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2023-08-06 33:13

#175 SCP-1283-JP - 踏切のむこう【リクエスト】

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紹介SCP/Tale

タイトル: SCP-1283-JP - 踏切のむこう
作者: rkondo_001
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1283-jp
作成年: 2017
ライセンス: CC BY-SA 3.0

SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3

©︎SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/

#SCP #オカルト #SF
00:05
アイテム番号 SCP-1283-JP オブジェクトクラス ユークリッド
特別収容プロトコル
SCP-1283-JPの区域外周及び口実のα方面、β方面両通路には、一般的なスチールフェンス及びゲートを設けて、部外者の進入を阻止してください。
公的にはこの区画は私有地であるとし、フェンス上にも同様の掲示プレートが等間隔に配置されます。
フェンス、並びに区域内要所には監視カメラを設置し、許可のない進入に対しては、警備職員による早急な対応が行われます。
区域及びSCP-1283-JPを通過する鉄道線路は現役路線であることに留意し、この鉄道線路を介した接触に対しても常時警戒してください。
侵入者による当該オブジェクトの活性化過程は、付近の職員による区域立ち入りにより強制的に中断させることが可能です。
活性化がなされた場合は非活性化までの内部での様子を停電観測機器により記録し、その後に侵入者への詳細な聴取を行ってください。
聴取後の侵入者へは、侵入、活性化に失敗した等の虚偽の記憶を植え付け、通常の侵入事案と同様に解放されます。
説明
SCP-1283-JPは東京都八王子市郊外に存在する第一種高踏切道です。
外見・機能上は他の一般的な踏切道と相違ないものに見え、工術の特異性のほかに特筆する異常は現状確認されていません。
の丘陵上を緩やかに上る小道と、それを十字状に横切る線の鉄道路線の交点に位置しています。
SCP-1283-JPは以下に列記する1から4の要素がすべて重なることをトリガーとして活性化過程に入ります。
1、この区域への侵入者が親しい人物との私別を経験していること。
2、通路のα方面から区域へ侵入すること。
注釈、α方面、南西の方角、指導合線に至る下り側とする。
対して、SCP-1283-JPを挟んだ反対方面にある北東の上り側通路をβ方面とする。
3、SCP-1283-JPの半径200m以内に侵入者以外の人物が存在しないこと。
03:01
4、2本時間におけるAM2時ちょうどからSCP-1283-JPの前で20秒以上目を閉じ、要素1の個人との再会を強く念じること。
注釈、2、目を閉じる直前の細かな瞬き等は誤差として無視されるとみられます。
SCP-1283-JPが活性化過程に入ると、侵入者は遮断機の降りる音、追って鉄道車両の接近音を認識します。
注釈、3、当該オブジェクトの存在する路線は区画が財団の管理下に移った現在でも、により利用される現役路線です。
しかし、要素4の時間帯においては、本来該当路線での鉄道の運行は停止されています。
この接近音及び活性化過程は、侵入者が途中段階で目を開くこと、および録音を除く稼働継続中の観測機器が存在することでそのまま遠ざかり、中断・非活性化されます。
この状態を経た場合、以降同日中にオブジェクトが再活性化することはありません。
侵入者がそのまま目を閉じ続ける、加えて過程開始後一定時間内に蒸気の観測機器が停止されると、その接近音は侵入者の前を通過したように認識されます。
この音響は録音機器においても同様に記録可能です。
この時点より通過音が遠ざかるまでのおよそ20秒ほどの間、侵入者は目を開くことができずに停止した観測機器の再起動も不可能な一時的硬直状態となります。
オブジェクトはここより活性化過程から完全な活性化状態に入ります。
時間経過により蒸気の硬直状態が解けると、侵入者は降りたままの遮断器を挟んだ自らの正面に要素4にて再開を念じた個人の姿、SCP-1283-JP-Aと指定、を視認します。
これは再起動された観測機器でも確認でき、その外見的特徴はおおむね当該人物が生前、心身の状態が安定していた時点の姿であるとされます。
