1. 文ガチャ
  2. 弥生の回「大河は来た!2」2
2022-03-13 21:07

弥生の回「大河は来た!2」2

ガチャを回して出てきたお題について語る「文ガチャ」
今月のお題は「大河は来た!」です。
2週目の今回も、昨年末まで放送されていた『青天を衝け』についてのお話の続きです。
みなさまのご感想も、ぜひお聴かせくださいね!
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あとは何かあります、言っておきたいこと、政権が。
戦争よりも政治的な争いとか、思想の違いとかが浮き彫りになってたのでね。
で、そういういろんな言葉を受けて自分がどうしていきたいのかとか、ワクワクしていくのかとかっていう人との交流とか、
話を交わすっていうことが改めて大事なんだなって思ったんですね。
で、今の新しい学校教育の中で一番のテーマになってるのが、対話的な深い学びっていう言葉があるんですね。
で、会話じゃなくて対話っていう言葉を使ってるんですけど、
思いを伝えるだけじゃなくて、相手の思いも聞いて、自分の思いを伝えて、そうやって学びを作っていこうっていうのが大きなテーマなんですけど、
そうやって、じゃあ社会を作っていくことにもつながっていくんじゃないかなって思ったんですよ。
そう考えると、あ、今のこの教育のテーマは間違ってないぞってちょっと思っていて。
そっかさ、頑張ろうかなっていうふうにも思ったんですね、立場的にね。
ね、あのー、渋沢栄一さん、現実の渋沢栄一さんの著作としてとても有名なもので、論語とソロバンっていう本があって、
で、それとわかるような表現っていうのがドラマの中でも出てくるし、
ソロバンっていうのは象徴的にやっぱり経済・財界っていう意味を表している一方で、
それこそ岩崎渡郎の方針と食い違う部分の象徴は論語だと思うんですよね。
ソロバンだけあればいいじゃないっていう意味、ソロバンだけじゃなくて、あと何があればいいっていうところが論語だったんだと思うし、
それは本当に最初の方からね、ストーリーの最初の方からも絡んできてる、
地元の親戚のお兄さんなのかな、位置づけよくわからないんですけど。
なんかがいろんなことを教えてもらう中にもその論語っていうのが絡んできていたし。
で、その倫理観。要は倫理観っていう意味だと思うんですよ。現実的に孔子が言ったことが大事で、
他の諸子百官、他のものはそんなに大事じゃないとか、そういうことじゃなくて、倫理観っていう意味の象徴だと思うので。
だから割と経済を発展させるときに、財閥的なところは一挙で勝っていけばいいっていう話じゃなくて、
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みんなでウィンウィンで進めていかないといけないみたいな立場を取ってたから、
なかなかそういうところで岩崎雅郎だったりとか三井とぶつかったりもしたってことだと思うんだけど。
幕末って戦国時代と違って面白いなって思うところは、誰でもそうじゃないんだけど。
例えば今回の渋沢一も割とそうだったし、県庁なのは坂本龍馬が主役だとよくなることなんだけど、
割と個人の判断でいろんな人と会って話ができる傾向があると思うんですよね。
戦国武将同士とかってそうもいかないし、手紙のやり取りとかはあったりするんだろうけど、実際会って話してとかってことはまずできないわけで。
一方で幕末、特に龍馬とか渋沢一みたいな人っていうのは、
どっちが敵でどっちが味方とかあんまり関係なくどっち側の立場の人とも話をしてるみたいなところがあって、
その中で大事なものを見つけていくみたいな話だと思うんですよね。
そういうところが作家さんが言うようなところと繋がってくるような気がして、確かに面白いなとは思いましたね。
ライドさん印象的なところはなかったですか?
