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2022-08-21 21:08

葉月の回「モノの名の庭」3

どんなものにも名前が必ずある!ということで、
いろいろなものの名前についてご紹介する新番組「モノの名の庭」です。

3回目の配信では、「本」と「ジッパー(チャック)」についてお話しています。
これの名前は、なんだろう?
実物を目の前にしながら話しているので、ちょっとカチャカチャと
物音がしますが、お気になさらず…。

どうぞお楽しみください。

00:08
では、続いていきまーす。
次はですね、ちょっと毛色が変わりますが、咲夜さんが好きそうと言えば好きそうなところで、
本の、本という物体の部分の名前です。
あー、結構苦手かも。
あー、そうですか。
はい。
じゃあ、一番簡単なところで言うと、本のタイトルが書いてある面。
はい。表紙。
はい。で、同じような構造の反対側の部分。
裏側が背拍子。
はい。で、えーと、そのつなぎ目になっているのが4本あるわけですけれども、
上の部分。
上。はい。
本を立てて、本棚にしまっている時の上の部分。
はい。
は、これでもね、なんて言うてほどの名前でもないんですけど、
はい。
言っちゃいますね。
そうです。点ですね。
点ですね。
点地の点で、えーと、下は地ですね。
地ですね。はい。
で、違う言い方もあって、これ名前、まあ、上は頭なんですよ。
はい。
で、下はけした。
けした。
とも言います。
うんうんうん。
地にあたる方がけしたですね。
はいはい。
で、えー、そうすると今度は横の方をね、えーと、開く方。
開く方。
うん。なんて言いますか?
へー。なんでしょう。
これはね、もしかしたら開く方っていうよりも、ページを開いた時の開く側の余白の辺みたいな意味でも使うので、
はい。
そういうイメージかもしれませんが、
はい。
えー、こちら小口と言います。
小口。ほうほうほう。
小さい口ですね。
はい。
うん。じゃあ反対側。
まあ、開いた、本を開いた時のイメージを考えた方が正確かもしれませんが、
はい。
奥の閉じてある方側の余白もしくは奥の方側の部分。
えー、背中のとこですよね。
そうですね。えーと、口の奥には何があるっていう言い方が一応ヒントかな。
え?喉?
はい、正解です。
へー。
喉と言います。
ほうほうほう。
で、背ね、背拍子。背、背拍子っていう話が出たと思うんですけれども、
えーと、これ基本的にはハードカバーのイメージで考えてほしいんですけど、
はい。
で、ハードカバーって言っちゃったんでカバーは飛ばしますけども、
はい。
えーと、ハードカバーの方のカバーの下の方の部分についている、
はい。
あの、別の紙、短い、えーと、短いというか高さのない紹介文とかね、推薦文が書いてあったりするもの。
あー、カバーの外側にもう1枚。
あー、そうですそうです。
はい。
折り返した部分の方に巻いてあるやつ。
帯でいいんですか?
はい、帯でいいです。
はい。
で、カバーの、カバーって本に対してカバーしてるわけですから、
03:05
はい。
えーと、本と同じ長さしかなかったらカバーできないんですよね、外れちゃうので、
そうですね。
折り返してあると思うんですが、その折り返した部分のこと。
えー、なんだろう。そこをよくしおり代わりに挟むんですけど。
あー、そうですね。
えー、なんでしょう。
ヒントになるのは、帯っていう言葉とちょっと関係性が近いかなって気がしますね。
あー、合わせとか?
あー、なるほど。
え?
襟?
あー、なるほど。惜しいね。
なんだろうな。
でもなんか言われればあーってなりそうだな。
あー。
言っちゃいますよ。
はい。
袖です。
あー、袖なんだ。
へー。
はい。
で、えー、ちょっとこの辺を飛ばそうかな。
えーと、中に本扉とか中扉っていうのがありますね。
ふんふんふんふん。
で、中扉は目閉じらっていうものかな?目閉じらっていうものかな?
はい。
そういうのもあります。
ふんふんふんふん。
で、こっからちょっといかにもクイズっぽい、マメ知識っぽいものがだんだんなってきますが、
はい。
このカバーだと、その表紙なり裏表紙の端っこのほう、閉じてあるさっきの喉のほうに行くと、
はい。
一回へこみますよね。
はい。
わかりますよね?言ってる意味は。
なんとなく、はい。
ふん。
あのへこんでるとこの言葉、これ言葉の意味通りなんですけど。
なんでしょうね。
へこみが細長いへこみが、くぼみみたいなものが。
どうしてもね、あの固いものを開く関係でそこがへこんで折れてる、折れやすくなるってことですよね。
そう、そういうことです、そういうことです。
え、あれなんて言うんだ?みぞ?
