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鎌倉幕府のこと
2026-10-30 11:47

鎌倉幕府のこと

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源平合戦を終え、鎌倉幕府を築いた源頼朝。けれど、その死後、幕府を動かすのは源氏ではなく、北条氏になっていきます。政子と義時が守った鎌倉幕府、朝廷との大きな争い、そして時代の移り変わり。源氏の血を引く者たちが、やがて再び歴史の表舞台に立ち、そして姿を消していく。平安時代から戦国時代へ。源氏と平氏をめぐる長い物語も、いよいよ今回で最終回です。

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こんばんは、ひとりごとの時間です。 今夜は、鎌倉幕府について話そうと思います。
原兵合戦を終わらせ、鎌倉幕府を築いた源の頼朝。 ある日、橋の供養に出向いた頼朝は、その帰り道に落馬したと伝えられています。
その後、体調を崩し、まもなく亡くなりました。 あれほどの戦いをくぐり抜け、武士たちをまとめ上げた頼朝でしたが、
その最後は、思いがけずあっけないものでした。 頼朝の後を継いだのは、長男の頼家でした。
しかし幕府の中では、政子の父である 皇上時政が大きな力を持つようになっていきます。
父時政と母の牧の方は、自分たちの繁栄を優先し、 頼家を将軍の座から退けようとします。
さらに三大将軍となった 真根友までも排除しようと覚削しました。
これに立ち向かったのが娘である政子と 弟吉時でした。
二人は父の時政を退け、いずえ隠居させます。 頼友が築いた幕府を守るため、
政子と吉時は実の父と対立することになったのです。 けれど争いはそれで終わりませんでした。
次男の真根友もまた命を落としてしまいます。 こうして頼友の子供たちは次々と姿を消し、
源氏の将軍は三大で途絶えることになりました。 その後鎌倉幕府では源氏以外の者が将軍に迎えられるようになります。
ただし幕府の実権を握っていたのは将軍ではなく 執権となった皇上氏でした。
源氏の将軍がいなくなった鎌倉で幕府を動かすようになったのは 皇上政子と弟吉時の二人となったのです。
そんな鎌倉幕府に大きな危機が訪れます。 朝廷との対立です。
源氏の将軍がいなくなったことを絶好の機会と考えた 後鳥羽上皇は皇上吉時を討つよう命令を出します。
幕府の実権を握る吉時を討てという朝廷からの命令。 鎌倉の武士たちの間には動揺が広がりました。
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そんな中政子が御家人たちに語りかけます。
今は亡き夫寄友が築いた幕府を守るため力を合わせてほしい。 政子は寄友から受けた恩を忘れず今こそ鎌倉幕府を守るよう訴えたのです。
この言葉に武士たちは心を一つにしていきます。 こうして始まったのが世に言う上級の乱です。
前代未聞、武士たちが朝廷に矢を引いたのです。 幕府軍は京へ向かって進み朝廷側の軍勢を破っていきました。
戦は幕府軍の勝利に終わり 後鳥羽上皇は沖の島へ流されます。
天皇である息子たちもそれぞれ別の土地へ流され 新たな天皇を建てました。
これによって朝廷の人々にも幕府の威光が強く反映されるようになり
鎌倉幕府はこれまで以上に大きな力を持つことになります。 寄友の死後息子たちを失い父を追放し朝廷との戦いまで乗り越えた
政子と吉時。 二人が守り抜いた鎌倉幕府はその後も北条氏を中心に続いていきます。
まもなくして政子と吉時が亡くなると 吉時の息子たちへと政治の実権は引き継がれていきました。
北条氏が執権として幕府を動かす仕組みは長く長く続いていくことになります けれど幕府の中には少しずつ不満も積み重なっていました。
北条氏の下には源氏の血を引く足利氏や日田氏をはじめ 多くの武士たちが仕えていました。
彼らの中には源氏の血を引かぬ北条氏が大きな力を握り続けることに不満を感じるものもいました。
その不満が大きくなったのがモンゴル帝国の襲来 いわゆる元寇の後です。
国を守るために外国と戦った武士たち。 しかし新たな土地を得られる戦いではなかったため十分な恩賞を受けられないものもいました。
こうして幕府への不満が少しずつ広がっていきます。 そんな中、後醍醐天皇が幕府を倒そうと兵を挙げます。
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幕府側として戦っていた足利尊氏もやがて幕府に背きます。 そして日田義貞も鎌倉へと攻め込み、北条氏を追い詰めていきました。
最後の執権北条貴時も自害し、鎌倉幕府はここに滅亡します。
それではここで一曲、黄昏スケッチ。
源頼朝が源氏の政権として築き上げた鎌倉幕府。
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けれど頼朝の死後、いつしか源氏の血筋とは無縁の北条氏が実権を握るようになっていきました。
そして最後は皮肉にも源氏の血を引く足利氏や日田氏の手によって幕を閉じることになったのです。
その後足利尊氏は京都に新たな幕府を開きます。
室町幕府の始まりです。
源氏の血を引く一族が再び将軍として政権の中心に立つことになりました。
元平合戦から続いてきた源氏の物語はこうして形を変えながらさらに続いていきます。
けれど室町幕府もまたいつまでも続いたわけではありませんでした。
時代が下るにつれ各地の武将たちが力を伸ばし、やがて戦国の時代へと入っていきます。
そして小田信長の時代、信長は将軍足利義明を京都から追放します。
こうして室町幕府は滅び、足利氏が将軍として政治の中心に立つ時代も終わりを迎えました。
源頼朝が鎌倉に幕府を開いてからおよそ400年、兵士と争い、武士たちをまとめ上げた源氏は鎌倉幕府を築き、
その後足利氏によって室町幕府へと受け継がれていきました。
けれど室町幕府の終わりとともに源氏が将軍として歴史の表舞台に立つ時代も幕を閉じることになったのです。
今夜は鎌倉幕府について話しました。
さて回を重ねてお送りしてきた源氏と兵士のお話ですが、今回をもって最終回となります。
次回からはまた普段通りの放送となります。
それではまた次回。
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