印象的なところは、最初に言ったとおり僕は新戦組党のところが好きだったっていうのが一番おっきいっちゃおっきいのかな。
で、あとは、さっきの話とちょっとかぶるけど、平岡彩城の初登場シーンとかも好きだったなっていう。
この古い前半でも話したかもしれないような話ですけど、誰だかわかんない登場の仕方をしたんですよね。
えいいちが初めて江戸に来るっていうエピソードの中で偶然出会うって形で出てきてるので、
ちょっと何ていうの、予告編というか伏線というか前振りというか、
なんか出てきたぞっていうぐらいの演出として出てきてる。
で、なんかちょっとおかしな人として出てくるじゃないですか。
そうでしたね。
変な絡み方して奥さんに怒られてみたいな。
なんか面白いことが始まりそうだなみたいな雰囲気が出てて、すごい好きな感じしましたね。
なんかやっぱり、僕は元々の根っことして幕末のいろんな話が好き、エピソードが好きだったりするので、
相対的には明治維新後っていうのはそんなに面白みは感じてなかったんですよね。
まあそれなりに面白いものはいろいろあるんですけど、
やっぱり感情として気持ちが乗るのは、坂本龍馬が死ぬぐらいまでとか、
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もしくは長くても戊辰戦争が終わるまで、函館戦争が終わるまでっていうふうに思うと、
やはりあのぐらいの時代、要するにみんながちょんまげを打ってる時代が好きなんですよね。
そういう時代の面白いところが始まる予告編的な、その円城の初登場シーンとかは割と好きでしたね。
ああ、なるほど。
まあまあ、だからいろんな。あとはエピソード的に言うと、本当だったら、
英一たちは、どちらかというと長州藩とか薩長に近いような感じの思想をもともとは持ってたはずで、
新しい時代が来るんだから、将軍家なんかに任せてじゃあダメだみたいな考えで、
村を出るっていう流れだったはずなのに、
円城にと縁があってみたいなことから始まって、逆の立場の徳賀家というか一橋家に仕えるみたいなことになっていくじゃないですか。
ああいうのって、有名な話で坂本龍馬が葛藩市を切りに行って弟子入りしちゃうっていうエピソードがあるんですけど、
ちょっと似てるんですよね、そういうところが。
渋沢栄一とか坂本龍馬みたいな人、結果的に大きなことを成した人たちの根っこにそういう柔軟性。
こうと思ってたけど、話をよくよく聞いてみたら全然違った。この人の言うことを信じられるとか、この人と一緒にやっていこうとかっていうふうに、
即談できるだけの頭の良さというか柔軟性とかを持っているのかな。
このドラマを通してね、渋沢栄一さん個人についてはそこまで僕は知識がなかったので、ほぼほぼ今回のドラマで知ったっていうところが多いので、
そういう意味でこのドラマを通してそういうことも見られたなぁなんていうふうに思いますね。
私、新選組もよくわかってないんですけど、交付合戦出てきませんでした?
