1. ぼくらは映画を語らない〜映画レビュー雑談〜
  2. 【インセプション(2/4)】なぜ..
2025-07-25 31:46

【インセプション(2/4)】なぜ妻に「インセプション」したのか?愛と憎しみ、夢と現実が交錯する悲劇の真相。 (ep.8)

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〜ネタバレ注意〜名作『インセプション』を語り合う回第二弾。夢の中のまたその夢へ…という複雑な設定に、「話が難しくて混乱した!」という方も多いはず。ご安心ください、僕らもです(笑)。かねりんとしゅんたまが「虚無って結局何だったの?」「サイトウはなんでお爺ちゃんに?」と、素朴な疑問をぶつけ合いながら、ああでもないこうでもないと大激論。話しているうちに、自分たちでも気づかなかった伏線が繋がり、思わず「うわ、そういうことか!」とスッキリする場面も。難解な映画を男2人でワイワイ語り尽くす、そんなゆるくて熱いトークをお楽しみください。

【目次】

() オープニング|あの不思議なシーンも夢だった?

() 今回のテーマは2010年公開の映画『インセプション』

() 冒頭とラストが繋がる?老いたサイトウとコブの再会の謎

() 夢の階層と時間軸「虚無」とは一体何だったのか?

() 「俺を信じて飛べばいい」コブの言葉に隠された伏線

() 第3階層で死んだら虚無に行く?難解な設定を読み解く

() 虚無からの帰還方法とAEDの役割、その解釈に迫る

() この映画は何を伝えたかった?アイデアというウイルスの恐怖

() 人は分かり合えない?コブと妻モルの悲劇的な結末を深掘り

() モルはなぜ向かいのビルに?あのシーンもまた夢だったのか?

() ラストシーンのコマは倒れた?観客に委ねられた真実

() エンディングトーク

【見放題で配信中】

・Netflix: https://www.netflix.com/title/70131314

・U-NEXT: https://video.unext.jp/title/SID0003722

・Amazon Prime Video: https://www.amazon.co.jp/dp/B00FIWCXGY

【今回取り上げた映画】

・タイトル:インセプション

・劇場公開:2010年7月

・監督: クリストファー・ノーラン

・あらすじ:

「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督が、オリジナル脚本で描くSFアクション大作。人が眠っている間にその潜在意識に侵入し、他人のアイデアを盗みだすという犯罪分野のスペシャリストのコブは、その才能ゆえに最愛の者を失い、国際指名手配犯となってしまう。そんな彼に、人生を取り戻す唯一のチャンス「インセプション」という最高難度のミッションが与えられる。主人公コブにレオナルド・ディカプリオ、共演に渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レビット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジほか。第83回アカデミー賞では作品賞をはじめ8部門にノミネートされ、撮影賞、視覚効果賞、音響編集賞、音響録音賞 と技術系の4部門を受賞した。2010年製作・公開。2020年8月にはノーラン監督の「TENET テネット」公開にあわせてIMAXおよび4Dで上映(IMAXでは「インセプション」公開10周年を記念してIMAXデジタルリマスター版で上映)。

(映画comより引用)

filmarks:  https://filmarks.com/search/movies?q=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

映画com: https://eiga.com/movie/54466/

【番組の概要】

男2人で映画を観て、感じたことを素直に語り、アレコレ邪推したり深読みしながら、相手を丸裸にしていく赤裸々トーク番組です。ネタバレあり、笑いあり、涙ありでお楽しみ下さい。

【お便り】

質問箱:https://forms.gle/RZBAUEcSXhWxQqsS8

【番組公式ハッシュタグ】

#ぼく映画

【パーソナリティ(MC)】

▼かねりん

・KANERIN Podcast Studios 代表

・渋谷Web3大学 名誉教授

「刑事司法実務の最前線で多数の犯罪捜査を指揮。2017年から暗号資産業界へ参入。数々のグローバルプロジェクトに参画しコンサルティング、情報分析・アドバイザリー業務を提供。犯罪捜査の最前線で培った知見を、仮想通貨のリスク回避や資産防衛に応用し、啓発活動を継続。Cryptp専門メディアの創刊、ミュージカルやコンサートライブ配信事業、音声配信事業等を経て、「KANERIN Podcast Studios」を創業し、多数の番組をプロデュース・配信している。」

