あらすじで言ったけど、設定も現実的じゃないというかさ、
インセプションって元々ないよね、この言葉ね。
ないんだ、これ。
あるのかな?
造語なの?
植え付けるってことでしょ?
植え付けるっていう意味では使ってるのかな?海外の人とかは。
そういう単語があるのかと思ったら、あるんじゃないですか?
この映画、いくつか出てくるよね、ちょっと変わった単語がね。
抜き取るのと植え付けるのとでね。
そうだそうだそうだね。
そうですね、最初からストーリーからいくって感じだけど。
この主人公が、最初か夢?夢というかなんだろう。
一番最初ね。
波打ち際というかさ。
一番最初のシーンが最後のシーンと一緒だったよね。
あ、そうだ。
今なの?それ。
今だ、それ。そうだ。
今気づいたの?
そうそうそう。
なんかもう波打ち際で倒れててビシャビシャで。
で、あーみたいなちょっとうつろな感じで目を覚まして。
目の前にね、あの子供二人がいるんだよね。
そうなんですよ。
子供ね、愛すべき子供がね、いて。
そうですよ。
コブの子供ね。
で、その奥になんかこう木城が、城というか。
あってそこに場面が映るんだよね。
そうです。
そう、そこで年老いた斉藤が出てくるんですよね。
そうだね、そうだよね。
そう、だからさ、あそこさ、最初年老いた斉藤とコブがこう、再会のシーンだよね、あれはさ。
ラストのシーンがいきなり出てきて、途中でいきなり渡辺健、斉藤が若くなるじゃん。
だからそこがその、そこは本当は関係ないんだよね、っていう。
あそこはね、ちょっと聞きたいというかさ、語りたい部分だったんだけど、
あの場面っていうのは、あの、最初から最後にいきなり飛んじゃうけど、
はい。
二人がさ、最後さ、あの、車がさ、なんと落ちるじゃん。
落ちる。
で、落ちた後さ、二人だけ起きてなかったじゃん。
起きてなかった。
起きてなかった。
ね、上がってこなかったでしょ。
で、あの時に、助けに行ったって言ってもおかしいよな。
でもコブ若かったもんね。
コブ若かったっす。
で、斉藤だけもうなんかおじいちゃんになってたじゃん。
そうなんす。
あの時間軸は謎だったんだよね。
あれは、あれだからあそこがいわゆる虚無なんすよね、空間。
はいはい、虚無に行っちゃった後だ。
斉藤が最後の第3階層で手榴弾投げて、ちょっと意思報いた後に力尽きて死んじゃうと。
で、その時にあそこで死んだから虚無に行っちゃったんすよ、彼が。
そういうことね。てかもうほんと死にそうだったもんね。
死にそうだったもんね。2階層目でも銃撃にあって、ずっと死にそうだったから。
うんうん。そうなんす。
だから先に斉藤が虚無に入っていってしまったから、で後からコブが追いかけたから。
うん。
だから斉藤はすごい時間をそこで過ごしていたっていうことだよね。
そういうことね。
そういうことですね、あそこはね。
うんうんうん。
ボケて、何が何だかわからなくなりそうな寸前で、ギリギリコブのことを覚えてて。っていうシーンだよね、あそこは。
そっかー。
だからそうなんすね、虚無、なんかあの映画だと虚無、いわゆる虚無とかって言われたものが、第4階層とイコールの意味で語られてたっぽいんだよね。
うん、確かに。第3階層、説明だと第4階層が虚無って言ってたっけ、第3階層ぐらいまでしか説明なかったのかな。
ないっすよね。
その後ってちょっと不明だったよね。
その後不明なんですよ。
第4まで行くよね。
そうですね。だから虚無に落ちちゃった斎藤を助けるために最後あそこに自分で潜って行ったっていう、そういうことだと思うんだよ。
てことは、じゃあ斎藤は助けられたのか。
斎藤助けられたんすよね。で最後飛行機で戻ってきたもんね。
そうだ。
戻ってきたじゃん。
はいはい戻ってきたね。
もう放信状態だったじゃん。あそこで何十年も斎藤だけ過ごしちゃってるから。脳がバグる寸前みたいな。