ただし硬直が解除されると同時に、活性化過程でも使用可能であった録音機器には、以降オブジェクトの非活性化まで由来不明の断続的なノイズ音のみが記録されるようになります。
継続的なノイズ音のみが記録されるようになります。
侵入者は、出現したSCP-1283-JP-Aが自らが個人であることを認識した上での自身との明確なコミュニケーションを取ることが可能であると主張します。
06:04
SCP-1283-JP-Aが出現している間、SCP-1283-JPの半径100メートル範囲への他者の侵入は未知の効果により不可能となり、
加えて、侵入者自身によるSCP-1283-JP-Aに対する遠隔的接触や攻撃行動、遮断機を超えた直接的接触等も同様の効果により阻害されます。
SCP-1283-JP-A出現から20分程度の時間が経過すると、β方面の通路奥より、SCP-1283-JP-Bに指定される未知の人型実態が出現します。
SCP-1283-JP-Bは白い衣服を身につけた4歳前後の幼児に見え、現状、その性別、民族、人種は不明です。
SCP-1283-JP-Bは通常、笑顔を浮かべながらSCP-1283-JP-Aの元へと接近し、主に上位、上の衣、上位の裾や手の先などの末端部分を自らの出現した方向へと引き始めます。
この行動に対して、SCP-1283-JP-Aは、多少の無視及び抵抗が可能であると推測されますが、この場合、SCP-1283-JP-Bは次第に不満な表情を見せ、引き方に乱雑さが現れ始めました。
結果として、これまでの観測上長くとも、SCP-1283-JP-B出現後数分未来には、SCP-1283-JP-A側がSCP-1283-JP-Bの要求を渋々受け入れるようにして、侵入者とのコミュニケーションを終了させています。
コミュニケーションが終了すると、SCP-1283-JP-Aは、多くの場合、SCP-1283-JP-Bと親しげな様子を見せ、手を繋ぐ、笑みや談笑をかわすような仕草でβ方面へと移動を開始します。
両者が曲線通路に沿って進行し、立ち並ぶ木々によって視認不可能となると、それに続き活性化中降りたままであった遮断器が開きます。
この時点をもって、他者の侵入及びβ方面への進行を妨げていた未知の効果が解除され、オブジェクトは非活性化したと判断されます。
SCP-1283-JPは、1900年に設置されてから2000年に財団がその存在を認識、隔離措置を講じるまでの約年の間、地元住民により利用されていましたが、その得意性が設置後どの時点から発現したのかは不明です。
09:00
SCP-1283-JPの異常性は、一部の近隣住民並びにインターネット上にて発祥元不明の都市伝説として扱われており、それらの証言及び実際にオブジェクトの活性化を経験した人物の存在を財団が認識、調査の結果、噂として留守していたものと同様の異常性が発覚したことにより収容に至っています。
SCP-1283-JP活性化記録
以下に、財団が把握しているSCP-1283-JPの活性化に関する情報を列記します。
記録1283-JP-1
日付2000年2月1日
侵入者10代男性
出現したSCP-1283-JP-A実体
侵入者の元交際相手
記録
男性はSCP-1283-JP-Aを数ヶ月前に自己死した自らの交際相手であると主張。
口頭でSCP-1283-JP-Bを天使と表現し、天使に呼び戻されるまでに再度の会話、お互いの意思の疎通及び現実ではかなわなかった最後の別れをこの場で交わせた。
この現象に好意的感想と感謝の意を述べました。
中期①
財団が最初に確認したSCP-1283-JP収容以前に発生した活性化の証言です。
財団
男性は学内の知人から噂としてこのオブジェクトの存在を伝聞し、半信半疑で活性化行動を行ったと供述しました。
言及された男性の知人への聞き取り調査も行われましたが、さらに別の知人からの伝聞であると主張。話の出所には未だ至っていません。
中期②
財団による聴取後、当該人物による再現実験が行われましたが、SCP-1283-JPが活性化することはありませんでした。
以降の検証も重ね、このオブジェクトで一度SCP-1283-JP-Aとして出現した個人は、以降SCP-1283-JP活性化の対象とならないことが確認されました。
実験記録1283-JP-3
侵入者20代男性
出現した1283-JP-A実態
10歳前後の男児
記録
男性はSCP-1283-JP-Aを凝視した自らの弟であると主張。事前に用意されていた外見資料等とも一致を示しました。
男性にSCP-1283-JP-Aとの交流を指示したところ、問題なくコミュニケーションが成立しました。
12:05
その後、SCP-1283-JP-Bが出現すると、SCP-1283-JP-Aは男性と別れを告げ、24分32秒時点で共に消失。中期。