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▼しゅんたま(丹羽駿介)

・表現家

・J.S.A.認定ソムリエ

「普段は味覚の探求者として日本ワインの魅力を再発見・発信するワイン企画のプロ。同時に「しゅんたま」としてペン画、ワインを使ったペインティング、インスタレーションと多彩な創作活動を展開。2023年以降は東京で個展連続開催中。落語とビートが交差する音楽パフォーマンスで、新たな文化体験を生み出す。」

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サマリー

映画『インセプション』では、主人公のコブが妻のモルに施したインセプションの理由が探求されています。また、愛と憎しみ、夢と現実の葛藤が描かれ、二人の感情的な絆や、その結果生じた悲劇が重要なテーマとなっています。物語の中で、コブとモルの関係がどのように展開し、彼らの選択が悲劇につながるのかが深く掘り下げられています。虚無の概念や異なる階層の夢の世界についても考察されています。

映画の基本設定とテーマ
ぼくらは映画を語らない。
いや、なんかさ、そう考えると、なんかあのシーン不思議でさ、
もしかしたら、あれも夢だったのかなとか思っちゃったりしたんだよね。
お〜深い!
だって、おかしいじゃん。あれ、飛べる距離じゃなかったよ、たぶんあれ。
それはすごく深い!
その視点は…
こんにちは、ワインとラクオとアートが好きなしゅんたまです。
こんにちは、カネリン・ポッドキャスト・スタジオ代表カネリンです。
この番組は、毎週1本映画を見て、僕たちが感じたことを感じたままに語り尽くす番組です。
ネタバレありですので、ご注意ください。
僕らの感じたことを素直に語っていきます。
ということで、今日の放送回、何でしたかね?
2010年公開 インセプション
第2回目です。
来ましたね。
ちょっと第1回、僕が潰してしまったので…
まだストーリー始まってないですからね、これね。
今日、映画の話に入りましょう。
映画の話に入りましょう。
虚無と時間軸の謎
あらすじで言ったけど、設定も現実的じゃないというかさ、
インセプションって元々ないよね、この言葉ね。
ないんだ、これ。
あるのかな?
造語なの?
植え付けるってことでしょ?
植え付けるっていう意味では使ってるのかな?海外の人とかは。
そういう単語があるのかと思ったら、あるんじゃないですか?
この映画、いくつか出てくるよね、ちょっと変わった単語がね。
抜き取るのと植え付けるのとでね。
そうだそうだそうだね。
そうですね、最初からストーリーからいくって感じだけど。
この主人公が、最初か夢?夢というかなんだろう。
一番最初ね。
波打ち際というかさ。
一番最初のシーンが最後のシーンと一緒だったよね。
あ、そうだ。
今なの?それ。
今だ、それ。そうだ。
今気づいたの?
そうそうそう。
なんかもう波打ち際で倒れててビシャビシャで。
で、あーみたいなちょっとうつろな感じで目を覚まして。
目の前にね、あの子供二人がいるんだよね。
そうなんですよ。
子供ね、愛すべき子供がね、いて。
そうですよ。
コブの子供ね。
で、その奥になんかこう木城が、城というか。
あってそこに場面が映るんだよね。
そうです。
そう、そこで年老いた斉藤が出てくるんですよね。
そうだね、そうだよね。
そう、だからさ、あそこさ、最初年老いた斉藤とコブがこう、再会のシーンだよね、あれはさ。
ラストのシーンがいきなり出てきて、途中でいきなり渡辺健、斉藤が若くなるじゃん。
だからそこがその、そこは本当は関係ないんだよね、っていう。
あそこはね、ちょっと聞きたいというかさ、語りたい部分だったんだけど、
あの場面っていうのは、あの、最初から最後にいきなり飛んじゃうけど、
はい。
