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事務とは「現実変成能力」である
2024-06-24 29:50

事務とは「現実変成能力」である

坂口恭平さんの「生きのびるための事務」を読んで考えたこと。

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はい、始まりました、ケアラジです。 ケアラジは、仕事・家事・育児・勉強など、日々忙しい現代社会のスピードを少し緩め、
ケアの視点から様々な論点を考察するラジオとなっております。 はい、ということで、
いやー、 ちょっとね、素晴らしい本を
読んでしまいまして、そのことについてね、ぜひ喋りたいと思っていて、
えーと、僕はずっと注目しているというかね、
方なんですけど、坂口強兵さんっていうね、 もはや形容し難い、
この人の職業は何だって言われると難しいんですけど、 命の電話とかね。
そういうちょっと、なんかこう、命の電話っていうのがありますよね。
こう、相談したい人がかけられる、 これは国の政策だと思うんですけど、
それをこう、 自分でやってるっていうね、坂口強兵さんは。
あの書籍に自分の電話番号をバーンと公開して、
で、毎日こう、対応しているみたいな、 命の電話とかっていう活動をやってたりとか、
もともと建築家なのかな。
なんかホームレスの方の家に入った話を聞いて、 それを書籍化したりとか、
まあミュージシャンでもあったりとか、 作家でもあるっていうね。
で、僕が坂口さんとぐっと近くなったのは、 あの創鬱大学っていう本があるんですけど、
多分、ご自身が創鬱病というか、 診断でいうと創極性障害とか、
そういう感じだと思うんですけど、 そういう本を書かれてて、
僕もすごいなんかわかるところがあるっていうか、 その創鬱大学を読んで。
いやなんかちょっと、 神話性を感じる部分も坂口さんにはあってですね。
と、まあ画家でもあって、 そのパステルの絵がもうほんまに素晴らしくて。
いや、なんとも形容しがたい。
ですけど、なんかすごい人間って感じで、 僕はすごい坂口さん。
人間だなってすごい、あの、 人間らしく生きてる人。
野生の人間ってこんな感じなんやろうなっていうな。
とにかくもがき苦しみながらも、 あの、自分と対峙して、
まあ日々の習慣をね、作って、 絵を描いたり音楽をやったり、
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時には鬱になって連絡取れなくなったり、 みたいなね。
うん。
まあ、もし知らない人が聞いたら、 どんな人やねんってなるかもしれないですけどね。
まあ、そういう坂口強平さんっていう方が いらっしゃるんですけど、
その方がね、原作が坂口さんで、
道草さんっていう人が漫画を描いてて、 漫画になってるんですね、これ。
うん。
で、あの、電子書籍で読んだんですけども、 良すぎて僕、あの、紙版も買ってしまったっていう感じで、
生き延びるためのジムっていう本なんですね。
で、これはもうほんまにもう、 みんな読んでほしいというか、
まあもちろん読んで、何でしょう、 うーんって思う人もいれば、
えー、
なんかよくわかんないっていう人も もしかしたらいるかもしれないんですけど、
まあ現代人に必要なことが書いてるなあと思って。
うん。
で、僕の回復の、なんていうか、 歴史みたいなのにも、
めっちゃ合致したんですよね。
うん。
うん。
これはね、僕が若者支援でやってることと ほぼほぼイコールなんですね。
この生き延びるためのジムっていうのが。
なので、
これを読んで実践してくれたら、 僕の支援はいらんなっていう感じなんですよね。
うん。
そう。
で、僕自身も自分自身でやってることが書かれてる。
うん。
を、なんかわかりやすくね、
書かれてるなあと思ったんで。
具体的にジムって何やねんっていう話なんですけど、
この坂口さんの言うジムっていうのは、
言語化、数値化するってことなんです。 自分の行為を。
なんかね、一般的にはジムっていうと、 何かデータを打ち込んだりとか、
会計情報を整理するとか、 そういう感じかもしれないんですけど、
自分が日々行動するわけですよね。 何か行為をするわけですよ。
ご飯を食べたり寝たり、仕事したり。
で、
それを淡々と設計するみたいなイメージですね、 ジムっていうのはね。
この本で言うジムはそういうイメージで、 言語化、数値化するっていうことなんです。
で、ストーリー自体ですごい面白いんで 読みやすいんですけど、
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これストーリーとしては坂口さんが大学を卒業して、 就職は絶対嫌だってなって、
じゃあどうやって生きていく、暮らしていくっていうので、
本当にこう、何ていうか自伝的な要素もあるんですね。
その早稲田大学で建築を学び、就職は絶対嫌だから。
で、そこから本を出したりとか、
そういう作家活動だったりとかに 移っていくわけなんですけど、
