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2024-03-20 12:46

“グレートジャーニー” ヒトらしさの進化の足跡|ヒューマニエンス 40億年のたくらみ を観る

“グレートジャーニー” ヒトらしさの進化の足跡|ヒューマニエンス 40億年のたくらみ を観る

「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」は3月末をもってレギュラー放送を終えますが、引き続き特集番組として不定期で放送してまいります。

「“グレートジャーニー” ヒトらしさの進化の足跡」

初回放送日: 2024年3月18日

reference

好奇心とリスクと想像と創造(イノベーション能力)に関して

信頼とは関係性のイノベーションである 好奇心は恐怖心を克服するか

人類文化の進歩について

 

脳の進化と道具の進化と社会集団の規模に関して

-道具と火とコミュニケーションと-〔閑話〕人

脳の進化史① 二足歩行からAIまで

-ヒトと火と人類と-〔閑話〕火

『火の賜物』〔本〕火

 

社会集団規模(ネアンデルタール人との違い)に関して

-ヒトと脳と社会と-〔閑話〕人

-かおとこえとことば-〔閑話〕人

-信頼と共有〜ヒトとメディアとソーシャルネットワーク-〔閑話〕人

 

未来予測に関して

『脳は世界をどう見ているのか』〔本〕人

なぜ「ことば」にこだわるのか

Private LISTEN!〜社会科学の方法論について考えはじめる①

 

グレードジャーニーに関して

『人類の起源』〔本〕人

サマリー

NHKのヒューマニエンス、「グレートジャーニー」では、ホモサピエンスがアフリカを出て世界中に広がっていくプロセスや、好奇心と未来予測の力がホモサピエンスの進化に関与していることが説明されています。

