第693回 椎名林檎に学ぶ【どうして歴史の上に言葉が生まれたのか】
2026-09-10 13:12

第693回 椎名林檎に学ぶ【どうして歴史の上に言葉が生まれたのか】

僕の仕事は英語を教えること、つまり言葉を扱う仕事なんですけれども、改めて言葉ってどうしてできたのかな?なんてことを思ったときに、椎名林檎さんの代表曲である「本能」の冒頭の一説を思い出しました♪

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00:05
こんにちは。 気づくと人生が変わってしまう
易者の英語指導師のはじめ先生です。 このチャンネルでは英語教師で易者
そして画家と経営者という多面的な視点を通じて 固まった常識や思考の枠をゆるっと外し
あなたの人生をもっと面白くするヒントについてお伝えしています。 今日のテーマは
シーナリンゴに学ぶ どうして歴史の上に言葉が生まれたのか
というお話です。 昨日の放送でサルにお金の概念を教えたら
サルの社会に窃盗や売春などが生まれてきたみたいな話をしたんですけれども これ面白いですよね。やっぱり人間と類人猿って近いんだなぁということが
わかるわけなんですけど、それでもその人間と類人猿の違いって一体何なんだっていうところを考えてみるとですね
皆さんこれなんだと思いますかね。 やっぱり言葉を話すことだと思うんですよね
以前鳥とかでもいくつかの単語を持っているとか あとその動物にも言語みたいなものがあるというようなことは
なんとなく皆さんもねわかっているところがあるんじゃないかと思うんですよね 例えば犬や猫の鳴き方によってこの時ってこういう鳴き方するよね
というのがあると思うんですけど でもやっぱり人間の言語ほどこんな複雑な体系はないですよね
そう考えると言語を使えるというのは人間の最大の特徴であったり あるいはそのアドバンテージだったりすると思うんですよね
この言語がどうやって生まれたのかってちょっと考えた時に 僕が大好きなシーナリンゴさんの本能という歌があります
その歌詞がねなかなか確信ついてるなって思うんですよね
冒頭の歌詞皆さんご存知の人多いかと思うんですけど
どうして歴史の上に言葉が生まれたのか
太陽 酸素 海 風 もう十分だったはずでしょう
つまりこの生物の存在していくにおいては
太陽もあるし酸素もあって海もあって風もあって
で食べられる果実を見つけてくれる植物があったりね
あるいはそのいろんな生き物がいてお互いにそれで食べたり食べられたりしながらお互いを支えながら生きて
それで循環する豊かな世界というものがあるわけですよね
自然というのはそれだけで完結して一つのエコシステムとして回っているのになぜ言葉が生まれたのかというのはシーナリンゴさんの問いだったと思うんですよね
その次に来るのが寂しいのはお互い様で正しく舐め合う傷は誰も何も咎められないということを言っているんですよね
03:09
つまりシーナリンゴさんが見抜いたところって言葉って寂しさを埋めたかったからなんじゃないかっていうのがあるんですけど
これは結構僕は確信をついているのかなと思うんですよね
つまり言葉ができたのが人とのつながりを深めるためだというこんな仮説だと思うんですけれど
前に鳥の言語の話をしたときに鳥が持っている言葉って鷹がいるとかね
そういった外的の存在をみんなに知らせるための内容であったり
クジラなんかも超音波みたいな音を出してその仲間に危険の存在とかを知らせているということがあるんですけど
言葉の必要性って恐らく共同体みたいなものの存続であるとか
命の危機みたいなものをみんなに知らせてリスクを低減させるみたいな
そういったところから始まっている可能性が高いのかなという感じがするんですよね
多分想像したときにやっぱり言葉に最初になったものって
痛みを感じた時に思わず発してしまう声であるとか
あるいは恐怖を感じた時に発する叫び声であるとか
まずそういったものがあって
その叫び声なりうめき声を聞いたときに
恐らく他の仲間がこの人は何らかの痛みにも経験しているとか
何らかの危険に遭っているとか何らかの恐怖に苛まれているとか
そういうことが分かったというところがまず言語的なもののスタートだと思うんですよね
だから最初の言葉みたいなものっていうのは
音声というバイブレーションに乗せられた感情のバイブレーションだと思うんですよね
振る振動というかいわゆる波動みたいなものなんだけれども
だからその感情を何らかの形で音声にして表すっていうのが
言語の一番最初だったんじゃないのかなと思うんです
ここでまたちょっと呼吸の話を思い出しちゃったんですけど
私たちがサウナに行ったりとかあるいはお風呂に入った時に
はぁーってなるっていう
あれは言語というよりもただのため息みたいな感じなんだけど
でもそれってそのままホッとするなんていう感じの
ホッとするっていう擬態語になってますよね
勝手な仮説ですけどこの擬態語
その単語の始まりが擬態語だったんじゃないかなって
なんとなく思ってるんですよ
これはなんで思ったかというと
06:03
子供がちっちゃかった時に
まだ言葉がよく話せなかったような時に
読み聞かせていた絵本があるんだけど
それ現代アーティストの本永貞政さんという人が書いた
ガチャガチャドンドンっていう絵本なんですよね
いろんな図形があって