細長い、あ、正解です。
あー。
そのまんまです。
はいはいはい。
じゃあどっちから行こうかな。
あと3つなんですけど、これ本シリーズは。
はい。
この3つ結構難しいんじゃないかな。
わかるのもあるかな。
えーわかりそうな具合が高い方ができますが。
はい。
えーと、まさにしおりとして使うひも状のやつがついてますよね、ハードカバーだと。
はい、え、え。
あと文庫本でも身長文庫とかだとついてますが。
ついてますね。
まあ、えーと、しおりとかひもしおりっていう言い方も間違いではないんですが、一応別に言葉があります。
へー、なんだろう。
英語なのかな、でも英語の、僕が知ってる英語のこれはちょっと意味が違う気がするなっていう感じがもしますが。
はい。
その漢字だとわかんなそうですね。
これ多分ヒント出してわかるって感じじゃないので答えちゃいますが。
はい。
これスピンって言います。
スピン。
はい。
へー。
えーと、わりとどこ見てもちゃんとスピンって書いてあります。
うん。
で、あとですね。
はい。
06:00
えー、スピン出したでしょ。
はい。
えーと、それこそハードカバーにしかないんですが。
はい。
あのー、さっきの天と地っていうのがあったじゃないですか。
はい。
天と地のところに、紙じゃなくて布みたいのありますよね。
布。
わかります?イメージ。
え、どれだろう。ちょっと待ってください。
ハードカバーの上のところ。
ハードカバー、ちょっとよいしょ。
うんうん。
布。
布というか。
はい、ありました。
あるでしょ。
うん。
えーと、何て言うんでしょうね。
ページの奥のところ、のり付けしてある部分を。
うんうんうん。
こうカバーするように、上に布のものがありますね。
そうですね、多分それ補強的な意味ですよね。
うんうんうん。
ガサガサ音が入っちゃってる。
はい。
はい、これも名前があります。
はい、何でしょう。
えー、花切れと言います。
花切れ。
花は花?
一応字としてはフラワーに布って書くんですけど。
おそらくは端っこの端っていう字を当てる場合もあるみたいなので。
あー、花。
端っこの切れっていう意味だと思います、もともとは。
うんうんうん。
はい、で、あとね。
はい。
これはもう本当に超むずいやつですけど。
はいはい。
えーと、ハードカバーの本の表紙を除いた本体部分の厚みっていうのを指す言葉があります。
えー。これですか。何でしょう。
ちなみにね、さっきの花布は喉布とも言うみたいですね。
あー、喉のところですからね。
うん。
えー。
はい。
はい、何でしょう。
それはですね。
はい。
えー、束です。束っていう字。
あ、はいはいはい。束。
はい。と呼ぶそうです。
へー。
で、ごめんなさい。飛ばしてたのが二つあったので。
はい。
ハードカバーの本って、まず表紙があって本体に普通に白い普通の紙が使われてるんですけど。
はい。
えーと、この本体と表紙の厚紙をつなぐところに大体色紙が使われてますよね。
そうですね。はい。
はい。この紙は何というでしょう。
えー。知らないです。
これ面白いんですよ。
はい。
えーと、これ全体を指して、まああれ一枚の紙がつながってるわけなんですけど、その表紙側と本体側に。
はいはい。
これ一枚を通しては見返しって言います。
見返し。
うん。
で、この、えーと、表紙側についてる紙のことを部分。
だから一枚の紙が、えーと、表紙側に貼り付いてる方が。
09:01
はい。
と、えーと、本体側に貼り付いてる方の紙があるんですけど。
はい。
えーと、表紙側についてる紙の部分を聞き紙って言います。
聞き紙。
効果があるって意味ですね。聞いている。
はい。
なんか発揮してますもんね、その表紙と本体をつなぐために。
はい。
で、一方で、えーと、本体の方の紙のことは、遊び紙って言います。
へー。
聞いてない感じの名前になってます。
お仕事してるのにね、君。
そうなんですよ。
へー。
ということで、この遊び紙っていうのはね、あのー、ちょっと、ポッドキャストの話じゃなくなりますけれども。
はい。
カプリトチャンネルっていうね、あのー、YouTubeを見てたら、何かでね、クイズの中で出てきたんですよ、この遊び紙って言葉が。
で、あ、そうか、そういうところも名前あるんだと思って。
はい。
気になって、いろいろこの、調べていろいろね、その、のぞとかこぐちとかっていうところまで話が広がってたり。
実は僕がこの、これを取り上げようと思った根っこになったのが、この遊び紙でした。
へー。
面白いですよね。あと、もともと僕はスピンっていうのは知ってて。
はい。
なんか面白いなって思って、あれ、しおりじゃねえんだって思ったので、それもちょっと入れたかったっていうのもありました。
はい。
はい。で、えーと、今回の後半は。
はい。
これも、んー、まあ、衣類との関係性も強い、身につけるものとの関係性も強いものなんですけれども。
はい。
どういうのがいいかなー。まあ、ファスナーと呼びましょうか。
あ、はい。
ファスナーって日本語で、日本で使うときに一般的に別の言い方があと2つぐらいは思いつくかと思うんですが。
はい。
思いつきます?
