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2023-07-14 08:40

記事紹介 書評『音大崩壊』

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note記事《書評》 『音大崩壊』(2022)の紹介です。
https://note.com/takahashihajime/n/ne3cc5e6a06a5

筆者の大内孝夫さんは、『「音大卒」は武器になる』(2015) で、一躍有名になった。音大や音楽教室をはじめ音楽業界では、いまや「時の人」である。

果たして、音大は崩壊するのか?
それとも、筆者が本書で提案する「音楽教育を救うたった2つのアプローチ」に従えば、日本の音大を救うことができるのだろうか?

評者は、現時点において、日本の音大の未来に対してきわめて悲観的である。ふたつの「音大」で学長を務めた経験からいっても、大内さんのいう「たった2つのアプローチ」だけでは、日本の「音大を救う」ことは到底できない、と私は考えている。


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noteをメインプラットフォームにして大正解でした。

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#note #音大崩壊 #書評
#音大生 #音大卒 #音楽 #音楽大学 #音楽教室
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サマリー

大内孝夫さんは、書かれた『音大崩壊』は、音楽大学という業界にビジネス書がなく、その状況を変えることに成功し、音楽大学の就職に興味を持つ人々に影響を与えました。しかし、最近出版された『音大崩壊』は、売れ筋を狙ったタイトルであり、内容が薄いとの批判もあります。

音楽大学業界にビジネス書が登場
キャンパスFM6214、今日はノートの記事紹介なんですが、書評ですね、書評を書きました。ある本について。
音大崩壊、2022年に出た音大崩壊ですね、音楽大学崩壊という本についての書評の記事の解説を少ししようかなと思っています。
これはですね、いわゆる音楽大学業界ではかなり有名になった方なんですが、大内孝夫さんという方がいまして、
今名古屋芸術大学の教授になってしまったんですけれども、もともと銀行に勤めてた方なんですけどね、
その後、武蔵野音楽大学の就職課ですね、に勤められた後、
音大卒は武器になる、ご存知ですかね。音大卒は武器になる。音大を出たってことはね、武器になるんだよって、
社会を生きていく上で、就職の上でも武器になるんだよって、この本が出た時は、これ2000何年でしたかね、
2015年に出た時には、私ちょうど名古屋音楽大学というところで学長をやってたんですけれども、
この本はいい本です。私もこういうことを書きたいと思ってたところにまさに出たので、
やっぱり音大生の強みですね、音大生の持っている強みっていうのは間違いなくあるんですよ。
それをすごくしっかり書いてくれたので、この本は本当にいい本でしたね。こういう本を待っていたというか、
誰も書かなきゃ私が書こうと本当に思ってたわけですけれども、大内さんが書いてくれて、まさに我が意を得たりという本でした。
その後、これが売れたんですね。
その後、音大卒シリーズというので、大内さんはたくさん本を書くわけです。
音大卒の戦い方、音大卒イコール武器にした元メガバンク支店長が送る大学就職課発、目から鱗の就活術
音大生の就活支援隊長という就職部長ですね。音大生の就職を力強くサポートする就職部長ということで脚光を浴びたと。
それぐらい日本の音大というのは就職に力を入れてこなかったというね、逆のことで言えばね。
そういう実情があったわけです。そこに見事にすっぽりはまったということです。
大内さんはそれだけでは終わらずに、今度はいわゆる音楽教室、主にピアノですね。
主にはピアノです。ピアノだけじゃないんですけど歌とかもあるんですが、まあでも一番多いのはやっぱりピアノですね。
音楽教室の経営塾という本を書きました。音楽教室の経営塾1、2と書きました。
音楽教室経営をこうやればうまくいくんだ。
さらにそれだけで終わらずに、社会人、そうだ音楽教室に行こう。人生100年時代だ。音楽をみんな学ぼう。
これもいい本だとは思うんですけどね。社会人学習として音楽というのをもっと位置づけるべきだ。
だから狙い目はすごく当たってるわけですよね。
さらに実はピアノ、これはピティナともね、非常に方向性が一致して、
それで子育て期の親に向けてAI時代の最強の子育て戦略、まさにAIの時代だからこそピアノを習ってますは武器になるんだ。
子供にピアノを習わせようっていう本を書きました。
さらに音大卒は武器になるって最初に書いた本は漫画にもなりました。
もう飛ぶ鳥を落とす勢い。
名古屋芸術大学の教授にもなってしまったということなんですね。
もうまさに大内さんの独占市場として一つの産業として成立しているというふうに、書評というか記事には書かせていただいたんですけど、
じゃあその理由は何か。
ここから有料記事になってるわけなんですけれども、
もうこれ一言で言うと、要するに音大っていうのはそういう経営とかビジネスとか就職っていうことっていうのはあんまり考えない、
あるいは考えちゃいけないという常識があったわけです。
世間からすれば非常に非常識的なことなんですが、そこにまさに大内さんの本はスポッとはまったわけですよね。
私の言い方では音楽大学業界にはビジネス書がなかった。
まさに音楽大学という業界にビジネス書が出た。
これがまさに大内さんがやったことですね。いわゆるニッチ産業が成立したということなんですね。
大内さんのやってきた仕事ってとてもすごく大事なことで、これで勇気づけられた音大生あるいは音大卒業者は本当にたくさんいるんです。
だからこれまで音楽大学の常識としてあまり就職に関心がなかったこと自体が実は世間的には大いなる非常識であったということを
白日のもとにさらすとともにそこにちゃんと力を入れるべきだということをね、
しっかり位置づけたと、この業界でね、いうことの功績は本当に評価してもしきれないと思うんですよね。
よくやってくれたと私も思ってますし、とても大事なことだった。
『音大崩壊』の評価と問題点
そこで今回出た、2022年、去年出た音大崩壊。
これはやっぱり売れ筋狙ってタイトルつけたということで音楽大学崩壊という。音大崩壊。
私最初見た時、音大崩壊って呼んでしまったんです。音大崩壊。
音大崩壊って言うとのだめカンタービレを思い出すんですが、それはさておきですね。
この音大崩壊はですね、やっぱりビジネス書なんです。私からすれば。
いろんなことが書いてあるんですけれども、やっぱりちょっと申し訳ないけれども
やっぱり売れ筋狙いで中身は薄いというのが私の評価ですね。
これでは音大は救えないと。
音楽教育を救うたった2つのアプローチということも書かれているんですが、
いろいろこう、スポーツ庁はできたのに音楽庁がなぜないのかとか書いて、
切り口は面白いんですが、ただ現実はそんなに甘くないぞと。
これでは音大は救えないぞということをいろいろ書いてます。
このあたりはぜひ記事を読んでほしいと思います。
とりあえずこの音声ではここまでお話しして、
あとは記事でぜひ読んでいただければいいかなと思ってますので。
そんなことで書評、音大崩壊の紹介でした。
記事のリンクも貼っておきますので、ぜひそちらの方も見ていただければと思います。
それではまた。
08:40

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