2024-06-06 19:05

#3 一番大事なことは組織の内側にあった!平均5000人達成の鍵は集客の「3S」(後編)

第3回は平均来場者数5000人達成の秘訣「3S」の後編です。
平均入場者1339名→5061名と約4倍にもなった要因の「3S」とは !?


【今回の内容】
・3つ目のS「組織」がなぜ集客に大事なのか

・部署間を超えた集客会議で目線を合わせる

・全社イベントを通じて文化を醸成する

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BリーグB1所属のプロバスケットボールクラブ『佐賀バルーナーズ』のフロントスタッフ2人が、プロスポーツの魅力や面白さを現場のリアルを通じてお届けする番組です。
(クラブのマスコット『バルたん』の心の声かも…!?)


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🏀毎週水曜日配信!

00:02
では今回は前回の続きということで、前回5000人来場者達成や昨年度から4倍になったところの秘訣3Sの話をさせていただきましたが、
今日はその3Sの最後のS、組織の話になりますかね。
そうですね。組織がすごく実は大事という。
最後の新規とかスケジュールと経路違う感じします?
そうですね。いわゆるマーケティング的な自然、組織作りもマーケティングの一つかもしれないですけど、
実は何をするにしてもまずはやっぱり働いているメンバーとか組織の作り方がすごく大事になる。
確かにちりちりさんってマーケティング知識とかも豊富なのでそのあたりやられてるってのもあると思うんですけど、
一方でみんなと話したりコミュニケーションしたり、そういう組織作りのところもすごい愚直にやられてるなって感じは普段から受けるんですけど。
そうですかね。でも人がやることなので、みんなが楽しくとか同じ方向を向いてやるみたいなところはすごく意識してますね。
その辺のところを体系達成というか3Sの中の1個に入ってるわけですね。
なるほどなるほど。じゃあ今年の流れをなぞらいながら今日は深掘りさせてもらいましょうか。
そうです。まず僕が佐賀に来てもうすぐ1年というところで、実はバルナーズに関わらせてもらってそんなに日が経ってないんですけど、
とにかく来た段階でまだ本当に少数生というかですね、みんなスタッフが掛け持ち掛け持ちみたいな。
いろんな役割とかいろんな仕事をやってるような状態でした。
そっかそうですね。
で、その中で今シーズン絶対に4,000人入れなきゃいけない。
Bプレミアのためには4,000人は必達でやらなきゃいけない。
で、みんなその集客が大事なのはわかってるけど、チケット以外の部署のスタッフがどうやって貢献すればいいかわからない。
何をしたらいいかわからないというところがあったので、
1回ちゃんと毎週会議しようぜというところがスタートでしたね。
それは全員ですか?
一旦そうですね、営業が入ってきたのは少し後なんですけど、
運営とか運営広報、演出系の人とか集まって会議を始めるというところで、
そもそも会議をみんなでして集客のことを考えるみたいなところがまだなかったので、
そこからスタートで、そもそもその会議にまだ人が集まらないみたいな。
そうですよね、今までやってないわけですもんね。
03:00
やってないしみんな忙しいので。
当時は何人くらいだったんですかね?
最初会議スタートした時が5人くらい。
なるほど。
今はね、毎週まだやってますけど、多いですよ。
会議室に入らないですもんね。
数が足りないって言われても10人くらいかな。
なるほどね、そっかそっか。
そこからですね、まずはね。
なのでそこでしっかり病院船に入れていくために、前回の話なんですけど、
こういうスケジューリングをしようとか、こういうイベントをしようとか、
決めていくような会議体をまず作ったというところが1歩目。
なるほど、実際どうなんですか?
結構みんなスムーズに試合やるぞってなるもんなんですか?
やっぱりこれ続けるしかないですよね、ある程度。
そうですね。
続けていくのがまず大事で、
やっぱりそれぞれ各部署、仕事もあれば、
一つの部署のKPIというか目標がバラバラなので、
集客を目標にしている部署っていうのが、
バルナーズの場合はチケットしかないみたいな感じだったと思うので、
今でもそうなんですけど。
なので、それぞれ目標が違う中で、
でも集客はみんなでやろうぜという空気を作っているというのがやっぱり大事ですね。
確かにそうですね。