そこにガチャガチャとかドンドンとか
音が入っているだけという超シュールな絵本なんだけど
これ子供が大好きだったんですよね
まだ単語とかそういったものがよくわからない時に
ガチャガチャドンドンとか言うと
ガチャガチャドンドンって言って真似するんだよね
これ何かの動きとか
例えば床をドンドンと叩いて
これをドンドンっていうふうに言い換えている
そういった様子を見せることで
その行為とドンドンが結びつくっていう
実際に自分の子供たちが言語をだんだん習得していくときに見ていて
そうなのかなと思ったことも今思い出したんですけど
考えてみると子供が覚えていく言葉って
最初は擬態語と結びついた名詞だと思うんですよ
ちょっとわかりにくいかもしれないですけど
犬のことをワンワンって言って覚えますよね
ほらワンワンだよとかね
猫のこともニャーニャーだよとかね
そんな感じで言ったりするじゃないですか
だから本当に仮説の仮説だけど
名詞というものも擬態語から始まったという可能性が
高いんじゃないのかなと思うんですね
じゃあ一体形容詞
そのものの状態を表す形容詞というのは
どうやってできたのかなと思ってみると
これもやっぱりね
擬態語から来ている可能性が高いんじゃないかなと思うんですね
結構そのいろんな言語で
似たような表現をするっていうのがあったりするんですよね
例えば回転を表す言葉
これ前にも話したかもしれないけど
日本語ではくるくるとか言いますよね
英語だと円のことをサークルって言いますね
サークル
両方ともくるって音が入っている
回転運動なんかでは英語では
Roundって言いますけれども
両方ともくるとかRの音なんですね
このくるくるとかサークルとかRoundっていうのを
自分で発音してみた時に
舌がどうやって動いているか
ちょっと動きを追ってほしいんですけど
そうすると口の中で舌が
なんとなくちょっと回転運動に似たような
動きをすることに気づきませんか
09:00
こうやって考えるとすごい面白いと思うんですけれども
あと多くの言語で否定語
否定したい言葉にNの音が入りますよね
英語だったらNoとかNeverとかですよね
動詞を否定したいときにはNot
Notっていうのを付けますよね
I do notとかね
日本語の否定語も
私はしないとか
そういった否定語がありますよね
そのNの音が否定語になるっていうのは
結構多くの言語で見られるんですけれど
Nの音を発する時って
一回息をちょっと止めるというか
出ないようにしますよね
例えばテンドンとか言うときに
ちょっと息を止めますよね
つまりNの音っていうのは
息を一回止めるみたいな
動作を伴うわけなんですけど
これって自分のエネルギーである呼気を
外に出すのを止める
あるいはそれを拒絶するというような
ニュアンスがあるんだと思うんですよね
怒ると黙り込んじゃったりとかするじゃないですか
ムッとするなんていうときの
ムッとっていうときにも
ムッという感じはやっぱり呼吸が止まった感じがしますもんね
だから自分の呼気を外に出すということは
相手に対して心を開いている
象徴であるのに対して
呼気を相手に出さないというのは
やっぱり否定の意味合い
拒絶の意味合いになるのではないのかなと思うんですね
そういったものの組み合わせを
膨大に行っていくことによって
本当にめちゃめちゃ長い時間をかけてですね
人間って言語を紡いできたんだろうな
というふうに思うわけです
それはやっぱり何のためかというと
冒頭に椎名林吾さんの曲を引用していた
やっぱり人と何かつながりたいという欲求でしょうね
それを椎名林吾さんはあの曲に
本能というタイトルをつけたというのは
この辺が天才だなと思うんだけど
本能というと例えばね
食欲だとか住み欲だとか
性欲だとかそういう生存に直結したものが本能だと思うかもしれないんだけど
だけどそれだけじゃやっぱり足りなくて
私たちは言葉を生み出したんだという
椎名林吾さんの見抜き方ですよね
だから人とつながりたい
正しく舐め合う傷は
もう誰も咎められないという歌詞もあるんだけど
やっぱり人とつながっていきたいという
12:00
この本能みたいなものがあるんだと思うんですよね
そうやって生まれたのが私たちが使っている言葉
言の葉であり
私たちがその思いを普段伝え合っている
言霊なんだろうなというふうに思ったわけです
世界中探せばこういう同じようなことを考えて
研究している人もいるんだろうけど
ちょっと興味本位で考えてみました
というわけで言葉というのを改めて考えてみると
やっぱり人間にとってすごく大切なものだなというふうに思うわけです
いろんな国にいろんな言語が生まれてしまっていること
差があること
いろんな違いがあること
これも違いを乗り越えるという
神様からのミッションとして与えられているのかな
と思うことがあるんですよね
この仕事をしていると
そんなことを感じたということでございました
今日のお話が面白かったよという方は
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OK, that's it for today. Thank you for listeningand have a great day.
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