1. SCP話
  2. #218 SCP-2069 - イージス
2023-12-03 24:36

#218 SCP-2069 - イージス

spotify apple_podcasts youtube
紹介SCP/Tale

タイトル: SCP-2069 - イージス
原語版タイトル: SCP-2069 - AEGIS
訳者: KirisakiMarie
原語版作者: Aelanna
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-2069
原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-2069
作成年: 2015
原語版作成年: 2013
ライセンス: CC BY-SA 3.0

SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3

©︎SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/

#SCP #オカルト #SF

サマリー

アイテム番号SCP-2069に関する11ヶ月間の収集データ、包括的なカタログ、および異次元が起源と推定される物体の回収に関するデータが提供されます。世界オカルト連合とSCP財団は宇宙人との戦いに敗北し、その結果、隣の世界に漂着した異次元の物体や兵器の残骸が発見されました。

SCP-2069の実体の収集
アイテム番号 SCP-2069 オブジェクトクラス 政府 特別収容プロトコル
回収されたすべてのSCP-2069実体は、必須生物及びミーム災害の審査と検疫処置が完了した後、エリア29の再利用倉庫に保管されます。
SCP-2069実体から得られた副者とデータは、財団研究データベースと直接SCP-2069にアクセスすることで利用でき、
認証には最低1人のレベル3上級研究員の許可が必要です。
説明 SCP-2069は、2000年4月8日から2001年3月2日の11ヶ月の間、
オーストラリアの編集済の浜辺で打ち上げられて発見された異次元が起源と推測される2308個の不活性な物体の収集物です。
機動部隊SIGMA-8、浜辺の収集人が動員され、SCP-2069の実体の可能性がある物体の回収を命じられました。
このような物体の発生は、2001年末に突然減少するまで定期的に数を増やしていきました。
最終的に機動部隊SIGMA-8は、最後のSCP-2069実体を確認した18ヶ月後の2002年9月1日に任後とかれ解散しました。
SCP-2069の実体と確認された物体の完全なカタログは、エリア29中央データベースへ要請することで利用可能です。
付録 206901 顕著なSCP-2069実体
項目 SCP-2069-3 SCP-2069-97
回収日 2000年4月18日から 2000年4月21日
概要 おそらく人間ではない存在が製造元と推測される未知の複数の自立式追跡無人機の断片です。
無人機に取り付けられた道具は採掘と建設が主な用途であること。
類似した構成要素の分析結果は、無人機が自動組み立て機によって大量生産されたものであることを示していると推測されます。
損害した構成要素は、焼銃、爆発、車輌搭載の武器からの砲火を受けた後と一致します。
項目 SCP-2069-198から SCP-2069-267
回収日 2000年4月23日から 2000年4月25日
概要 シコルスキーUH-60Lブラックホークヘリコプターの残骸です。
残骸の分析により財団活動向けに改造されたものであることが示されましたが、シリアル番号は財団登録のものとは一致しませんでした。
外格のマークはこのヘリコプターがイージスという名前の組織に使用されていたことが示されています。
残骸はエンジン出力の破滅的損失を受けて墜落した後と一致しました。
エンジンハウジングの分析は集中した高強度のレーザー兵器に晒されたことによる高温蒸発の痕跡を示します。
項目 SCP-2069-466からSCP-2069-508 回収日 2000年5月13日から2000年5月18日
概要 SCP-2069-3からSCP-2069-97と類似した製造をもとで、複数の自立式の複合型追跡型を掛け合わせた無人機の断片です。
実体の相違点として武装化、外角走行、高傾向の電磁コイルガンが見られます。
これら実体から得られる構成要素も非常に異なる光学とセンサーを示し、炭鉱・採掘と対照的に高速移動の目標の捕獲・追跡に集中します。