目次

ホモサピエンスのグレートジャーニー
NHKのヒューマニエンス、40億年のたくらみ。
この番組好きで時々見るんですけど、全てを見ているわけではないんですが、
今日たまたま見たら、グレートジャーニー。
5万年前から、出アフリカとか言われてますけど、ホモサピエンスがアフリカを出て世界中に広がっていったプロセスですね。
このグレートジャーニー、なぜホモサピエンスはアフリカを出たのか、なぜ世界中を旅したのかという、そういう話がテーマだったんですが、
しかも、実は3月末でレギュラー放送を終えると、ヒューマニエンス自体がね。これから不定期で放送ということになったわけですね。
ネタが尽きたのかわかりませんけれども、まあやっぱり定期の放送はなかなか難しいんでしょうね。
このヒューマニエンスは本当にいい番組だと思ってるんですが、私もすごく興味を持ってて、
特にこれまで犬ですね、犬と人の共進化の話とか、とても興味深く見せていただいたんですけれども、
これ私もとても関心持ってたテーマで、実はこれまでにnoteの記事でも関連するようなことはだいぶ書いたりしてきたんですね。
特にやっぱり面白かったのは、好奇心がグレートジャーニーのきっかけになってるという。
動物っていうのは実は好奇心より恐怖心、警戒心の方が上回るので、そちらで行動するから、
自分の住みか、あるいは住んでるテリトリーからあんまり出ようとしないのが普通の動物なんですが、
ホモサピエンスはなぜか警戒心、リスクよりも好奇心が上回って、好奇心で冒険を始めたと、アドベンチャーを始めたわけですね。
アドベンチャーする動物なんですね。
実は警戒心より好奇心が上回る動物っていうのは結構少なくて、
実は犬っていうのは警戒心より好奇心の方が強いんですね。上回るんですね。
猫っていうのはむしろ両方ありますけど、やっぱり警戒心がまだまだ強い。
狐なんかもやっぱり警戒心強いんだけど好奇心も強い。
犬科は総じて好奇心が強い動物なんですが、
家畜化しやすい動物ってやっぱり好奇心が強い動物ですね。
馬なんかもそうですね。
ホモサピエンスは特に好奇心が強い。
リスクを犯してでも冒険してしまう、好奇心で動いてしまう。
危険を顧みず行動できるのがホモサピエンスなんですね。
これはやっぱり動物種としてはかなり特殊なんですね。
だからホモサピエンスがこれだけ増えて進化したという。
この恐怖心とか警戒心よりも好奇心が上回るから、実はそこにイノベーションが起きるということなんですね。
冒険もするし、イノベーションも起きるという。
だから想像力ですね、あるいは物を作るという意味でのイノベーションの能力も、
実はネアンデルタル人とか他の人類に比べてホモサピエンスは非常に進化したんですよね。
好奇心と冒険心
なぜなのかという話はとても私も興味があって、
これはグレートジャーニーをなぜ始めたかということともつながるし、
それがなぜ可能になったかということともつながるんですね。
つまりホモサピエンスとは何者なのかを考えるというのが、このヒューマニエンスのテーマなんですけど、
私もこのテーマは非常に興味があるのでいろいろ書き散らかしてきたんですね、noteなんかでも。
結構そこで書き散らかしてきたことと、今回の取り上げられている内容が非常に一致することが多かったので、
それでこの番組を見た感想を含めてね、
あと私の書いたnote記事、まあ有料記事が多いんですけども、
そのリンクも貼らせていただいて、
自分自身のメモ帳ですね、としてもちょっと使わせてもらおうかなと思って今喋ってるんですが、
一つはこの好奇心と警戒心ですね、このカラクリをどう考えるか。
ちょっと面白かったのは、私も知らなかったのは、
これまだ研究途中なんで、はっきりしたことは言えないんですけど、
やっぱり遺伝子ですね、冒険遺伝子っていうのがあるんじゃないかということでメダカの研究をしてたんですが、
まあこれは一つ遺伝子っていうのはやっぱりきっかけとしてはあるけど、
でも遺伝子だけでは説明つかないんですよね。
やっぱ脳の進化でしょうね、一つはね。
そこでちょっと後で出てくるのは未来予測ですね。
未来予測をする動物なんですね。
これは例えば、いろんな、テレビの中でも出てきましたけど番組の中でも、
例えば稲作をすると、春、田植えをして秋に収穫すると、
これ半年以上の未来予測ができなければ田植えはしないわけですよね。
だからあるいは、物を建てるとか物を作るっていうのは全部そうなんですが、
道具を作るっていうことも、実はこの未来予測、計画性とか、
つまり、道具を作るとそれで動物を仕留めれるということまで想像力が及ぶんですよね。
だから単なる好奇心だけじゃなくてやっぱり未来予測力っていうのがもう一つ重要で、
じゃあなぜホモサピエンスはそういった未来予測の能力が長けてきたのか。
これ実は、また犬に戻りますけど、犬も実は未来予測の力が結構強いですね。
能力を身につけてるんですね。予測モデル。
これは実は最近脳科学が進化してきてて、
基本的に人間の大脳新皮質っていう一番発達した部分っていうのは、予測モデルで成り立ってるっていう話になってきてるんですよね。
