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2024-09-04 13:47

Level 422 N - "舞台裏控室"

タイトル: Level 422 N - "舞台裏控室" 作者: Japanese_Ogre ソース: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com/level-422-n 作成年: 2024 ライセンス: CC BY-SA 3.0
 ©️The Backrooms JP Wiki: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com 4・8・13・16・19 22・25・28・31日更新予定 #Backrooms #バックルーム #podcast

BGMタイトル: Felt Lining 作者: Blue Dot Sessions 楽曲リンク: https://freemusicarchive.org/music/Blue_Dot_Sessions/The_Cabinetmaker/Felt_Lining ライセンス: CC BY-SA 4.0

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Level 422 N 危険度3 空間信頼性安定、実体信頼性的対的。
Level 422 N は、Backroomsにおける422 N番目の階層である。
概要。Level 422 N は、楽屋、ダンス部屋、小道具、大道具が入った倉庫などが廊下でつながって、無限に続く部屋である。
高術する現象に侵された侵入者を除き、異常な生物は見つかっていない。
気温は、摂氏は20℃前後の快適な温度に、湿度は50%前後に常に保たれている。
ここでは未知の方法で電気や水道の水が供給されている。
全ての空間で埃は少なく、照明も明るく、探索も行いやすい。
環境的な側面からの探索者に対する危険は非常に低い。
しかしながら、高術の理由から、若年者や複数人での侵入は極力避ける必要がある。
各部屋の詳細。
放浪者の報告などから現在までに以下のことが判明している。
この他にも、未知の種類の部屋や空間が存在すると噂されている。
楽屋。
大きさはワンルームマンションの部屋が十数個合わさったぐらいの大きさであり、
複数人が同時に着替えをすることができる十分な広さである。
部屋は未知の原理で、常に清潔な状態に保たれている。
壁には化粧台、洗面器と鏡が置かれており、
引き出しには円目の台本、化粧品、ヘアドライヤー、石鹸などが入っている。
化粧台の向かい側には衣装クローゼットがあり、
様々な材質の素材でできた衣装がある。
引き出しや衣装の品質は様々で、
安物や文化祭の出し物レベルのものから、大規模な劇団が使うものまで千差万別である。
引き出しやクローゼットの用具はしばらくすると再度補充されるようである。
フローリングの床が敷き詰められ、壁には鏡が敷き詰められている。
部屋は未知の原理で、常に清潔な状態に保たれている。
天井付近の壁にはスピーカーが吊り下げられている。
ダンスルームには音響機器とピンマイクが置かれており、
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ミュージカル曲や舞台BGMが無作為に延々と垂れ流され続けている。
曲を止める試みが現在までに成功していない。
倉庫。小道具、大道具が入った倉庫である。
剥き出しのコンクリートの壁で薄暗い場所である。
確認されているものは食品サンプル、舞台背景のセット、
机や椅子など様々なものが所せましと無造作に置かれている。
楽屋の物品同様品質は様々で、段ボールで作った大学の出し物程度のものから、
大規模な劇団やテレビドラマで使われるような精巧なものまで様々である。
廊下。楽屋、ダンス部屋、倉庫を繋ぐ通路となる空間である。
稀にトイレや安全な出口である屋上へと繋がる階段がある。
廊下は人がすれ違えるぐらいに広い広さがある。
異常現象。この階層では奇妙な現象がいくつか報告されている。
多くが探索者に対して危害や不利益をもたらすものである。
この現象は誰にでもに発生するものではなく、発生条件があるものも存在する。
怪奇現象。衣装を着ている、楽屋で化粧をしている、
ダンスルームで練習をしている時などに発生する現象である。
そのほとんどが行動を妨げたり、対象の心身に危害を加えたりするものである。
対象が若いほど確率が高く、またより危険なものとなる。
鏡に座っているとヘアアイロンを当てられたような火傷の跡が残る。
身に着けていた髪飾り、かつら、アクセサリーが突如として壊れる。
ダンス部屋を汚すとどこからともなく靴が飛んでくる。
衣装の着想に乱れがあると、どこからか嘘つきという声が聞こえ、
次の瞬間、頬に軽い痛みを覚える。
ダンスルームで動きやセリフ、表情や動作を少しでも間違えると、
心がないのか、と罵倒され、さらに間違え続けると、
嘘つき野郎、心がないのか、とスピーカーから罵倒される。
注釈
ある報告者は現実世界にいた時にお世話になった大先輩の声や口調にそっくりだという。
だが報告者は、この先輩は非常に面倒見がよく優しかったと言い、
この現象に強い違和感と気味の悪さを覚えた、という。