で、そのジムっていう、
これはあとがきか何かで、 イマジナリーフレンドって坂口さんは書いてましたけど、
まあまあそういう架空のジム、ジム君っていうね。
作中では君はついてないんですけど、
このジム君が登場して、 こうやったらいいんだよみたいな、
すごい淡々とアドバイスをしてくれるという感じなんですよね。
で、何をじゃあ僕たちが生きていく中で 言語化、数値化したらいいのかっていうことですけど、
それはまずは収支ですよね。
お金の管理のことなんですけど、
日々のとか、月間の収支であるとか、 年収どれくらいがいいかなとかね。
例えば年収1000万がいいってなったら、
そこから逆算して、じゃあ、 例えばどれだけ本売らないといけないとかね。
そういうお金の管理の話が一つあります。
もう一個はスケジュール管理ですよね。
日々何をして行動するのかっていうのを、
とにかくノートに書き出すというのがジムなんですよね。
いや、これはね、非常にいいんですよね。
どっちかというと、現代人って、
今の社会は特にですけど、こういうのをしたほうがいいとかね。
これはやらないほうがいいとか、就職したほうがいいとか、
認査をやったほうがいいとか、 いろいろそういう情報が入ってくるわけですよ。
で、夢は持ったほうがいいとかね。
で、この本で印象的だったのは、
じゃあ10年後どうなっていたいですかっていう。
で、よくある質問だと思うんですけど、
10年後のお金の収支とスケジュールはどうなってますかっていうのは、
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ジムくんが聞くわけですよね。
でもよくよく考えてみたら本当そうで、
まあ何とかになりたいとかいうわけですけど、
その10年後もしその何とかになってたとしても、
自分の何ていうんかな、
その10年後も1日は24時間で限られていて、
自分の行動っていうのもまあまあ多分今とあんまり変わらないと思うんですよ。
24時間って有限ですしね。
でもそこの時間解分とか1日のやってることまで10年後の、
とかお金の出し入れがどうなってるみたいなものを
描く人って確かにいてないなと思うわけです。
何とかになりたいっていうぐらいで。
で、ジムっていうのはとにかくその客観性なんですよね。
ジムくんは肯定もしないし否定もしないんですよね、
自分っていうものを。
単純に何かなりたいものがあったとしたら、
ジムがとにかく大事なんだっていうのを主張としてあるんですけど、
そのジムがあってるかあってないかでしかないくって、
自分が例えば好きなことだったりやり続けられるわけですよね、人間ね。
でもそうじゃないものをやっぱりずっと選んでしまっていたりとかするわけなんですけど、
なのでそういう場合は自分が悪いとか自分が良いとか、
そういう、それって評価ですよねっていう話で、
良いとか悪いっていうのは評価なんですよ。
ジムっていうのはとにかく数字と言葉であって、
評価は関係ないんですっていうのも冒頭めちゃくちゃジムくんが言ってくるわけですよね。
それは後からついてくるので、自分がやりたいことをやるためにそういうジムをやるんだっていう。
これは言葉だけだとなかなか僕もまだ咀嚼しきれてないので説明するのは難しいんですけど、
才能っていうのは続けられるってことだとかね。
そのためにジムをうまく使うっていう話なんですよ。
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例えばゴッホとかはね、死ぬまで書き続けてたんで才能はあると。
でも、死んでからですよね、評価されたのは。
これ有名な話で死後評価されたと。
とにかくジムくん目線からすると評価っていうのは邪魔なんですよね。
その評価によって一機一友してものが続けられないとしたら意味がないわけなので、
とにかく客観的にそれが毎日続けられるっていうことが大事ということです。
なのでここがめっちゃ多分ミソだと思ってて、最初から評価を考えて行動できない人が本当に多いと思うんです。
特にこのSNSの時代なので、そんなことやってもどうしようもないとか。
そんなことでまず行動しないという方が多いんですけど、
いやそんな本書けるかわかんないしって坂口さん言うんですけども、
ジムはいやもうそんなの評価なんで考えなくていいですと。
とにかく書いてくださいということを言うわけですね。
そうしたらそれが作品になるかもしれないし、評価してくれる人っていうのは必ずいると。
なのでとにかく書きなさいと。
で書くためには現実的には収入はどうしたらいいとか、出版するにはどうしたらいいのかとか、
そういうことをジムで書き出していったりとか。
でリアルに行動していくわけですね。
すごい読んでないとわかりにくいかもしれないんですけど、
これが生き延びるためのジムなんですよ。
でこれが僕がやってることと一緒なんですよ。
本当に自分がやったことと一緒で、
とにかく20代の時の自分って、
仕事はしてましたけど、評価をやっぱ気にしてるんですよね。