これら断片に与えられた損害は、ほとんど軍事兵器の痕跡と一致しますが、
いくつかの実体には、1992年から1997年の財団と世界オカルト連合の共同研究計画で開発された実験兵器である
編集済と編集済の露出による痕跡と一致しています。
項目
SCP-2069-821からSCP-2069-908
さらなるSCP-2069実体の回収
回収日2000年5月29日から2000年6月2日
概要
編集済に拠点を置く機動部隊シグマ・ナイン・バルキリーが使用していたマークが付いたマクダネル・ダグラスF-15Eストライクイーグル戦闘機の残骸です。
しかし標準財団マークの代わりにイージスのエンブレムが存在します。
残骸の分析で損害は高速のコイルガンの弾と衝突して戦闘機右翼が崩壊したものであることが明らかになりました。
項目
SCP-2069-1112からSCP-2069-1308
回収日2000年6月2日、2000年6月17日まで
概要
USS Abraham Lincoln CVN-72と推測されるニミッツ級超大型空母の一部残骸で、同様にイージスによって徴用されていました。
分析により戦隊は戦備に高強度のレーザー兵器による破壊的な一撃を受ける前に、複数の非破滅的な空中からのコイルガンの弾を受けていることが示されました。
項目
SCP-2069-1403からSCP-2069-1499
回収日2001年6月19日から2001年6月22日
概要
人間ではない存在が製造元で大型の自立式空中無人機と推測される断片です。
無人機はラムジェットに類似した設計の高推進力エンジンを動力とし、電磁コイルガンと高出力レーザー砲台を装備しています。
最も顕著な点として、複数の断片は損害がSCPへの露出または同型の兵器に由来するものであることが示されました。
項目
SCP-2069-200、SCP-2069-2088
回収日2001年2月27日
概要
損害を受けた財団標準の現地配給のラップトップコンピューターです。
機器は水害を受けて不能になっていましたが、ハードドライブは無傷で回収されました。
研究班メモ
回収データの副者は、付録2069-02を参照してください。
項目
SCP-2069-2283からSCP-2069-2308
回収日2001年2月28日から2001年3月2日
概要
ボーイングE-3セントリー装置警戒完成機の残骸です。
回収データは航空機が未知の組織イージスに再利用される前は、当初世界オカルト連合が活用していたことを示していると推測されます。
残骸は未知の起源、出力の高エネルギー事象に晒されたことによる部分的な誘拐が見られます。
研究班メモ
回収されたフライトレコーダーのデータの副者は、付録2069-03を参照してください。
付録2069-02
SCP-2069-2088から回収されたデータ
映像記録の断片の副者
2000年1月2日9時1分18秒アメリカ東部
正体不明の女性アナウンサー
SETIより地球外の知的生命体の存在が確認されました。
公式生命によると遠距離望遠鏡は元旦の朝に複数の明るい光を検知し、現在それは私たちの太陽系の端にある1ダースの巨大な物体が排出した高エネルギーエンジンであると推測しています。
声明では、これら物体は相当な速度で移動しているが、私たちの方へまっすぐ向かうために急速に速度を落としていると報告しました。
正体不明の科学者
現時点において、我々は太陽系を航行する正体不明の宇宙船であると推測しています。
これまでの観察から、少なくとも1ダース存在し、どの新宇宙探査機の大きさや質量とも一致しないことを示しています。
分析を続け
解析不能
副者終了
映像記録の断片の副者
2000年2月3日、17時48分1秒、アメリカ東部
正体不明の男性アナウンサー
声明から1ヶ月も経っているにも関わらず、地球外の訪問者が敵対的であった場合に備えた計画が存在するのかについて、政府から正式な発表がありません。
SETIとNASAから公表された新しいデータは、これら物体が当初は高速の20%に近い速度で航行しており、相当な技術力動力と能力を所有している可能性があることを示しています。
試算では、船の減速率は彼らを6週間以内で地球軌道に入ることができるということを明らかにします。
一方、市民の不安は世界中で断続的に湧き出ており、最新のレポートでは解析不能、副者終了。
映像記録の断片の副者、2000年2月4日、5時11分33秒、アメリカ東部
正体不明の女性アナウンサー
速報で、私たちは、そう、私たちはちょうど今朝の午前5時頃に東海、東海岸で、ん?東海岸?なんだっけこれ?東海岸かな?くそ、詰まった。なんだっけこれ?東海岸か?東海岸か?バカが出た。