あー、はい。交付というか、交付に行けないんですけどね、実際には。
新選組自体というのは、もともと江戸で募集があって、新選組の主要メンバーって、それこそ今でいう東京の西部とかの出身の人が多いんですけど、
そういう人たちが京都に行って、いわゆる幕府が政府と考えた場合の警察に近い仕事をしていて、
クーデターを起こそうとしてるような聴衆とかに逆恨みされてたりするんですよ。その時のことがあって。
母親戦争が始まって、戸場不死民の戦いとかがあって、吉野部が船に乗って江戸に帰りますよ。
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家来たちが言うこと聞かない、家来というか幕臣たちが言うこと聞かないで戦う戦うって言ってるけど、このままじゃ戦いになっちゃって、自分が天皇と対立する図式になっちゃうっていうのを避けて、
戦いを起こさないために自分がいなくなるっていう方法を選んで江戸に帰るんだけれども、それがまたそれでね、今卑怯だとかいろいろ言われることになるんだけど。
で、なんだかんだで新選組もその後を追って江戸に戻ってくるわけですよね。
勝海舟がその時江戸を自立城敷って言って、江戸に新選組がいると、新選組のことを恨んでいる薩摩というが長州かな、尾森長州かな、薩摩もそうかもしれないんだけどが、
絶対に新選組を許さないから、大きな争いになって江戸の街が滅びてしまうかもしれないから、新選組は江戸にいてほしくない。
で、勝海舟を考えて、いわゆる漢軍と言われる薩摩長州とか、あと戸産とかね、比古とか、比古じゃない、比善か、の軍はいろんなルートから来てるんですよね。
北国海道とかから来てるルートもあるし、東海道ももちろん来てるし、中専道からそのまま中専道ルートもあるし、分岐して甲州海道ルートから来る敵もいるっていう中で、
甲州海道ルートを防衛するために甲府城に入ってくれるっていう命令で、新選組は甲府城を目指すんですけど、
行く途中の通り道が自分たちの故郷なんですよね。今でいう東京都長富市とか日野市とかっていうあたりを通っていくんで、
一般的にはそこで時間を使ってしまっているっていうふうに言われてるんですよ。
甲府に入るのが遅れて、勝沼とかの近くですね、勝沼武道卿といって、今は武道畑がいっぱいあるあたりの近く、
あそこの江戸川、江戸とか東京川から来ると笹子峠って大きい峠を越えて、
甲府盆地に入った減りのところぐらいのところで、官軍が先に甲府城に入ってしまいましたっていう情報が入って、
甲府城までは入れなかったんだけど、そこで戦うんだよね。結果的に山梨県内の部分で戦うんですよ。
で、どうにもならなくて負けて、一旦江戸に帰って、そこで別れる人も、別の高度を取りますっていう人たちも出てきて、
さらに長梨山っていう千葉県の長梨山で、近藤勲は観念して、どうすると。
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で、一応近藤勲は侍の私分っていうのを手に入れてたので、
潔く出頭して、切腹して死ぬって決めてたんだけど、徴収側から恨みが起こっていたので、
侍扱いしてもらえなくって、侍じゃない人に与えられる死刑として、残首っていう形になってしまったっていう悲しいお話があって。
で、一方、菱形敏夫は戦いながら、負けても負けてもっていうか、小説なんかで言うと、局地的には自分がいるところは勝ってんだけど、全体として巻き込んで、
福島、いわゆる百戸隊とかと一緒に藍津若松で戦って、そこでも負けて、仙台から船に乗って函館に行って、
函館戦争でも負けて、函館戦争で戦死して、ドラマ的に描かれるときは大概馬に乗ってて、洋装の西洋軍服みたいなの着て、馬に乗って戦ってて、
馬上で銃で撃たれて死んでしまう、みたいな感じで描かれることが多いですね。実際どうなのかはわかんないですけど。
で、あれで、多分割と菱形敏夫なんかが最後まで戦おうっていうタイプだったんだけど、
江戸共和国って一応独立国家を作ったという体にはなってたんだけど、そんなのもちろん新政府が認めてないから、日本的に言うと認められてはないんだけど、
函館共和国とか江戸共和国とかって言われるのの初代というか、一代限りの大統領だった榎本武明とかは降伏して、
意外と言えば意外なんですけれども、政府に入ってるんですよね。新日本の政府に入っていくんですよ。
で、そういう意味では渋沢も一橋家というか徳川義信の家来だったけど、政治に参画できた。
え、そうでしたね。
で、義信はさすがに象徴的に、義信を入れるってわけにはいかないって部分はあったんだけど、