評価が先にありきだったなと思って。
でしんどくなっちゃったと思うんですよ。
というのは、子供もいるし奥さんもいるし、
自分の生活を何とかしていかないといけないってなった時に、
すごい会社っていう狭い世界の中で、企業世界でですね、
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自分の評価をとにかく気にするわけですよね。
評価が先に来てるっていうのが、
現代社会の特徴なのかもしれないですね。
市場的に自分の価値ってどうなんだろうとかね、
お金を稼げるのか稼げないのかがその人の評価になってるんで、
まず稼げるようにならないと自分には価値がないみたいな。
そこから入っちゃうんですけど、
でも僕がそれでしんどくなって、
何をやったかというと、
その評価を捨てたんですよね。
ゼロからでいいやとか。
それで僕はSEから介護の仕事に転職するわけなんですけど、
とにかくもういいやってなったんですよ。
僕の座右の銘は人類皆…
何やったっけな、何て言ってたかな。
ポンコツや。人類皆ポンコツっていうのが、
そこから僕の座右の銘なんですけど、
人間なんてもう大したことないやんっていうふうに思うようになって、
それはある種、もう全て評価を失ったことの
コーピングとして言ってただけかもしれないんですけど、
未だに人類皆ポンコツを座右の銘にしてて、
っていうことはこの生き延びる事務、
生き延びるための事務から考えると評価を捨てたってことなんですね。
で、なんかすごい楽になって、
で何をやったかというと、
介護の仕事なので日々の生活を利用者さんと一緒にやっていくわけですよね。
もう淡々と淡々とやると。
でまぁまぁ、そこで僕は管理職になって、
なんだろう、SEの時って評価が先にあったんで、
これをいかに、例えば自分らしくとか自分っぽくとか、
完成させるためとかじゃなくて、
いかにうまいことって言うんですかね。
うまいこと自分の能力を使ってやりこなすかっていう風な発想だったんで、
で評価が一番の目標だったんで、
それはしんどくなるわって、
この本を読んで改めて思ったわけですけど、
でも介護の仕事って、
なんていうか、僕がうまくやろうがやらないがどっちでもいいわけですよね。
主体は利用者さんにあるわけなんで、
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SEの仕事も厳密に言うとそうなんですけどね。
やっぱクライアントのニーズがあって、
で仕事が発生するっていうことなんで、
自分の評価って本来的には後からついてくるものだと思うんですけど、
IT業界の場合はややこしいんで、そうならない場合も多いんですけど、
とにかく自分の評価というよりかは、
この現実問題をどう解決するかっていう風にすごい思考が切り替わっていったというか、
ちっちゃい事業所でしたけど、
自分が現実にちゃんと問題を解決していかないと、
回らないわけですよね、事業が。
最終多分15、6人の組織にはなったんですけど、
いろいろ人を入れたりして、
でもそこですごい現実をどうするかっていうモードに切り替わったんですよね。
評価どうこうっていうよりかは、
いかに日々、これ事務ですよね。
日々どういうオペレーションをやっていくかとか、
そういう風に頭が切り替わっていって、
なので評価とかで今もあんまり気にしてないんですよね。
淡々と自分が得意な仕事をやるとか、
自分が続けられる仕事って何だろうとか。
とにかく続けられることを主にしていって、
今の僕があるっていう感じなんですよね。
続けられることしかやらないっていうか。
結局事務って何なのかって考えた時に、
僕自身は現実に対する、
難しいんですけど言葉。
現実、現実編成力かな。
編集って言ってもいいかもしれないですけど、
現実にいかに作用するかっていうことでしかないかなと思って、
この事務っていうのをね。
あんなやりたいな、こんなやりたいなとか、こうなりたいなと結局は夢で。
それはそれですごい大事なんですけど、
それを実現するために、
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じゃあ現実どうしますかっていうことをリアルに考える。
これが何か必要であり大人なのかなと思うんですね。
そういうことができる人がね。
だからXとかでも、僕もずっとそうだったと思うんですよね。
それがじゃあ現実にできるかできないかとかっていうよりかは、
こうあるべきだろうとかね。
そういうちょっと批判になりがちだったりとか、
あとはこの現実編成力がないと、
とにかく鬱になりやすいと思うんですよね。
結局いろいろやっていくと、
自分でできることできないことがわかってくるし、
自分でできなかったら、
じゃあ現実どうしようってなった時に、
人に頼るとか人に連絡するとかね。
これで現実問題を解決しないと、
とても今ストレスフルな世界ですよね、多分ね。
現実、自分が解決できない問題が降りかかってくるってめちゃくちゃしんどいんで、
それが不安とかっていうことだと思ってて、
