「配当利回りが1%にも満たない株が、本当に配当投資の対象になるのか?」
今回の動画では、マーケットウォッチが紹介した「過去5年間で配当を大きく増やした米国株15銘柄」をもとに、高配当株とは少し違う「配当成長株」という考え方を解説します。
調査対象は、5年前の時点で配当利回りが1%以上だったS&P500構成企業273社。そのなかで、過去5年間の配当の年平均成長率が15%以上だった企業は15社ありました。
さらに注目したいのは、その15社のうち12社が、配当再投資を含む5年間のトータルリターンでS&P500の82.2%を上回ったことです。
動画では、ゴールドマン・サックス、KLA、イーライ・リリー、イーオージー・リソーシズ、ダイヤモンドバック・エナジー、アメリカン・エキスプレスなどを取り上げます。
特にゴールドマン・サックスでは、5年前の購入時点で約1.99%だった配当利回りが、増配によって取得価格ベースでは約4.98%に上昇しました。5年間のトータルリターンも174%となっています。
また、現在の配当利回りが1%未満のKLAは5年間で380%、イーライ・リリーは409%のトータルリターンとなりました。
ここで重要なのは、「配当利回りが低い=配当投資に向かない」とは限らないことです。
企業が利益を成長させ、その利益を原資として配当を増やし、さらに株価も上昇すれば、長期投資ではインカムゲインとキャピタルゲインの両方につながる可能性があります。
一方、増配率が高ければ必ず株価も上昇するわけではありません。
今回の15銘柄のなかでも、トラクター・サプライとマイクロチップ・テクノロジーは5年間のトータルリターンがマイナスでした。
そのため増配率だけではなく、
・売上高と利益の成長
・フリーキャッシュフロー
・負債水準
・競争優位性
・株価評価
などを総合的に確認することが重要です。
米10年国債利回りが5%近い環境では、配当利回り1〜2%の株式より米国債が魅力的に見える場面もあります。
ただし、債券と配当成長株では投資目的が異なります。
債券は利息収入や元本の安定性を重視する一方、配当成長株は企業の利益成長、増配、株価上昇を通じた長期的な資産成長を狙う投資です。
「今の配当利回りはいくらか」だけではなく、「5年後、10年後に利益と配当をどこまで増やせる企業なのか」。
配当株を見る際の新しい視点として、ぜひ最後までご覧ください。
▼元記事はこちら
https://beikoku-stock.com/2026/09/20/top-dividend-growth-stocks-beat-sp500/
※本動画は情報の提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。
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