二人がさ、最後さ、あの、車がさ、なんと落ちるじゃん。
落ちる。
で、落ちた後さ、二人だけ起きてなかったじゃん。
起きてなかった。
起きてなかった。
ね、上がってこなかったでしょ。
で、あの時に、助けに行ったって言ってもおかしいよな。
でもコブ若かったもんね。
コブ若かったっす。
で、斉藤だけもうなんかおじいちゃんになってたじゃん。
そうなんす。
あの時間軸は謎だったんだよね。
あれは、あれだからあそこがいわゆる虚無なんすよね、空間。
はいはい、虚無に行っちゃった後だ。
斉藤が最後の第3階層で手榴弾投げて、ちょっと意思報いた後に力尽きて死んじゃうと。
で、その時にあそこで死んだから虚無に行っちゃったんすよ、彼が。
そういうことね。てかもうほんと死にそうだったもんね。
死にそうだったもんね。2階層目でも銃撃にあって、ずっと死にそうだったから。
うんうん。そうなんす。
だから先に斉藤が虚無に入っていってしまったから、で後からコブが追いかけたから。
うん。
だから斉藤はすごい時間をそこで過ごしていたっていうことだよね。
そういうことね。
そういうことですね、あそこはね。
うんうんうん。
ボケて、何が何だかわからなくなりそうな寸前で、ギリギリコブのことを覚えてて。っていうシーンだよね、あそこは。
そっかー。
だからそうなんすね、虚無、なんかあの映画だと虚無、いわゆる虚無とかって言われたものが、第4階層とイコールの意味で語られてたっぽいんだよね。
うん、確かに。第3階層、説明だと第4階層が虚無って言ってたっけ、第3階層ぐらいまでしか説明なかったのかな。
ないっすよね。
その後ってちょっと不明だったよね。
その後不明なんですよ。
第4まで行くよね。
そうですね。だから虚無に落ちちゃった斎藤を助けるために最後あそこに自分で潜って行ったっていう、そういうことだと思うんだよ。
てことは、じゃあ斎藤は助けられたのか。
斎藤助けられたんすよね。で最後飛行機で戻ってきたもんね。
そうだ。
戻ってきたじゃん。
はいはい戻ってきたね。
もう放信状態だったじゃん。あそこで何十年も斎藤だけ過ごしちゃってるから。脳がバグる寸前みたいな。
ほんとだよね。でもすぐ電話かけてたね。
夢の階層と共通世界の考察
すぐ電話かけたね。
あれだよね、確かその約束ちゃんと守ったんだよね。
そうそうそうそう。
使命手配というか国際。
そうそうそう。国際使命手配みたいなのかけられたから。
はいはいはい。じゃあちゃんと救ったんだねあれはね。
救ったんすよね。俺を信じて飛べばいいって言ってたじゃん、コブがさ。
うーん。
あれ斎藤がコブにかけた言葉じゃないですか。コブをスカウトするときにさ。
うん。
信じて飛べばいいって斎藤がコブに言った言葉をコブから斎藤に投げかけて思い出させようとしているシーンだなって。
あーそういうことね。
なんかつい最近見たのに全然思い出せない、そのシーンが。
そっかでもなんかすごい作り込まれてるねやっぱね。
いや本当にね。
いやすごいわ。
ちょっとでも難しくてよくわかんないシーンもあったな。なんか最後の方がちょっと難しくて何回も見たけど。
第三階層のね。
第三階層のあの雪山のところでさ、ターゲットの若い社長、直社長、ロバート。
うんうんうん。
死んじゃうじゃん。銃撃されて死んじゃう。
うん一回、うんそうだね、亡くなるね。
死んじゃってもうそこでゲームオーバーなんだけど、いや潜って救いに行けばなんとかなるとかって言って。
うん。
第三階層で寝るんだよね、あの主人公とあの女の子がさ。
うんそうだねそうだね。
だからさあれ殺された時にロバートはさ虚無に行ってるはずじゃん。
うんそうだね。
だから第三階層で寝ると虚無に行くっていうことなんだってその時思って。
第三階層で。第三階層で寝るとってこと?
第三階層でさ、あのコブとアリアドネ女の子。
うん、二人寝たよね。