今とにかく情報が多いんで、
頭がでっかちになりがちというか、
これは代理経験とかって心理学用語で言いますけど、
とにかく代理的体験をしちゃうんですよね。
これは子どもが特に影響、
子ども若者は特に影響を受けていると思うんですけど、
その代理的体験をすることによって、
自分が直接体験してないのに、
なんかでも事前にジャッジメントしちゃうっていうか、
現実体験がとにかく少ないんですよね。
何かに相対してそれを解決するとか、
うまく解決できなくても人の力を頼るとか、
いろんなリソースを使って現実を編成していくっていう体験が、
すごい少ない若者がとにかく増えてたりとか、
これは大人もそうだと思うんですよ。
でなった時に、
これはまた別でめちゃくちゃ高い本を買って、
今読み進めてるとこなんですけど、
バクロ両方の本ですね。
僕本当に自分のこと社交不安障害だと思ってて、
絶対そうっていうか、
本当にしんどいんですけど今、
それもあるし、
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この不安へのエクスポージャー両方っていう、
多分草原社から出てる、
何円くらいしたかな、多分6千円くらいしたんですよ。
めっちゃ高いんですけど。
これはピンときて僕買ったんですけど、
読んでよかったなと今思ってるところで、
まだ6分の1ぐらいしか読めてないですけど、
そこで、
やっぱりその不安が高まる人っていうのは、
エクスポージャー法なんで、
不安を緩和する方がいいって言われるじゃないですか、通常ね。
不安を少なくしようとか、環境調整をすることで、
不安をなくそうということがあると思うんですけど、
どっちかというとそれは、
不安が悪いものであるっていう認知になっちゃうんですね、
この本で言うと。
実体験からもそうだなと思うんですけど、
そういうのは安全行動とかって言ったりするんです。
不安を避けるとかね、
逃避するための行動をする。
でもそれって結局は、
負の強化になっていって、
不安がより怖いものであると、
誤認しちゃうというかね、脳がね。
これをどうやって直していくかというと、
その不安の状態をあえて引き起こすわけですよね。
そこでキーになるのが対処能力なんですよね。
これは今言っている、
現実編成能力とニアリー・イコールで、
自分がなんとかできるわ、
対処できるわということがあれば、
不安ってなくなるわけですよね、当然ながら。
こういうのやらないので、
もう先に代理的に体験した機になってしまって、
とにかく行動量が少ない、
現実編成能力がないっていうのが、
現代人の正体なんじゃないかなと思って。
でもこれは夢があってもそうだし、
逆に不安なこと、しんどいことがあっても、
どっちもこの現実編成能力がないと、
人間鬱になると思います。
だってその現実と、
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現実の事故と理想の事故の差はとにかくしんどいんで、
あるべき姿になってないっていうのは、
とにかくアイデンティティを損なうわけですよ、人の。
で、話戻すと、
僕はこの現実編成能力を若者たちにつけていってもらってるっていうのが、
若者支援の正体なんですよ、本当に。
もちろん、ちょっとここではリアルな自分でいられるなとかね、
それも自覚的であるっていうのは難しいんですけど、
今自分は本来の自分だなんて自覚なんてできないんで、
心開いてると思っても無意識にはガードが上がってたりとか、
そんなことはあるんですけど、
そういうケア的な関わりもしつつ、
なんですけど、
じゃあ具体的に何しますっていうのを僕ひたすらやってるんですよね。
だからほんまに淡々としてて、
これは得意じゃないから続かないからやめといたほうがいいよとかね、
そうやって現実に作用していくっていうことを、
本当若者支援ではやってると。
その年収だったらこれぐらいの家しか住めないよみたいな、
家計収支ちょっと考えないといけないよねとか、
何かやりたいって言うときは具体的に何をやりたいんですかとか、
じゃあやるためにはどうしたらいいんですかっていうような、
本当に家計とスケジュールですよね、全く同じなんですよね。
もちろん何とかやりたいっていうこともないんで、
若者支援の場合だと機械提供っていうこともたくさんやってて、
今日も朝銭湯に一緒に掃除行ったりとか、
ニーズをまず感じてもらうところからやるので、
常に淡々とやることを決めていくっていうわけでもなく、
まず目指すゴールどこかなっていうのをやっていくんですけど、
なのでぜひこれを読んでもらって、
何か感想とかに話し合いたいなと思うんですけど、
またちょっと僕もジムやってみようと改めて思いましたんで、
電子書籍もあるんでね、紙貸してくれって言う人は僕紙の本貸しますんで、
何か大きなパラダイムシフトになるような本だと思いますんで、
ぜひ読んでみてください。
こんなとこで終わります。
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