以降、コミュニケーションの内容は実験終了後の侵入者の証言より記述されます。
実験記録1283-JP-4
侵入者30代女性
出現したSCP-1283-JP-A実体
推定60歳前後の男性
記録
女性はSCP-1283-JP-Aを数年前に死去した自身の実腐であると主張。
担当犯の指示により、SCP-1283-JP-Aに対する各種聞き取り調査が行われましたが、その由来に関する明確な情報を得ることはできませんでした。
SCP-1283-JP-Bに対しては、「お迎えの子」という表現が使われ、抽象的ではあるものの好意的な反応が示されました。
SCP-1283-JP-Aの言及する個人等人の情報や女性に関する記憶内容は、そのすべてが正確であると確認されています。
SCP-1283-JP-Aは、女性の近況や健康状態について頻繁に問い、その即災を願う言動を繰り返しました。
SCP-1283-JP-Bと共に23分50秒時点で消失。
実験記録1283-JP-7 侵入者 90代女性
出現した1283-JP-A実態
旧国民服を着用した推定20代前後の若年男性
記録 女性はSCP-1283-JP-Aを潜没した自らの配偶者であると主張、年代の開きによるそこなく双方のコミュニケーションが成り立つこと、加えてSCP-1283-JP-Aは自らの死後に発生した事象について知識を持たないと再度確認されました。
このインタビューにおいても、SCP-1283-JP-Bへの抽象的かつ強い行為表現が示されています。
SCP-1283-JP-Aは女性に対して創生を詫び、自らの愛情と再度の別れを告げました。
SCP-1283-JP-Bと共に21分58秒時点で消失。
15:05
実験記録 1283-JP-10
侵入者 40代男性 財団勤務職員
出現した1283-JP-A実態 60代男性
男性はSCP-1283-JP-Aを2000年2月1日のSCP-JP暴走時に遵職した当時のオブジェクト管理官であった実験主任であると主張。
同時に観察映像を確認した担当範囲員もそれに同意を示しました。
前述のSCP-JP暴走事案において当該オブジェクト研究の重大な情報がその保持者であった主任と共に創出されていました。
この更新においてSCP-1283-JP-Aから創出した情報の組み上げに成功、またその情報の正しさも後に証明されました。
SCP-1283-JP-Bとともに19分18秒時点で消失。
実験記録1283-JP-11 侵入者 30代女性 財団勤務職員
出現した1283-JP-A実態 30代男性
なんか日付の後にインシデント1283-JP-01って書いてますね。記録を見ていきます。
女性職員の死亡による実験。女性はSCP-1283-JP-Aを自己死した婚約者であると主張。
この時点までに浮上していた疑問点解消のための各種追試験が行われました。
しかし、それまでの平均時間を大きく縮めてSCP-1283-JP-Bが出現。
さらに、この際完全に同一の姿をした2体目のSCP-1283-JP-Bが出現しました。
両者ともにSCP-1283-JP-Aの衣服をβ方面へ引く行動を取り、
それによりこれまでの前例よりも大きく早まった12分20秒時点でSCP-1283-JP-Aはコミュニケーションを終了。
SCP-1283-JP-B群に挟まれるようにして、左右両手をつなぎβ方面へ移動を開始しました。
13分08秒時点で消失。
記録1283-JP-112
インシデント1283-JP-02-A
予定されていた2000年2月2日の実験準備及びリハーサルのため、前日23時より担当班が区域での作業を開始しました。
作業開始から1時間弱が経過した0時14分に、一切の活性化要素及びSCP-1283-JP-Aの出現が満たされていないにも関わらず、
18:10
β方面よりSCP-1283-JP-Bが出現しました。
注釈4つ目。
遮断器は上がったままであり、区画Aのα方面からの侵入・進出も可能でしたが、線路の横断並びにβ方面からの侵入は阻害されました。
SCP-1283-JP-Bは前回実験時からさらに数を増やした計8体であり、その体験はすべて完全に同一のものでした。
この事態を受けて、担当班は急遽、SCP-1283-JP-Bとの意思疎通を試みました。
担当班職員により、SCP-1283-JP-Bに対して、その出事や起源などがインタビュー形式で問われましたが、
SCP-1283-JP-Bは全個体が、インタビュアー及び背後の担当班職員に対し、ひたすらに無言で笑顔を向けるのみであり、一切の情報収集にはいたりませんでした。
以後、活性化時刻である2時を迎えるまで、SCP-1283-JP-Bはその場に留まったままであり、
やむを得ず、SCP-1283-JP-B群がすでに出現した状態での実験開始が許可されました。