だからこれは最新の脳の成果から言っても、この未来予測っていうのは非常にフィットする考え方なんですね。
我々は結構、未来予測で生きてる。
これは冒険するっていう、グレートジャーニーするっていう時にも、海の向こうに何があるかっていうことが予測できないといけない。
しかも海を渡るには船を作るということも、予測して作るわけだよね。船はね。
ホモサピエンスの未来予測力と社会集団の規模
しかもそれが航海に耐えうる船を作るっていうのも、全部未来予測の世界なんだけども、
これやっぱりホモサピエンスの脳の進化と関連してるわけですよね。
じゃあなぜホモサピエンスはそういった脳の進化が進んだのかっていうときに、
特に最近比較になるのは、ネアンデルタール人などの旧人と呼ばれる人類、滅んでしまった人類ですね。
人類は何種類かいたわけですが、その中でネアンデルタール人とか他にもたくさんいるんですが、みんな滅んでしまった。
ホモサピエンスだけが生き残ったんですね。
人類は我々だけではなかったのに、なぜかホモサピエンスという種だけが生き残ったということですね。
これはなぜかっていうときにもう一つ鍵になるのは、社会集団の規模の違いっていうのがもう一つポイントなんですね。
これも今日の番組、そうです今日番組やってたんで、今日見たんですけども、
それで喋ってたんですが、この社会集団規模の違いっていうのは非常に重要だという話なんです。
つまりネアンデルタール人とかと比べてホモサピエンスはより大きな社会集団を作ることができるようになった。
それはなぜかっていうテーマがもう一個あるわけですよね。
これは実は今、現在ホモサピエンスがSNSね、ソーシャルネットワークサービス、
まあこれ日本人しか通じない言葉で、ソーシャルメディアって言わないとグローバルには通じないんですが、
ソーシャルメディアをなぜホモサピエンスはやるのか。
これネアンデルタール人はやんなかったかもしれないですよね。
ホモサピエンスはソーシャルメディア大好きなんですね、SNS大好きなんですね。
これなぜか。つまり社会集団規模、大きな社会集団規模を作れるという人類だったってね。
これもホモサピエンスの脳進化と非常に密接に関わってるっていう話で、
今日のヒューマニエンスはとても私にとっては面白かったわけですね。
ちなみにこのグレートジャーニーについては最近出た本で、人類の起源っていうね、中公新書ですけど、
この本の紹介も実はしてるんですけど、私noteでね。
これを読むとだいたい今の、だいたいグレートジャーニーの概略がわかるということなんですけども、
他にもいろいろと関係するもの、特にネアンデルタール人との違い、これも今日の番組で出てましたけども、
ネアンデルタール人というのは肉食だったんですが、ホモサピエンスは釣りをするんですね。
魚を火で焼いて食べるようになったっていう。
これがね、やっぱり結構大きいんですよね。つまり火を使って料理をする。
しかも獲物を獲るときに進化した道具で、ネアンデルタール人は長い槍しか使えなかったって言うんだけども、
ホモサピエンスはもっと高度な道具を使えるようになった。この道具の進化ね、これイノベーションなんですね。技術革新なんですね。
技術革新ができるようになったっていう。この技術革新ができるようになったってことは実は集団規模の大きさにも関係してるし、それだけじゃないんですよね。
だからこのホモサピエンスの謎については、やっぱりいろいろと知的好奇心が湧いてくるんですね、私はね。
今日の「グレートジャーニー:人らしさの進化の足跡|ヒューマニエンス40億年のたくらみ」を観るっていう。
とにかく3月末で定期放送が終わってしまうというのもちょっと寂しい限りなんですが、やっぱりとてもいい番組なので。
他の番組もちょっと紹介していこうかななんて思ったりして、たまたまそんなレギュラー放送終わってしまうのをちょっと寂しく思いつつも、
今日の番組はやっぱり一つの集大成としては面白かったかなという気がするので、今後不定期で特集で放送されるのを楽しみにしながら、
ちょっとこう、なんだろう、ヒューマニエンスで出てきたような程度の話だったら私もnote記事に書いてたんだということで、
ちょっとそういう話も含めて紹介しておこうかなということで喋ってみました。
興味ある方はnote記事リンク、ほとんど有料記事ですが、興味ある方はどうぞということと、
それよりこのGreat Journey、再放送今度いつあるかわかりませんがオンデマンドでも見れると思うので、やっぱり面白いと思うので、
このテーマ好きな方いたらぜひ、LISTENのホストにこの番組配信してますので、そちらに来ていただくとコメントとかもできるので、
コメントしていただいて、いろいろと共有できると面白いなと思ってますということで、
今日はGreat Journey、人らしさの進化の足跡、ヒューマニエンス40億年のたくらみを観たよという、そんな話をしてみました。
以上です。ではまた。
12:46
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