分間で、宇宙を中心に、ポッドキャスト探査機・ミコ船長がそのときの気分で選んだニュースを通信。 朝の支度やお散歩、通勤、家事の合間にお聴きいただけるとうれしいです。 ┈┈┈┈┈┈ 「ポッドキャスト探査機から通信中」 https://listen.style/p/podcast_orbiter https://rss.listen.style/p/podcast_orbiter/rss

Moms in Transition - ママトラ

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このポッドキャストは、ニューヨークに住む、仕事大好きバイリンガルの二人が「母になる」という人生のトランジション期について(時にゲストを交えて)ざっくばらんに話す番組です。 東京で出会い、同じ職場で切磋琢磨した過去をもつ、ニューヨーク在住10年以上のEikoとTomokoがお送りしています。 https://listen.style/p/moms-in-transition?QfmZFDi9

そこあに

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ディープじゃなくそこそこアニメを語るポッドキャスト『そこあに』 毎週日曜夜お届けします。

わたし とろけま~す

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聞くだけで手軽に癒されることから2010年代後半より若者の間で大流行したASMR。 この番組は物語要素を加えた新感覚ASMRラジオ番組です。 もろりの夢の中に突如現れた「音の神」。「ASMRをもっともっと広めるのだ」という使命を受ける。 こうして音の神の第一使徒となったもろりが、あなたの脳内に聞くだけで癒される音をお届け。どんな時に聞いた方がいいのかなど、近所に住む「うたの」トークしていきます。 [LISTEN] https://listen.style/p/wstm?r3fKe75Z

留学生とみる群馬LIFE

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群馬に住んだことがない留学中の学生が若い世代の群馬の生活を知っていくポッドキャスト!