侵入者、40代女性、出現したSCP-1283-JP-A実態、20代男性、記録、なさそうですね。
活性化過程にはこれまでの前例との差異はなく、通常通りに手順がなされました。
侵入者が目を開く、並びに観測機器が再稼働されると、SCP-1283-JP-B群は出現したSCP-1283-JP-Aに群がるようにして、その体の各所を強く引いている様子が確認されました。
数秒後には、SCP-1283-JP-Aはその体勢を崩し転倒。
SCP-1283-JP-Bは、転倒したSCP-1283-JP-Aの衣服や手足、頭髪などをつかみ、半ば引きずるようにして移動を開始。
この際、SCP-1283-JP-AやSCP-1283-JP-Bは、その状況にありながら、共に終始満面の笑顔を浮かべ、なおかつSCP-1283-JP-Aは何らかの断傷を行っているような仕草を消失までの間、見せ続けていました。
活性化後2分40秒時点で、双方β方面に消失。
21:00
不期
インシデント1283-JP-02以後の実験は現在延期されています。
しかし、この事案以降、SCP-1283-JP区域内に常期実験に携わった担当班職員及び関係者が立ち入ることで、実験の有無や時間帯に関わらず数十分以内にSCP-1283-JP-B群がβ方面より出現することが確認されるようになりました。
SCP-1283-JP-B群との異種疎通は依然としてなされておらず、観察される行動は一律に、接近した職員に対する満面の笑顔のみです。
区域内の職員が外部へと退出することで、SCP-1283-JP-B群は数分以内に自発的に移動・消失します。
SCP-1283-JP-B群の出現個体数は実験後複数回に分けて増加しており、現時点で15体までが確認されています。
保位1
SCP-1283-JP終了につながった都市伝説の伝播経路を遡るうち、過去ある時期より以前の噂には、出現した個人は鉄道に乗り帰っていくという不可情報が存在していたことが確認されました。
この情報がいつどのような過程で失われたのかは不明ですが、担当班はその背景に未確認かつ複数のオブジェクト活性化事案が存在するとして調査を継続しています。
加えて、上記の不可情報より、SCP-1283-JPの異常性が過去何らかの要因により変異した、もしくはSCP-1283-JPとSCP-1283-JP-Bの存在が本来起源を意にするものであるという推論もなされています。
ことにするものかな。現状これらの議論はその裏付けまでに至っていません。
保位2.2000年2月1日、SCP-1283-JP-A出現から消失までに録音されるノイズ音には共通する同一のパターンが存在することが音響班により確認されました。
確保している録音記録群を解析したところ、そのすべてが同一の形式で強く歪んでおり、上記のパターンを基にその構造を解析することで、これまでに録音されていた個々のノイズ音から本来の音響を推測・復元することに成功しました。
復元された音声データは現時点確認される限り、そのすべてが2類似した未知の音響と、実験当時出現していた個人のものと一致する絶え間ない絶叫でした。
儀式・場所・規制・捕食・機械・鉄道のタグが付いています。リクエストでいただきました。
24:10
踏切の向こうですね。放題は。
これはすごい有名どころですね。個人的には。
知ってましたね。これは。
これの最後がね、ゾワッとしますよね。
しかもタグに、規制とか捕食とかすごい不穏な、この報告書内では読み取れなかったのがあるんですが、このタグから推測するに。
まずオブジェクトの概要からチェックしていきましょうか。
踏切の画像があります。
SCP-1283-JP。ちょっと田舎道っぽい踏切なのかな。奥の方が山っぽくなっていて、山というか山道、森みたいな感じですね。
木々が広がっています。
踏切内の線路も一車線のみでしたね。
地下水人物との試練を経験している人は、周囲200m以内に誰もいない状態で、
一方向ですね、α方面というところから入ろうとして、
AM2時、夜中の2時から、ちょうどからその踏切の前で20秒以上目を閉じて、個人との再会を強く念じると、
踏切の向こうで現れると。
車段機のオイルを通って鉄道車両の接近音を認識。
鉄道車両の接近音。鉄道車両は実際これ通ってたっけ。
この状態を経た後、オブジェクトが再活性化することはありません。
これ途中でやめた場合ですね。そのまま目を閉じ続けると、
その接近音は侵入者の前を通過して、
あー、電車はやっぱり通り過ぎるんだな。
通過音が遠ざかるまでのおよそ20秒ほどの間、目を開くこともできなくなると。
オブジェクトはここより活性化過程から完全な活性化状態に入ります。
あ、え、待って、これ、え?