寝たじゃん。で寝た先があのロバートのいる虚無だったじゃん。
はいはいはいはい。
だからもう第三の次はもう虚無なんだっていうのをそこで分かったけど。
そういうことか。そうだね。そこが繋がってるのか。
そうなんかそこはだから僕的に言うと第7階層ぐらいまであるのになーみたいな感じではあって。
あー。
その虚無という概念が分かんない。それはフィクションかなと思ったけどね。
でも映画的にはもう多分第4が最後なんだろうね。
そんな感じですね。
虚無に行っちゃうと。
ノーラン監督はひょっとしたら第4階層ぐらいまでしか行けてないからそういう発想になったのかもしれない。
あー。ノーランさん。まだまだだってことはね、カネインから。
だからそこはちょっとなんか難しかったですね、理解がね。
虚無ってなんかさ、この要は鎮静剤を上の階で打っちゃったから、本来下の階層で死ねば起きれるはずなのに、起きれずになんか無の空間を漂うみたいなイメージがこうしてたけど、何もない無の世界かなと思ったら普通になんか世界あるじゃないですか。
そうだねそうだね。
なんか昔コブがさ、奥さんと50年間ぐらい暮らしてましたみたいなこと言ってて、あれは俺作ったビルだとかってなんとかって言ってたじゃないですか。
あー言ってた言ってた。
なんかそれがなんか共有なんだと思ってその空間、虚無という世界共有、誰が死んでもその虚無という共通の世界に惑星に飛ぶみたいな感じなんだって思って。
そうだね。
そうだよね。虚無に落ちた人はみんなそこに。
あれはでもあれなんじゃないの?機械の中にコブが作った世界なんじゃないの?違うのかな。
そういうことなのか。
ほらアリアドネがさ、設計したのはあの機械の中の世界を作ったのかな。
じゃあ全然違うところで同じようなことしてる人がいても、全く別の世界だってこと?
え?でもほら入る時は必ずあの機械を使ってたじゃん、みんな。
いやコブの潜在意識のってことですか、それは。
そうだからコブが作ってる世界の中にみんな入ってったんじゃないのか違うのかな。
あの機械ってただその睡眠剤をこう散らすやつじゃないのかな。
プラス夢を共有する何かの。
あーあの刺さってることでってこと?
うんうん。
でもさみんなの中にもさあの奥さんのモルは出てきたわけじゃん。
モルね。
子供が見えてたのかわかんないけどさ。
あれはあれだよね、そのコブの潜在意識が作り出したものが入ってきちゃってるってことだよね。
そうそうそう。
なんかさそこが、あれはコブがいるからそのコブが昔50年前に作ったそのビルとかがそのまま存在するってことなのか。
なんかもう世界共通で、第4階層目はもうみんなあの惑星に飛ぶみたいな話なのかっていうのがちょっと難しい。
あーそうだね、そっかそっか。その階層ごとにも世界があって、そこに行った人はそこにたどり着けるみたいなこと、共通の世界があって。
そう、第一第二財産とかはなんか毎回夢を見るたびにワールドを作ってる、メタバースワールドを作ってる感じじゃないですか、多分。
そうだねそうだね。
って思ってたら虚無はなんか違う扱いなのかなっていう気がして最後。
虚無はさあでも。
虚無だって最初からあったじゃないですか。
あったあった。
あれはもう昔奥さんと過ごしてた家だとかって言って。
そうだねそうだね。
だからなんか虚無だけなんかね、木星に飛ぶみたいなそういう感じなのかなと思ってさ。
確かに。
でもあれ、
そこが謎だった、ちょっとよくわからなかった。
で虚無だと死ねば上に行けるらしい、戻れると。
うんうんそうだね。
だから最後あのターゲットビルから突き落として目覚めさせる。
あーはい。
でなんかそれでAEDされてちょうど戻ってくるみたいな。
うん。
であの女の子も飛び降りて死んで戻る。
そうだね。
でも主人公のコブだけ残って斎藤助けに行きましたっていう話だったけど。
夢と虚無の探求
