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はい、こんにちは。メイク講師のしぎはらあやかです。今日はですね、いつものメイクとかマインドとか、一応美容的なことをよく話してますけど、今日は全然違って、認知症のおじいさんを保護して警察に引き渡しましたという、ちょっとした私の雑談というか、ちょっとしたシェアですかね、を話そうと思います。
時系列から話すとすごく話が長くなっちゃうので、簡単に言うと、土曜日の朝、9時前に家から車を出した時に、ふらふら歩いてるかつ、そのまま日陰にペタンって座り込んだ不思議なおじいさんを見たんですよ。変なの?みたいな、と思ってました。
次、同じ日の夕方4時半にスーパーに出ようと思って、また車を出したら、なんと今度はマンションの、私マンションなんだけど、マンションの駐車場あたりで、またふらふら歩いてるおじいさんを見つけて、もうその時の様子がさ、明らかおかしくて、散歩してる風じゃないの。
なんか目線謎だし、どこ見てんだって感じだし、で、なんかやばいんかなと思って車止めて降りたら、もうその私が走行しようる間に日陰でペタンと座り込んでたのね。
で、これ認知症?っていうか迷子?何?熱中症?みたいな、なんだろうと思って、話しかけたと。話しかけて、話せば話すほど会話自体はできるけど、中身が尻滅裂みたいな。認知症の人と会話したことなかったからさ、私今までほとんどね。
だから会話自体はできるよ。どっから来たん?って言ったら、あそこから来たみたいな。で、なんかどうやって来たん?みたいに聞いたら、仕事で車で降ろしてもらって、俺は仕事で何軒か回ったんやみたいな。
ん?みたいな。そんなヨボヨボで仕事できる?とか思いつつ、あ、そうなんや、仕事しとったんやな、みたいな。うーん、っていう感じで。なんか敬語だかため語だかわかんないけど、私も一生懸命話しかけて。で、もう一回わざと同じ質問したりして、で、どうやって来たん?みたいな。
そしたら、車で来たんや、自分で運転して、そこに泊めとんや、みたいな。いや、ないよ、そんな車と思いながら。あ、そうなん?車で来たん?ほんと?みたいな。
でさ、こんなとこおってももうしんどいやろうって、もう帰ろう帰ろう、みたいな。おじいちゃん帰ろう帰ろう、もう車で来たんやけん、車乗って帰ろうって、一緒に行こう、車までって言ったら、いや、歩けんのや。
足の裏が豆ができて、両足とも歩けんようになったんや、みたいな。うーん、みたいな。で、ところで水分取ってる?みたいな。水飲んどんって聞いたら、そんなもん持ってるわ、車の中入ってるわ、みたいな。
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分かった分かった、ほんだら水分もいるしさ、日焼けしとるし熱中症の可能性もあるで、みたいな。で、車にさ、その水取りに行こうよって言っても、全く起き上がる気配なくずっとペタンって座ってるし、ん?嘘ついたんか?みたいな。
実際は車なんてないんですよ。あそこに止めとるって言うけどないんですよ。できっとずっと水分も取ってないんですよ。なんか干からびそうな感じだったもん、なんとなくね、顔の感じからね。
軽め熱中症だったのかもしれないし、ということで、これは認知症だなと思ってどうしようかなって思っていたら、近所の人が通りがかってくれて、とっても優しい家族でした。
60代のご夫婦と、その息子さんと、さらにその子供と、つまり孫ちゃんね。で、私がこんなこんなで、ここまで話聞いて多分これ認知症だと思うんですよねって言ったら、分かった俺電話するわって言って、その息子さんが電話してくれて、
結局ずっと一緒にいてくれて、なんやかんやで、そのおじいさんを最初に発見してから多分4、50分は経ってたと思う。警察が最後来てくれるまで、なんやかんやで。
はい、ということです。で、なんかその時に一つ学びになったのが、60代ぐらいのご夫婦が教えてくれたのが、認知症の人にあなた認知症でしょうとか、あなたボケてるわよみたいに言ったら逆上することもあるから、
