1. SCP話
  2. #372 SCP-1056-JP - 人攫いの獣
2025-02-21 20:57

#372 SCP-1056-JP - 人攫いの獣

spotify apple_podcasts youtube

紹介SCP/Tale


タイトル: SCP-1056-JP - 人攫いの獣

作者: VideoGameMonkeyMONO

ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1056-jp

作成年: 2018

ライセンス: CC BY-SA 3.0


SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3

©️SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/


1・5・9・13・17・21・25・29日更新予定

#SCP #SCP財団 #podcast


BGMタイトル: Night Light

作者: Blue Dot Sessions

楽曲リンク: https://freemusicarchive.org/music/Blue_Dot_Sessions/Nursury/Night_Light

ライセンス: CC BY-SA 4.0


【活動まとめ】 https://lit.link/azekura

サマリー

SCP-1056-JPは、知性を持つ大陸狼であり、特異な繁殖方法を持っています。このエピソードでは、SCP-1056-JPおよび関連個体の収容プロトコルや実験結果が詳しく述べられています。SCP-1056-JPは、捕まった狼型の存在が人間との繁殖を通じて知性の進化を目指している様子を取り上げています。人間の女性との関係や、その結果生まれる子供についても具体的に語られています。

SCP-1056-JPの基本情報
アイテム番号 SCP-1056-JP オブジェクトクラス ユークリット 特別収容プロトコル
SCP-1056-JPは、大型哺乳類用の収容区画に収容されます。 1日に2度、肉食獣用の餌を与えてください。
ストレス軽減のため、運動可能な優遇が設置されます。 繁殖期に、SCP-1056-JPの収容区画内にSCP-1056-JP-1が存在しない、
または死亡している場合、SCP-1056-JP-1を求めて攻撃的になり、収容違反を試みようとするため、女性のDクラス職員をSCP-1056-JPの収容区画内に配備してください。
SCP-1056-JP-1はその性質上、SCP-1056-JPと同じ収容区画内に収容されます。
SCP-1056-JP-1が妊娠中、またはSCP-1056-JP-2が授乳期間中には、SCP-1056-JP及びSCP-1056-JP-1、JP-2との接触を禁止します。
SCP-1056-JP-3となった個体は終了してください。
SCP-1056-JPとなった個体は、個体数維持のため4匹を残し、残りは終了してください。
SCP-1056-JP-4は大型哺乳類用の収容区画に収容されます。ここが修正され、SCP-1056-JP-4は成熟する前に終了してください。
説明 SCP-1056-JPは全長2から3メートルの知性を持った大陸狼です。
通常歩行に使用する足とは別に、尻尾の中間から他の足と比べ3分の1ほどの大きさの足が生えています。
この足は後述する繁殖方法において用いられます。 その生物学的起源は現時点では不明ですが、
組織サンプルからは大陸狼の他に焼鎮暗行のDNAの痕跡が確認されました。
SCP-1056-JPとは、SCP-1056-JP-1を介してコミュニケーションをとることが可能です。
SCP-1056-JPは、県下水道管理課により下水道にて巨大な生物を見たとの通報から発見されました。
発見当初、下腹部には死亡したSCP-1056-JP-1が生機によって接合されていました。
下水道には巣と思われる箇所が点在し、ネズミや魚、また人間の幼児の骨が発見されました。
SCP-1056-JPの特性として、通常の出産ではオスの個体しか生まれることはありません。
半径1km以内に存在する人間の女性の生理の匂いから発情器に入り、孤立している女性を探し出し、巣へと持ち帰ります。
対象を巣に持ち帰ると、後ろ足で対象を固定し、女性機に男性機を挿入します。
挿入された男性機は子宮へと到達すると、そこで癒着し、SCP-1056-JPか対象が死亡するまで剥がれることはありません。
外科手術による乖離実験は全て、対象の死亡という結果に終わりました。
SCP-1056-JPを終了し、剥離する実験においても対象の死亡という結果に終わっています。
SCP-1056-JP-1は、SCP-1056-JPと性器が癒着した女性です。
SCP-1056-JP-1は、性器が癒着してから体を狼へと変化させていき、およそ3ヶ月で手足が伸び、体毛が生え、また胴体部分は完全に狼へと変化します。
SCP-1056-JPに常にぶら下がる形となるため、筋肉量の増加も観測されています。
完全に変化が完了した状態であっても、SCP-1056-JP-1とは対話をすることが可能です。
食事は、SCP-1056-JPが噛み砕いたものを、SCP-1056-JP-1に与える形で行われます。