私たちは、そう、私たちはちょうど今朝の午前5時頃に東海岸で何らかの大きな爆発、または衝突事件が実際に発生したことを確認しました。
情報が錯綜していますが、私たちはアメリカで確認しました。
地質調査では、これがニューヨーク市の近くに集中しているとしていますが、誰も事件地域の近くに近寄ることができません。
映像が震え、映像が技術的困難オーバーレインに変わる前に叫び声が聞こえます。
約37分映像が停止します。
正体不明の女性アナウンサー。
私たち、私たちはちょうどメリーランド州の近くで別の事件の報告を受けました。
東海岸の巨大地震による混乱の様子が報告され、巨大な雲のような煙がワシントン州から向かってきます。
ああ、なんてこと。
副写終了。
映像記録の断片の副写。
2000年2月4日18時22分19秒。
グリニッジ標準時。
ロシア語の翻訳。
正体不明の男性アナウンサー。
が、アメリカと韓太平洋地域、すべての人口中心地にて12回以上の衝突し、8時間を超えて、現時点で私たちはすべてのアメリカ関係者との接触を失いました。
多くの暴動と混乱が報告され、人々はできるだけ早く町から避難しようとしています。
軍職員の報告はありません。
休止。
ちょうど今、東京が襲われたとの報告が。
副写終了。
映像記録の断片の副写。
2000年2月5日2時53分52秒。
グリニッジ標準時。
正体不明の男性アナウンサー。
2度目の衝突がドイツで、現在、チューリー比より東の地域から何の信号も得られません。
ここロンドンでは、町は混乱に襲われ、可能な限り我々は報道を続けます。
静止。
正体不明の男性アナウンサー。
ちょうど大きな振動を感じ、現在非常に近くに存在していることが想像できます。
おそらくパリでしょうか。
こちらBBCワールドサービス。
本日はこれまで。
幸運を。
副写終了。
回収文書。
2001年2月27日。
眠れねえ。
あーくそったれが。
こうする以外他に良い方法がわからず、今これを打ち込んでいる。
何かの奇跡で俺たちがこの夜を乗り越えられたなら、いつか子供たちとかにこれを読ませてやりたい。
もしできなかったとしたら。
そんなことは重要じゃないな。
どっから始まったのか。
奴らはまず俺たちを襲撃した。
徹底的に。
明らかに、奴らは速度を落とす前に相対論を打ち破るような車両を発射した。
奴らはエンジン排出を明るくすることで、俺たちの望遠鏡から車両を見えなくした。
おそらくそれは黒く塗られ、いずれにせよ超低温だった。
十分に惑星を回り、全ての都市の存在を確認できるよう16時間以上かけて、襲撃できるように車両をずらした。
俺たちが奴らの襲来に気づいた時は既に遅すぎた。
警報を出す前にはもうニューヨークは90MTのクレーターになっていた。
おそらく人間を目標としていたのだろう。
徹底的に人類を殲滅しようと試みていた。
多分奴らは十分な弾と質量を持っていなかったのだろう。
それか、俺たちがどう動くのか全く理解していなかったのか。
いずれにしろ大部分の主要サイトと、いくつかのNORADのような基地を一箇所にまとめて、何とか手を取り合うのが唯一の方法だった。
もちろん、既に人口の半分が死亡、瀕死の状態に対する慰めなんかじゃない。
ほとんどの政府は一掃されて我解し、唯一俺たち財団と連合が対抗できる存在となった。
俺たちはできるだけ多くの火を消し、それから協力し合い、残った世界中の軍隊を集めて、全員でこの事態を乗り切る、切り抜けることを唯一の方法だと決定した。
宇宙船が地球に到着するまでのたった2ヶ月間、共に守ってくれるものを探すだけの時間はなかった。
だけどやってやった。
俺たちはこの期間でできるだけの武器を備えた。
宇宙人どもが軌道に着いたんで、俺たちは穴に隠れ、じっと待った。
奴らは俺たちの生に対する執着心を計算していなかったんだろう。
それか大きな脅威と戦うために、俺たちが協力する前に互いに敵対することを期待していたのか。
何にせよ、着陸前に奴らは軌道からこちらに攻撃すらしなかった。
奴らが持ってきた12艇の船のうち半分はオーストラリアに着陸し、おそらく最も被害の少ない大陸。
そして工作を始めた。
その時こそ俺たちの反撃の始まりだった。
俺たちは奴らに向けて所有していた半分以上の核兵器を一斉に発射した。
そのほとんどは届かなかった。
ほとんどは目標に到着する前にレーザーや弾、それによくわからない何かで撃ち落とされたが、とにかく気をそらすことに成功した。
奴らが銃でミサイルを追跡している間、俺たちが隠していた弾頭は軌道上にいる奴らの船を蒸発、不能にさせ、奴らの優位を取った。