えーっと、で、未知の人形実態がβ方面から来て連れていく。
コミュニケーションが終了すると、笑顔。
乱射をかわすような形で木々に。
曲線通路に沿って進行して立ち並ぶ木々によって死に花はとなると。
はいはいはいはい。
これはちょっと今すごい、すごいゾワッとした。鳥肌立った。えーっと。
27:07
天使に呼び戻されるまでに。
天使に呼び戻される。
後頭でSCP-1283-JP-Bを天使と表現し、天使に呼び戻されるまでに再度の会話。
これで、ほい1、一番下のほう、ほい1。
都市伝説の伝播経路、伝播経路かなこれ、伝播経路かな、伝播かな多分。
を遡るうち、過去ある時期より以前の噂には出現した個人は鉄道に乗り換えていく。
だよね、だよね。
えー、噂、都市伝説を遡り遡りしていくうちに、とある時点ではこの天使がいなかったんだ。
Bが、1283-JP-Bが。
で、出現した個人は鉄道に乗り換えていく。
えー、お話をして楽しかったよ、つって。
だから、あの出現する際に出てくる電車は、その個人の魂を運ぶ電車を仮定したとしたら、
その踏切がその一時的に下車できるオブジェクト、電車と踏切がセットになっていたとして、
で、それにカコつけて、その電車の案内人、魂の案内人である天使の姿を模した何者かが、
SCP-1283-JP-Bとしてその森、ベータ方面にいる何かが、じゃない?
だから、その天使のフリをして、魂を森の方へ引きずり込んでるんだ、多分。
っていうのが結構しっくりきたな。
で、だんだん実験を繰り返すうちに、あれだ、もう餌をくれてると思ってるんじゃない?もはや。
だからもう、パブロフの犬じゃないですけど、いるんだ、来た時点で。
SCP財団盾が来る時点でいるんだ、控えてて、でもすぐに持っていく。
30:14
以後の実験は現在延期されています。
しかしこの事案以降、区域内に常期実験に携わった担当班職員及び関係者が立ち入ることで、
実験の有無や時間帯に関わらず、数十分以内にSCP-1283-JP-B軍がベータ方面より出現することが確認されるようになりました。
ほらやっぱり、餌くれるってなってるわ。
SCP-1283-JP-B軍との意思疎通は依然としてなされておらず、観察される行動は一律に接近した職員に対する満面の笑顔のみ。
区域の職員が外部へと退出することで、数分以内に自発的に移動消失します。
これは、これは、だからこのままもしかしたらその、いやでも実験しようがないもんな。
区域の奥に、そのベータ方面、Bが出てくる方面に何があるかをちょっと調査してほしいけど、
その辺の不器とかがないってことは、いやでも調査したけど何もありませんでしたの報告ぐらいありそうですけどね。
ベータ方面についての報告が特にないかな。
なさそうですね。
ベータ方面の通路奥、発祥元不明の都市伝説。
だから全員おそらく本当に個人の霊的存在なんでしょうか。
B実体に連れて行かれた個人の魂はおそらく一番最後。
かえまない絶叫でした。保職のタグがついてますからね。
寄生っていうのは、あれかな、その擬態してみたいなことですかね。
電車型の電車踏切、個人と話せるっていうオブジェクトに相乗りして、
魂いただこうみたいなオブジェクトが他にいるっていうのを示唆しているのかな。
ということで踏切の向こう、リクエストありがとうございました。
33:04
ではまた次回お疲れ様です。
33:13

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