SCP-1056-JPの唾液にはオキシトシンが含まれており、完全に変化が完了するまで摂取し続けたSCP-1056-JP-1は、例外なくSCP-1056-JPに対し愛情を示します。
また、SCP-1056-JPと対話することが可能となります。
SCP-1056-JPから与える食事を接触せず、別途栄養補給をする手段を用いた場合、体の変化を遅らせることが可能です。
この場合、SCP-1056-JPに愛情を示すことはなく、多くの場合、体力の消耗から衰弱しに至ります。
SCP-1056-JP-1の変化が完全に完了すると、程なく妊娠し、出産を行います。
SCP-1056-JP-2は、生まれてきた子供です。
出産は癒着した状態で、窒からではなく、変化した体の卵管状の部位から行われます。
完全に変化が完了する前に妊娠、出産した場合、SCP-1056-JP-2によって腹部を食い破り、出産が行われます。
その場合、出血性ショックで、SCP-1056-JP-1は死亡します。
SCP-1056-JP-2は、授乳期間が終了するまでは母体と同じ形態をしており、4、5匹生まれてきます。
授乳期間にSCP-1056-JP-1が死亡している場合、SCP-1056-JP-2は、SCP-1056-JPによって殺害され、接触されます。
また、SCP-1056-JP-2が孤立しているところを他の親子体に発見されると、殺害され、接触されます。
実験と収容プロトコルの変更
行動生態学的に競争相手となる可能性のある他の子体を取り除く本能だと考察されます。
授乳期間中、SCP-1056-JPは、近寄るあらゆる生物に対し攻撃的になります。
麻酔を用いた対象への接触は攻撃性が状態化することが判明しているため禁止とします。
SCP-1056-JP-2の授乳期間が終了すると攻撃性はなくなり、対象への接触が可能となります。
授乳期間が終了したSCP-1056-JP-2は、SCP-1056-JPか人型のどちらかに変化を始めます。
SCP-1056-JP-3は人型となった個体です。
SCP-1056-JP-3は、SCP-1056-JPに変化を察知されると、SCP-1056-JP及びJP-1により殺害され、接触されます。
SCP-1056-JPとなった個体は、そのまま群れの一員となります。
SCP-1056-JP-2及びJP-3を回収するには、授乳期間が終了した直後、JP-3が殺害される前に行ってください。
SCP-1056-JPとなったSCP-1056-JP-2は、約2年ほどで性的に成熟し、発情期に入ります。
男性職員のみで構成されたサイトへ移送することで、発情期に入ることを防ぐことができます。
JP-3も同様に約2年で性的に成熟します。
外見は人間と相違ありませんが、狼と同程度の知能と体力を持ち、子宮と男性器を癒着させる特性は受け継いでおり、女性を妊娠させると、人型の獣を1匹出産させます。
JP-3と女性の間に生まれた個体が、JP-4です。
SCP-1056-JP-4は約2年で成熟し、体長3メートルから4メートルの2足歩行する狼となります。
極度に高い力を有しており、悪力は1トン以上、抗合力、噛む力は100MPa以上に及ぶと推測されています。
SCP-1056-JP-4は極めて攻撃的で、積極的に収容違反を試みます。
最初のJP-4個体は、大型哺乳類用の収容区画の扉を破壊し、収容違反を引き起こしました。
その後、現在の収容プロトコルに改定されました。
SCP-1056-JP-4は、通常の兵器で収容することが可能です。
SCP-1056-JP-3は、女性の匂いに関係なく常に発情しています。人型の子供ですね。
女性が存在しない場合、衰弱死するまで女性を探すことをやめません。
女性が存在する場合においても、常に発情している特性から衰弱死するまで繁殖行動を中断することはありません。
SCP-1056-JP-3は、衰弱死させずに収容し続ける難度と、SCP-1056-JP-4を出産するリスクのため、収容してください。
実験記録001 日付 2000 年
対象 SCP-1056-JP-2 個体群 実施方法 人間の母乳にて育成する
結果 全ての個体は SCP-1056-JP-3に変化した
分析 与える母乳によって変化する対象が変わる可能性があります。
実験記録002 SCP-1056-JP-2 個体群に対して 大陸狼の母乳にて育成する
SCP-1056-JPに変化する個体と、通常の大陸狼に変化する個体とで分かれた。
やはり、与える母乳によって変化する対象が変わるようです。
実験記録003 牛の母乳にて育成する
結果 データ削除済み SCP-1056-JP-2の大陸狼と人間以外の母乳を使用した実験は禁止とします。
何があったんでしょうね。
実験記録004 対象 大陸狼のメス個体 実施 SCP-1056-JPの生死を用いて人工受精させる
結果 SCP-1056-JP-2が5匹出産された 対陸狼との交配は可能なようです。
実験記録005 牛のメス個体 SCP-1056-JPの生死を用いて人工受精させる
JP-2が4匹出産された 一種との交配も可能なようです。
インタビュー記録1056-JP インタビュー対象 SCP-1056-JP SCP-1056-JP-1
インタビュアー・エージェント 記録開始 2000年2月1日
人間との繁殖
エージェント SCP-1056-JP-1 子育てが終わったばかりで申し訳ありませんが調子はどうですか?