えー、チャック。
うん。
と、えーと、なんだっけ、ジップ。
うんうん。
そうですね、ジップとかジッパーとかね。
はいはいはい。
言いますね。
はい。
で、もともと。
はい。
ファスナーっていうのは、えーと、留め具っていう意味なんですって。
へー。
なので、ボルトナットもファスナー、広い意味で言うとファスナーなんですって。
うんうんうん。
で、あと、いわゆるマジックテープ。
あー、はい。
あれもメンファスナーって言うんですよね。
あー、そうだ。
うん。
はい。
だから、その留め具っていう意味の言葉だからファスナーは、このいわゆるジッパーとかチャックって言われるこれから派生してメンファスナーなんじゃなくて、留め具から派生してのメンファスナーっていう言い方。
へー。
で、えーと、ボルトナットはテンファスナーって言うみたいです。
へー。
うん。
うんうん。
で、えーと、残りの2つの言い方。
はい。
こっちでは知ってるかな?
チャックってなんでチャックっていうか知ってます?
え、知らないです。
これね、日本語由来なんですよ。
へー。
閉めるっていうイメージが湧くチャックに似てる言葉ってなんか思いつきます?
閉める?
12:00
うん。閉めるが一番的確だと思うんだけどな。
日本語ですか?
日本語で。
擬音語とかでなく?
ではなく。
へー。シャッター?
入り口を閉めるスタイルの袋のこと?
はい。
給食袋とか割とそれに近いかな?
あ、巾着。
はい。
はい。
そうです。巾着から来てます。チャックって言う言葉は。
へー。
はい。
一方のジッパーは、アメリカの商社が作った、商社じゃないな、会社が作ったファスナーの登録商標です。
あー。はいはい。
よくある、なんか物の名前をバンドエイド、バンドエイドじゃなくてもバンドエイドって言うとかあるじゃないですか。
はいはいはい。
アメリカの人はティッシュペーパーとかもクリネックスとか言ったりするらしいんですけど。
クリネックスって言いますね。はい。
そういうのと一緒で、ジッパー社のジッパーじゃないけどジッパーって呼ぶみたいな感じで広がったものらしいです。
へー。
で、一応ここではファスナーで統一して喋ろうと思いますが、ファスナーって、ファスナーの部分を紹介していこうと思ってるんですけど、
部分って言われて何が思いつきます?
えっと、まずあの、ギザギザで止まっていく。
はいはいはいはい。
そうですね、あのギザギザの複数あるギザギザが噛み合っていって閉じられるので、この部分を何て言うかっていうのがあるんですが、
はい。
これはエレメントって言います。
エレメント。
要素って意味ですかね。
で、日本語では、これイントネーション分かんないですけど、むし?むし?
へー。
勤める歯と書きます。
あー。だとむしですね。
うん。歯ですもんね、あれ。歯で閉じるっていうことに勤めてるわけですよね。
うんうんうんうん。
はい。じゃあその調子で他にどんなパーツが思いつきますか?
えっとその、エレメントを止めていく止め金の止め金っていうか、上下に動くものですね。
はいはいはいはい。
あれはまんまスライダーです。
スライダー。
はい。
スライドしていくもの。
うん。で、そのスライダーも細かく分けると、2つの部品からできてますよね。
持ってきます、目の前に。
はい。
2つの部品から。
プラスチックか金属か分かんないですけど、2つ部品作って組み合わせてるような構造にはなってないですか?