ほんとだよね。でもすぐ電話かけてたね。
すぐ電話かけたね。
あれだよね、確かその約束ちゃんと守ったんだよね。
そうそうそうそう。
使命手配というか国際。
そうそうそう。国際使命手配みたいなのかけられたから。
はいはいはい。じゃあちゃんと救ったんだねあれはね。
救ったんすよね。俺を信じて飛べばいいって言ってたじゃん、コブがさ。
うーん。
あれ斎藤がコブにかけた言葉じゃないですか。コブをスカウトするときにさ。
うん。
信じて飛べばいいって斎藤がコブに言った言葉をコブから斎藤に投げかけて思い出させようとしているシーンだなって。
あーそういうことね。
なんかつい最近見たのに全然思い出せない、そのシーンが。
そっかでもなんかすごい作り込まれてるねやっぱね。
いや本当にね。
いやすごいわ。
ちょっとでも難しくてよくわかんないシーンもあったな。なんか最後の方がちょっと難しくて何回も見たけど。
第三階層のね。
第三階層のあの雪山のところでさ、ターゲットの若い社長、直社長、ロバート。
うんうんうん。
死んじゃうじゃん。銃撃されて死んじゃう。
うん一回、うんそうだね、亡くなるね。
死んじゃってもうそこでゲームオーバーなんだけど、いや潜って救いに行けばなんとかなるとかって言って。
うん。
第三階層で寝るんだよね、あの主人公とあの女の子がさ。
うんそうだねそうだね。
だからさあれ殺された時にロバートはさ虚無に行ってるはずじゃん。
うんそうだね。
だから第三階層で寝ると虚無に行くっていうことなんだってその時思って。
第三階層で。第三階層で寝るとってこと?
第三階層でさ、あのコブとアリアドネ女の子。
うん、二人寝たよね。
寝たじゃん。で寝た先があのロバートのいる虚無だったじゃん。
はいはいはいはい。
だからもう第三の次はもう虚無なんだっていうのをそこで分かったけど。
そういうことか。そうだね。そこが繋がってるのか。
そうなんかそこはだから僕的に言うと第7階層ぐらいまであるのになーみたいな感じではあって。
あー。
その虚無という概念が分かんない。それはフィクションかなと思ったけどね。
でも映画的にはもう多分第4が最後なんだろうね。
そんな感じですね。
虚無に行っちゃうと。
ノーラン監督はひょっとしたら第4階層ぐらいまでしか行けてないからそういう発想になったのかもしれない。
あー。ノーランさん。まだまだだってことはね、カネインから。
だからそこはちょっとなんか難しかったですね、理解がね。
虚無ってなんかさ、この要は鎮静剤を上の階で打っちゃったから、本来下の階層で死ねば起きれるはずなのに、起きれずになんか無の空間を漂うみたいなイメージがこうしてたけど、何もない無の世界かなと思ったら普通になんか世界あるじゃないですか。
そうだねそうだね。
なんか昔コブがさ、奥さんと50年間ぐらい暮らしてましたみたいなこと言ってて、あれは俺作ったビルだとかってなんとかって言ってたじゃないですか。
あー言ってた言ってた。
なんかそれがなんか共有なんだと思ってその空間、虚無という世界共有、誰が死んでもその虚無という共通の世界に惑星に飛ぶみたいな感じなんだって思って。
そうだね。
そうだよね。虚無に落ちた人はみんなそこに。
あれはでもあれなんじゃないの?機械の中にコブが作った世界なんじゃないの?違うのかな。
そういうことなのか。
ほらアリアドネがさ、設計したのはあの機械の中の世界を作ったのかな。
じゃあ全然違うところで同じようなことしてる人がいても、全く別の世界だってこと?
え?でもほら入る時は必ずあの機械を使ってたじゃん、みんな。
いやコブの潜在意識のってことですか、それは。
そうだからコブが作ってる世界の中にみんな入ってったんじゃないのか違うのかな。
あの機械ってただその睡眠剤をこう散らすやつじゃないのかな。
プラス夢を共有する何かの。
あーあの刺さってることでってこと?