薩長土肥だけに絞っちゃうとあまりに人材が足りないから、爆心とかで教養というか、
平時の国政の実務とかに携わってきたような人たちは登用したっていう側面もあったんだと思うんですよね。
そもそも義信は、いろいろ諸説あるけど、
大政法官自体が絶対薩長だけではやっていけないから、泣きついてくるって思ってたって言われたりもしますよ。
ええええ。自分が入る気がいたって。
結局やれないから、自分も入れて、義信もありきで、幕府と徳川家と島津と毛利でやっていきましょうみたいな話になるだろうと踏んでたという話もあって、
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それを岩倉とも見当たりが堅くなりに誇示したっていうふうにも言われてますけど。
まあそこら辺はね、真相はやぶの中なんでしょうが。
そうですね。
なかなか面白いとこではありますけどね。
まあこういうのも諸説ありでね、本当はそうでもないとか。
僕もなんかちょっと割と最近に、
東京都日野市にある新戦国とか、ひじかたとおしそうの、ちょっとした博物館とか言うほどでもない資料館みたいなのが地元なのであるんですけど、
そこで見た限りだと日野にいた日数とかがそんなに長い気はしないんですよね。
もともと出遅れてたというか、官軍のペースが早かっただけなんじゃないかっていう気もします。
ちなみに、ついででちょっと歴史の話していいですか。
ちょっと今日が乗ってきたので。
土佐の、土佐って上司と豪司っていて、豪司が坂本龍馬とかがいた方ですね。
上司っていう、いわゆる山内侍、山内和人用の家来だった人たちの系譜の人の中に井上大輔っていう人がいて、
この人後の板垣大輔なんですけど、
これも噂みたいなレベルの話なんですけど、公衆街道ルートを担当したのが井上大輔で、
何のためにやったのかよくわかんないんですけど、
苗字を変えるつもりがあったみたいで、それを変えたのが板垣に変えたわけですよね、結果からすると。
この板垣っていうのが、武田信玄の教育係をやってた板垣信方にちなんで板垣生にして、
今でも山内の人そうだし、おそらく当時も幸福金平の人は徳川よりも武田なんですよ。
なので、武田の獣神が帰ってきたぞ、みたいなテンションだとどうぞどうぞっていう風になったんじゃないかっていう話があります。
割と板垣生に対して強力的というか、シンパシーを感じるというか。
で、それを意図的に狙って板垣って名乗ったんじゃないかっていう話も、
なんかそのね、トンデモ本みたいな話なのかもしれないですけど、耳にしたことがあります。
なんか急にね、もともと井上生だったのが、なんで板垣っていうのがあったので、
そう思うとちょっと納得のいくような話な気もしますね。
名前のことは結構適当なのでね。
最後、高森も、本当は高森じゃないっていう話がありますもんね。
えー、そうなんですか?
嗣森かな?
なんか、音読みで読んで、たぶん柔生って言ったのが柳生って聞こえて、
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高森って当てられたんじゃないかって話だったと思うな。
で、もともと言ってる柳生の柳っていうのが、弟の嗣道と同じで、
種中関係の柳の字。
本当は嗣森とかいう名前で柳生って音読みしたんじゃないかっていう話も聞いたことがある。
本当かどうかはわかりませんけども、そのぐらい割と適当。
だって吉野助さんだったわけだから、彼はずっと。
セゴドンとかだったわけで、あの人のことを高森さんとか、柳生さんとかって言ってた人がたぶんいなかったわけで。
本人もそこは別にって思ってたんじゃないかなって気もしないでもないですよね。
そこも面白くて、Hはね、Hっていわゆる、みんながホントにHって呼ぶ名前を。
最後は吉野助じゃなくて高森になったわけだけど、HはHっていう俗称に近いような、
みんなが呼ぶ呼び名、意味なじゃないものを名前にしてたっていう。
まあその人隣が出てるのかもしれないなって気もしますね。
どうですかね、話がだいぶ逸れちゃいましたけど。
全然ね、明治期ホントに苦手だったので、こんな流れだったんだなーっていうのがわかって、勉強になりました。
で、このさっき、冒頭で4タイトル挙げたけど、
爆発明治新記っていうのはこれだけですもんね、今回話す話題に挙げる4タイトルの中では。
そうですね、はい。
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