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2023-03-25 16:27

『アドラー一日一言』#4"子どもの頃の人生戦略を見直すには"

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こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書録や日々の学びを音声配信しています。
今日は、仕事と人生の角をあげる、アドラー一日一言第4回目で、今日がたぶん最後になると思います。
えー、について話してみようと思います。
今日はですね、必要な時に子どもの頃の人生戦略の誤りに気づき、それを変えることで成長できる、という話をしようと思います。
アドラーは、人間知の心理学という本の中で、我々は人生戦略の誤りに気づき、それを変えることで成長できるのだ、というような楽観的な主張をしています。
例えば、成功を収めた20代の科学者がいたとして、その彼は、研究一筋で子どもの頃から勉強ばっかりしていて、人付き合いの経験がほとんどなかった。
でも、社会的な成功を収めたその瞬間、自分はなんて無力で周りに誰もいない孤独な人間なんだろう、ということに気づいてしまった。
要するに3つのタスクのうち、仕事のタスクの達成だけに邁進してきてしまったために、公有のタスクと愛のタスク、人間関係ですね、あとは自分自身と向き合うこと、そのタスクに全く対応してこなかった。
それを自分の人生戦略の誤りであるというふうに気づいて、改善の努力を怠らず、愛と公有のタスクの達成を目指した。
それによって、仕事一筋のライフスタイルを変えていくことができる。
アドラーはそんなふうに考えたんですよね。
なので必要な時に子供の頃の人生戦略の誤りに気づき、それを変えることで成長できる、というポジティブな主張をしています。
ですが、それは口で言うほど簡単なことではないんですよね。
自分を知り、自分の中で何が起きているか、それはどこから生じているかということを理解するようになれば、因果関係は全く変わり、体験の影響が全く別のものになっていく。
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さっきの研究者の彼のように、これまでの人生戦略、順調だったものを何かの表紙につまずいてしまった時に、何が起きているのかというのがわからないことが多いですよね。
そういう場合は因果関係を人のせいだとか、自分の運命のせいにしてしまう。
要するに自分は悪くない、他の人が悪い、運命が悪い、社会が悪い、というような歪んだ因果関係を作り出して自分を守ろうとします。
でもその歪みに気づいて、共同体感覚の重要性を知っていくことで因果関係は変わっていく。
自分が体験することの意味付け、その自分が体験から得る解釈も変わっていくでしょう。
自分の体験の影響が全く別のものになっていくということに気づいていけば、あなたの共同体感覚が低くて、周りとの協力が不足していたということに気づいていけば、体験の影響が全く別のものになっていくと言っています。
自分の人生を主体的に自分ごととして選択して歩んでいけるようになるでしょう。
でも人間にとって自分を知って変えるということは最も難しいことだとも言っています。
例えば経験からさまざまな結論を引き出すということは、多くの人が日常的に行っていることだと思いますが、
私はもともとこういう性格だから仕方ないとか、小さい頃からこういう育て方をされている人が多いです。
私はもともとこういう性格だから仕方ないとか、小さい頃からこういう育て方をされている人が多いです。
私はもともとこういう性格だから仕方ないとか、小さい頃からこういう育て方をされたから仕方ないとか、
親のせいにする人もいるかもしれないですね。
こうやって人のせいにしている間は、上辺だけを正当化して、自分に対する批判、自分自身を批判することから守ることができます。
決して責任を負わず、達成できなかったタスクがあったとしても人のせいにする。
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こういう人は間違いを克服する努力をほとんどしていないということに自分自身が気づいていない。
気づけない限りは変わることができない。
だから人間にとって自分を知って変えることは最も難しいことだとアドラは言っています。
最初の楽観主義なんだったんだっていう感じになってきますが、
じゃあどうやって訂正していくんだっていう話はこのように言っています。
人生の意味の間違いは、経験したことを間違って解釈した状況を見直し、間違いを認め、等格の枠組みを変更することでのみ訂正できる。
私たちは自分が小さい頃から育っていく中で決めた人生の意味、何のために生きるかという枠組みに沿って経験を解釈していくようになります。
本来の意味からは外れているようなことでも、自分の人生の意味にとって役立つものであれば正しいものを正当化して認識してしまいます。
これをアドラは等格の枠組みと言っています。
要するに物事の良し悪しを判断する枠組みということですね。
この等格の枠組みを変更するということは簡単なことではない。
社会的なプレッシャーを受けない限り間違っていると気づかないのです。
じゃあこの枠組みをどうやって変えていくことができるのか、どうすれば変えることができるのか。
アドラは自分のやり方を変えるには助っ人が必要であると言っています。