うんうん。
でもさみんなの中にもさあの奥さんのモルは出てきたわけじゃん。
モルね。
子供が見えてたのかわかんないけどさ。
あれはあれだよね、そのコブの潜在意識が作り出したものが入ってきちゃってるってことだよね。
そうそうそう。
なんかさそこが、あれはコブがいるからそのコブが昔50年前に作ったそのビルとかがそのまま存在するってことなのか。
なんかもう世界共通で、第4階層目はもうみんなあの惑星に飛ぶみたいな話なのかっていうのがちょっと難しい。
あーそうだね、そっかそっか。その階層ごとにも世界があって、そこに行った人はそこにたどり着けるみたいなこと、共通の世界があって。
そう、第一第二財産とかはなんか毎回夢を見るたびにワールドを作ってる、メタバースワールドを作ってる感じじゃないですか、多分。
そうだねそうだね。
って思ってたら虚無はなんか違う扱いなのかなっていう気がして最後。
虚無はさあでも。
虚無だって最初からあったじゃないですか。
あったあった。
あれはもう昔奥さんと過ごしてた家だとかって言って。
そうだねそうだね。
だからなんか虚無だけなんかね、木星に飛ぶみたいなそういう感じなのかなと思ってさ。
確かに。
でもあれ、
そこが謎だった、ちょっとよくわからなかった。
で虚無だと死ねば上に行けるらしい、戻れると。
うんうんそうだね。
だから最後あのターゲットビルから突き落として目覚めさせる。
あーはい。
でなんかそれでAEDされてちょうど戻ってくるみたいな。
うん。
であの女の子も飛び降りて死んで戻る。
そうだね。
でも主人公のコブだけ残って斎藤助けに行きましたっていう話だったけど。
あとどうやっぱ考察動画見ると新たな発見とかあった?
ほぼなかったですね。
そうなんだ。
あんまなかったなんか僕は見たのがあんまりだったのかもしれないけどそんなにおーとかはなかったっすね。
だから誰も夢のなんかそういう話もしなかったし。
そうだよねあくまで考察だったよね。
なんか考察らしい考察見なかったな。
でもさ最初の方のシーンのさ要はアリアドネだっけ?学生のパリの女の子を誘ってさ夢の世界作ってくれって言うじゃん。
コブが。
でさ気づいたらもう夢の世界にいるじゃんあれ。
気づいたらってかね。
でさいきなり能力発揮する感じじゃないけどさ。
あれかカフェで爆発するシーンあったでしょ。
カフェでパンパンパンパン。
そうそうあれはもうテンション上がったな。
テンション上がった。
あれすごかったね。
すごかった。
あれCGだと思うけどさかなりリアルだったね。
華やかでしたね。
華やかでした。
でその後さこのあれねグーってあの街が。
街が直角に折れて。
そうそうそうそう。
サンドされる感じのやつね。
あれさ多分当時公開されるときにあのシーンあったと思うんだよね。
トレーラーで。
なかったかな。
予告編でさ。
なるほど。
でもさ予告編であれ見せといてさ。
実際の物語あんなこうとんでもないこと起きないじゃん。
この映画って。
ね。
なんか全然違うなと思ったんだけどね。
そうなの。
そうだから要はさ超能力みたいな感じになると思ったんだよ。
その当時予告編見たときに。
うんうん。
でも実際にはさやっぱこれぐらい非現実的なことを
まあこう作れるよみたいなことで多分見せたもんだと思うんだけど。
うんうん。
なんかね特に第三階層目の雪山のシーンとかさ本当になんか普通のアクション映画というかさ。
確かにね。
とんでもないことは特に起きなかったじゃん。
うんうんうん。
なんかその辺がちょっとギャップはあったけど。
うんうん。
でも面白かったな。
そうねー。
どうですかどの辺が残りましたか。
いや結局さあの映画は何を訴えたかったのかなっていうのをすごい考えました。
そこね。はいはいはい。
まあなんかその奥さんがおかしくなっちゃったっていうのが。
うん。
潜在意識に一つのアイデアを植え付けたせいだったって話だったじゃないあれは。
そうだねインセプションだよね。
インセプションしたんでしょ奥さんにね。
うんうんうん。
ここは現実じゃないのかもしれないっていうアイデアを植え付けたじゃん。
うん。
虚無の世界でずっと戻りたくないってなっちゃったから。
50年間でしょ。
50年おじちゃんおばあちゃんになって戻すためにここは現実じゃないっていうアイデアを植え付けたら。
うん。
現実に戻ってきてもそのアイデアが頭から離れなくなってしまったと。
そうですね。
結構なんかそのアイデアっていうものをさ、ガンとかウイルスみたいな表現をしてたから。
うん。
何が言いたいのかなってちょっといろいろかんぐったんだけどさ。
うん。
どうよ?