僕はそのホームタウン入ってきた時に、
すんなり集客のこと一緒にやってますけど、
部門分けでいうと、集客に直接関係はしてないわけですもんね。
そのメンバーがちゃんとすんなりみんな、
集客頑張るぞって位置されてるなっていうのは、
振り返ってみるとすごい。
最初のそこの入りから同じ方向を向けたっていうところがあったので、
後から入ってくるメンバーはそれが普通みたいな。
そうですね。
みんな集客やるのがサガバルナーズですよと。
いうような空気感が作れたのがすごく大きかったと思いますね。
なるほどなるほど。
あとやっぱり営業との関わりみたいなところはすごく大事で、
最初僕が逆に営業の会議に入って、
こういうことしたいんだけどっていうのを話させてもらったりとか、
逆に営業メンバーが集客の会議の方に来てもらったりとか、
あるいは社内でやってるコミュニケーションツールがあるんですけど、
そこに営業も入って、
僕らが何してるかっていうのを見てもらったりとか、
ラインで言うとグループの中に入ってもらうみたいなイメージ。
これって大事ですよね。
確かにそうですね。
お互いに何やってるかわかんないみたいな状態がすごく気持ち悪いというか、
みんなでやった方がスムーズになることも多いですし、
特に集客なんかは、先週も申し上げましたけど、
総合力なので、みんなの力を集めた方がいいです。
フロントとしての総合力ってことですよね。
実際どうなんですか?
ただでさえ忙しい中で集客も入ってくるわけじゃないですか。
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抵抗とかあるものじゃないんですかね。
あると思いますね。
内心みんなもしかしたら思ってるかもしれない。
なるほど。
でもそれこそチラシ配りとか、
基本全員参加でやって、
みんなでショッピングセンターでチラシ配ったりとか、
っていうのができたので、
あれはすごく一体感を高めるとか、
ベクトルを一つにするっていう意味ではすごい良かったですね。
そうなんですよね。
例えばそういうのがなかったら、
営業の人とかって話すきっかけがないときもあったりするんですけど、
集客っていうのは実際にコミュニケーションする場が増えたりするので、
みんなと仲良くなれる感じで、僕はすごい好きなんですよね。
楽しいですよね。
しかもSagaでチラシ配りさせていただくと、
本当に皆さん受け取ってくださって、
応援してるよとか、
バルタンと写真撮りたいとか、
いろいろリアクションしていただいて、
すごくこちらも楽しくやらせてもらってます。
私も行くよーとか、
やっぱりみんなの配りからもらってくるみたいな。
本当に嬉しいですよね。
しかもバリナーズの場合は、
基本選手全員参加なんですよね。
必ず。
ヘッドコーチも含めて。
これは最終戦の前にSaga駅で、
チラシックブラッシュもらった時なんかは、
本当にすごい人だかりができちゃって、
途中から写真撮影会とか。
これって他のクラブとかでも、
結構やってるもんなんですか?
やってるとは思います。
あとはそのやり方だったりとか、
モチベーションだったりとか、
そういったものはね、
いろいろあると思うんですけど、
バリナーズの一体感みたいなのは、
結構珍しいというか、
雰囲気はいいと思いますね。
なんでなんですかね?
好きなんで。
あとですね、
チラシ配りもやらせていただいてて、
僕もいろんな地域でチラシ配りとか、
させてもらってるんですけど、
Sagaのチラシ配りの、
実際のその効果というか、
チラシに書いてあるQRコードとか、
QRあるんですけど、
そこからチケット、
実際買っていただいてて、
ちゃんとデータとしても効果がある、
というところが見えてるので、
なので集客につながってるっていうのがあるので、
目線合わせだけじゃなくて、
実際にそれで来てくれてるお客さんも
いらっしゃるということですね。
これはやっぱりやる方もね、
モチベーションになりますよね。
そうですね。
すごいですね、
それこそ選手全員来るとかって、
そんな簡単なことじゃないと思うんですけど、
その辺はあれですか、
風通しが良かったりとかあるんですかね。
そうですね、
ツマコフォンとかチーム側の理解が
本当にあるというところと、
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チームもやっぱり
Sagaアリーナをご満員にしたいとか、
たくさんの人に来てもらいたいって思いが
あるというところだと思いますね。
それこそヘッドコーチと
フロント側の社長と、