そっか、あそこがあれに繋がるのか。
そうそうそうそう。
うわ、なんかダメだね、ちゃんと見てないなこれ。
これちょっと考察モードになったらポンコツだなかなりこれ。
いやいやいや。
そうだからでもなんかそこの飛び方がちょっとよくわかんないよね。
その同じあのワールドだったのか、
あそこからまたコブがどっか違うもう一個どっかに潜ったのかとかよくわかんなかったけど。
だからさ斎藤はさあの雪山というかさあのビルの中というか建物の中で死んだじゃん。
死んだね。
で虚無の世界に行って。
うんうん虚無にいるはずなんだよね。
コブは虚無の世界に行って戻らなくてあそこで助けに行ったのか。
そういうことだと思う。
あー今は繋がりました。
そういうことで。
そういうことですね。
で斎藤の方が多分一足早く虚無に落ちてたからだいぶもうそこで50年ぐらい経っちゃってたってことなんじゃないかなって。
そうだ時間の進み方がね早いって言ってたもんね。
でもちょっとだったけどね斎藤がくたばって。
でもさえそこどうなったかな。
え?
でもあの時間の差はあったと思うよやっぱりでもでも相当経ってるよねあのおじいちゃんの差。
先に斎藤死んだ?
まあでもね一階層下がるとすごいあれだから。
そっかーいやいやなんかありがとうございます今繋がりましたストーリーが。
いやいやでもなんかそこはちょっと燃やっつくじゃないですか。
あれ斎藤先に死んでたかなって。
死んでたとしてもちょっとだけじゃないっていうのとか。
あのADの意味もちょっとよく俺わからなくて。
ADやってたじゃん。
ロバートでしょ。
あれは何っていう。
あれででもあれ死んでだけどあれで生き返るとかとかないよね。
でもあれが生き返る一瞬。
あれがキックなんだねあれがキックなんじゃないの。
キック?
うん。
でもあれ死んでるからやっぱり一瞬生き返らせてその一瞬のところでその虚無から帰ってきた意識ぶち込むことによってタイミングよくぶち込むことによって蘇生みたいなそういうことなのかな。
本来これショックだけじゃ戻ってこないけど死んでるから。
でも無理やり虚無からバーンてぶち上げてそこにタイミングよく合わせることによって復活させたってことなのかな。
すっごい元気になってたもんね。
ね。何事もなかったかのようにさ。
本来多分これやっても虚無にいるから全然体起きないんだろうね。
すぐ金庫の方行ってたもんね。
そうだねそこはそうだな。
確かにねちょっとわからないというかさ、設定がちょっと曖昧なというかさ、そういうとこはあったよね。
あった?他に何かあった?
理解しきれてなかったのかもわからないけど。
多分なんか設定が曖昧というか難しくて、難しくて理解できてないかもしれない。
それはあるかもしれない。
今までさその辺はさもうスルーしてたのよなんか最後のなんかよくわかんないけどなんか下の階層からバンバンバンバンタイミングよく目覚めてはいおめでたいねみたいなおはようみたいな感じだったからまあいいやって思ってたけど
よく見るとあれ斎藤どこにいるんだみたいなのとかさ。
なんかちょっと今回これをやるにあたってしっかりそこ見たから今までよりこう矛盾点が解消されましたね。
インセプションの影響
あとどうやっぱ考察動画見ると新たな発見とかあった?
ほぼなかったですね。
そうなんだ。
あんまなかったなんか僕は見たのがあんまりだったのかもしれないけどそんなにおーとかはなかったっすね。
だから誰も夢のなんかそういう話もしなかったし。
そうだよねあくまで考察だったよね。
なんか考察らしい考察見なかったな。
でもさ最初の方のシーンのさ要はアリアドネだっけ?学生のパリの女の子を誘ってさ夢の世界作ってくれって言うじゃん。
コブが。
でさ気づいたらもう夢の世界にいるじゃんあれ。
気づいたらってかね。
でさいきなり能力発揮する感じじゃないけどさ。
