00:05
アイテム番号 SCP-2125 オブジェクトクラス 政府 特別収容プロトコル
SCP-2125の最も遠くまで伸びている枝から、周囲10平方メートルの領域は、女性職員によって常に監視されます。
少なくとも1人の警備員を、SCP-2125側の古い木製の小屋に見えるようデザインされた施設の中に配置してください。
小屋には、中を覗いた人間が小屋内で座っている警備員の姿を見られるような長方形の穴が開いています。
ステファニーのキャンピングパラダイスという言葉を穴の上部に描いてください。
民間人が小屋に近づいたとき、ステファニーのキャンピングパラダイスは完売済みであることを通知されます。
偽装を維持し、待機を求めた後も民間人が残っている場合、職員は力づくで排除する許可が与えられます。
説明
SCP-2125はニューヨークの森にある白いオークの木です。
それは高さ40メートルであり、いくつか地面と平行に伸びた枝を持ちます。
最も長い枝は35メートルです。
全ての枝は木自身とは異なる生物と思われる未知の種の蔓によって覆われていますが、
それらの蔓は樹皮から生えています。
蔓はSCP-2125の枝に巻き付けられ、輪のようになった終端が枝から垂れ下がっています。
輪の直径は一様でなく、SCP-2125の異常な特性が発現するまでは完全に活動を停止しています。
男性以下被験者と故障がSCP-2125の枝の下の領域に入ると、
それまで非活動的であった被験者の真上の蔓が伸び、輪のようになっている蔓の端を被験者の首に巻き付けることで捕獲します。
被験者は蔓によって持ち上げられ、窒息死するまで蔓されます。
被験者が死亡した後、蔓は体を解放し、非活動状態に戻ります。
女性を用いた全ての試験では、SCP-2125の異常な反応は発生しませんでした。
現在は使われていない未舗装の幹が、SCP-2125の下にある何も刻まれていない墓に続いています。
SCP-2125の幹には、大文字のAと大文字のDの文字が刻まれています。
保衣2125A
墓の場所を発掘すると、20から35歳の男性の発掘死体のほか、保存状態の悪い文書群と保存状態の良い首吊り縄が発見されました。
03:04
文書と縄は金属製の箱に入っていたため、完全な分解から保護されていました。
文書の反読しやすい部分の写しは以下の通りです。
1800年9月10日
兄、僕は君を愛している。あなたのことを大切にしてあげられる。
だろ?君のパパが分かつてくれなくたって僕のせいじゃない。
今夜木のそばで会おう。
永遠に君のもの。ダニー
9月12日
兄、大丈夫。君の兄弟たちに僕たちのことを言わなかったって知ってる。
君のパパは僕の手紙を見つけて、兄弟たちに木の下で僕を打ちまかすよう言ったに違いない。
あいつらは君にとって僕のことをふさわしいと思っちゃいないから、僕たちについてあらゆるデタラメを並べてる。
例えば君が僕のことを愛してない。だとか、僕が君の元へ立ち寄ったり、手紙を書いたりをやめるつもりだとか。
大丈夫だよ、兄。君が僕についてそういうことを言っていないって分かってる。
うまくいったら夜に僕たちの木のそばで会おう。
愛してる。ダニー
9月25日
兄、僕はとても悲しい。君がいなくて本当に寂しい。
僕は君のパパと兄弟たちが君を君んちのどっかに閉じ込めたと思ってるけど、探しに行くのが怖い。
もう一回殴られたいとは思わないけど、とにかく行くよ。
君を迎えに行くとき、君のパパも僕が君にふさわしくない臆病者だとは思わないだろう。
僕は君のもとへ行って、君を手に入れて、それから二人で逃げよう。
こっから遠くまで逃げて、それで結婚しよう。
死が二人を分かつまで。
愛してる。ダニー
9月26日
兄、遅れて本当にごめん。
あいつらは僕が思ってたよりずっと早く追っかけてきていたんだ。
僕は引き金をほんの数回引いた。
僕はあいつらを殺すつもりなんてなくて、ただ臆病者じゃない君にふさわしい奴だって見せつけてやりたかっただけなんだ。
君が後ろの部屋で叫んでいるのが聞こえてたけれども、血が足の周りのすべてを泥みたいにし始めてたからすぐに逃げ出したんだ。
奴らは僕を2、縛り首にするだろう。
兄、我らの主とはすぐには会いたくない。
主が僕たちを呼ぶ前に結婚して、それで一緒に暮らそう。
僕は逃げるよ、兄。
執行人から逃げて、それで一日したら君の元へ戻るよ。約束する。
永遠にあなたの愛を。ダニー
06:04
地元の愚か者が殺人で告発。公処刑に。
家に雇われていた若い男、ダニエルが、昨日処刑された。
インタビューされた人々はダニエルをお人良し、決して誰も傷つけないと票した。
そのため人々はダニエルが家の娘、兄に執着していたと知り、ショックを受けた。
主は2人が恋に落ちていると想像し、主と彼の息子3人は凶暴してダニエルを彼女から遠ざけていた。兄はコメントを辞退している。
彼は最後にこう言い残した。
兄、君はどんな男にも触らせない。誓って、他の誰もが君を愛さないだろう。僕たちの木の下で会うこともないだろう。誰にもそんなことはさせない。
彼は古いオークの木に吊るされた。
植物、樹木、生命、移動のタグがついています。
移動?移動?
ツルが伸びてっていうことかな。木にダニエル氏の怨念というか意思が宿ってみたいな感じですかね。兄とダニエルだからAとDですね。
女性に対してはいかないけど、男性が近づいたら兄に近づくなっていうことで吊るされるということでしょうね。
すごい堂々なオブジェクトですね。ということでまた次回お疲れ様です。