そつなく会話をとりあえず続けといた方がいいと思う、みたいなことを教えてもらって、もうだからひたすら雑談ですよね、警察が来るまでは、雑談でつなぐみたいな。
勝手に逃げられたら危ないしね、立ち上がってこけても危ないから、という感じで会話を続けたりしましたね。
なので、優しい家族に助けてもらってよかったなっていうのと、あとなんかもう一つ気づいたというか、自分の中であって思ったのは、私も丸くなったなです。
まず、私、いい人でしょってすごいでしょって言いたいわけじゃなくて、多分18歳とか20歳とか若かりし頃の私だったら、助けてないと思う。
なんかやばい奴おるわ、みたいな、ってするしてたかもしれない。ちょっとわかんないけど。
でもなんか38歳の今になって、人に優しくするというかさ、明らか困ってそうやったしさ、助けようって思えたのはよかったですね。
ただ、途中でいくつか疑問に思ったのが、私がずっとおじいさんに話しかけたりとか、警察が来てなんやかんやっていうこの一連の流れの中で、無視して通り過ぎていく人もいっぱいいた。
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自転車のおばちゃんとか、もちろん車の人とかも。
でもなんか中には自転車で通りがかったおばちゃんが、え、どうしたんどうしたんみたいな感じで聞いてくれる人もいたりして、
地方っていうか田舎の良さも感じつつ、田舎だからといってみんながみんなどうしたんって聞いてくれるわけじゃなくて、
めんどくさそうというかさ、なんかやばそうだなみたいなさ、でスルーする人もいて、なんか寂しい時代というか寂しい世の中だなーってちょっと思ったりしました。
はい、めっちゃくちゃ余談ですが、
あの、その尻滅裂な認知症のジジイでございます。ジジイって言っちゃったよ。
ジジイですけれども、60代ぐらいの助けてくれた家族のおばちゃんが、
あなた良かったわね、みたいな肩たたきながらね、あなた良かったわね、こんな素敵な人に助けてもらって良かったわね、とかって途中言ってたりしたんですよ。
そしたらね、そのボケてるじいさんがね、
そうや、こんな別品さんに話しかけられてなんて返したらええかわからんわ、とか言い出して、あそこはボケてないんかよと思って、
まあ別品さんと思ってくれたならよしとしましょう、みたいな感じでした。
あともう一個余談ですが、うちの母は看護師をしていまして、デイケアセンターでね、20年以上働いている、
ボケた老人に関してはもうエキスパートなんじゃないかと思うんですけれども、
そんな母に一連のこの話をしたところ、すごいやん、徳積んだやんということで、なんか褒められました。
そうか、彩香さんは徳を積んだのかと、ちょっとだけ嬉しくなりました。
はい、ということで、いつものメイクのね、分野の話ではないんですけれども、
きっとこれから先さ、自分も避けては通れないというか、私なのか家族なのか親なのか、きっと誰かはいつか認知症になる可能性だって大いにあるじゃないですか。
だから、あ、こんな感じなんだっていう、めちゃくちゃ歩けちゃうらしいしね、今自分がどこにいるかもわからないし、
でも迷子になったっていうのはプライドがあるから多分言わないんですよ。
そのおじいちゃんも、この道まっすぐ行ったら帰れるんやって何回も言ってましたしね、まっすぐじゃないしと思ったけど、
てかむしろ5キロ、まあ4キロか5キロぐらい離れてるしと思ったけど、
だからなんか、はあ、ねえ、なんか、なるべくならボケない老人になっていきたいなとも思ったし、
ボケたらボケたでこんな感じになるんかとも思ったし、なんかこう、せちがらいっていうかな、せつないっていうかな、せつないか、
気持ちにもなったし、だけどね、こうやって助けてくれる人がきっといるだろうから、
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ねえ、自分がしっかりしてるうちは助ける側になりたいというか、助ける側でいたいなとも思いました。
はい、というわけでどうやら一つ徳を積んだということなので、何か良いことがこの後起こりますようにと思ってます。
ということで今日はちょっと雑談会でした。ありがとうございました。じゃあね、バイバイ。