ダンスルームで体型がふくよかだと、デブやふくれ顔、とスピーカーから罵倒される。
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注釈
道場、先輩からの声、に聞こえるですね。
自作の用具や物品、台本などが、意図しない形に一部勝手に書き換えられる。
変異
これは、衣装部屋で衣装を着て、ダンス部屋で踊りながら歌やセリフを発する時に発生する。
対象の歌や踊りが上手なほど発声確率や効果が高まり、持続時間が長くなる。
性格変容と打ち消すような有益なものもあるが、多くは変容を増強する恐れのある危険なものである。
現在までに効果がはっきりと判明しているものについて記載する。
フランスの軍人貴族の衣装
レベル420Nのそれと似た作用をもたらす。
この服装は数が少なく、なかなか見つからないことが多い。
女刑事の衣装
周囲の人間を犯人扱いして、やってもない犯罪を実況させようとする。
日本の少女の衣装
高飛車になり、加えて感情的になる。
古代エジプトの衣装
態度が王兵になり、相手を束縛することを望む。
好む。
ネシリ人の王の衣装
自分より下の立場の人間を責め立て、相手に対して自らの優位性を誇示することを好むようになる。
これ以外にも数多くの表意の種類があることがわかっているが、断片的な報告のみが寄せられており、詳しい内容は不明である。
衣装を着続けると、その衣装の役と一体化する現象のようである。
例として、塗った覚えのない真っ赤な口紅がなぜか必死に擦っても落ちない。
着ていたはずのTシャツが塩尾服に変わっていて、なぜか脱ぐことができない。
歌った記憶のない海外の曲をなぜか何度も口ずさんでしまう。
勉強したことのない外国語で話し始める、などの現象が現在までに報告されている。
衣装を着たままダンス部屋で踊ったり、歌を歌いながら役を演じると蒸気の効果が強まるばかりか、以下の異常行動が生じる。
自分より優れている相手に対して、存在を決して死ねばいいのに、私の視界に入るな、と雑言を浴びせたり、
何々するな、と必要以上に相手を束縛する。
他者の振る舞いに対して不寛容になり、妬みや悲我みの感情が強くなる。
活動的で社交的になるが、一方で攻撃的になり、情緒不安定になる。
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年下に対して罵倒したり、難癖をつけて嫌がらせをしたい欲求に支配される。
自意識過剰になり、脅迫的になり、相手を束縛、監視するようになる。
愛想がよくにこやかだが、復讐心や競争心、敵対心が強くなる。
人や物事を、外見や相手の地位だけで判断する。
以上の異常行動は単独で探索している場合でも発生し、その場合はメールやチャット上の暴言として現れる。
これらの効果は不可逆的であるが、他の階層の性格変容で上書きすることで効果を低減されたり、減少・消滅させたりすることができる。
年齢が高くなるにつれて作用が強くなるが、特定の階層での滞在期間が長い人や、特定の衣装を着ている人には作用が起きないと言われている。
入り口と出口、階層への入り方。
レベル20Nでとある色の電車に乗ると、レベル422Nに移動するとの報告が寄せられている。
レベル2Nなどの学校の階層で、内部で演劇やダンスをしていると思われる音楽や静音が漏れ聞こえる教室に侵入すると、レベル422Nのダンスルームに移動したとの複数の報告がある。
階層からの出方。
屋上から飛び降りると、マンションの十数階程度の高さがあるにも関わらず、レベル420Nに無傷のまま移動する。本階層唯一の安全な脱出経路である。
倉庫内で稀にある96と書かれたドス黒い扉を開けると、レベル72、71Nに移動する。すでに変異が発生している場合は一部例外を除いて非推奨である。
稀に存在する窓を突き破って外に出ると、レベル240Nに移動する。
古代エジプトの王様の衣装を着ながら悪態をついていた探索者が突如行方不明になり、後日レベル829Nで野球バットを振り回して狂っている姿が目撃されている。
初めて投稿されたレベル422Nの写真。ダンスルームですね。鏡張りの部屋。
敵対的。実体信頼性が敵対的。敵対的になるのも込みで敵対的な音声が聞こえてくる。
ヘアアイロンが当てられたような火傷の跡が残るとか、しっかり肉体的にもダメージがある場合があるので、確かにそれは敵対的だね。
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これはあまり深掘りはしないでおきましょうか。
この階層からの出方とかね、ちょっとうーんって感じのところですが。
96ってなんだろうな。
傲慢になっていく。傲慢な人間からの攻撃を受けるかつ、それらの衣装を着たりとか。
やるか?衣装を着たままダンス部屋で踊ったり、歌を歌いながら役を演じる。やるか?
例えばそういう活動をしている方だったら、あるいはストレス発散としてってことかな。
バックルームに迷い込んで、迷い込んで、迷い込んで、この空間、この階層に出た時に懐かしいな夫婦みたいな感じで、ちょっと気分転換でやっちゃうかもしれないってことですかね。
あるいはここには書いてなかったはずですが、そういうやりたくなるみたいな気持ちを弱気させるような要素もあるのかもしれないですね、この階層には。
ではまた次回お疲れ様です。
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