あれかカフェで爆発するシーンあったでしょ。
カフェでパンパンパンパン。
そうそうあれはもうテンション上がったな。
テンション上がった。
あれすごかったね。
すごかった。
あれCGだと思うけどさかなりリアルだったね。
華やかでしたね。
華やかでした。
でその後さこのあれねグーってあの街が。
街が直角に折れて。
そうそうそうそう。
サンドされる感じのやつね。
あれさ多分当時公開されるときにあのシーンあったと思うんだよね。
トレーラーで。
なかったかな。
予告編でさ。
なるほど。
でもさ予告編であれ見せといてさ。
実際の物語あんなこうとんでもないこと起きないじゃん。
この映画って。
ね。
なんか全然違うなと思ったんだけどね。
そうなの。
そうだから要はさ超能力みたいな感じになると思ったんだよ。
その当時予告編見たときに。
うんうん。
でも実際にはさやっぱこれぐらい非現実的なことを
まあこう作れるよみたいなことで多分見せたもんだと思うんだけど。
うんうん。
なんかね特に第三階層目の雪山のシーンとかさ本当になんか普通のアクション映画というかさ。
確かにね。
とんでもないことは特に起きなかったじゃん。
うんうんうん。
なんかその辺がちょっとギャップはあったけど。
うんうん。
でも面白かったな。
そうねー。
どうですかどの辺が残りましたか。
いや結局さあの映画は何を訴えたかったのかなっていうのをすごい考えました。
そこね。はいはいはい。
まあなんかその奥さんがおかしくなっちゃったっていうのが。
うん。
潜在意識に一つのアイデアを植え付けたせいだったって話だったじゃないあれは。
そうだねインセプションだよね。
インセプションしたんでしょ奥さんにね。
うんうんうん。
ここは現実じゃないのかもしれないっていうアイデアを植え付けたじゃん。
うん。
虚無の世界でずっと戻りたくないってなっちゃったから。
50年間でしょ。
50年おじちゃんおばあちゃんになって戻すためにここは現実じゃないっていうアイデアを植え付けたら。
うん。
現実に戻ってきてもそのアイデアが頭から離れなくなってしまったと。
そうですね。
結構なんかそのアイデアっていうものをさ、ガンとかウイルスみたいな表現をしてたから。
うん。
何が言いたいのかなってちょっといろいろかんぐったんだけどさ。
うん。
どうよ?
しゅんたまはこの映画から何を感じましたか?
この映画から?
もうなんか話を振らないでくれみたいな顔をしないで。
いやなんかもう完全にカネリの番かなと思ったらいきなりパトン来たからさ。
いやいやだってまたこれ俺話し始めるとまた映画が止まらなくなっちゃうから申し訳ないなと思って。
そうだね。
どうだったんだろうと思ってさ。
何だろうこの映画を一言で語るとみたいな。
なんかどう思ったのかなと思って。
そのなんかパンパン弾けるのがさ華やかで面白いなとかアクション面白いなはそうだと思うんだけどさ。
あったんだけど、なんかギャグみたいなシーンもちょっといくつかあったりとかして。
ギャグシーンあったっけ?
ギャグシーンあったじゃん。
ちょっと先だけどさ、第2階層目でさ、ホテルのシーンあったでしょ。
あったね。
ホテルのシーンでさ、ジョセフ・ゴードン・レビットだけ、アーサーか。
アーサー。
アーサーがさ。
相方のね。
そうそうでホテルの中でみんなまた階層に行くわけじゃん、第3階層に。
で眠った人たちをさ、起こすためにさ、無重力状態になってるみんなをまとめるわけよ空中で。
でさ、人ってさ、たぶんそのまま同じ方向で重ねると、たぶんちょっとこう、頭がみんなあるから扇状になっちゃうんだけど、頭と足を交互に重ねていくんだよね。
うんうん。
そうするとちょっとコンパクトに重なるからさ。
本当どうでもいいんだけど。
笑うとこだったのそこは。
そう、いやこれギャグでしょと思って。
すごいギャグなんだ。