自分一人で解決できることもありますが、子供の頃からの間違いを一緒に見つけてくれて、より適切な人生の意味を提案してくれる人の助けがあるとうまく変えられる。
内省とか自己探索とかそういうところですよね。
自分の価値観がどういう経験から作り出されたものなのか。
何を見て何を聞いてどういうことを体験したときに自分はどのような枠組みでそのものごとを認識しているか。
それを自分自身で分かっていない。
それを助っ人の人と一緒に探索していくことで見つけていくことができるかもしれない。
プレッシャーを受けたり完全に行き詰まったりしない限り、助けなしに自分一人だけで改善するのは難しいのです。
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ということで、アドラは最終的には自分のやり方を変えるには、誰か助っ人になる人を探してその人と一緒に改善していくことがいいんじゃないかと言ってますね。
これと全く近い経験を私もしたことがあって、
それはですね本当に最近の話なんですけれども、キャリアコンサルタントの養成講座を卒業して、
資格取得のための試験を受ける準備の中で、面接クライアントとの面談の練習っていうのをやるんですよね。
いろんな悩みを抱えたクライアントの人が来て、それに対して悩みがどこから来るのかっていうのをカウンセリングしていくっていう練習を何回も何回もやるんですけど、
その中でですね、私がこうどうしてもうまくこううまくというか、ちゃんと面談できないタイプの人っていうのがいてですね。
なんで私はこのタイプの人が来るとこうしどろもどろになって、もう頭の中が真っ白になっちゃうんだろう。
このままだと試験本番の時にこのタイプの人が来たら絶対落ちると思って。
でもそういうことから、なんで自分がこういうタイプの人を苦手とするんだろうみたいなのを何とか知りたいと思ったんですけど、やっぱり一人では知ることができなくて。
で、そのキャリアコンサルタントの資格を持っている方にカウンセリングをしてもらったんですよね。
そしたら自分の幼少期の記憶だったり経験からそのタイプの人たちに対する歪んだ認知ですよね。
それを持っていて、それがその人を理解して支援するっていう私のキャリアコンサルタントとしての動きだったり思考を妨げてるんじゃないかというようなことを一緒に探してくれたんですよね。
でも本当にびっくりして、目から鱗で、私は私であるみたいな、私はこうやって生きてきた、こういうものですみたいな、ほぼ出来上がっているところにそういうことを言われて。
そこから、でも知ってしまったら何とかしたいって思っちゃったので、自分を理解するワークシートみたいなのを自分で作って、棚卸しをして、認知のフレームワークがどういう経験から作られていったのかみたいなのを分解していって。
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自分でも見えなかった、頭の中の認知の枠組みみたいなものを綺麗に可視化したときに、ストーンと降り落ちたんですよね。
私はこういう経験とか、こういう過去の思い出があるから、こういうタイプの人は苦手なんだ。
そっかそっかって分かって、そこからどうして対策していくかっていう前向きな気持ちになれたんですよね。
そのワークっていうのは、自分の女性としての生き方だったり、性に対する考え方、周囲の人に対する私の接し方とか、基盤になるようなところを掘り下げていくっていうワークだったので、
自分理解っていうんですかね、自己理解がより深まった経験があったなぁと、1年前ぐらいですかね、ありました。
アドラが言っている通り、子供の頃から経験してきたことで作られた自分の戦略、人生戦略だったり、認知の枠組みっていうのを自分一人で変えていくっていうのはすごい難しいし、気づけないと思います。
社会的なプレッシャーがあったり、つまづきがあったとて、自分一人で探っていくのって本当に難しいと思います。
なので、助っ人が必要だっていうのは、すごいよくわかる、納得感があるアドラの格言だなと思います。
最終的には、そんなことかよって思う人いるかもしれないんですけど、ぜひ一人でね、何でだろう、何でだろうって悩んだり、わからないなーって立ち止まっている時間はもったいないと思うのでね、
もし周りに助けてくれる、信頼できる人がいるんであれば、一緒に自己探索することをサポートしてもらうっていうのがいいんじゃないかなと思います。
もし信頼できる人が周りにいないのであれば、友人とかパートナーでは頼りないなっていう時は、カウンセラーの人だったりキャリアコンサルタントの人だったり、コーチングされている方に助っ人になってもらうっていうことが本当におすすめだなと思います。
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私もそういうサポートをする側の一人になりたいなと思っていて、今はコーチングの勉強をしているところです。
なので、もし話を聞いて欲しいとか、一緒に探って欲しいという方がいれば、言っていただければサポートしたいなと思います。
ということで、仕事と人生の核を挙げるバドラー一日一言、第4回目、最終回として話をしてみました。
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今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。ではでは。
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