すごくよくコミュニケーションを取ってるじゃないですか。
これって結構普通のことなんですか?
そうですね。
それも本当にクラブによって
色々だと思いますし、
外国人のヘッドコーチだったら違うとか、
同じ状況があると思いますし、
あとは宮永が
ヘッドコーチの場合は、
GM、ジェネラルマネージャーも
兼任してますので、
ある種フロント的な
役割も担っているというところがあると思います。
なるほど、
あとはちょうど
社長の話でも出たので、
組織的なところで言うと、
さっき会議とかで
決めたことの
実行までのスピードが
異常に速い。
これはバリオネイルズの特徴だったと思います。
なんでですか?
社長の決裁が
めちゃ速いんですよね。
それは他のクラブとか見ても
結構速い?
よくも悪くもなんですけど、
決めて
これやりたいです、OK、行け!
みたいな。
現場というか、
実際に会議をやっている
メンバーのやりたいこととか、
思いついたような企画とかを
何でもチャレンジして
やらせてもらえるという環境があるので、
ここはやっぱり
非常にやりやすいんじゃないかなと。
そうですよね、どんどん頑張っていいよ
というのは感じますよね。
逆にだから面白くないからダメ
みたいなパターンありますよね。
そうですね。
そんなつまらないことで。
それおもろいみたいな。
結構任せてもらって
やる部分。
ある反面、
試合終わった後の
フィードバックというんですかね。
あれをやっているのかよく分からないとか。
そういった空口のフィードバックも
一方ではかなりあって、
それを改善して
やっていけたという。
その改善ポイントをまた会議で
話してすぐ直して
また次の試合に反映させる。
そうですね、確かにめちゃくちゃ
早いですね。
これがすごくバルナーズの
強みだと思います。
面白いものを追求するとか、
他のクラブがやらないことを
やってみるとか
というのも結構大事な一つですね。
このポッドキャストも返事一つで
おそらく面白いじゃん、いいじゃん
ってなりましたけど、
内容つまらんからやめろとか言われないようにしないといけません。
それはあり得る。
あり得ます。
社長というのはクラブの大きな魅力の一つですね。
なんだかんだやっぱり組織の
一体感とか
一つの目標に対して
みんなで向かっていく。
仮に
今シーズンも4戦に目指していて
4戦に行かなかった試合も当然あるわけで
そうなった時の
改善とか
次はダメだった部分を
12:01
取り返そうというところに
つながっていったことが
本当によくあったので。
そうですね、例えば4戦に行って
目指してるのに最初の方2戦とか3戦だったって
言ってたじゃないですか。
そういう時に2戦も入ってるんだから
良くないって思う人がいても全然おかしくないじゃないですか。
そこの温度感って
バラバラになりそうなものなんですけど
そこはどうだったんですか?
そこは言い続けるしかないですよね。
細かいところで言うと
やっぱりみんなに
今何人で
このまま行くと目標に達しませんよとか
あと1000人ぐらい
ダメですよとか
そういうのを言い続けるとか
早めに言うとか
これで意識づけしていく
そこに対して
あなたもこれやってください
あなたもこれやってください
っていうのをしっかり指示出しする
っていうところが大事ですよね。
そうですね、確かにそっか。
まずベースとして
行かなきゃなっていう認識あるけれど
自分の部門とどう結びついてるかとかも
人によって全然違うじゃないですか。
後方だったらそれ行くためにはこれが必要
もっと声かけが必要とか
大事ですね、今シーズンの
言ってしまうと最終戦
名古屋戦ですね
ここなんかもう本当に
正直に申し上げて
1ヶ月前とか
4月
入ったタイミングだと
ヤバいと
チリチリさんがヤバいってなったらみんなヤバいってなるんですよ
それ分かってないけど
本当にヤバくってもう
最終戦多分5000
ですみたいな
目標7000だったんですよね
目標は6000くらいだったんだけど
ちょっと厳しいですと
そこ行かないと平均5000
達成しない
平均5000が本当にすごいギリギリのライン
もしかしたらあと50人足りません
辛いっすねそれ
言ってたんですよね
そこからどう巻き返していくか
みたいなところを
来て先ほどのマッシーの
話にもあったけど
各部門に落とし込んで
ホームダウンはこれやってください
広報はこれやってください
運営はこれやってください
割り振ってやった結果
満員
7600
本当にある意味
今シーズンの集大成を
我々としても出せたかなとは思って