みんな空中でフワフワしながらさ、人をこう紐かなんかで結んでんじゃん。
結んでたね。
でフワフワしながらなんかエレベーターの方持ってってさ、あれギャグじゃないの?
あれギャグなの?
ギャグなの?あー俺は、あー無重力なったらこういう風にすればいいんだってちょっと思った。
ねー、あれはちょっとギャグだった。
ギャグだったんだあれ。
あ、そうだね戻るけど、何を学んだかというか、何を言いたかったかってことだよね。
そうそう、何をこう感じたのかなって。
俺とかはなんかそのもう、夢のあれでもう興奮しちゃってさ、そこに終始しちゃってたからさ、改めて考えたけどさ、
しゅんちゃんとかはどう思うんだろうなってこれ見てって思った。
いやなんだろう、でもさやっぱもう、あの映画のテーマはもう夢でしょ。
夢だね。
このさ夢と現実ってさ、結構こう、人の思ったようになるとかなんかちょっとスピリチュアルな感じあるけど、
なんか人はこう、自分の見たいものだけ見るみたいなさ。
おーいい言葉だね。
そうそう、なんかそんなとこを感じたかな。
なんか、えっとね、主人公のコブとモルっていう奥さんいたでしょ。
で、2人ともさ、たぶん自分たちの時間が欲しいというかさ、幸せな時間を過ごしたいって言って回想に行ったわけじゃん、どんどん。
で、50年間一緒に暮らしたわけでしょ。
でさ、あの後、1回戻るじゃん。
で、そこから奥さんが狂っちゃってさ、モルが。
で、最後自殺しちゃうわけでしょ。
なんかさ、そんなに一緒にさ、いたのにさ。
で、最後死ぬときさ、要はコブが犯罪者みたいになるような遺言を書いたわけじゃん、彼女は。
あんなに一緒にいたのにさ、最終的に恨まれるというかさ、めっちゃ悲しいわと思ったもん。
だからなんか、一緒にいたり、その時間をどれだけこう、理解した上で共有したとしても、結局人って分かり合えないのかなとかって思ったんだよね。
人間関係の複雑さ
深いですね。
だってさ、子供がいてさ、2人ね。
でもそうだ、ちょっとさ、思ったのはさ、2人はさ、行ったのはさ、子供のいないとこだよね、確か2人で。
最後?そのホテルんとこ?
違う違う、その50年間。50年間って子供いたのかな。
50年間。子供いないとこなんじゃないかな。
だよね、2人だけで過ごしたんだよね。
うんうん。
だからさ、あの、分かんない、こっからはもう自分の妄想なんだけど、
うん。
まあ年後に近い子供だが2人いてさ、
うん。
愛と憎しみの交錯
で、コブは産業スパイとして働いてるってさ、
うん。
結構たぶん家とかも開けること多かったんだと思うんだよね。
うん。
でさ、モルは子育てに結構疲れちゃって、
うんうん。
それでちょっとこう、自分のリラックスした日とかさ、自分のこう、時間を取り戻したいみたいな。
うん。
結構なんかそんなきっかけで、なんか2人でこの、2人だけの時間を過ごそうと思って、
あの機会を使ったのかなとかなんか色々考えちゃったんだよ。
あー最初あの機会を使ったきっかけね。
そうそうそう。もう毎日忙しくてさ、で旦那はいなくてさ、
うんうん。あるかもね。
そうそう。だからなんか一緒にいた2人だとしてもなんか分かり合えないし最後憎まれちゃったりするし、
うん。
あー人間って難しいなと思った。
いやでもなんかそのさ、最後飛び降りる時にさ、
うん。
日本書じゃないわ、なんか弁護士にこういう手紙を出したとかって言ってたやつだよね。
言ってたね、うん。
なんかそれってなんか憎んでとかじゃなくて、
うん。
こういうことじゃないのかなって思ってるんだけど、
本当に奥さんはここは夢だと信じてるから、
うん。
夢だと信じて心置きなく一緒に飛んで目を覚ましてほしいって思ってるわけじゃないですか。
そうだね、一緒に飛びましょうって言ってたもんね。
そう。
だから、
うん。
え?
え?
でもさ、ちょっと話の、話をおるようであれだけどさ、
