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2024-11-20 09:08

#10 野球アニメ『キャプテン』に見る昭和ビジネスの価値観

#ビジネス #昭和世代 #平成世代
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ウィークデーの黄昏時、バーカフェいってらっしゃいにようこそ。
マスターの一佐です。 ここは仕事のこと、人間関係のこと、子育てのこと、
恋愛関係のことなどで疲れた方が、一休みしていくラジオ上のカフェバーです。
このお店を出るときには、少しでも元気になってくれたら幸いです。
今日は仕事関連の話をしたいと思います。
お話をしたいのは、昭和世代と平成世代ですとか、令和世代との世代のギャップについてということです。
僕なんかは、もうバリバリの昭和世代ですので、スポコンじゃないですけれども、
とにかく、24時間働けますか、的なキャッチフレーズに触れて育ってきた世代なので、
そういう認識、そういう感覚が、やっぱり体の隅々に浸透しているという形なんですけれども、
ただ、今の平成世代、令和世代というのは、そういう人たちばかりではないというところで、
結構働きながら、ギャップじゃないですけれども、今の時代の流れもあって感じているところです。
皆さんも、やはり30代後半から中間管理職、そして40代、50代と管理職という形になるにしたがって、
今の若い世代との、やや仕事の進め方ですとか、感覚とか認識のずれなんかを感じることが結構多いのではないかと思います。
僕もやっぱりそういったことは日々感じているわけで、僕がやっぱり思うに、
僕たちやっぱり昭和世代というのは、やっぱりメディアなどから、そういうのをずっと受けて育ってきた世代です。
例えばですけれども、僕がやっぱり小さい頃好きで見ていたアニメに、野球アニメなんですけれども、
キャプテンという千葉昭雄さん原作の野球漫画がありました。
その中では、本当に主人公の谷口君という、本当は野球が下手なんだけれども、
名門校から転入してきたということで、ものすごい転入先の学校から期待をされて、
なんとかその期待に応えるために、学校の部活が終わってからも夜な夜な神社で野球の練習を一人しているわけです。
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それを影から見ていた新しい学校でのキャプテンに評価されて、実力はないんだけれども、
試合に使ってもらえたりとか評価されて、最終的には実力不足な部分はあるんですけれども、
キャプテンに任命され、さらに頑張るというようなアニメで、
谷口君の最後の試合では指に怪我をしてしまって、もう爪が剥がれてしまっているんですけれども、
それでもボールに血をつけながら投げ続けるという、まさに昭和の時代の美学を地でいくような野球アニメなんですけれども、
僕たちは子供の頃、そういったアニメを見て、やっぱりすごいなとか、そこに美徳があるなというのを感じていたわけです。
その他、僕が好きだった藤子富城Aさんのほうの漫画道という漫画がありまして、
そこでも、かけだしの頃の当時の藤子富城さんが手塚治虫さんの家に行ったときに、
もともと250ページぐらいだったと思うんですけれども、漫画の単行本があるんですけれども、
実はその250ページぐらいの単行本の裏にはボツになった1000枚ぐらいの原稿があって、
やはりそういった250ページの漫画の単行本の裏には、1000ページのボツになった原稿という苦労が、
やはりこの影の苦労が存在するのだなという、そういったことに感銘を受けて、
より漫画家への志を高めるという、そういう下りがあるんです。
そういったところも、ずっと昭和の頃に触れてきた世代というのが、今の50代前後、それ以降の世代というわけで、
やはりそういった影の努力ですとか、とにかく血へどを吐いてでもやれというわけではないんですが、
それこそ、さっきの谷口君じゃないですが、ボールに血をつけて、でも投げ続けるというようなことに美学を感じている世代なので、
とにかくひたすら時間がかかってもいい、倒れてもいいというわけではありませんが、
とにかく身を削ってもいいから頑張ろうというような仕事に対しての感覚があるのかもしれません。
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それ自体全く悪いとか、全然違っているとか、そういったことを全く否定するつもりはないのですけれども、
当時まだ昭和の頃、仕事の伝達手段が電話だったりとか、仕事のメインが紙での仕事だった時にはそれでよかったのかもしれません。
とにかく目の前に紙で山となって積まれた仕事を、とにかくひたすら頑張ってこなしていくというのが、
やはり当時の美学だったりとか仕事のやり方だったのかもしれませんが、
今は時代が変わって仕事の連絡手段は、電話から実際メールとかLINEとか、
そういった伝達手段に変わり、仕事も書類の山をこなすのではなくて、
パソコンのさまざまなパソコン上の中でいろいろ仕事をこなしていくという、そういったスタイルに変わりつつあるという中で、
なかなかひたすらやるというのと、今のメディア化した仕事の実情が合わなくなってきているのかなという気はします。
僕自身もそうなんですけれども、そういった時代が合わなくなってきた中で、
そういった仕事のやり方ですとか価値観、美学というのを、今の若い世代といったら言い方はちょっと変ですけれども、
やっぱり昭和世代の価値観を持つものではない、平成世代、さらには令和世代の若者たちにそういったことを押し付けるわけではないのですが、
そういった美学を良しとして武勇伝を語ったりですとか、またはそういうやり方こそ評価されるとか、
そういったことを言うのは時代にそぐわなくなってきているのかなとは思っております。
なかなかどうしても人間の下地となっている、そういった時代背景ですとか、そういったところもあるので、
なかなかにそういったところをからっと改めていくのは難しいのかもしれませんが、
そういったことも含めて、我々昭和世代としては気をつけていきたいなと思う今日この頃です。
すみません、今日はちょっと取り留めもない話になってしまいましたが、今日のお話はここまでといたします。
それでは皆さん、いってらっしゃい。
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