そうですね結構1週間くらい前
あまり見えてなかったじゃないですか
まさかこれだけ満員入ってくれるとは
もちろんお客さんとかがすごく
一体になってくれたのはあるんですけど
頑張ったらちゃんと
形になるんだなっていうのは
体験できたなっていう感覚は
ありましたね
最後に満員できたっていうのは
次のシーズンに繋がると
僕らも思っているので
本当に良かったなと思います
そうですね
いいですね
この招待の施策とか
そういうところはなんとなくイメージついていたんですけど
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まさかこっち側の
気持ちの問題とかもこれだけ影響しているんだ
っていうのは今聞いてみて
すごいなるほどなってなったので
諦めずに
しっかり目標に向かっていく
ダメだとしても
そのプロセスで良かったところと
ダメだったところを
しっかりフィードバックして
次に活かしていく
PDCAみたいな
話ですけど
すごくスポーツにおいても大事だと思います
なるほどな
プロスポーツならではと思ってましたけど
この目線ちゃんと合わせて
未知の状況にチャレンジしていく
みたいなのはどこでも大事なこと
バルナーズの一つの
取り組みから頑張れる何かを
受け取ってもらえると嬉しいですね
本当にもしそんなことがあるのであれば
本当に嬉しい
そうですね
アリーナに来てもらって元気届けるみたいなのも
一連の流れみたいなのが
こうやって伝えられることで
さらにいろんな広がりを作れるのは
ちょっといいですねって感じ
せっかくこのライジングシャースの話になったので
今年5000
4000目標からしたら
すごい良かったと思うんですけど
来期どうするとかっていうのがあったりするんですか
まさに今その計画を作っていって
あんな方もできてはいるんですけど
最初で僕らの最後の
満員にした勢いを
来シーズンの開幕から
一気にいければ
サガバルナーズ今年も
頑張ってやるなと
見せたいなと思います
いいですよね
最初の方に
満員の熱気を感じてくれたら
それ続けたいなってみんな思ってもらえるような
状況を作れたらいいですもんね
じゃあ個人的には
平均7000目指しておきます
そうですね沖縄
急に負けないぐらい
なんかね夢じゃないような感じもしちゃいますけどね
実際ね今年
他のクラブ
仙台駅内ナーズとか
全試合満員で
逆にそれぐらいやらないと平均4000に
いかないっていう
ところのプレッシャーがあって
それをしっかり超えてきているクラブも
やっぱりあるので
各クラブ我々もね
学べるところがあるなと思って見てます
そうですね
なんかこうやって話をすると
ちゃんと言葉にできるように
落とし込んで学ばなきゃいけなくなってくる
半年後ぐらい
全部のクラブの全部のことが
わかりますよみたいな
面白いですね
リスナーが増えますね
ありがとうございます
今日の話をもう一度まとめると
まず一つは5000人達成の
3S最後のSの組織
この部分は大きく
2つぐらいポイントありましたかね
目線合わせのために
みんなが主客大事って思うための会議体とか
そういうイベントをしっかり用意すること
特に一人一人すごく忙しい中だけれども
ちゃんとそこは
メンバー一人一人向き合って
ちゃんと来てもらえるような取り組みをするという部分ですかね
それに加えて
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ちゃんとそれを文化としていくというところで
チラシ配りみたいな
全社一緒にやるようなイベントで
その目線をしっかり合わせるの大事だよねっていうのを
文化として醸成していく
その部分にありますかね
みんなに声かけしてやってもらう
そうすれば自然と火がついて
どんどん盛り上がって楽しい雰囲気で
会議とかチラシ配りができたら
主客にもいい影響があるんじゃないかなと思います
そうですね
確かにそのイベント楽しかったのと
それが最終的に最終戦結果になったりする
この成功体験みたいなのが
重なってくるとよりその文化も加速しそうですもんね
そうですね
みんながやってよかったなって思ってくれたら
次もやれると思って
いいですねありがとうございます
じゃあこの成功体験をさらに
来季の開幕戦で
みんなで満員を作って加速していけるように
頑張っていきましょう
今日はマイクを利きいただきありがとうございます
ありがとうございました
それでは
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