え、これって2つなんだ。上下に分かれるのかな?
あー、そうじゃないです、そうじゃないです。その部分、部品にくっついてる。
15:04
くっついてるこの、持つところのことですね。
そうですそうですそうです。
はいはいはいはい。
で、その持つところは、ベタですが引き手。
引き手。
引っ張る手ですね。
はい。
で、そっちじゃない方は、そのスライダー自体、本体みたいなのがまさに本体っていう意味の胴体。
胴体。
で、開いてる方の入り口のことを肩口って言います。
肩口。
肩ですね、ショルダーですね。
はいはい。
ショルダーがあって胴体があるわけですね。
はいはい。
はい。
まあ本当に必要な部分っていうか、本体らしい部分っていうとその3つかなと。
その3つ、大きく言うとその2つ。
はい。
スライダーとエレメントだと思うんですけれども。
はい。
でもそれを上に引っ張ってった時にスライダーが抜けないようにはなってるわけですよね。
そうですね、はい。
だから一番上までエレメントだとそのまま抜けちゃうんで。
そこは違うパーツになってるわけですよ。
はい。
それを、まあこれも日本語なので普通の言葉ですけど上留めって言います。
上留め。
あともしくは前留め。
あー。
で、下革は下留めですね。
うんうんうん。
で、ジッパーって、ジッパーを作ってるメーカーさんYKKとかからすると服とかカバンとかまでは作らないけど。
はい。
服とかカバンにつけるために、縫製するためには虫とかだけじゃなくて布まで作んなきゃいけないわけですよ。
そうですね。
で、この布は基本的にはテープ、全体としてはテープ。
テープ、ほうほうほう。
普通にねセロハンテープとかカセドテープとかのテープですね。
はい。
で、余白として余らせてる部分が上下にあるんですけども、上は上耳、下は下耳です。
耳なんですね。
うん。で、今話したのは例えばカバンなんかのイメージ。
はい。
で、違うものもありますよね。
洋服とか、例えばパーカーとかウィンドブレーカーとか。
はい。
そういうやつって前で止めて引き上げる。
はい。
下の部分が特殊な形をしていて、片方を片方に引っ掛けると、さっき言ったスライダーを上げられるようになる。
はい。
みたいなイメージですよね。
ちょっと長いところを差し込んで。
うん、そうですそうですそうです。
はいはい。
その差し込む長いところ。
はい。
は、蝶棒って言います。
蝶棒。
蝶々の蝶に棒ですね。
あ、蝶使いの蝶のイメージでしょうかね。
そうでしょうね。
うんうんうん。
で、もう片方の方は蝶棒が入る箱状のものがあって、高さを揃えるというイメージで、同じくらいの長さの棒も出っ張ってますよね。
18:09
うんうんうんうん。
なので、箱棒って言います。
箱棒。
箱と棒ですね。
はいはいはい。
で、単独で下の箱状の部分だけを言うときは箱っていう、普通にそのままそういう名前。
へー。
で、箱棒と蝶棒を合わせて開き具って呼ぶらしい。
へー。
はい。驚きますね。
ものには全て名前があります。
そうですねー。
うん、本当にそう思う。こんなとこまで名前ついてんだって。
それは我々は使わないけど、YKKの皆さんとかはこれ使わないと話進まないでしょうからね。
そうですよね、作ってる方はね。
ないと困っちゃうと思います。
はい。
で、いうところで、本の話とファスナー。
僕ね、でも普段はね、ジッパーっていうようにしてるっていうかしてたんですよ。
はい。
なんかチャックは金着が由来の外来語って聞いたので、外来語っていうか造語って聞いたので、ちょっと避けてて。
ファスナーも綺麗なんだけど、ジッパーって言い方がいいなーって思って、ジッパーって言ってたんですけど、
まあちょっと商標ってなると、ファスナーのが適切な言い方なのかなーなんて思ったりもしました。
子供たちはチャックですね。
まあわかりやすいですね、言葉としてもね。
ファスナーとかジッパーはちょっと長いかもしれないですね、言葉としては若干ね。
そうですね。
はい。
というところで、今回若干短めですが、こんな形でいろいろ紹介してきましたね、ここまでね。
はい。
で、最後のパートに行きたいと思います。
はい。
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