JP-1 悪くないよ 子供が取り上げられたのは悲しいけど同じ棒にいるわけにいかないしね
いくつか質問したいことがあるのですが構いませんか? ああ、構わないよ
SCP-1056-JPに向かって SCP-1056-JP あなたはどこで生まれどうやって下水にたどり着いたかわかりますか?
SCP-1056-JP うなり声を上げる
JP-1 気がついたら捕獲され小さな檻に押し込められていたのだが
なれの果ての暴動に乗じて逃げ出してきた 最初の記憶がそれだ
何故急いで逃げ出したから 何せか
何せ急いで逃げ出したからどこから来たかまでは覚えていない だって
なれの果てとは うなり声を上げる
貴様らが SCP-1056-JP 4と呼んでいる連中だ だって
なぜ人を襲って繁殖するのでしょう 通常の狼の個体とは繁殖ができますよね
うなり声を上げる 畜生ではお嫁様にふさわしくない
人間の知性こそが必要なのだ 人間との間にこうなすことで子孫の知性はますます人に近づく
人の知性に追いつくのも遠くはないだろう だって
進化のための手段として人を利用しているということですか さえぎるように大きなうなり声を上げる
確かにそうだがそれだけではない私はお嫁様を本当に愛している だってちょっと嬉しいね
愛?人を愛するという感情があるのですか うなり声を上げる
当然だ我々は畜生とは違う我々は人との共存を望んでいる だってさ
それでは最後に人型の子供を接触するのはなぜですか ああそれはおまじないなんだよ
おまじない? 次の子供はより賢く丈夫に生まれてくるようにっておまじないなのさ
人型の個体は子供ではないと うなり声を上げる
あれはもはや人でも獣でもあらず次の子の糧となる他なし だって
なるほど それではインタビューを終了します
知性の進化
あ、そうだ なんでしょう
子供たちは元気に過ごしているかい エージェント3秒間沈黙
ええ 元気にしていますよ
記録終了 終了報告書 必要以上の繁殖行動は SCP-1056-JPを進化させることにつながる可能性があります
繁殖実験は必要最小限にとどめてください また技能指数の高いDクラス職員との繁殖も行わせないでください
現在の協力関係が崩れる恐れがあるため SCP-1056-JP1には
SCP-1056-JP2を個体数維持に必要な数以上は 終了していることを知らせてはなりません
ほい 人間よりも知性の高い生物と交配した場合 より高度な知能を有した存在となる恐れがあります
犬 動物 生敵 生命 生物学 肉食のタグがついています
狼ですね 人に近づこうとしている 人狼とか あとは映画で言うとスピーシーズとか
エイリアン系ですね を思い出しました 寄生タイプのエイリアン
エイリアン スピーシーズの方は女性の母体に 女性の母体って二重だな
女性の体の中に入って逆に男性をっていうお話でしたね 確かね ちょっとエッチーお話ですね
あとは なんだっけな いろいろ思いながら読んでいたんですが
コマムラ隊長がどうしても出てきますね 狼で なんか呪いっぽい感じで
人間に近づいてってなると 人狼
人狼レベルまでは行けてないんですね でも狼ベースだから唸り声でしか会話できない その
伴侶に選んだ人越しじゃないと人間とのコミュニケーションはまだできていない だからモロよりは
手前って感じですね 物がけ姫の 山犬たちよりは
位が低い まだ位が低い存在なのかな ただ繁殖の
方法というかはかなり強いですね 強制力があって だいぶ進化スピードも速そうですけどね この繁殖力なら
と思うんですが 現状はそこまで進化している個体を見つけられていないという感じですかね
で捕まえている個体は捕まえている個体で制御しているから 現状は大丈夫だと
いうことですね
scp1056 jp めっちゃ言いにくいですね 1から4まであるから余計に
4が結構 大元の狼さんも嫌がっている 忌避する存在
ということですね 4は何だったっけ 4は極めて攻撃的
はいはい8 scp1056 jp が狼 jp 1が捕まってしまった人間の女性
でその女性その女性も何か ねオキシトシンがどうこうっていうのは
あれを思い出しましたジャガーンっていう漫画があるんですけどそれに出てくる キャラの一人にそういう女性を虜にする
能力者異能者がいるんですけどそれをちょっと想起しましたね それで子供が出てきて子供の種類が
2つあるんですね普通の狼タイプの子供と人型タイプの子供があって
えっとで 狼タイプと人型に2が狼タイプ
で 3が
人型タイプ で人型タイプは
狼側 も良くないと思ってるっぽいですね
で人型タイプが 別で
子供を作ったらそれが4になるとその4がいっちゃんやばい っていうことですね
でも難しいのはより人に近づこうみたいな感じっぽいですが人に近づこうとしてるん じゃないのかな人の知性を
知性が欲しいだけで人間の体とかそういうものは望んでないのかな 434の方がより人に近い様相をしているけど
知性は感じられないですね暴れ回ってるので そういう意味でハズレってことかなハズレっていうか
まあこの 狼側には狼側的には
意味嫌われる存在なのかな はい
なんかすごい裏がありそうな 裏がありそうというかすごい裏でこういう設定があってっていう作者さんが
めちゃくちゃ作り込んでそうな感じのオブジェクトですね はいではまた次回お疲れ様です
20:57

コメント

スクロール