しゅんたまはこの映画から何を感じましたか?
この映画から?
もうなんか話を振らないでくれみたいな顔をしないで。
いやなんかもう完全にカネリの番かなと思ったらいきなりパトン来たからさ。
いやいやだってまたこれ俺話し始めるとまた映画が止まらなくなっちゃうから申し訳ないなと思って。
そうだね。
どうだったんだろうと思ってさ。
何だろうこの映画を一言で語るとみたいな。
なんかどう思ったのかなと思って。
そのなんかパンパン弾けるのがさ華やかで面白いなとかアクション面白いなはそうだと思うんだけどさ。
あったんだけど、なんかギャグみたいなシーンもちょっといくつかあったりとかして。
ギャグシーンあったっけ?
ギャグシーンあったじゃん。
ちょっと先だけどさ、第2階層目でさ、ホテルのシーンあったでしょ。
あったね。
ホテルのシーンでさ、ジョセフ・ゴードン・レビットだけ、アーサーか。
アーサー。
アーサーがさ。
相方のね。
そうそうでホテルの中でみんなまた階層に行くわけじゃん、第3階層に。
で眠った人たちをさ、起こすためにさ、無重力状態になってるみんなをまとめるわけよ空中で。
でさ、人ってさ、たぶんそのまま同じ方向で重ねると、たぶんちょっとこう、頭がみんなあるから扇状になっちゃうんだけど、頭と足を交互に重ねていくんだよね。
うんうん。
そうするとちょっとコンパクトに重なるからさ。
本当どうでもいいんだけど。
笑うとこだったのそこは。
そう、いやこれギャグでしょと思って。
すごいギャグなんだ。
みんな空中でフワフワしながらさ、人をこう紐かなんかで結んでんじゃん。
結んでたね。
でフワフワしながらなんかエレベーターの方持ってってさ、あれギャグじゃないの?
あれギャグなの?
ギャグなの?あー俺は、あー無重力なったらこういう風にすればいいんだってちょっと思った。
ねー、あれはちょっとギャグだった。
ギャグだったんだあれ。
あ、そうだね戻るけど、何を学んだかというか、何を言いたかったかってことだよね。
そうそう、何をこう感じたのかなって。
俺とかはなんかそのもう、夢のあれでもう興奮しちゃってさ、そこに終始しちゃってたからさ、改めて考えたけどさ、
しゅんちゃんとかはどう思うんだろうなってこれ見てって思った。
いやなんだろう、でもさやっぱもう、あの映画のテーマはもう夢でしょ。
夢だね。
このさ夢と現実ってさ、結構こう、人の思ったようになるとかなんかちょっとスピリチュアルな感じあるけど、
なんか人はこう、自分の見たいものだけ見るみたいなさ。
おーいい言葉だね。
そうそう、なんかそんなとこを感じたかな。
なんか、えっとね、主人公のコブとモルっていう奥さんいたでしょ。
で、2人ともさ、たぶん自分たちの時間が欲しいというかさ、幸せな時間を過ごしたいって言って回想に行ったわけじゃん、どんどん。
で、50年間一緒に暮らしたわけでしょ。
でさ、あの後、1回戻るじゃん。
で、そこから奥さんが狂っちゃってさ、モルが。
で、最後自殺しちゃうわけでしょ。
なんかさ、そんなに一緒にさ、いたのにさ。
で、最後死ぬときさ、要はコブが犯罪者みたいになるような遺言を書いたわけじゃん、彼女は。
あんなに一緒にいたのにさ、最終的に恨まれるというかさ、めっちゃ悲しいわと思ったもん。
だからなんか、一緒にいたり、その時間をどれだけこう、理解した上で共有したとしても、結局人って分かり合えないのかなとかって思ったんだよね。
で、コブは産業スパイとして働いてるってさ、
うん。
結構たぶん家とかも開けること多かったんだと思うんだよね。
うん。
でさ、モルは子育てに結構疲れちゃって、
うんうん。
それでちょっとこう、自分のリラックスした日とかさ、自分のこう、時間を取り戻したいみたいな。
うん。
結構なんかそんなきっかけで、なんか2人でこの、2人だけの時間を過ごそうと思って、
あの機会を使ったのかなとかなんか色々考えちゃったんだよ。
あー最初あの機会を使ったきっかけね。
そうそうそう。もう毎日忙しくてさ、で旦那はいなくてさ、
うんうん。あるかもね。
そうそう。だからなんか一緒にいた2人だとしてもなんか分かり合えないし最後憎まれちゃったりするし、
うん。
あー人間って難しいなと思った。
いやでもなんかそのさ、最後飛び降りる時にさ、
うん。
日本書じゃないわ、なんか弁護士にこういう手紙を出したとかって言ってたやつだよね。
言ってたね、うん。
なんかそれってなんか憎んでとかじゃなくて、
うん。
こういうことじゃないのかなって思ってるんだけど、
本当に奥さんはここは夢だと信じてるから、
うん。
夢だと信じて心置きなく一緒に飛んで目を覚ましてほしいって思ってるわけじゃないですか。
そうだね、一緒に飛びましょうって言ってたもんね。
そう。
だから、
うん。
え?
