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=写真集を手に/朗読|永遠のソール・ライター=
2026-04-20 05:51

=写真集を手に/朗読|永遠のソール・ライター=

=写真集を手に/朗読|永遠のソール・ライター=
「プロの商業写真家」としての顔と、「屋根裏の無益の哲学者」としてのギャップ。

彼の本質は自分の写真を「スニペット:断片」と呼んで愛していた方の『彼』だったのかもしれない。

1・ニューヨークの「売れっ子」だった男
カメラマンの、彼は完全に無名だったわけではありません。『VOGUE』といった超一流ファッション誌で活躍する、バリバリの「プロのコマーシャル・フォトグラファー」でした。
洗練された構図と色彩感覚は業界でも高く評価され、彼は仕事として、華やかなモデルや最新のファッションを撮り続けていたのです。しかし、彼にとってその仕事は「食べていくための手段」に過ぎませんでした。スタジオのライトの下で完璧にコントロールされた世界に、彼は次第に違和感を抱き始めます。

2・屋根裏に隠された「もう一つの眼」
仕事が終わると、彼は重い機材を置き、小さなカメラを手にニューヨークの街へ消えました。そこで彼がレンズを向けたのは、モデルではなく「雨に濡れた窓」や「通りすがりの赤い傘」、そして「愛する人」の寝顔でした。
仕事で求められる「完璧な写真」とは真逆の、あえてピントを外したボケや、重なり合う影。誰に見せるためでもなく、ただ自分の心を震わせるためだけにシャッターを切る日々。彼はそれらを発表することすら望まず、現像もしないままフィルムを箱に詰め、アパートの屋根裏に積み上げていきました。

3・後に世界が「発見」した永遠の日常
後に彼の関係者が埋もれている彼の作品を世に出し始めましたがそれは別に彼が望んだ事でもないようでした。
そして2013年、彼が89歳でこの世を去ったとき、その部屋には未現像のフィルムを含む数万点のアーカイブが遺されていました。残された人々がその箱を開けたとき、世界は衝撃を受けます。
そこに広がっていたのは、仕事で撮っていた華やかな世界とは全く別物の、静かで、孤独で、けれど圧倒的に美しい「真実のニューヨーク」でした。
この『永遠のソール・ライター』という一冊は、本来は彼が墓場まで持っていこうとした「密かな喜び」だったのです。
「写真は、何を見せるかではなく、どう見るかだ」
この物語を知った上で改めて写真集を開くと、一枚一枚のカットが、その時代の「自分だけの何か」を探してた『彼』が想像できます。

・感想
そして、それを想像しながら見てると彼と僕の『時間と場所』のレイヤーが僕の今の生活と交錯する錯覚が楽しめます。
ソール・ライターは、プロとしての技術を持ちながら、それを誇示せず、ただ一人の人間としてカメラから見える世界を過ごしていただけだった。
しかし彼の『ただの日常』が、その後、世界の宝物になったのですね。


ライター《Gemini +せきね|序章,感想 せきね》

#ソールライター #写真集
映画予告編『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』
https://www.youtube.com/watch?v=aAuE5Gz9D9A

 


2B Channel|写真集解説
https://www.youtube.com/watch?v=vSpa96j3lPk

 

2B Channel|コダクロームが作ったソールライターの色
https://www.youtube.com/watch?v=6NTAK_R2tWg

 


<といふぉとギャラリー>
https://sekine97-metalya.blogspot.com/?view=snapshot
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#むらかじらじお
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00:06
写真機クラブ、sekineです。 今日はね、朗読を作ってみました。
これは永遠のソールライターという写真集があるんですけども、 昨日それを手にして見ていて、なんかこの写真集
特に写真に興味ない人、カメラにも興味ない人にでも、
もしかしたら、何かのきっかけになるかななんて思うような写真集なんですけども、
こんなことが行われているのかなっていうカメラ好きの間では、そんなきっかけになったらと思って、
ちょっとね、写真の面白さ、カメラの面白さを知るきっかけになればいいかな、
そんなきっかけになる発信ができるかなと思ったんで、朗読にしてみました。
ストーリーの方は主にジミニに作ってもらったんですけども、冒頭と最後の感想、
ここは僕の感想、文章をちょっと挟んで、やっぱりストーリーはね、AIさすがだなとか思いますね。
サクッと彼のストーリーをまとめてくれました。ちょっと朗読してみようかと思います。
永遠のソウルライター 写真集を手に
プロの商業写真家としての顔と屋根裏の無益の哲学者としてのギャップ
彼の本質は自分の写真をスニペット、断片と呼んで愛していた方の彼だったのかもしれない。
ジミニ1 ニューヨークの売れっ子だった男、カメラマンの彼は完全に無名だったわけではありません。
VOGUE(ヴォーグ)といった超一流ファッション史で活躍するバリバリのプロのコマーシャルフォトグラファーでした。
洗練された構図と色彩感覚は業界でも高く評価され、彼は仕事として華やかなモデルや最新のファッションを取り続けていたのです。
しかし彼にとってのその仕事は食べていくための手段に過ぎませんでした。
スタジオのライトの下で完璧にコントロールされた世界に彼は次第に違和感を抱き始めます。
2 屋根裏に隠されたもう一つの目。
仕事が終わると彼は重い機材を置き、小さなカメラを手にニューヨークの街へ消えました。
03:01
そこで彼がレンズを向けたのはモデルではなく、雨に濡れた窓、通りすがりの赤い傘、そして愛する人の寝顔でした。
仕事で求められる完璧な写真とは真逆の、あえてピントを外したボケや重なり合う影、
誰に見せるためでもなく、ただ自分の心を震わせるためだけにシャッターを切る日々。
彼はそれらを発表することすら望まず、現像もしないままフィルムを箱に詰め、アパートの屋根裏に積み上げていきました。
3.後に世界が発見した永遠の日常
後に彼の関係者が埋もれている彼の作品を世に出し始めましたが、それは別に彼が望んだことでもないようでした。
そして2013年、彼が89歳でこの世を去った時、その部屋には未現像のフィルムを含む数万点のアーカイブが残されていました。
残された人々がその箱を開けた時、世界は衝撃を受けます。
そこに広がっていたのは仕事で撮っていた華やかな世界とは全く別物の、静かで孤独でけれども圧倒的に美しい真実のニューヨークでした。
この永遠のソウルライターという一冊は、本来は彼が墓場まで持っていこうとしていた密かな喜びだったのです。
写真は何を見せるかではなくどう見るかだ。
この物語を知った上で改めて写真集を開くと、一枚一枚のカットがその時代の自分だけの何かを探していた彼が想像できます。
感想、そしてそれを想像しながら見ていると、彼と僕の時間と場所のレイヤーが僕の今の生活と交錯する錯覚が楽しめます。
ソウルライターはプロとしての技術を持ちながら、それを誇示せず、ただ一人の人間としてカメラから見える世界を過ごしていただけだった。
しかし、彼のただの日常がその後世界の宝物になったのですね。
05:51

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