難しくなっちゃった。
あれさ、ちょっとおかしいよねでもあのシーンも。
え?
家が、家というかさ、ホテルのね、2人の記念過ごそうって言ったホテルでの話じゃん。
うん。
家に入ったらさ、もう家の中が荒れててさ、
うん。
で、窓開いててさ、え?と思って見たら向かいのホテルの窓にいたじゃん。
うんうんうん。
あれどうやって行ったんだろうとかなんか考えちゃったんだよね、あのシーンになった瞬間。
ええ。
飛んだのかなとか。
向こうまで回ったんじゃないの?あ、ビル違いだったっけ?
いやわかんないけど。
違うビルよしのぼって、
うん。
そこ突き破ったのかな。
いやなんかさ、そう考えると、なんかあのシーン不思議でさ、
うん。
もしかしたらあれも夢だったのかなとか思っちゃったりしたんだよね。
おおー、深い。
ははは。
それはすごく深い。
だっておかしいじゃん、あれ飛べる距離じゃなかったよ多分あれ。
その視点は、そうだからなんか単純にぐるっと回ったのかなぐらいには俺思ってたけど、
ああ。
なんか、だとしてもっていう不思議な感じは確かに残るよね。
だからなんかあの映画の一個の観点として、
うん。
現実だと思ってる場所は実は夢なんじゃないのかっていうのもあるじゃん。
そうそうそう。ほら最後のシーンもそうでしょ。
要はあのトーテムがさ、倒れるか倒れないか、倒れたら現実、回り続けたらありえないことだから夢っていう話じゃん。
はい。
あれもさ、結局ちょっと傾いてたりしたでしょトーテム。
ちょこっとね。
うん。あれも最後も現実か夢かもわかんないからさ。
うん。
なんか本当にわかんないですあれは。
真実を見せない。
見せない。
手法だったね。
うん。
だからあの手紙は、心置きなく飛べるようにしたっていうことでしょ。
あ、そうなんだ。なんか自分はちょっとこう、こんなところに連れてって50年間もいてさ、で結局帰るって言ったじゃん。
うん。
コブがね。
うん。
でも多分モルにとってはもうあそこが気持ちよくて、戻りたくなかったし50年もいたからそれが現実だと思ってたんだよね多分。
うーん。
それでさ結局戻って自殺しちゃうわけじゃん。これは現実じゃないって言って。
うん。
だからあそこまでいたのにコブはわかって50年いたのかなっていう恨みかと思ったんだよね自分は。
わかってってどういうこと?
要はさコブはさ、要はそこまで階層にいて50年もいたらさ、もうこれが現実だと思うじゃんみんな。
うんうん。
だからモルの方はもう完全にこれが現実、こっちの方が現実だと思ってたし、思わされてたけど、コブはやっぱりちょっと冷静で、まあこれは50年もいたけど、あくまで夢の中なんだよっていうのがわかってたっていうね。
夢と現実の境界
うんうん。でもさわかるよね。だってそんな天地創造みたいなことをずっとしてて、なんか神みたいな気持ちで楽しかったとかって回想してたじゃん。
そうだまあ明らかに現実じゃないもんなあの世界ね。
でもね奥さんはそこは現実だと思っちゃったってこと?戻りたくなかったとかじゃなくて、現実だって信じたってことかな。
それでやっぱ戻ろうとしたんじゃないかな。
ここは現実じゃないかもしれないってアイデアを植え付ける必要があったってことは、現実だって思い込んじゃってたってことかね。
それでインセプションしたんじゃない?
なるほどね。いやちょっとまたお時間あれですけども。
そうですねはい。
ちょっと今のはそうだね。
なんか話しながらぐるぐるしちゃいましたけど。
いいと思いますね。ちょっとまた次回もですなこれは。
はい。
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それではまた次回お会いしましょう。
さよなら。
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