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はなし声のこと
2026-07-22 10:14

はなし声のこと

私たちは毎日、当たり前のように言葉を使っている。けれど、その最初の一言がいつ生まれたのかは、誰にも分かっていない。人類のはるか昔へ思いを巡らせながら、「ワンワン説」や「プープー説」といった少し不思議な学説ものぞいてみる。知れば知るほど、今日の「ありがとう」が少しだけ愛おしくなる、そんな言葉の始まりの物語。

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サマリー

私たちは日々当たり前のように言葉を使っているが、その起源は未だ解明されていない。文字が生まれる遥か以前から声としての言葉は存在したが、記録が残っていないため「ワンワン説」や「プープー説」など様々な学説が存在する。人類学や脳科学などの進歩により新たな手がかりも見つかっているが、言葉の始まりを探る旅は今も続いている。

言葉の起源の謎
こんばんは、ひとりごとの時間です。
今夜は話し声について話そうと思います。
僕たちって毎日当たり前のように言葉を使っているじゃないですか。
挨拶もそうだし、会話なんかもそうなんですけど、
今こうして僕が話しているのも言葉なんですよね。
朝起きると、「おはよう」から始まって、
何か感謝することがあれば、「ありがとう」と伝えたり、
別れの際には、「またね」と手を振ったりもします。
そんな何気ない言葉に囲まれながら暮らしているんですけど、
けれど、その最初の一言、
これがいつ生まれたんだろうと聞かれると、
あまり答えられる人はいないと思うんですよね。
実際、いつから人は言葉を話すようになったんだろうと調べてみたりもしたんですが、
その答えは今もまだわかってないそうなんですよ。
というのも、言葉っていうと文字と、あと声のこの2つがありますよね。
今こうして僕の話を届けているのは声ですし、
会話だったり挨拶だったりも声でしています。
一方、この声というものを形に残したものが文字というものになるんですけど、
言葉の始まりであろうこの声というものは、
文字が誕生するはるか昔から使われていたので、
当然その頃の記録は文字としては残っていないんですよね。
だからわかりようがないのでは?と考えられていたんですけど、
実際にあの歴史的にも、一度パリ言語学会によって、
こんな議論はどこまで言っても空想の息を出ないということで、
タブー視されて、言語の起源を議論することが禁止されたことさえあったんですよ。
そんなこんなで、こうした研究は長い間思うように進まなかったんですよね。
文字の歴史をたどってみると、
その歴史はおよそ5000年ほど前のシュメール文明まで遡ることになります。
文字にはそうして記録が残っている一方で、
声としての言葉そのものはもっとずっと昔から使われていたため、
人類が最初にどんな言葉を口にしたのか、
そのあたりの記録はなく、今もいくつもの説として語られているんです。
それではここで一曲、靴音。
ずっと一緒に歩いてきた
つま先に残る土の跡
育った街の風の匂い
あちこち寄り道しながら
ここまで来たのを知っている
それぞ幅であそこ馴染んだ地も
足のまたいだそこをみなじむ姿の道を
ハイペースで
言葉の起源に関する諸説
例えば、動物の鳴き声だとか、自然の音だとか、
そういったものの真似事から始まったんではないかという、
バウバウ説というものがあります。
犬のワンワンだったり、猫のニャーニャーだったり、
そういった真似事から始まったんじゃないかという説ですね。
確かにあの僕たちも幼い頃、救急車のことをピーポーと言ったり、
お腹のことをポンポンと言ったり、
そういう感じの発想だと思うんですよね。
また別に驚いた時や痛かった時に、
思わず出る声なんかが始まりなんじゃないかという説もあります。
例えば、えとか、うーんとか、わとか、ぎゃーとか、
まあそういった簡単の言葉が始まりなんじゃないかという説です。
これはプープー説と言います。
あとは、他人と行動を共にする時、
例えば、みんなで力を合わせる時の掛け声なんかが始まりなんじゃないかという説。
せーのーとか、それーとか、そういうものだと思うんですけど、
この説は陽気法説と言います。
さらには歌やメロディーのようなものの方が先だったのではないかという説もあります。
例えば、僕たちが陽気な気分の時に自然と鼻歌が出るような感じですかね。
こういったシングソング説のようなものまであります。
名前だけ聞くとどれも可愛らしく聞こえるんですけど、
どれも言葉の始まりを真剣に考えて研究された学説なんです。
もちろんどれが始まりとして正しいのかは今でもわかってないんですけど、
こうした起源の探究にはロマンのようなものが感じられる気がします。
ホモ・サピエンスと言葉の進化
僕たち現代人はホモサピエンスという種で、その歴史はおよそ30万年前まで遡ります。
その前には現人や旧人と呼ばれる人たちがいて、
ある時代には同じ地球で暮らしていました。
もちろん彼らも声を出し何かを伝え合っていたのでしょう。
ただあの今の僕たちが言葉と呼ぶような複雑なやり取りを発達させたのは、
ホモサピエンスだったのではないかと考えられています。
とはいえ文字としての記録は残っていません。
それでも人類の歴史として文字以外で残っているものがあります。
例えば化石だとか脳の仕組みや特徴だとか、
こういった様々な手がかりから少しずつ見えてきたものがあるんです。
さらには人類学や農科学、遺伝子の研究なんかも進み、
新しい手がかりも見つかるようになってきました。
ジェスチャーから言葉が生まれたのではないかという説もその一つなんです。
決定的な答えはまだ見つかっていません。
それでも人は問い続けています。
僕たちが毎日何気なく使っている言葉は一体どこから始まったのか、
その答えを探す歩みは今も続いています。
今夜は話し声について話しました。
それではまた次回。
10:14

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