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今回はですね、価値の原理というものについて、お話をしていきたいというふうに思っています。
キャリアを考える上で、価値っていうものはね、非常に重要なキーワードだなというふうに思っています。
この塾ではですね、キャリアというものを狭い意味じゃなくて、
人生そのものだったり、個人の生涯、生き方というような広い意味のキャリアとして捉えていますけど、
特にやはりビジネスや仕事においてキャリアを形成していくという要素が現実多いと思います。
仕事やビジネスで成果を作ってですね、キャリアを築いていこうとしたときに、いかに価値を発揮するのかということが問われます。
皆さんがキャリアで悩むときにですね、自分には果たして価値があるんだろうかとか、自分は今価値を出してですね、会社に貢献できてるんだろうかとかね、
自分の強みって何なんだろうか、そういう価値にまつわる悩みというのが非常に多いんじゃないかなというふうに思います。
この価値にはですね、価値の原理というものがありまして、まず最初に答えを言ってしまいますと、価値の原理というのは、価値は関心から生まれるというものがあります。
価値は関心から生まれる。人がですね、関心を向けることによってそこに価値が立ち現れる、そういう考え方ですね。
例えば、今我々にとって価値があるもののわかりやすいもので言うとお金ですね。お金が価値があるというふうに我々は思っているんですけど、仮にですね、例えば今目の前に1億円あるとして、
それをタイムマシンがあってですね、縄文時代までタイムスリップすることができて、縄文人に1億円を渡したら、その人たちは価値を感じたり喜んだりするかと言ったら、ほぼですね、無関心で無反応だと思います。
彼らにとってこの1億円というのは何の価値もありません。それはですね、お金というものに対して関心がないからなんですね。
なので、こういった関心によって価値が現れたり、関心を持たないことによって価値が出なかったり、同じ事象や同じものでもそこに対して価値が高かったり低かったりということが起きるということなので、
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これはですね、是非これを盲目的に信じるということじゃなくて、価値というのは本当にね、関心によってね、立ち現れるのかどうかというのを是非検証するというスタンスで日常を過ごしてみていただきたいなと。
そして、もしね、関心から立ち現れていない価値があるということを見つけた場合には、是非私にも教えていただきたいなというふうに思っています。
なので、盲目的に価値というのは関心から現れるんだということを信じてもらいたいわけではないんですが、反証できない限り、その関心によって立ち現れない価値が見つからない限りは価値の原理というのは有効ですので、関心を持つことでですね、価値は現れるんだということを使っていってもらいたいなというふうに思っています。
まずですね、それをどこに向けていくかといったら、自分の価値に悩んでいる人って非常に多いので、ちゃんと自分に自分が関心を向けているか、そういうスタートラインからセルフチェックしていただけると良いんじゃないかなというふうに思います。
ちなみに私はですね、自分が好きな色だとか、自分は本当は何が食べ物として好きなのかとか、自分が好きなこととかですね、何に情熱を持っているのかとか、どんなことに起こるのかとか、そういったことをね、ふと自分に目を向けてみたときに、全然自分のことを知らないなというふうに思いました。
この価値の原理を知って、自分は自分に関心を持っているのかなというふうに目を向けたときに、そういったことに全然知らない自分ということに気がつきました。
もしですね、皆さんの中で自分にあんまり関心を持ってなかったなとか、意外と自分のことを知らないなというふうに思っている方は、まず自分に関心を向けることで、自分の価値というものをぜひ発見、高めていっていただきたいなというふうに思っております。
今日は価値の原理というものについてお話をさせていただきました。