それから全ての船、飛行機、戦車を動員し、地上に残った奴らの船を攻撃した。
ほとんど効果があった。
数千の物体を一掃し、奴らが全てドローンであるとわかった。
以前誰かが俺に言ったことがある。
人間をどこかの星に送ることは不可能だ。
なぜなら数千年の時を過ごすほどの食料と水の確保などできず、長期間冷凍されて生き残れるはずがないからだと。
唯一他の太陽系に向かう方法があるとするならば、乱死と退治、そして到着した時に俺たちの子孫を生き返らせるロボット以外は何も持っていかないのだと。
なんとか奴らの二つの基地とワーカードローンのほとんどを一掃して、あのクソどもに重大な損害を与えることができた。
単刀ロボットは俺たちが予測以上に脅威であると理解したのだろう。
本当の軍事力を俺たちの惑星から材料を集めて作り始めた。
一晩中俺たちはバグやクローラーからスパイダータンクやガンシップと戦った。
俺たちはよく戦った。俺たちはみんな本当によく戦った。
しかし、宇宙人が俺たちよりも遥かに先進的であること、現在厳しい状況であることを常に理解していた。
俺たちは重大な犠牲を出すようになり、航空支援はミサイルと弾頭がつき始めた。
上は実験的な技術と武装化したスキップを改造したものの使用の開始を決定したが、
俺たちがより多くの資源・備蓄を引き上げる以上に、奴らのドローンは報復としてより俺たちを殺せるよう設計されていった。
毎日俺たちは全員を亡くしていったが、機械たちはパーツを再利用し、より強力になって戻ってきた。
いつかの感謝祭前後に、機械たちは俺たちの通信の妨害に成功した。
インテリどもは急いで修復したが、撤退した時にはマイクと俺だけが最初の舞台から取り残された。
クリスマスが過ぎた頃には俺たちは再動員された。
しかし、何人かの補充員は過労死でかつては人間であったと言える状態だった。
何とか新年を過ごせた頃、地上のものとは別の船が着陸し、そこからは宙に浮いた殺人鬼が現れ、俺たちはもう一度撤退しなければなくなった。
明日、残ったものすべてで攻撃を仕掛けるつもりだ。決して時期になったわけじゃない。
上の何やら本当にデカい計画に隊員たちからの不満や噂はあるが、もう俺は何も知りたくない。
ホセとトムが最初に死んだ後に何をしたのか見てしまった後では、俺たちは勝たなければならない。
失敗しようとも何も残さない。大きな犠牲を払ってでも。
機動部隊オメガ-23 PFC エヴァン・ウィンターズ
フロク-2069-03
SCP-2069-2287から回収されたデータ E-3セントリーのフライトレコーダー
副車開始 停止 無線 解読不能 繰り返す 全ての 解読不能 最低限の安全距離まで交代せよ
無線 輸送機に問題なし 全ての残りの航空機は退避せよ
無線 NOVA爆発まで30秒
無線 REAPER-33に着弾 維持できません
無線 解読不能 バーナーを起動させろ 解読不能 副操縦士 火がつきました
無線 NOVAまで20秒
無線 REAPER-31に着弾 維持 副操縦士 エンジン3・4消失
機械の故障音 乗員が叫ぶ 操縦士 機体の制御を失っている
無線 NOVAまで10・9
操縦士 MAYDAY MAYDAY MAYDAY オラクル2墜落 繰り返す オラクル2墜落
無線 5・4 操縦士 光栄でした 皆さん
無線 2・1 NOVA爆 静止 副車終了
世界オカルト連合地球外武器異次元軍事のタグがついています
世界オカルト連合とSCP財団の最後の戦い
政府 全て終わったこと パラレルワールドなのかな?
地球防衛軍みたいに宇宙人が攻めてきたのを
世界オカルト連合という団体とSCP財団が最後生き残って
戦った そしておそらく負けた
それらの残骸が一つ隣の世界の
この平和な 比較的平和な世界の浜辺に
流れ着いた という印象ですかね
異次元が起源と推測される 2308個の不活性な物体の収集物
なのでそういうことですね
人間ではない存在が製造元と推測されるロボット
敵側の機械と財団活動向けに改造されたものであることが示されましたが
シリアル番号は財団登録のものとは一致しませんでした
財団が あっちの世界の財団が使っていたヘリコプターと
機動部隊シグマ9 バルキリーが使用していたマークがついた
マクダネル・ダグラス F-15E ストライクイーグル戦闘機の残骸とかそういうことですね
宇宙人側の兵器とこっち側の兵器の残骸 戦いの記録が残った
あるいは近い未来遠い未来どちらかわかりませんが
こっちの世界への警告なのかもしれません
ではまた次回お疲れ様です
24:36

コメント

スクロール