え?
笑
でもさ、ちょっと話の、話をおるようであれだけどさ、
難しくなっちゃった。
あれさ、ちょっとおかしいよねでもあのシーンも。
え?
家が、家というかさ、ホテルのね、2人の記念過ごそうって言ったホテルでの話じゃん。
うん。
家に入ったらさ、もう家の中が荒れててさ、
うん。
で、窓開いててさ、え?と思って見たら向かいのホテルの窓にいたじゃん。
うんうんうん。
あれどうやって行ったんだろうとかなんか考えちゃったんだよね、あのシーンになった瞬間。
ええ。
飛んだのかなとか。
向こうまで回ったんじゃないの?あ、ビル違いだったっけ?
いやわかんないけど。
違うビルよしのぼって、
うん。
そこ突き破ったのかな。
いやなんかさ、そう考えると、なんかあのシーン不思議でさ、
うん。
もしかしたらあれも夢だったのかなとか思っちゃったりしたんだよね。
おおー、深い。
ははは。
それはすごく深い。
だっておかしいじゃん、あれ飛べる距離じゃなかったよ多分あれ。
その視点は、そうだからなんか単純にぐるっと回ったのかなぐらいには俺思ってたけど、
ああ。
なんか、だとしてもっていう不思議な感じは確かに残るよね。
だからなんかあの映画の一個の観点として、
うん。
現実だと思ってる場所は実は夢なんじゃないのかっていうのもあるじゃん。
そうそうそう。ほら最後のシーンもそうでしょ。
要はあのトーテムがさ、倒れるか倒れないか、倒れたら現実、回り続けたらありえないことだから夢っていう話じゃん。
はい。
あれもさ、結局ちょっと傾いてたりしたでしょトーテム。
ちょこっとね。
うん。あれも最後も現実か夢かもわかんないからさ。
うん。
なんか本当にわかんないですあれは。
真実を見せない。
見せない。
手法だったね。
うん。
だからあの手紙は、心置きなく飛べるようにしたっていうことでしょ。
あ、そうなんだ。なんか自分はちょっとこう、こんなところに連れてって50年間もいてさ、で結局帰るって言ったじゃん。
うん。
コブがね。
うん。
でも多分モルにとってはもうあそこが気持ちよくて、戻りたくなかったし50年もいたからそれが現実だと思ってたんだよね多分。
うーん。
それでさ結局戻って自殺しちゃうわけじゃん。これは現実じゃないって言って。
うん。
だからあそこまでいたのにコブはわかって50年いたのかなっていう恨みかと思ったんだよね自分は。
わかってってどういうこと?
要はさコブはさ、要はそこまで階層にいて50年もいたらさ、もうこれが現実だと思うじゃんみんな。
うんうん。
だからモルの方はもう完全にこれが現実、こっちの方が現実だと思ってたし、思わされてたけど、コブはやっぱりちょっと冷静で、まあこれは50年もいたけど、あくまで夢の中なんだよっていうのがわかってたっていうね。