1. Catalyst by Publidia
  2. #1 AI主導のメディア企業へ転..
2024-04-15 09:59

#1 AI主導のメディア企業へ転換を目指すBuzzFeed

spotify apple_podcasts

週3回ゆるく、国内外のニュースや出版に関して解説します。

毎週、Publidiaというニュースレターも出していいます。
https://ayohata.theletter.jp/

<今回のトピック>

Building The Defining Media Company For The AI Era(BuzzFeed)

<出演>
ayohata https://twitter.com/ayohata

<関連情報>

メディア関連ニュースのまとめ|アヨハタ|note

サマリー

BuzzFeedは2020年から23年にかけてFacebookのトラフィックが減少していることから、AI主導のテクノロジーメディア企業に変えるというビジョンを発表しています。

00:07
おはようございます。2024年4月15日月曜日、ayohataです。
この番組Catalyst by Publidiaは、週3回国内外のメディア、出版に関するニュースについて緩く解説する番組です。
ほぼ週3回、午前中に配信をしています。
ということで、新番組Catalyst by Publidiaというポッドキャストを始めたいと思うんですけど、
普段は、Publidiaという国内外のメディアに関するニュースレターをやっているんですが、
それの出張版みたいな形で、週3回ぐらい、ニュースの解説とかをしていきたいなと思います。
ちょっといつまで続けるかわかんないんですけど、ちょっとやってみたいなと思って始めたいと思います。
もともと週3回の理由は特にないんですけど、
ノートの方でメディア業界のニュースをまとめるみたいなのを月推進でやってるんですけど、
それに合わせてちょっとやってみようかなと思ってますというところです。
BuzzFeedのビジョン
今日のトピックは、BuzzFeed AI主導のテクノロジーメディア企業に転換についてです。
BuzzFeedのCEO、ジョナペレッティは、4月9日に株主が出た年次書簡を発表し、
その中でBuzzFeedをAI主導テクノロジー及びメディア企業に変えるというビジョンを発表しました。
BuzzFeed、日本でも展開はしているんですけど、
設立時はSNSを活用して、SNSで記事が共感されてファンを集めてシェアされることで
トラフィックを集めていったというビジネスモデルだったんですが、
2020年から23年にかけて、Facebookのトラフィックが74%減少したということも書簡の中で語られています。
競合の登場やSNSの仕様変更などで、書簡の中では目立つことが難しくなっていたという表現をしているんですけど、
トラフィックを集めることが結構厳しくなってきたというのもあります。
広告ビジネスもなかなか世間的に厳しいというところもあって、
収益面でも結構苦しんでいたところはありました。
書簡の中で、アルゴリズムによって推薦される短編コンテンツを無限にスクロールすることに
中毒性のあるものにハマっているユーザーが今いるという、
これはもうTikTokのことを私は知っているんでしょうけど、
それに対して人々が満足しているのかという疑問を持っているというのは、
CEOのジョナー・ペレッテは語っています。
ジョナー・ペレッテが生成AIの進化を見ていく中で、
AIの進歩が新しい体験を可能にするという機会があるのではということで、
AI時代を定義するメディア会社を作るというふうに語っています。
実験的なことをいろいろと生成AIを使ってやっていたりしていて、
すでに行った実験ではPBが24%増加したということも語っています。
コンテンツをレコメンドするとかそういうところを行って、
PBを増やすというのをやっているみたいです。
生成AI、いろんなメディア企業が実験を行っているんですけど、
その所管の中で他のメディアの動きのことに対して、
いわゆる性的なコンテンツ、テキストのコンテンツとかを生成するために
中心に使われているというのがあって、
そういう形ではバズヒートを考えていないということも言っていました。
過去のコンテンツを学習させて人件費を削減するために使うとか、
そういうアプローチではないというところで考えているようで、
AIを使うことによって価値のあるユーザーに価値のあるコンテンツを生み出していく
というのを実験していこうという話みたいです。
BuzzFeedの実験
すでにバズヒートは生成AIを使ってクイズコーナーとかをやったりとか、
あと日本においては海外のバズヒートの記事を翻訳して
記事化したりというのを行っているみたいなので、
結構早く手をつけているなという印象はあります。
ただコンテンツを作っていくというところはあるんですけど、
収益性の部分に関しては、バズヒートに関しては
プログラマティック広告とアフィリエイトをやっているんですけど、
それだけでうまくやっていけるのだろうかというところは疑問はあるんですけど、
他のニューヨークタイムスとかだとサブスクルの契約者を
多く抱えることで安定的な収益を得るというところはあるんで、
そうしたことに関しては特に語られてなく、
やはり既存の収益モデルではやっていこうという感じには受け取りました。
ただそうですね、バズヒート自体が
課金をしていないモデルを課金するモデルに変えるというのは、
要はお金を払ってなかったものを急にお金を払うふうに
ユーザーの意識を変えるというのはかなり難しい話なので、
そうした意味ではバズヒートというメディアブランドにおいては、
既存のビジネスモデルでやっていくというのが
不確実な部分が少ないのかなとは感じます。
経営的にもいろいろとスパック上場した後、
結構苦しんだりとかもしたんですけど、
買収したコンプレックスとかの売却とかも行って、
経営的には一定スリム化したので、
まあまあ問題ないのではなかろうかとは見ています。
バズヒート自体、こうした宣言というのは結構インパクトがあるなとは
個人的には感じていて、
もともとそうですね、主にFacebookなんですけど、
Facebookを使ってシェアされてトラフィックを集めるというモデルで
成長していったんですけど、当然簡単に行えたわけではないというのは
やっぱり事実としてはあるので、
結構やっぱりいろんな実験を経た上で成功していったというところはあるので、
この実験をする、何度も反復して実験を行うというのがとても
インターネットなりこういうテクノロジーを使った事業においては重要で、
この反復してテストを行うということは組織として
経験があるというのはかなり大きなアドバンテージになるのではとは思っています。
やはり伝統的な会社だとやっぱり1回の試作とかテストとかを
かなり長い時間考えて、実行して、検証して、
場合によっては検証されないというところがあるので、
それが短い期間で何度も繰り返して、
これはうまくいかないというのが早い形で意思決定を参考にできるので、
そうした面ではBuzzFeedはそういう反復してテストを行うという経験があるので、
やはりこれを作るというのがなかなか難しいとは思うので、
そうした経験があるからこそBuzzFeedはAIを使った新しいメディア企業に変わるために
いろいろとテストした上で変われるのではないのだろうかと、
個人的には信じているというか可能性が高いのかなと思っています。
今回初めてのカタリストバイパブリディアいかがだったでしょうか。
この番組では朝の10分ぐらいで国内外のメディア出版に関するニュースについて
よく解説をする番組です。
報酬3回、午前中に配信をしています。
また本日のトピックで触れたニュースなどは概要欄にリンクをしています。
この番組では皆様のコメントやご感想をお待ちしています。
Xでコメントをいただけるとありがたいです。
それではカタリストバイパブリディア、次回の配信でお会いしましょう。
有畑でした。
09:59

コメント

スクロール